PDFファイル⇒17年12月天秤棒駅頭33

行政調査の朝は、駅立ちは中止
昨日から、越谷市議会の建設常任委員会の行政調査で、2日間に渡り、高松市で地域公共交通の強化、推進について、岡山市で下水道事業における地方公営企業法の適用について調査。
 行きは飛行機で羽田空港に午前9時集合のため、朝駅立ちは中止した。
(11月17日)

電池切れのため夜駅頭中断の恩恵は?
昨日の駅立ちは、朝は午前6時から新越谷駅西口を、夜は午後7時からせんげん台駅西口で取り組んだ。
午前8時30分終了間際に、黄川田 仁衆議員と出会い、当選のお祝いを述べた後、越谷市長選挙の畔上候補(自民党推薦)の惨敗の原因をお聞きした。すると、やはり史上最低の投票率が大きく影響した。
また、準備に4ヶ月しか取れず浸透が出来なかった、との話だった。
選挙の結果には様々な見解があるが、市民に最も近い市長への投票権の放棄が、何故これ程だったのか、更に分析が必要だ。
夜の駅立ちは寒さが身に染む中の実施だった。すでに朝だけでなく、夜の実行も3年が過ぎ市民も慣れて来た。
それだけに、市政レポートは順調に配布が続き、中にはペットボトルの差し入れも何時もの様にあった。
ところが、マイクの電池が午後8時40分で切れてしまった。
点検を怠っていたためだが、止む無く中止した。ただそのために、午後9時からのテレビドラマ「民衆の敵」(地方議員を描く、篠原涼子さんが主演)を見られたのだが、複雑な心境だった。
 夜の時間帯には、会議や集会の日程が詰まっている中、午後7時から午前0時までの5時間を空けて夜駅立ちを計画するため、次の予定を組むのは大変だし、体調との相談もある。
更にこれから気温が下がり続けるし、夜は尚更のことだ。(11月21日)

医者に謝られる、初体験の診察
今朝の駅立ちは、午前6時から蒲生駅東口で開始した。自宅を出る午前5時過ぎは、まだ暗くしかも猛烈に寒い。自宅から最も遠い駅でもあり車に乗っている時間も寒さが襲って来る。
これから2時間30分の活動を続けるのは、長年やっていてもこの時期は苦手なものだ。
駅では終了の午前8時30分頃には、時々のぞく太陽の柔らかく、暖かな光に包まれてひと心地出来た。
この頃、馴染みの高齢女性から、毎回の1000円のカンパを頂いた後、越谷市長選挙の話になった。
畔上さんに投票したんですが、残念な結果でしたねー。それよりも増して、投票率が27%だった事が、ショックでした。
何故市民はこんな大切な選挙に行かないのでしょうか、と少し悲しい様な顔をされた。
すみません、市議として大変責任を感じています。何とかしなければならないのですが結果は深刻な事態です、と応じたのだが。
ただこの問題は根が深くそう簡単には解決が出来ない。
3か月前から左腕の側わんが、ぶつけたり、酷使したわけでもないのに、痛くて自由に使えない。
 (診察して分かったのだが、毎日の駅立ちが、ほぼ20年間に渡り、市政レポート等を左手で持ち続けて配布しているため、筋肉への疲労が加齢によって悲鳴を上げていたのだ)
意を決して、整形外科に診察に行くことにしたのだが、これまで一度も整形外科に行ったことはなく、そのためネットで越谷市内の病院を調べて口コミ星4つの“やざわ整形外科クリニック”に直行した。
レントゲン撮影の後、1時間程待ち合室で待機して診察を受けた。
先生曰く、これは所謂“テニス肘”で加齢による筋肉疲労の典型的な事例です。
時々前立腺肥大等が原因で痛みがあることがありますが、安心して下さい、との事。
えー、つまりこの筋肉痛は、年齢によるもので痛みの緩和は出来ても完治しないと、と言うことですね、と私。
そうです、私(先生)も右腕が同じ症状で治りません、と優しく言って頂いた。
そして、お役に立てなくてすみません、と謝られた。
これまで様々病院の先生から診察をうけたが、こんな言葉を初めてだった。
ネットの口コミの通り、優しく、親切な先生に会ったことで、腕の痛みを暫く忘れてしまった。           (11月21日)

また、のし袋でのカンパを頂く
今朝の駅立ちは、大袋駅東口で午前6時から大袋駅東口で開始した。
今日は、私のタウンミーィングを明日午後6時30分から、白川事務所で開催するため、その案内のチラシも市政レポートとともに配布した。午前7時30分過ぎ、馴染みの高齢男性から声が掛かった。こんな寒い中毎日ご苦労様ですね。自分は一日中暖かいビルの中で仕事をしているので寒くはないのだが、との話。
えー、どんな仕事をされているのですか、と尋ねた。
小学校や中学校、高校、大学、専門学校で使用する記章を製造している。
昔は大変会社は、忙しかったのだが、当時は100校もの学校から注文があったが、最近は70近くまで減ってしまった、とも事。
やはり、少子化の影響がこんな業界までに及んでいる。
午前8時頃、前回の駅立ちの時、お茶でも飲んで下さい、小さなのし袋に入った1000円札のカンパを頂いた市民の方から。
今回も同じようにのし袋で1000円のカンパを頂いた。
私がこの駅で市政レポートを配布する日は、想定することは出来るが、正確には市民には把握出来ない。(ひと月に2回のペースで順次市内6駅での駅立ちなので、ある程度は推測できるとしても)
にも拘らず、キチンとのし袋で手渡しして頂けるのは、日ごろ準備していなければ実行が出来ないはずだ。
こんな心使いに暫し寒さが遠のいた。
            (11月30日)

今日は世界エイズデー、HIV感染者は全国で1日4人
今朝の駅立ちは、北越谷駅東口で、午前6時前から開始した。今日は小雨模様で小さな雨粒が降る中だった。この時間帯では、傘をさしての通勤客はいなかったのだが、時間が経つにつれて雨が少しずつ強くなり、傘を広げての市民が増えていった。
 このため、街宣用具はのぼりだけとなったが、市政レポートの受け取りは、日ごろとほぼ同じ状態。すでに駅立ちは日常の風景となっているので、用具やたて看板のあるなしではなさそうだ。午前7時30分頃、越谷市の職員からポケットテッシュでのチラシを頂いた。今日は“世界エィズデー”でその宣伝をしている、との事。
              (12月1日)


PDFファイル⇒17年 11月天秤棒駅頭32

夜の駅立ちにも、慣れてきた市民が多い
昨夜の夜駅立ちは、午後7時から午前0時までの5時間、せんげん台駅東口で実施。
この間衆議院、越谷市長選挙があり駅立ちは中断していたものの、夜の駅立ちも始めて3年が過ぎたせいか、夜遅くの活動に驚く市民が当初多かったのだが。
この日は慣れてきたのか、笑顔で市政レポートを受け取る市民が目立った。
また、寒いでしょうが、頑張って下さい、とペットボトルや缶コーヒー等5本も様々な市民から差し入れが続いた。
30代の女性や中年のサラリーマン、中には20代前後の男性からも頂いた。午前0時近くの到着電車からの市民でも市政レポートを受け取って行く市民がおられる。毎日こんな時間まで仕事をしている市民が多い。
長時間労働が日常化している現実がここからも見て取れる。しかも実質賃金は、この間低下しているにも拘わらず。
            (11月10日)

自己責任論を乗り越えるために
昨朝の駅立ちは、岩手県盛岡市の岩手大学で開催された“第50回公的扶助研究全国セミナー「いのち」と「くらし」を守りたい岩手で考える「人権」”に参加のため中止した。
毎年このセミナーには参加しているが、生活保護世帯は、支援が必要な市民の2割にしか過ぎない。
 つまり、生活保護の対象である所得以下で暮らしている市民が、8割もいるにもかかわらず、保護が行政窓口への申請主義であったり、保護基準の引き下げや“世間体”を極度に気にする等の理由で、格差と貧困がますます広がり続けている。(保護を受けるなら、死を選ぶ市民がいるほどに)
この背景には自己責任論が大手を振っている現状があり、この現実を変えるために学ぶ。
(11月11日)

越谷市長選挙の結果に、憤る市民
今朝の駅立ちは、通常通り午前6時から越谷駅東口で開始。
 30分後、馴染みの40代前後のサラリーマンの方から、朝の挨拶を交わした後、500円のカンパを頂いた。
 毎回同額のカンパを定期的に頂いている。
ありがとうございます。午前8時頃、旧知の高齢サラリーマンの方と選挙の話題になった。
特に越谷市長選に関して、5人に1人しか投票せず、今後4年間を現市長に任せる等、市民は一体何を考えているのか、との怒りの声だった。
 直ぐに同じ意見を、やはり中年のサラリーマンから聞いた。あんな市長が当選するなんて考えられない、と同じ様に憤っておられた。得票率15%で当選する現実。
この史上最低の投票率となった責任は、2期8年も続いた現市長の市政運営に大きな問題があると同時に、私を含む議会にも責任がある、との話をお二人にした。
その後一旦改札に向かった男性から、戻って来てパンとコーヒーを頂いた。
初めての差し入れだったが、私が駅立ち終了後に朝食を取るのを知っておられたのだろう。
当然美味しく食べさせて頂いた。   
(11月13日)

“駅頭シリーズ”への反応は上々
今朝の駅立ちは、北越谷西口で午前7時から始めた。直ぐに自転車誘導係の馴染みの高齢男性から、街宣前に掃除をする私のほうきを指さして話し掛けられた。
先の市長選挙の期間中に、同駅で街宣活動をしていた畔上候補の運動員が持っていたバッグが、ほんの少し目を離している隙に置き引きに。
以前にも置き引きが発生しているので、注意する様に教えて頂いた。
午前7時30分過ぎ、スピーカーの声が聞こえるのか、東口から馴染みの高齢サラリーマンがわざわざ歩いて来られて、がんばっておられるので、と1000円のカンパを頂いた。
更に午前8時過ぎに30代のサラリーマンから声が。
何時ものチラシはありますか、と尋ねられた。
えー“一心太助の天秤棒”ですね、と私。そうこれ面白いですよ、との返答に。どこが面白いのか話になった。
夜の駅立ちで女子高校生から缶コーヒーの差し入れがあった話や一旦市政レポートを受け取った後、戻って来ての差し入れ等、様々な市民と接触している事、が興味深いとの事だった。
普通の市民にとって市議は敷居が高いものだが、そんな関係をフラットに変えようとしている姿を感じるし、自分もその中の市民でいる事に安心感があるとの話。
そして夜の駅立ちは5時間にも及んでおり、次の日の朝も駅頭があり、体力がないと出来ない活動ですよねー、と付言された。そう体力以上に精神力が必要だ。   (11月14日)

どうせ金を貰って、自民党に入るんだろう?
今朝の駅立ちは、新越谷東口で何時も様に駅前清掃の後午前6時から開始。
午前7時過ぎ旧知の高齢サラリーマンから、また1000円のカンパを頂いた。
さっきせんげん台駅で菊地議員が、駅立ちをやっていましたよ、と話された。そうですか、菊地議員も頑張っていますから、と私。それから直ぐに。
市民団体の代表役員をされている、馴染みの高齢男性から、先般越谷駅でも見ましたが、今朝は何時からやっているのですか、と尋ねられた。
午前6時からですよ、と私。そんなに早くからやっているのですか、との驚いた様子。
これから工藤越谷市議(共産党)の一日バス旅行に参加するとの事。
へー共産党の市議さんでもバス旅行とか開催するのですか?と私。
日頃はあまりプライベートな事まで話す機会がないので旅行を機会に親しく話すのが楽しみです、と応答された。
そうですね、市議はまず市民との人間関係の上で、政策や指針を聞いたもらえるものですねー、と話した。
午前8時30分頃高齢男性が近づいて来て。
何党か、と。無所属ですと私。するといきなり怒鳴りつけられた。
どうせ当選したら、金を貰って自民党に入るんだろう、と。
何故そう思うのですか、と聞いても興奮して同じ事を繰り返す。
あなたは、私の事を何も知らないでしょう、何か知っているのですか、と聞いたが、全く反論出来ず無言で去って行かれた。
政治家に対する、日ごろの不満をぶつける友人もいないので、私をターゲットにしたのだろうか。
通常ならハイハイと黙って聞く政治家だと思ったのだろうが、私は何時もこんな場面でも対話をしようと試みる。
しかし、例外なくこちらからの会話に応じた市民はいない。行き場のない不信が渦巻いているのだろう。
政治家や官僚、企業などへの縦の不信と同時に地域や友人、同僚など横への不信も広がっている。          (11月15日)


メルマガ♯がんばろう、日本!         №232(17.12.1)

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Index 

□ 12月3日 シンポジウムのご案内  

「立憲民主主義の観点から考える外交・安全保障 ~国際協調の再構築は可能か~」

□ 「お任せ」「ダメ出し」の消費者民主主義から、

  パートナーとしてともに担う民主主義へ

●「立憲民主主義を支える意思をつくりだす」 

 そのための言論空間を、どうつくるか

●立憲民主主義的なガバナンスを、どうつくりだすか

□「囲む会」のご案内 

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□第107回 シンポジウム

「立憲民主主義の観点から考える外交・安全保障 ~国際協調の再構築は可能か~」

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12月3日(日)1300から1700

TKP神田駅前ビジネスセンターホール5階

https://www.kashikaigishitsu.net/facilitys/bc-kanda-ekimae/access/

参加費 2000円

【パネリスト】

川島真・東京大学教授 李鍾元・早稲田大学教授 大庭三枝・東京理科大学教授

大野元裕・参議院議員 佐橋亮・神奈川大学准教授

【趣旨】

「核兵器をちらつかせながら罵倒しあうトランプと金正恩」「独裁体制を強める習近平」・・・

国際環境は、戦後秩序の枠組みが機能しなくなっていることから「予測不可能性」を高めています。すぐには決着がつかないであろう時代に、「正義」を振りかざすのではなく「正気」を保っていくための論点・視点の整理ができれば、と思います。

また「立憲民主主義」という価値観(戦後秩序の基礎にある価値観)が、多少なりとも実感的に語られるようになってきましたが、わが国周辺においては、それが共有されているとは言いがたい状況です。このようななかで外交・安全保障の方向性をどう考えていくか、とくにアメリカをアンカーとした国際協調が成り立たなくなりつつあるなかで、どのような国際協調が可能なのか、ということを一つの軸にしたいと思います。

ぜひ、ご参加を!

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「お任せ」「ダメ出し」の消費者民主主義から、

パートナーとしてともに担う民主主義へ

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●「立憲民主主義を支える意思をつくりだす」 

 そのための言論空間を、どうつくるか

 安保法制を契機に人口に膾炙されるようになった立憲主義を、政治の座標軸として定着させることができるかどうか。2017年総選挙を経た後のステージは、このようなものとなる。「立憲主義の側なのか、反立憲主義の側なのか」では、このステージは見えてこない。

 「非常時だから、一任を」に流される民主主義観なのか、踏みとどまる民主主義観なのか。2017年総選挙をめぐる分岐はここにある。前者の立憲的独裁に道を開くのは、「反立憲」ではなく、膨大な非立憲(消費者民主主義)の空間だ。

 今日の立憲主義は立憲君主制ではなく立憲民主主義、すなわち国民主権である以上、人々のなかに「立憲民主主義を支える意思」をつくりだし、深めるという主体活動抜きにはない。そのことの〝弱さ〟が非立憲の空間(消費者民主主義)を温存し、立憲的独裁に道を開く。こうした性質のステージが始まった。

 立憲民主主義を深める、立憲民主主義を支える意思をつくりだす、そのための言論空間をどうつくりだしていくか。ここからさまざまな議論、問題設定、切り口などを整理して、この切り口からは立憲民主主義を深めることにつながるが、この切り口ではつながらない、といったことを実践的に集積していくことが必要だ。政権に対する追及も、立憲民主主義、主権者意識の涵養につながる追及なのか、というところから判断基準を整理したい。

 政策思想の軸についても、例えば「立憲民主主義を深めるための憲法改正とは」、あるいは「立憲民主主義と財政民主主義からの『税と社会保障の一体改革』とは」とか、「立憲民主主義を支えるインフラとしての社会関係資本、およびそのための社会的投資とは」といった切り口が考えられる(459号掲載の6/18シンポジウム、ならびに今号掲載の10/21シンポジウムも参照)。

 じつはこうした問題設定は必ずしも「新しい」ものではない。例えば、憲法改正の国民投票法をとりまとめた国会(憲法調査会)のプロセスが内包していた新たな憲法論議の可能性は、その後の「お試し改憲」発想によって寸断された。「税と社会保障の一体改革」の三党合意(2014)は、きわめて不十分ながら方向転換への糸口となりうる可能性もあったが、反故にされた。民主党政権での「コンクリートから人へ」という社会的投資の転換の試みは、「バラマキ」批判の前に潰され細々とした対処策に解体された。

 幕引きされようとしている平成の時代は、「失われた○○年」と重なる。失われたのは、「右肩下がり」の時代にフィットする政治経済社会へ転換するための機会であり、条件づくりだ。〇九年の政権交代はこの転換への挑戦と失敗であり、3.11はこの転換を先送りし続けることへの「警告」であると同時に、この転換を「新しい現実」として自らの手でつくりだそうとする人々の背中を押した。

 たしかに国レベルでの制度転換は、いまだ遅々として進んでいないとはいえ、模索の数々はあり、そこでの教訓もある。「失われた○○年」の一方で、右肩下がりへの転換を自分事として考える(考えざるをえない)人々が登場しつつある今、それを活かすことができるかは、立憲民主主義の言論空間をつくりだせるかにもかかっている。

 時代の転換を「他力本願」「外圧」としてしか受けとめられなければ、「非常時だから一任を」という立憲的独裁に身を委ねることになる。時代の転換を外圧ではなく、内発性で受けとめる主体基盤によって、立憲民主主義の言論空間は可能になる。そのとば口に立ちつつある。

 「政治の話をするとき、僕は乗り物のバスに喩える。運転手は乗客たちとの契約に従って運転している。乗客たちが国民にあたり、契約が憲法にあたり、運転手が統治権力にあたる。近代国家というバスの本義は、乗客たちが運転手に、その都度目的地を告げ、徹底監視し、文句を言うことだ。~中略~(戦後日本は)目的が自明(経済的豊かさ)だから、いちいち目的地も告げないし、ルートも運転の仕方も運転手の選択に委ねてきた。それでうまくいった。

 ところがうまくいかなくなった。バスが今まで走ったことがない場所を走るようになったからだ。経済的に豊かであり続けようとしてもルートはもはや自明ではない。~中略~自明さを前提にして運転手に『お任せ』しているわけにはいかなくなってきた。

 乗客である我々は、運転手にその都度の目的地を告げねばならなくなった。(適切なルートなのか、運転はどうかなど)監視したうえであれこれ文句を言い、場合によっては運転手を取り替える必要も出てきた。

 そう。我々は運転手を取り替えた(09年政権交代)。~中略~だがそれからが大変だ。運転手も運転経験が乏しいなら、乗客たちも命令して監視する経験が乏しい。運転手のミスや乗客たちの頓珍漢でバスはあちこちにゴッツンコ。

 ~中略~下手をすると、いつまで経っても大目的を定められず、その都度の目的やルートを適切に指示できない『自分自身』に、嫌気がさした乗客たちが、全てを運転手のせいにして、頬被りしかねない。それどころか『考えないで、俺に任せろ』という馬鹿な運転手に、再び『丸投げ』しかねない」(宮台真司「民主主義が一度もなかった国・日本」まえがき 幻冬舎新書 2009.11 ()内は引用者)。

 「右肩下がり」の時代にフィットする政治経済社会への転換、その失敗の教訓とは、「お任せ」して「ダメ出し」するという消費者民主主義のフォロワーシップの失敗の教訓にほかならない。2017年総選挙はこうした主体基盤の一角が、可視化されつつあるということでもある。その感覚は、例えばこうだ。 

 「私は市民が議員を支持するのではなく、議員が市民を支持するものだと思っていました。例を挙げると、候補者が身近に関わった支援学校の教室不足、給食提供の問題等。議員が市民を応援するのが、本来の姿だと思っていました。しかしながら、思慮が足りなかったようです。市民と議員が対等なパートナーとして、切磋琢磨しながら暮らしを考えるものなのだと感じています。そのパートナー選びの1つが選挙だと気付きました。自分のマインドに近い相手をパートナーとして、切磋琢磨して暮らしを考えなくては、何年待ってみても何も降ってきません」(今号「一灯照隅」「伴走するフォロワーとして」)

 立憲民主主義を深め、立憲民主主義を支える意思をつくりだすための言論空間をつくりだすというところから、右肩下がりの時代にフィットするためのさまざまな政策課題を取り上げ、その実践的な経験を集積していこう。

●立憲民主主義的なガバナンスを、どうつくりだすか

 

 立憲民主主義の言論空間をつくりだすためには、ガバナンスもそれにふさわしいものへと転換されなければならない。例えば選挙(とくに小選挙区)や国会対策上では野党間の協力や調整は不可欠だが、そのことと野党再編=数合わせとは明確に峻別しなければならない。これは有権者との関係性にも関連する。

 「長妻 これまで私たちが数集めを重視しすぎて、期待してくれた有権者を蚊帳の外に追いやってしまった反省からすれば、今後の野党再編は、従来の発想ではない形で慎重にやらなくてはなりません。安易な合従連衡はやっぱりしないということですね。~中略~一番いいのは国民全員が国会議員になることですが、物理的にできないから代表者を選んで頼むぞということであって、好き勝手にやっていいわけではない。代理人として国会でやっているわけですから、政策を作り上げるのも、SNSなどを使って有権者に直接参加してもらうやり方を考えたいと思います」

(http://net.keizaikai.co.jp/archives/26897)

 論理的には参加型民主主義の活性化によって、代表制民主主義をより機能させる方向性、そうしたガバナンスへの挑戦であり、ローカルパーティーの可能性もこうした文脈のなかに位置づけられるだろう。

 あるいは「勝ち負け」を争う選挙においても、「有権者の投票や関与で政治的対立を治める」という方向性にむけた模索、その実践的教訓を集積することが不可欠になる。そのためには日常的に見解の違うグループ、人々と議論する場、関係性を作らなければならないし、それにふさわしいガバナンスが求められる(3―4面「総会報告」参照)。

 また、これまでの仕組みを転換すべき問題は、既存の制度や「常識」では解決できない以上、当然のことながら「制度の外」から提起される。それに対して、「言いたいことはわかるけれど、やり方が『非常識』だ」と、論点をすりかえるのか。あるいは既存の制度の外からの多少乱暴な問題提起を受けとめて、新しい常識、新しい現実をつくりだそうとするのか。

 現実の社会の多様性に立脚するなら、後者のガバナンスが求められる。これは「新しい公共のためのパートナーシップ」をどうつくりだすか、ということにもつながってくる。

 「地方自治体―憲法では『地方公共団体』という概念は、民間とは違う公共団体のみが公共性を担う、という観念が内包されている、少なくとも法理念的にはそういうことを引きずっている概念です。その感覚が、実際にはかなり薄れざるをえない場面が出てきていると。

 特に地方で、地域の新しい動きに対して行政がプロデューサー的にいい役割を果たしているようなところでは、そうした公共団体観はかなり薄れているとは思います。しかしいろいろな政策実施の場面では、公共性というのは、つまるところ政府部門である地方公共団体だから担えるのであって、効率的な実施部隊としての民間委託のようなものはあるとしても、担保になる公共団体の裏付けがいるんだという感覚は、まだ十分には払拭され切っていないだろうと思います。

 そうしたこだわりをいったん捨てた上で、それぞれの特性を持って補完的な関係、それぞれの分野やセクターのいい面が生きる関係性を作るという感覚を、どう涵養していくか」(廣瀬・法政大学教授 10/21シンポジウムより)。

 すでに地域の自治の現場では、こうした新しいガバナンスの経験と教訓はさまざまな形で集積されつつある。それを、より「大きな」意思決定にかかわるガバナンスの転換にまで、どのように結び付け、また迫り上げていくか。その挑戦の舞台として統一地方選、参院選をはじめとする選挙の場を準備しよう。

(「日本再生」463号一面より)

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 「望年会」のご案内

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□京都「望年会」特別講演

「戦後秩序の危機の時代にどう向き合うか~国際協調の再構築は可能か」

中西寛・京都大学教授

12月7日(木) 1800から

キャンパスプラザ京都 第四講義室

参加費 1000円

・講演終了後(1910~)懇親会 同1階「ケニヤ」

会費 3500円

□2017年 望年会@東京

今年の教訓を「忘」れず、来年を展「望」する、恒例の望年会

12月23日(土・祝) 1600から

「がんばろう、日本!」国民協議会 事務所(市ヶ谷)

会費 1500円

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2018年 東京・戸田代表を囲む会

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□第181回

「市民政治の育てかた 観客民主主義から参加型民主主義へ」

1月19日(金) 1845から

ゲストスピーカー 佐々木寛・市民連合@新潟共同代表 新潟国際情報大学教授

*2016参院選、県知事選、2017衆院選を「市民と野党の共闘」で戦ってきた市民連合@新潟。その取り組みの意見と教訓をどう活かし、共有していくか。

参照:「日本再生」457号インタビュー 

□第182回

「『すべて国民は個人として尊重される』(憲法13条)って、どういうこと?」(仮)

2月5日(月) 1845から

ゲストスピーカー 山本龍彦・慶應大学教授

*立憲主義の基本原理である「人権」「個の尊重」は、実現されているのか。憲法改正は今ある憲法を守ってから言え=立憲主義を支える意思を、9条以外からも作り出すとは。

参照:「日本再生」461号インタビュー 

いずれも

会場 「がんばろう、日本!」国民協議会 事務所(市ヶ谷)

会費 同人 1000円  購読会員 2000円 


石津美知子
「がんばろう、日本!」国民協議会

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メルマガ♯がんばろう、日本!         号外(17.11.26)

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「がんばろう、日本!」国民協議会

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Index 

□ 立憲民主主義の言論空間をつくりだすために

  シンポジウム、囲む会のご案内

 ぜひ、ご参加を!

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立憲民主主義の軸で、外交、安全保障を考える

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□第107回 シンポジウム

「立憲民主主義の観点から考える外交・安全保障 ~国際協調の再構築は可能か~」

12月3日(日)1300から1700

TKP神田駅前ビジネスセンターホール5階

https://www.kashikaigishitsu.net/facilitys/bc-kanda-ekimae/access/

参加費 2000円

【パネリスト】

川島真・東京大学教授 李鍾元・早稲田大学教授 大庭三枝・東京理科大学教授

大野元裕・参議院議員 佐橋亮・神奈川大学准教授

【趣旨】

「核兵器をちらつかせながら罵倒しあうトランプと金正恩」「独裁体制を強める習近平」・・・

国際環境は、戦後秩序の枠組みが機能しなくなっていることから「予測不可能性」を高めています。すぐには決着がつかないであろう時代に、「正義」を振りかざすのではなく「正気」を保っていくための論点・視点の整理ができれば、と思います。

また「立憲民主主義」という価値観(戦後秩序の基礎にある価値観)が、多少なりとも実感的に語られるようになってきましたが、わが国周辺においては、それが共有されているとは言いがたい状況です。このようななかで外交・安全保障の方向性をどう考えていくか、とくにアメリカをアンカーとした国際協調が成り立たなくなりつつあるなかで、どのような国際協調が可能なのか、ということを一つの軸にしたいと思います。

□京都「望年会」特別講演

「戦後秩序の危機の時代にどう向き合うか~国際協調の再構築は可能か」

中西寛・京都大学教授

12月7日(木) 1800から

キャンパスプラザ京都 第四講義室

参加費 1000円

・講演終了後(1910~)懇親会 同1階「ケニヤ」

会費 3500円

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2018年 東京・戸田代表を囲む会

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□第181回

「市民政治の育てかた 観客民主主義から参加型民主主義へ」

1月19日(金) 1845から

ゲストスピーカー 佐々木寛・市民連合@新潟共同代表 新潟国際情報大学教授

*2016参院選、県知事選、2017衆院選を「市民と野党の共闘」で戦ってきた市民連合@新潟。その取り組みの意見と教訓をどう活かし、共有していくか。

参照:「日本再生」457号インタビュー 

□第182回

「『すべて国民は個人として尊重される』(憲法13条)って、どういうこと?」(仮)

2月5日(月) 1845から

ゲストスピーカー 山本龍彦・慶應大学教授

*立憲主義の基本原理である「人権」「個の尊重」は、実現されているのか。憲法改正は今ある憲法を守ってから言え=立憲主義を支える意思を、9条以外からも作り出すとは。

参照:「日本再生」461号インタビュー 

いずれも

会場 「がんばろう、日本!」国民協議会 事務所(市ヶ谷)

会費 同人 1000円  購読会員 2000円 

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2017年 望年会@東京

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今年の教訓を「忘」れず、来年を展「望」する、恒例の望年会

12月23日(土・祝) 1600から

「がんばろう、日本!」国民協議会 事務所(市ヶ谷)

会費 1500円


石津美知子
「がんばろう、日本!」国民協議会

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PDFファイル⇒17年 11月天秤棒駅頭31

衆議院・越谷市長選挙の間の駅頭は
 今日は衆議院選挙の告示日で、これから10月22日の投票日に向け選挙運動が始まった。
今回から、第3区(越谷市。草加市)の選挙区で千間台地区と大袋地区の一部が第13区に編入された区割りが決定されたため、住民からの戸惑いの声が駅でよく聞かれた。
6政党の候補者が激しい選挙を展開し、朝の駅立ちも各陣営で取り組む事になるだろう。
また衆議院選挙の投票日は、越谷市長選挙の告示日となり、これから1週間29日の投票日まで選挙が行われる。ここでも駅頭が始まるだろう。
つまり、10月10日から29日までは、選挙一色となる。
当然毎日駅頭を続けている私と重なる事が予想されるのだが、公職選挙法の規定では、市議会議員が市政レポートを駅頭で配布することは可能となっている。
しかし、候補者や政党が公式な選挙運動に取り組んでいるのだから、この活動を最優先にして有権者への働きかけが十分果たせるように考えて、私の日常の駅頭はこの期間中は中断する。
(10月10日)

20万人が棄権した、越谷市長選挙
今朝の駅立ちは、午前5時30分から通常通り3時間実施した。10月10日から衆議院選挙があり、引き続き昨日の29日は越谷市長選挙投票日だったので、20日間は選挙運動が行われた。このため、毎日続けている駅立ちは、自主規制をして中断していた。そのためか久しぶりですね、との声が多く聞かれた。
市長選挙の結果は、現職市長が当選し、これで3期12年も市政運営が続く事になった。
しかし、投票率は26,77%と史上最低の投票率に終り、実に20万人の市民が棄権した。
現職市長の得票は、44,286票で得票率は、15%に過ぎず、6人に1人の支持となった。市長選挙をやる度に得票率が下がっている。
市民に最も身近な、市長選挙の低投票は、現職市長の2期8年の市政運営に大きな責任があるのではないか。
勿論、議会と市民の信頼関係の不十分さにもその要因があるのだから、私にも責任がある。
2年半前の市議選では、投票率は40%を切り史上最低の投票率となった。
つまり、市民に身近な市議や市長の選挙の投票率は長期低落傾向にあり、史上最低を更新し続けている。
(市長選挙前の市政レポートに“議会の機能低下が市長の政治姿勢に影響している”旨を記載したら、民進党と無所属の会の会派代表者から議会の機能低下とは何を指すのか、誤解を招くと問題視され、9月議会最終日に会派代表者会議で説明が求められた。自民党、公明党の代表者からも同趣旨の発言があった。市議選の投票率の低下に見られる様に、議会への市民の信頼は回復していない、等説明をした。
しかし協議の結果、今後市政レポートの文章表現には十分注意するように指摘された。)
今朝も市民から、形式的な市民参加の結果が現れている、今後4年間清新な市長誕生を待つしかないですね、と自重気味に話された。これが市民の声。
しかし、最悪の状況でも地域の再生から逃げる訳にはいかない。   
(10月30日)

福島県への一日バス旅行に早朝出発
一昨日の朝駅立ちは、地元自治会の年一回の親睦旅行の出発が、午前7時30分のため中止した。
毎朝ラジオ体操に取り組む東都ニコニコクラブが主催する好例イベント。
普段は、体操と駅立ちと重なるため、中々体操には参加出来ないのだが、バス旅行や新年会等には出来るだけ参加して来た。
この日も、41名の会員が参加し、福島県白河市の小峰城跡の見学や那須高原での昼食、南ヶ丘牧場での牛乳たっぷりのソフトクリームを堪能する等、一日中楽しんだ。
(11月4日)

中学生から聞いた「シー」って何
昨朝の駅立ちは、午前5時30分からせんげん台駅西口で実施。すでに家を出発する5時過ぎは薄暗く、気温が下がって寒い。
午前6時過ぎ中学生と思われる二人の少女がやって来たので、声を掛けた。
今日は学校は休み?そうです、せんげん台中学校の開校記念日なので、と明るい返事。
これから何処に?ディズニーランドに行きます。そうか楽しんで来てね、と私。
ありがとうございます、と笑顔で丁寧な反応だった。
それから直ぐに同じ様な3人の少女グループが。そこでディズニーランドへ行くの?と話し掛けたら、「シー」?と揃っての返事。
「シー」とは、直ぐには分からなかったが「ディズニーシー」に向かっていたのだ。
            (11月4日)

市長選挙の結果、変わらない現実に
今朝の駅立ちは、大袋駅西口で通常通り午前6時から開始した。午後7時前に30代のサリーマンから声が掛かった。越谷市長選挙は、変わりませんでしたね、と。(極めて残念そうに)
そうですね、投票率が27%の最低率では現職が有利になりますよね、と私。20万人が棄権したんですよ、との話に驚いた表情をされた。
市政レポート(私の)等が勉強になっていて、色々参考にしているのですが、と付言された。
真剣に候補者を選択しても結果が伴わない事は、私にも度々あるのだが、そもそも政治とは多様な市民を代表して利害を調整する技術(芸術)なのだから、気持ちと違う結果になることは往々にしてある。
それでも、市長選挙での20万人もの棄権は深刻な事態だ。
午前8時前中年のサラリーマンの方が、演題とのぼりの周りを眺めた後にカンパは何処にしたらいいですか、と尋ねられた。
ありがとうございます。演壇の上にあるカンパ箱にお願いします、と応答した。すると早速1000円のカンパを頂いた。
初めてのカンパをして頂いただけに、ここにも少しずつ共感が広がっている。
(11月6日)

家族で話題になっている駅頭の活動
今朝の駅立ちは、北越谷東口で午前6時から開始。何時もの様に散歩中の高齢者や自転車誘導係りの男性など、朝の挨拶が次々と続く。
朝の気温はどんどん下がっていて、ベンチコートを着込んでの市政レポートの配布を続けていたら、馴染みの中年女性から、暖かそうな服ですね、と笑顔で話し掛けられた。
物理的には暖かいのだが、それでも2時間30分の市政報告のため準備や撤収をふくめると3時間弱を街頭にいるため顔や手足は冷たくなっていく。しかし、こんなあいさつに励まされることが多い。午前8時過ぎ中年の女性が笑顔で近づいて来て、初めてお会いします、白川さんのこと主人からよく聞いています、と。
見るとご夫婦で旅行支度の様だったので、楽しんで来て下さい、と見送った。長年駅で市政レポートを受け取って頂いている市民の方が家族に私の活動を伝えて頂いていることがよく分かる出会いとなった。
午前8時30分の終了間際に馴染みの中年女性が、市政報告会ののぼりを見て、これいいですね、と褒めて頂いた。これって前からありましたか、と尋ねられてので、えー設置していましたと、返答した。ただ、この日は少し角度を変えて設置していたのだが。 (11月7日)


メルマガ♯がんばろう、日本!         №231(17.10.30)

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Index 

□ 立憲民主主義の旗は立った 

ここから立憲民主主義を支える意思を集積していくために

●「国家がまっとうな国民をつくる」政治観vs「国民がまっとうな政府をつくる」政治観

 ~ボトムアップの民主主義

●多様性を認める包摂・連帯vs分断と排除 ガバナンスをめぐる対立軸

●立憲民主主義を支える意思を集積していくために

 伴走するフォロワーへ

□「囲む会」のご案内 

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立憲民主主義の旗は立った 

ここから立憲民主主義を支える意思を集積していくために

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●「国家がまっとうな国民をつくる」政治観vs「国民がまっとうな政府をつくる」政治観

~ボトムアップの民主主義

 第48回衆院選は戦後二番目に低い53・68%の投票率で、小選挙区での得票率48%の自民党が議席の74%を占有して「圧勝」した。内閣不支持率が支持率を上回るなかでの自民圧勝は、一議席を争う小選挙区制において野党が分裂していたからだというのは、政治力学的にはその通りだ。

 しかし今回の総選挙からは、旧来とは異なる政治観、国家観、民主主義観の違いが見えてくるのも確かだ。結党したばかりの立憲民主党が野党第一党となったことは、その象徴だろう。議席数だけでなく、ツイッターのフォロワー数でも自民党を一挙に抜き去り、短期間に8500万円の個人献金が集まった。街頭演説では雨のなか、各地でこれまでにない数の人々が集まり、足を止めて耳を傾けた。

 選挙戦最終日、八千人(主催者)が集まった新宿で、枝野代表は次のように訴えた。

 「この国の政治が国民から離れている。そんな思いで、何とかその受け皿になりたいと、旗を立てました。でも、こんなに短期間で、こんなに多くの皆さんにご期待を頂いて、私は反省をしています。私自身も含めて、この国の政治がいかに国民の皆さんから遠くに行ってしまっていたのか。そのことに、多くの皆さんが苛立ちを感じておられたのか。多くの皆さんからご期待を頂けば頂くほど、そのことを痛切に感じる選挙戦でありました。
 国民の暮らし、草の根の声から離れて、政治が上の方に行ってしまって、上から国民の皆さんを、国民の暮らしを見下ろしている。だから暮らしの足下が見えない。こうした政治の流れを変えていく。こうした政治の流れにおかしいと思っている人たちの声を受け止める。そんな存在に、立憲民主党はなりたいと思っています」

http://satlaws.web.fc2.com/CDPlist.htmlより

 立憲主義とは何か、何のための憲法改正か、民主主義=多数決なのか、ボトムアップの民主主義とは何か、「上」からの経済成長(トリクルダウン)なのか、「下」からの経済成長なのかetc 立憲主義や民主主義、憲法観をめぐる論戦の軸が提起されつつある。それは、安倍政権批判の「受け皿」とはまったく異なる次元に、「もうひとつの選択肢」の旗を立てる試みでもある。今回の総選挙はその始まりとなるはずだし、ぜひそうしたいものだ。

 「国家がまっとうな国民をつくる」という政治観vs「国民がまっとうな政府をつくる」という政治観こうした政治観、民主主義観、国家観の違いが浮かび上がりつつある。前者は、国民が政府を構成する(権力の正統性は国民の付託にある)という規定が欠落した自民党改憲案に端的に表れている。ここからは権力をしばる立憲主義は、むしろまっとうな国民を破壊する考え方にみえる。(10/21シンポジウムでの廣瀬克哉・法政大学教授の提起。シンポジウムの詳細は次号に掲載)。

 枝野氏は演説で繰り返し、以下のような趣旨を述べた。永田町に長くいると、政治家が国民を統治すると勘違いする、自分もそうだったかもしれない、しかしみなさんは「統治される」のではなく、みなさんが統治する、主権者はあなたです。政治家、政府はみなさんから付託された範囲においてのみ、権力を行使することができるにすぎない、と。

 こうした政治観、民主主義観、国家観の違いを軸にすると、「野党分裂→自民圧勝」という表面的な政治力学では見えなかったものが見えてくる。例えば

 「野党の態勢が整わないタイミングを狙って解散するのは、国民の選択権を事実上奪う…安倍首相が野党に勝った側面はあったが、首相が国民の選択権を封じ込めることに成功したのではないか。これが民主主義を破壊している」(野中尚人・学習院大学教授 朝日10/24)。

 解散権の制約は憲法改正の論点となりうるし、それを狭い意味での「権力の制約」としてだけではなく、「国民の選択権の保障」→「国民がまっとうな政府をつくる」条件整備のための憲法改正として問題設定することは、憲法改正の国民的論議の土俵をつくることにもなるだろう。九条「お試し改憲」に対しても「反安倍」の受け皿ではない、ボトムアップの民主主義からの「もうひとつの選択肢」をつくりだしていく。そういうステージにはいるということだ。

 また、今回の選挙で小選挙区制の行き詰まりがあらわになった、との見方もあるが、中選挙区制や比例代表を増やしたりすれば、政権交代を封印することになるだろう。政権交代がサイクルを回すべきという立場なら、「小選挙区だからこそ、野党が選挙協力をやれば、自公にも対抗できることがわかった。政権交代が重要だと考えるなら、今の選挙制度は決して悪くない。問題は、野党が今の制度をうまく使いこなせていないことだ」(野中 前出)ということになる。

 今回、民進党が希望と立憲民主へ分解したことは、「政権交代」「二大政党」を目指すとしてきた、九〇年代以来の政権交代可能な二大政党論の総括でもある。日本新党以来「非自民非共産」という枠組みで、いくつもの新党が出来ては消えた。その行き着いた先が希望の党の「保守二大政党」論。これは結局、選挙で政権交代というサイクルが出来ないなら、与党内の疑似政権交代の構造をつくる、という問題設定に回収される。

 「立憲民主党の立ち上げは、選挙で、有権者の一票で政権交代するシステムを目指そうと言ってきたなかに、国民主権の主体性、立憲民主主義の当事者性を作るということが入っていたのか、ということの総括であり、分岐でもあるという性質になっている。国民主権の主体性を作る、ということが欠けているor弱い度合いに応じて、『保守二大政党論』、『与党内疑似政権交代論』に回収される。それが鮮明になっているということでもあります」(戸田代表 9―10面「囲む会」特別編)

●多様性を認める包摂・連帯vs分断と排除 ガバナンスをめぐる対立軸

 選挙戦ではもうひとつ、これからの対立軸を彷彿とさせる象徴的な光景があった。最終日、立憲民主党の街頭演説では、新宿バスタ前を埋め尽くした人々が小雨のなか、後ろの人のために傘をたたんだり、互いに譲り合ったりするなかで、「選挙は終わりますが、立憲主義を取り戻す戦いはこれからです。立憲民主党という新しい政党をいっしょに作ってください。永田町に引きこもらないように監視してください」という呼びかけに、一体となって呼応していた。

 一方、安倍総理が「リベンジ」と称して行った秋葉原での街頭演説は、日の丸が林立するなか、大音量での派手な演出のかたわらで、罵倒や威圧、こぜりあいがあちこちで繰り広げられる殺伐とした雰囲気だった。以前なら、後援会単位の参加者の和気あいあいとした雰囲気が多少なりともあったのだが、そういう雰囲気は皆無。人々の一体性が感じられるのは「敵を叩く」ときの盛り上がりだけ、という異様な光景だった。

 多様性を認める包摂・連帯vs分断と排除。ガバナンスをめぐるこうした対立軸も抽象論ではなく、人間関係の作り方(人格形成)、組織のあり方などの具体性として見えつつある。

 例えば、小池氏の「排除」発言。「驕り」の現れと批判されたが、ご本人としては「政党は理念、政策で一致すべき」と言いたかったのだそうだ。では「言葉が足りなかった」だけなのか。そうではないだろう。

 「理念、政策で一致」というとき、多様性はどこまで前提になっているか。多様性、複数性すなわち「異なる他者」を前提としてはじめて、政治=議論を通じた合意形成が意味を持つ。そこをすっ飛ばした「理念、政策の一致」なら、簡単に排除と同化圧力に転じる。そうではなく、「公共性とは、閉鎖性と同質性を求めない共同性、排除と同化に抗する連帯である」(齊藤純一「公共性」岩波書店)という「理念、政策の一致」なのか。

 今回、立憲民主党の躍進を支えた多様な市民の参加を一過性のものとせず、ボトムアップの政党としての型を作っていくなかで、こうした対立軸はさらに具体的なものになっていくはずだ。

 政党は〝魔法の杖〟のような解決策を示してくれる存在ではなく、「有権者の困りごとを聞き、課題を認識してくれる。そういう場としての存在です。自分たちは見捨てられていない、政策決定に関与できていると有権者が思うことは民主主義にとって大切で、そこで政党が果たす役割は大きいはずです」(待鳥聡史・京都大学大学院教授 中央公論10月号)。

 こうした政治的有用感を育む場を「敵を叩く」ことで作り出すのか、それとも多様性を認めあう連携と共同で作り出すのか、ということでもあるだろう。

 安保法制以来の「市民と野党の共闘」が持続しているのは、草の根の現場で人々が時にぶつかり合いながら、違いを認め合ったうえで、どうすればいっしょにやれるのか、一歩ずつ積み上げているからだろう。政党や組織の枠組みを軸にした「共闘」「統一戦線」とは違う、新たなローカルガバナンスの転換が始まっているはずだ。

 地域課題に取り組む「場づくり」においては、さらにその経験、教訓は集積されているはずだ。生活環境をやなりわいをはじめとする暮らしの多様性を前提にして、他者と「目線を合わせる」(湯浅誠氏)という関係性を作ることは、「主権者を引き受ける」(湯浅誠氏 四六一号「囲む会」)当事者性を涵養することでもある。

●立憲民主主義を支える意思を集積していくために

 伴走するフォロワーへ

 立憲主義という「古めかしい」言葉が登場しているのは、単に憲法が危ないから、というだけではない。多様性を前提にした民主主義と立憲主義の新たな調和をどう図るか、という問題設定が見えつつある、ということだ。民主主義はときに「多数の暴走」にもなりうるし、ナチスのように民主主義から独裁が生まれることもある(立憲的独裁)。民主主義をルール(憲法)によって制約するとともに、主権者がそのルールを変える(憲法改正)こともできるという立憲民主主義は、国民の中にそれを支える意思が集積されてこそ可能になる。

 「(憲法について)議論の自由度が増したのは確かですね。でも、肝心の『憲法への意志』がどこにあるかと考えると暗たんたる状況です。~『憲法への意志が憲法の規範力を支える』~日本の場合は『憲法への意志』が、9条とその支持層に限られており、憲法の核心をなす立憲主義の本体が、それによってのみ支えられるという構造になっている。~他方で、いたずらに憲法を敵視する復古的な勢力だけが、依然として改憲への『意志』を持っている。この状況でもかまわないという立場を取ると、立憲主義そのものの否定に加担することになると思います。そうやって憲法の根幹を奪われてしまうことへの危機感が、『真ん中』には感じられません。もしそこに、立憲主義の敵を退ける強い『意志』を見出せる状況ならば、9条の是非を視野に入れた、より広範な憲法論議が可能になりますが」(石川健治 5/3毎日)。

 立憲民主主義ということが、普通の人にも感覚的に理解できるようになってきたなか、今後始まるであろう憲法改正をめぐる議論では、この立憲民主主義を支える意思が試されるだろう。改憲勢力が三分の二を超えた、とされる国会で「数の力」だけで発議を強行するような立憲的独裁に道を開くのか、それとも立憲民主主義をより機能させる、「国民がまっとうな政府をつくる」条件整備のための憲法改正として問題設定することができるのか。

 代表制民主主義や政党政治が機能していないときに、それらをどう再生するか、という問題設定から憲法改正を議論する。これは、民主主義から独裁が生まれた(立憲的独裁)歴史的教訓を踏まえたヨーロッパでは常識だろう。緊急事態法・条項に関しても、非常事態だから憲法停止・立法権停止=行政権力への全権委任という話ではなく、非常事態においてもどのように立憲主義をキープするか、という問題設定から議論される。この常識が分かれば、「お試し改憲」がいかに非常識か、分かるはずだ。

 一方、危機の時代にはナショナリズム、排外主義が煽られ、それが立憲的独裁に道を開くことになる。これをどう抑えこんでいけるか。戦前日本でも「天皇機関説」(大日本帝国憲法下での立憲主義)は常識で、それなりに民主的だった「空気」が数年で一変した。それは決定的には人々の感情だ。常識の理屈はもとより屁理屈さえも、感情を煽る「無理屈」の前に沈黙させられる「空気」。

 今はフォロワーのなかにも「おかしいよね」と、踏みとどまるものが出てくるようになりつつある。フォロワーのなかにそういう雰囲気がなければ、常識が分かっていても踏みとどまるのは難しい。ここでいかにして、立憲民主主義を支える意思を作ることができるか。

 「そのためには『応援』ではなく『伴走』するフォロワーが必要になります。伴走するということは、後ろをついていくのではなくいっしょに走り、場合によっては方向を示唆したり、『違うんじゃないか』と提起したりする関係性です。日ごろからそういう付き合いをしていなければ、『おかしいんじゃないか』というのも、説得ではなく『抗議』や『文句』になってしまう。

 伴走することによって、普通の人が当事者性を持ち、参加の実感を持つ。その強みをどう生かすか」(戸田代表 9―10面「囲む会」特別編)

 地域の現場、自治の現場のなかで「伴走するフォロワー」として、立憲民主主義を支える意思をともに作り出し、集積していこう。

(「日本再生」462号 一面)

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「囲む会」のご案内  

~「凡庸の善」で考え続け、立憲民主主義を支える意思を持続するために

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■「がんばろう、日本!」国民協議会 第八回大会 第五回総会

11月12日(日)1000から1800(予定)

「がんばろう、日本!」国民協議会 事務所(市ヶ谷)

参加費 無料

*選挙戦の総括と、立憲民主主義を支える意思を集積していく方向性について

■第29回関西政経セミナー 
「まちづくり・地域経済と、自治・民主主義」
11月4日(土) 1400から

キャンパスプラザ京都

川勝健志・京都府立大学准教授 田中誠太・八尾市長 中小路健吾・長岡京市長 ほか
参加費 1000円

*6/18シンポジウムの「続編」。民主主義のインフラとしての社会関係資本(人びとのつながり)を

豊かにするための社会的投資とは、そこでの自治・自治体の役割、可能性とは…

■第106回 シンポジウム

テーマ 外交・安全保障

*北朝鮮危機、中国の台頭、トランプの暴走…のなかで、「正義」を振りかざすのではなく

「正気」を保つために

12月3日(日)1300から1700

TKP神田駅前ビジネスセンターホール 5階

川島真・東京大学教授 李鍾元・早稲田大学教授 大庭三枝・東京理科大学教授

大野元裕・参議院議員 ほか

(柳澤協二氏は日程の都合で参加できなくなりました)

参加費 2000円


石津美知子
「がんばろう、日本!」国民協議会

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メルマガ♯がんばろう、日本!         号外(17.10.23)

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Index 

□ 2017総選挙をどう総括するか

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2017総選挙は、自公が三分の二議席、立憲民主党が野党第一党という結果になりました。

くわしいデータがまだ手元にそろっていませんが、数字上は感覚的には次のようなことではないかと思います。

米重 克洋‏ @kyoneshige 15時間15時間前

小選挙区制なので議席では与党圧勝なのだが、東京8区みたいにもっと差がついて楽勝なはずの自民候補が2位3位候補の合計を下回る感じだったり、中堅どころの民進出身者が無所属で早い時間にどんどこ勝ち上がってるのを見ると、前回以上に自公の絶対票数の少なさがよりはっきり出ると思う。

つまり「安倍一強」のスカスカ具合がより進んだこと、同時に安保法制以来続いてきた「市民と野党の選挙協力」が、一定の集積となりつつあること。

例えば8区でそれを担ってきた市民には、「伸晃を倒すメドが見えた」「そのために今後何をすればいいかが見えた」選挙だったのではないでしょうか。

最終日の立憲民主党(新宿)と、安倍自民党(秋葉原)も、人数の差だけでなく、雰囲気が対象的でした。

立憲のほうは人々の連帯感、お互いへの配慮が感じられたのに対し、秋葉原のほうは罵倒、威圧という殺伐とした雰囲気のなかで、右翼団体の街宣さながらの「排他的ヨイショ」が繰り広げられていました。

連携・包摂vs分断・排除。これからの政治の対立軸をほうふつとさせる光景でした。

勢いがありながら届かなかった立憲の選挙区での課題も、連携の不足にあったのではないかと思います。「市民と野党の選挙協力」の場を、地域ガバナンスの質の転換(10/21シンポジウム 佐無田先生の提起)としてどう持続していくか、も課題だと思います。

立憲民主主義の政治空間を可視化する一歩は始まりました。今後、どのようにこれを発展させていくのか。11月12日の総会で議論したいと思います。ご参加を。

「がんばろう、日本!」国民協議会 第八回大会 第五回総会

11月12日(日)1000から1800(予定)

「がんばろう、日本!」国民協議会 事務所(市ヶ谷)

参加費 無料


石津美知子
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PDFファイル⇒17年9月天秤棒駅頭30

放置自転車から見えてきた消費者意識
昨夜の夜駅立ちは、大袋駅西口で午後7時前から午前0時までの5時間で実施し、朝は新越谷駅西口での駅頭をこなしたが、朝夕の涼しい風に随分救われている。
午後7時前には居酒屋の開店案内だろうか、中年男性がチラシをすでに配布していた。
邪魔にならないように気を付けながら、私も市政レポートを配り始めた。
しかし、午後8時30分頃には終了して引き上げて行かれた。
すると今度は、宗教団体の新聞(チラシ)を40代の女性が配布し始めて、私に話し掛けてこられた。せんげん台駅で、いつも立っておられますよねー、自宅はどちらですか、と質問が続くがこちらも市政レポートの配布があるので、そうそう相手をする時間がない。
これまで、随分大袋駅西口で夜、市政レポートを配布続けて来たが、せんげん台駅ならパチンコ店や居酒屋、キャバクラ等様々な呼び込み宣伝が常時実施されている。ただこの駅で、しかも西口では初めてだ。
通勤客を対象とするには、朝よりも夜の方がいいのかもしれないが、この女性も10時前には、終了して帰って行かれた。
午後11時頃、駅近く常設の駐輪場の横に大型トラックが停車して、次々と自転車を積み込んでいたので、作業中の男性に話し掛けた。
この自転車駐輪場は6時間100円の有料駐輪場で一台一台車輪にロックがかけられる。
長期間放置していると、“警告”や“撤去予告”のシールを当該自転車に張り付けて行く。
しかし、殆ど効果がなく2か月から3か月も放置したままの状態となるため、料金が1万円から4万円までになる、と言う。
そのため撤去を定期的に実施していて、この駅では15台前後がその対象となった、との事。
ママチャリ仕様が多く、新しい自転車は見当たらなかったが、中には真新しいスポ-ツ自転車が2台もあった。
何故取りに来ないのか、その原因を聞くと、よく分からないが病気での長期入院、死亡、酔ってどこに駐輪したのか分からない等、との理由だが、駐輪料金を数万円払うくらいなら、放置しておいて、そのお金で新車を買った方がいいとの判断もあるのでは、との話だった。
これらの放置自転車は所定の手続きをした上で、東南アジアやアフリカに輸出される、そうだ。
それにしても、放置された自転車のスペースには当然だが、他の自転車は駐輪出来ないため障害となっているばかりか、新車が1万円前後で手に入るからと言って、捨て置いてしまう、こんな市民の姿勢をどうすれば直す事ができるのだろうか。        (9月20日)

新車の軽自動車への課税は?
昨朝の駅立ちは、越谷駅西口で午前7時から8時30分まで実施。暫くして、馴染みの30代男性で犬の散歩中に毎回カンパをして頂いている方から今回も。
終了して街宣用具を片付けていたら、旧知の自転車誘導係の高齢男性から話し掛けられた。
軽自動車の税金の件で、越谷市の課税が変更された。
それは、新車の課税が10800円になったが、何故新車から課税額が上るのか、先般市役所に尋ねたが、そう言うものです、との返答で納得がいかない、との事だった。
少し調べてみます、と返事をした。その後、9月越谷市議会で私の所属する建設常任委員会の議案審査が、午前10時から開始した。
            (9月21日)

20年間にわたり、支持が続いている
今朝の駅立ちは、せんげん台駅東口で午前5時30分から開始した。街宣用具を準備していたら、馴染みの通勤の高齢女性から、涼しくなった良かったですね、と声が掛かった。
えー助かりますが、今度はこれから寒くなっていきますよ、と返事をした。
午前6時過ぎ、駅前の歩道に設置してあるフラワーポットの花の手入れを中年女性が始めた。みるみる、次々と花を抜いて、土を均して行かれた。きっとその内に新たな花で駅前を綺麗に飾ることになるのだろう。
午前7時過ぎ、旧知の中年のサリーマンの方から、いつも朝早くから頑張っているので、少しカンパしておきました、と話して頂いた。
何時もこの駅の駅立ちでは、1000円のカンパを頂いているのだが、どなたからなのか分からなかったので、何時もカンパをして頂いているのですか、と尋ねた。
すると、いいや今回が初めてだ、との事だった。そうですか、ありがとうございます。大切に使わせて頂きます、と返答した。
駅立ち後カンパ箱を確認したら、2000円あったので、やはり今回もカンパを頂いた別の市民の方がおられる。
更に、毎日駅前の広場を朝早くから清掃されている旧知の高齢男性から、これも毎回頂くのだが缶コヒーを差し入れしてもらった。
駅立ちが終了して、用具を片付けていたら、72才になる男性から話し掛けられた。
せんげん台駅西口のある病院に検査結果を聞きに行く、との事。
少し不整脈があり、先般は胃カメラの検査を受けた、との事だった。(私も以前胃カメラの検査を受けた事があるのだが、口から直接胃を検査するため、息が出来ずに苦しく、つらい思いしかないが)
実は、私が岩槻タクシーの運転手の頃から、応援していた、との話。
つまり、ほぼ20年間に渡り一貫して応援して頂いている事になるわけで、この様な市民に支えられていることを実感した朝だった。
             (9月21日)

スポーツ大会の翌朝、ねぎらいのあいさつが次々と
今朝の駅立ちは、大袋駅東口で午前6時から8時30分まで通常どおり実施した。
昨日は、桜井地区の自治会を始め地域団体の主催のスポーツフェスティバルが開催され、私の地元の自治会・東都自治会の会員として、私も競技に参加した。競技と言っても紅白玉入れだが。これも練習を積んだ自治会には到底かなわない。
終了後には自治会館での反省会にも参加したが、子どものスポーツクラブの30代の父親も選手や役員として参加していたため、大いに盛り上がった。
そのため、この父親の多くが通勤して来るので昨日はお疲れ様でした、遅くまで盛り上がりましたね、との会話が何人も続いた。
午前8時前、馴染みのサラリーマンから、何時も朝早くからご苦労様、これでお茶でも飲んでも下さいと、のし袋が渡された。
ありがとうございます。市政レポートの紙代等に使わせて頂きます。
後から確認したら1000円が入っていた。大袋駅では、初めての出来事となった。
              (9月25日)


PDFファイル⇒17年9月天秤棒駅頭29

いつも見ていたので、と女子校生が
昨夜の駅立ちは、せんげん台駅東口で午後7時から午前0時まで実施した。
午後9時頃、女子高校生が笑顔で話かけて来たので会話が始まった。この高校生は杉戸高校の二年生で、自宅は松伏町にあり、バス乗車でせんげん台駅を経由して、電車で毎日通学しているとのこと。
塾がせんげん台駅西口にあり、東口でも西口でも私を見かけるので話し掛けた、と。
将来は大学進学か就職か専門学校か決めていますか、と尋ねた。まだ決めていません、との返事だったので、人生は長いのでゆっくり決めればいいよ、と話した。
女子高校生から、話し掛けられたのは、今年3月頃やはりせんげん台駅西口での夜駅立ちのおり、駅ビル内の居酒屋のアルバイトでチラシ配布をしていた女子高校生からで、確か一年生だった記憶だ。缶ココアまで頂いた。
夜遅くまでの駅立ちでは、けげんそうな顔つきでにらむ様な表情の大人が少なくないのだが、こんな高校生がいるだけでも折れるわけにはいかない、と思い返した。
午後10時頃中年の女性が、市政レポートを受けった後、白川さんは市長選挙に出ないのですか、と尋ねられた。
ええー色んな方から同じ様なお話をして頂きますが、出ません、と返答。すると困ったわねー、との正に困惑された様子だった。
つまり現職の市長にも新人の予定候補者にも一票を投ずる意味がなく、選択肢がないとの表現が、「こまったわねー」と発したのではないか。
この様な市民が沢山おられることを、承知しているが、それでもよりましなリーダーを、望むべき越谷市を市民自身がどうつくるのかを起点に市長選挙に臨まなければならない。
午後10時10分過ぎ、40代の男性から、こんな夜遅くまで活動していいのか、と尋ねられた。ええ、24時間活動に制限はありません、と返答。ふーん、やっていいんだ、と言って去って行かれた。
制限はないのですが、私の体力には制限があります、と心でつぶやいた。
夜の駅立ちでマイナスの反応がある時に、思う。何故居酒屋やパチンコ店の呼び込みのチラシ配布には反発しないのに、議員が市政レポートを配布している事には不快そうな反応になるのだろう。          (9月6日)

陳情が改善、駅前広場のごみ置き場
昨朝の駅立ちは、新越谷駅東口で午前7時から開始した。その前に何時もの駅前清掃で吸い殻等をチリ箱に集めていたら、自転車誘導係の高齢男性も清掃をしていて、会話になった。
前日綺麗に清掃したにも拘らず、こんなに吸い殻が散乱。どうして、タバコを吸う市民は、路上に吸い殻を捨てていくのか、と嘆いておられた。
以前この駅で、別の自転車誘導係の男性から陳情されていた、駅前広場にあるゴミ集積場が景観を害するとの市民からの苦情があり、改善を求められていた。
当時直ぐに市役所の担当課長にお願いしていた事が少し改善していた。
(9月7日)          

自宅配布の会報を持参しての、会話は
昨朝の駅立ちは、大袋駅東口で午前6時から開始した。
9月議会開催中での市政レポートの配布を実施。午後8時頃馴染みの高齢女性が何時もの様に、1000円のカンパをして頂いた。
バックの中から自治みらいの会報(6月議会特集号)を取り出して、共謀罪撤回の意見書の記事に関して話に。
意見書が否決されたのは残念でしたね、と。ええ自民党や公明党が反対したので否決されました。
ところで何故自治みらいの会報を今まで持っておられたのですか、と、私が尋ねた。
7月下旬自宅へ地域新聞に折り込まれていた会報で、白川さんに会う時に話そうと思って持っていました、との返事。つまり、1か月以上も大切にバックで保管されていた。
蒲生駅での駅立ちは8月中には様々な事情が重なり、実施出来なかった。それでも待っていただいた事になる。
この女性に限らず、時々市政レポートを受け取って次の駅立ちまで保管し、その感想を話して頂く市民がおられる。
反響が分かる好事例で、大切にしたい声だ。
              (9月9日)

駅東口に続き西口も灰皿を撤去
昨朝の駅立ちは、北越谷駅西口で午前7時から開始。街宣用具を車から降ろし、何時もの定位置に運んでいったら灰皿が撤退されていた。
9月1日付で撤去のお知らせのチラシが貼ってあった。
この灰皿は、2年前の市議選の改選前から撤去の陳情があり、市役所の担当課に善処をお願いしていた。
実に4年越しで実現した事になる。
近くに郵便ポストがあり喫煙する通勤客のたばこの煙が周辺に蔓延し、郵便を投函したいのだが、近づけないし、受動喫煙で陳情が寄せられていた。
喫煙者の市民にとっては、不便になるかもしれないが、すでに公共施設では全面禁煙がスタンダードになっている時代であり、各自携帯灰皿を持参し、適切な場所での喫煙が望まれている。
北越谷駅はこれで、東口、西口共に灰皿が撤去された。
午前8時30分終了間際に北越谷で開業している旧知の歯科医師と話し込んでいたら、馴染みの自転車の中年男性と挨拶を交わした。
暫くして引き返して来て、朝食にとお茶とサンドイッチを頂いた。朝食は何時も駅立ち終了後に取るのでありがたく、頂いた。
             (9月14日)

順延のグラウンドゴルフ大会であいさつ
昨朝の駅立ちは、第47回グラウンドゴルフ大会の開会式が、越谷市しらこばと運動競技場で午前8時15分から開催されたため中止した。
主催は、がんばろう越谷。この大会は3ヶ月に一回のペースで定期開催されており、市内一円で活動するグラウンドゴルフクラブの各チームリーダーで自主運営されて来た。
先週開催予定だったが、雨のため順延し、昨日は更にレクリエーション大会が開催され、そちらに参加する選手も多く、参加者は110名程度だった。さわやかな秋晴れの中、試合が始まった。
私の挨拶では、現在開会中の9月議会での焦点や10月に実施される越谷市長選挙等を話した。児童虐待や自殺問題、犯罪率、高齢者の孤独死の話を熱心に聞いて頂いた。
昨日から、越谷市平成28年度決算案を集中審議する3日間の日程で決算特別委員会始まった。          (9月15日)