メルマガ♯がんばろう、日本!         号外(18.7.19)

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「がんばろう、日本!」国民協議会

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Index 

□ 8月の囲む会
□ 「がんばろう、日本!」第九回大会

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8月の東京・囲む会

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第192回

8月3日(金) 1845から

「2019統一地方選にどう臨むか 立憲民主主義を深めるローカルマニフェストへ」(仮)

ゲストスピーカー 廣瀬克哉・法政大学教授

第193回

8月6日(月) 1845から

「立憲民主党 これからどう育てる?」(仮)

ゲストスピーカー 福山哲郎・参議院議員 立憲民主党幹事長

第194回

8月30日(木) 1845から

「住民自治の根幹としての議会 そのローカルマニフェストとは」(仮)

ゲストスピーカー 江藤俊昭・山梨学院大学教授

いずれも

「がんばろう、日本!」国民協議会事務所(市ヶ谷)

同人 1000円  購読会員 2000円

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京都・囲む会

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第35回

8月23日(木) 1830から

「保守化する? 若者たち」

ゲストスピーカー 山田昌弘・中央大学教授

コープイン京都2階 201会議室

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第九回大会(予定)

2019年1月6日(日) 午後

TKP市ヶ谷

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石津美知子
「がんばろう、日本!」国民協議会

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PDFファイル⇒18年 7月天秤棒駅頭47

今年も飛来した、せんげん台駅前のムクドリを巡って
今朝の駅立ちは、せんげん台駅東口で、何時もの様に午前5時30分前に駅に到着し、街宣用具の設営の後、駅前清掃を行い、市政レポートの配布をスタートした。
猛烈な暑さが続いているため、午前7時頃には気温がどんどん上昇して来る。
馴染みの20代の女性と笑顔のあいさつの後、双子のお姉さんの話になり、転職して今日が初出勤だとのこと。(何時も早朝の笑顔でやさしく受け取って頂いているので、今日の様に1時間以上もの暑さの中、市政レポートの配布行動には、何時にも増してホットした)
実は前回の同駅の駅頭でどうして何時も市政レポートを受け取って頂くのですか、と尋ねた折に、姉が先に受け取っていたので、自分も自然の受け取る様になっていました、との話だ
った。
ところで、市政レポートの感想は、とも尋ねたが、「駅頭シリーズ」は、様々な市民の反応が身近に感じられて面白い、との返答だった。
午前8時頃、件のお姉さんとお会いして、転職に関して正規雇用で初出勤の話になったので、暑さが続きますが、がんばって下さい、と送り出した。
また、30代のママさんが自転車で駅近くの保育園に子どもさんを送り届けた後、話し掛けられた。昨年の同駅での夜の駅立ちの折、越谷市の婚活について陳情を受け、色々調査して
資料を郵送して対応した。
その件の関して、お礼をしていなかったので、改めてお礼をさせて頂きますと、丁寧に挨拶をされた。
更に、郵送された封筒の切手代金をお支払します、との申し出だったので、大丈夫ですよ、そのために政務活動費を頂いていますので、ご心配なさらずに、と応じた。
しかし、どうしてもと話されて、演台の上にあるカンパ箱にワンコインのカンパを頂いた。
早朝から毎日同駅前の広場の清掃に取り組む高齢男性から、声が掛かった。
毎回清涼飲料水の差し入れを頂いているが、今日も頂いた。
駅前の木立にムクドリが大量に飛来して、鳴き声がうるさく、また路上に落ちる糞の悪臭が一面に漂っていたので、先週市の担当に陳情したが、今日まで何の対応がなされないので、善処して欲しい、と相談された。
確かに、例年ならばムクドリ対策用のギャーギャーと大音響のスピーカーが設置されているが、今年はまだ設置されていないので、駅頭終了後早速、環境政策課長さんに、事情を聞きに行った。
それによると、スピーカーは地元商店街の管理下にあり、今年は早々に梅雨があけて、連日の猛暑のため、匂いが消えず、市民に不快な思いをさせている、と現状を認識されていた。
また、大音量のスピーカーに対して一年目は効果があるが、直ぐにムクドリが学習して慣れてしまう事、更に鷹による一掃手段のため鷹匠にも相談したが、回りに高いビルが林立しており、鷹が本来の機能が果せない、との事だった。
そこで、今日から3日間にわたり夕方2時間程職員がムクドリ撃退用の道具を使いムクドリに向けて威嚇をします、との事だった。
この作業状況を見ながら、更なる対応をします、との話だった。連日の猛暑の中ご苦労様です、と担当職員へのお礼と労を労った。
午前8時過ぎ、馴染みの男子高校生が何時もの様に市政レポートを受け取ってもらっているので、話しかけた。
越谷技術高校の2年生で、下間久里に住んでいて、せんげん台駅から越谷駅まで電車を利用し、それから自転車で通学している、との事。
今年で32歳になる私の二男が、同校を卒業した、との話に驚いていたが、市政レポートは面白いですか、と尋ねた。
すると、前述した20代の女性と同じ様に市民の様々な対応や反応がとても面白い、との返事だった。
駅頭シリーズは、日記風に記述されてはいるが、社会に向き合うためある一つの見方を示めそうと、継続的に発行しており、その意味が届いている事を感じた朝となった。
(7月2日)

“便利で豊かな”社会の裏側にあるもの
今朝の駅立ちは、せんげん台駅西口で、午前5時20分すぎから開始して、午前8時30分まで取り組んだ。
午前6時頃、何時もは7時過ぎに作業がはじまる駅前広場に停車したトラックから荷を下ろし、大きなカーゴに積み替えてエスカレーター横まで、手押しして定位置に移動。
それから荷物を両手一杯に抱え、エスカレーターを昇って行き、その後降りて来て同じ動作を5回ほど繰り返す毎回の行動だ。
しかし、今朝は早い作業だったので、話し掛けて見た。今日の作業は随分早いですね、と。
すると、他に回らなければならない店があったので、との返事だった。これは何処に運ぶのですか、と尋ねたら、駅ビル2階のあるパン店に運んでいる、との事。
毎日こんなに沢山運び込むのですねーと応答したら、そうです、との返事だった。
毎回同駅で、お会いする方なので、すっかり馴染みとなってはいるが、時々利用するパン店の材料等は、早朝しかも毎日のこの様な運搬作業によって始動している。
また以前、このパン店の女性従業員の方から、笑顔であいさつをされた事があり、私を知っていますか、と話した事があった。同じ様に早朝から仕込み等をするので、駅頭の私を見かけていたので、との返事だった。
24時間をフルタイムで仕事が分担、細分化され、今日の“便利で豊かな”暮らしが維持されており、一見すれば発展している様に見えている。しかしその裏にはこれまでにはない様々な労働と作業が発生し、それによって労働形態が劇的に変化している。ライフスタイルも同様に。しかし“便利で豊かな”社会がこれからも同じように持続出来るとは思わないのだが。
(7月3日)

3分で済ませた、行政調査日の朝食
今朝の駅立ちは、大袋駅東口で通常通り午前6時前から開始し、午前8時30分まで実施した。
ただ、今日、明日と建設常任委員会の行政調査のため、午前9時40分までに大宮駅の豆の木前に集合となっていた。
そのため、街宣用具をバタバタと片付けて、直ぐに大袋駅から大宮に向かうため、ホームに駆け込んだら同じ常任委員会の松田典子議員も電車を待っておられたので、一緒に乗り込んだ。
午前9時25分頃に大宮駅に到着したものの、朝食を駅構内の喫茶店で取るため、急いで注文したのだが、時間がないため何と3分でトースト、サラダ、コーヒーを流し込んだ。
やっと集合時間5分前までに、他の建設常任委員会の所属の議員と合流できたが、私が最後に集合する結果になった。
何ともあわただしい朝となったが、調査地の群馬県藤岡市に向かう列車の中で、やっと、少し落ち着いている。       (7月4日)


PDFファイル⇒18年 5月天秤棒駅頭46

学校行事に出席したことが話題に

今朝の駅立ちは、大袋駅東口で通常通り午前6時から開始して、午前8時30分過ぎに終了した。
午前7時30分過ぎに、馴染みの中年女性が、エスカレーター前で、市政レポートを一旦受け取って、暫くして階段を降りて来られた。
そして、小さなのし袋を渡して、再びエスカレーターを昇って行かれた。
駅頭終了後、中身を確認したら、2000円のカンパが入っていた。
しかも、のし袋には、「いつも感心して居ます。応援してます。」と記されていた。
午前8時過ぎに馴染みの30代のサラリーマンの方から、話し掛けられた。
5月19日に開催された桜井南小学校の運動会の来賓として出席した私を見かけた、との事。
 同様に、私は同校の入学式でも来賓挨拶をしたが、その事も以前同駅での朝駅立ちで話題にして頂いている。
 地元の子育て世代の父親や母親の方が、学校行事での、私の挨拶を気に留めて頂いているのは嬉しいものだ。
              (5月29日)

障がい者用の停車スペースを確保して
今朝の駅頭は、せんげん台駅東口で、通常通り駅前清掃の後午前5時30分前から開始した。
午前7時頃、30代の馴染みのサリーマンの方から、カンパ箱に1000円のカンパを頂いた。
毎回、同駅では同じ額のカンパを頂いているので、月2000円もの額になる。
お礼とともに、市政レポートをお渡したが、何時も、何時もありがとうございます。
大切に使わして頂きます、とお礼を述べてエスレーターに送り出した。
午前7時30分頃、夫人の運転により大型のセダンで、通勤し盲導犬とともに駅を利用されている高齢男性で障がい者の方から声がかかった。
毎回駅頭の折にはお見かけするので、毎日駅を利用されているのだろう。
それは、送って来る車の停車場所について、通常は駅入り口に一番近いバス停前に停車するのだが、朝の時間帯は特に交通量が多く後続の車からクラクション等で警告をされて困っている。
そのため先般市の担当課に、障がい者用の停車スペースを、現在タクシーが待機している一角に作って欲しいと、陳情したが、答えは今後駅前広場の開発を予定しているので、その時点で考慮します、との事だった、と。
しかし、その開発は当分先のことなので、臨時措置でもいいので、スペースを確保するように、と陳情を受けた。
(その後、越谷市の担当である建設部道路建設課に事情の説明と善処をお願いに出向いた。
新越谷駅を始め他の駅前には、障がい者用の停車スペースが設置されており、せんげん台駅東口にも、タクシー乗り場の直ぐ近くでなくとも、タクシーが列をなして待機している場所に一台分のスペースが出来ないだろうか、タクシー運転手の方やバス会社の了解を取って何とか実現して欲しい、と言う障がい者の声に応えて、と話した。
確約は出来ないが、考えて見ます、との返事が暫くして返って来たが、実現が望まれる。)
午前7時過ぎの何時もなら越谷北高生徒が、大挙して通学のため、階段を降りてくる時間なのだが、今朝はパラパラと生徒が通り過ぎて行く。そこで、3人組の女生徒に理由を尋ねてみたら、今日は開校記念日のため休校との返事。
3人は部活のために、学校向かっている、と付言された。
更に、昨日桜井地区自治連合会の総会が開催され、50数名の自治会長が出席されており、私は来賓として参加した。
その中の通勤に向かう何人もの自治会長さんに、昨日はお疲れ様でした、と声を掛けて送り出した。          (5月31日)

励ましの言葉とともに、カンパが
今朝の駅立ちは、北越谷駅東口で、駅前清掃の後午前6時前から開始した。
午前6時30分頃、駅前の停留所で停車していたアサヒバスの運転手さんが、運転席から降りて来て、「自由にお取り下さい」と書いた張り紙を付けた市政レポートのスタンドから、市政レポートを持って行かれた。
以前も同じ行動があったが、良く確認出来ていないが別々の運転手さんの様だ。
午前7時過ぎ馴染みの中年女性が、足速に通り過ぎて行く途中、これ気持ちですからと小さなのし袋を頂いた。
直ぐにお礼を言ったのだが、足速に改札口に向かわれた。後ほど開封してみたら、5000円のカンパとともに、「お身体に、気を付けて下さい」と書かれていた。
このところ、カンパと一緒に励ましの言葉が添えてあるものが目立っている。 (6月4日)

気が付かれない?花壇のこと
今朝の駅立ちは、午前5時15分頃にせんげん台駅西口に到着し、街宣用具の設置を終え、駅前清掃の後、市政レポートの配布を開始した。
午前8時過ぎ、この時間帯は独協高校の生徒達が次々としかも大勢階段を降りて来てバス停に向かう。しかも一定のこの時間に集中するため、先生数人が生徒を誘導して、一列に並ぶように呼びかけるほどだ。
同時に昇りのエスカレーターを利用する通勤客と階段を降りてくる市民でごったがえするのが毎回の風景だ。
そのため、市政レポートの配布には、通行の障害にならない様に、注意しながら続けている。
そんな中、つかつかと歩いて来て、いきなり「間を空けて、やったら」と言ってきた高齢男性が。空けているではないですか、と返答したがこの手の市民は全員同様だが、何も言わず憮然とした顔で(よく見えていなので、そのように感じたが)エスカレーターを昇って行かれた。
やはり、会話の作法も応答も出来ない市民だ。
確かに、先述した混雑の状況なのだから、もしかすると邪魔になっているかもしれないが、ほんの半歩、しかもほんの数秒避けて通れば、エスカレーターを利用することは十分可能なはずだ。勿論、この高齢男性の側に立てば、私の言い分は勝手なことに聞こえるかしれない。
しかし、この男性は、パチンコ店のテッシュ配布の店員がいても、なんの対応もせず、ことさら私にだけこの様な態度を示している。
つまり、気に食わないので、文句を一方的に言ってもいいのが、議員だと思っているのではないのだろうか。
こんな市民も市民であり、それが駅前の小さな出来事の一つである現実に向き合うしかない、と飲み込んだ。
午前8時40分頃、終了して街宣用具を片付けていたら、自転車誘導係りの高齢男性から話し掛けられた。
駅前に設置している花壇に関して、周辺自治会の皆さんで手入れをしている幾つもの花壇の中で、同じ花を植栽しも、枯れてしまう花壇がある。
それは、蛾が卵を産み付け、その幼虫が根を切ってしまうためだと、とても残念な表情だった。しかも、どんなに苦労して花壇の手入れをしても、毎日通過していく市民が関心を持ってくれていないのでは、と嘆いておられた。
そうですね、でも綺麗に咲く蓮の花も実は水面下のドロドロとした泥があっての華やかさである事を、知っている市民は必ず存在していますよ、と応答した。    (6月18日)


メルマガ♯がんばろう、日本!         №239(18.7.2)

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Index 

□ 「安倍政治」の検証を

   民主主義と公共性のバージョンアップの媒介とする議論の波を

●安倍政治の検証を民主主義のバージョンアップへ  

 ~ゆっくり、いそげ

●国会の合理化? 議論による統治? 

 平成デモクラシーの総括から、国民主権で統治機構を作りこんでいくプロセスへの転換を

●ファシスト的公共性? 閉鎖性と同質性を求めない共同性? 

 公共性のバージョンアップへ

□「囲む会」「総会」のご案内

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「安倍政治」の検証を

民主主義と公共性のバージョンアップの媒介とする議論の波を

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●安倍政治の検証を民主主義のバージョンアップへ  

 ~ゆっくり、いそげ

 7月22日まで延長されることになった通常国会。働き方改革(働かせ放題)、カジノ法案、参院定数増などの「重要」法案を可決するためとのことだが、世論調査ではいずれも「ノー」が多数を占めている。〔「働き方」改革:今国会での成立が「必要」25%、「必要ない」60%(読売5/18-20) カジノ法案:「成立させるべき」17%、「必要ない」73% 参院定数増:「成立させるべき」27%、「必要ない」49%(朝日6/16-17)〕

 「働き方」改革は前提となるデータの杜撰さが、野党の追及で再三発覚し紛糾した。参院に審議が移ってからも、「働く側のニーズ」とされていたヒアリングが12人にしか行われていないなど、制度の必要性の前提(立法事実)が崩れているにもかかわらず、成立が強行されようとしている。

 カジノ法案も、審議に約50時間を費やした介護保険法(1997)以来となる200条を超える新規立法だが、与党は18時間で衆院での審議を打ち切っている。国会の定数は与野党が協議を重ねて合意すべき事項であるはずだが、参院定数増は与党が数の力で党利党略を押し通すものだと言わざるをえない。参院選挙制度協議会の座長を務めた自民党の元参院幹事長・脇雅史氏は「恥の上塗り」と批判している(東京6/18)。

 

 国民が「必要ない」と思っている(「必要だ」と納得できるだけの議論を封じたまま)法案を、「丁寧な審議」とはほど遠いやり方で成立させることで、秋の総裁選での3選への道すじをつけたいという「首相主演の〝やってる感〟満載の安倍劇場」(自民長老) (泉宏 東洋経済オンライン6/22)。国政の私物化とは、まさにこのことだろう。

 「森友・加計」問題でも、公文書を改ざんしたと公式に認めているにもかかわらず、誰も何の刑事責任も問われず、ウソをついて新学部を開設し多額の補助金を得たと堂々と認めているにもかかわらず、誰も何の刑事責任も問われない。今通常国会で明らかにされたのは、日本社会のタガが完全に外れきった姿だ。

 問題はここからだ。「不起訴処分はおかしい」、「誰も罪に問われないのは不当だ」というのはまったく「正論」だが、そこにとどまったままでは議論―民主主義のバージョンアップのための議論―を、ミスリードしかねない。

 森友問題で関与を問われ「自分や妻が関与していたら総理大臣も議員も辞する」と答弁した安倍総理は、決裁後文書の改ざんが明らかになった後に「金銭の授受があれば」と責任の範囲を限定した。贈収賄という罪に該当しなければ責任はない、ということだ。民主主義の根幹に関わるという当事者責任は、完全にスルーされている。

 あるいはセクハラ問題で責任を問われた麻生大臣は、「セクハラ罪という罪はない」と開き直った。セクハラ罪という罪があろうとなかろうと、ことは人権、個人の尊厳にかかわる当事者責任の問題ではないのか。民主主義や人権といった普遍的価値は憲法に謳われている。その憲法に罰則が書かれていないからといって、それを守ろうとしないということでいいのか。私たちの社会がどこで底を打つのかが問われている。

 年金記録の紛失(2007)や薬害エイズ問題資料の放置(1997)などのように、わが国の公文書管理はずさんであるばかりか、終戦時に陸軍が都合の悪い資料を燃やした「伝統」を引き継いでいる。ようやく公文書管理法ができたのは2011年。制定にあたった福田元総理は、こう述べている。

 「実は法制化を進める段階ではあえて罰則をつくらないことにしたんです。あまり厳しくやりすぎると、最初からそうした文書を作らなくなってしまうことを心配した。まずは教育をしっかりすること、それが一番です」(朝日 6/9)。

 足元が底なしの状態で罰則を作っても、「記録は民主主義の原点」(同前)という公文書管理法の主旨を、どれだけ機能させられるのかという問題だ。セクハラ罪がなくても、曲りなりにも財務事務次官および財務省の責任が問われたのは、伊藤詩織さんの勇気ある訴えに始まる#MeToo運動が、日本社会の「底」を築き始めたからではないか。

 福田元総理はこうも述べている。

 「『記録を残す』とはどういうことか。新しい法律ができたとします。それはどんな社会情勢の中で、どんな議論を経てできあがったのか。国民がその時々の政治や行政を評価するためには、後々まで残る正確な記録が必要になる。それが選挙では投票行動につながり、政治家が選ばれ、政策が決まっていく。正しい情報なくして正しい民主主義は行われない。記録というのは民主主義の原点で、日々刻々と生産され続けるのです」(同前)。

 お任せ民主主義や多数決主義から民主主義をバージョンアップさせるためには、このような民主主義の原点としての記録の使いこなし方に、われわれ自身が習熟する必要があるだろう。食品に成分表示やトレーサビリティーを求めるなら、一年ごとに変わる政府の政策にもきちんとした検証を求めるべきだろう。あるいは五年たっても目標実現のメドすら立たないアベノミクスの看板政策―異次元の金融緩和について、厳しい検証を求めるべきではないか。

 「底」を築くという点では、自治の領域も重要だ。北川正恭三重県知事は就任冒頭に、「県議会議員と公務に関わる接触があった場合は公文書(情報公開対象)を必ず残す」と文書管理規則を改革した(1995)。その効果は県政の透明化とともに(議員への「忖度」から)県職員を守ることにもなり、さらには県議会の改革にもつながった。すなわち「口利き」に代表される旧来型の議員の「仕事の方法」を結果的に封じ、世代交代を促すことを伴って議会基本条例(2006)に象徴される政策型の議会へとつながったという(廣瀬克哉・法政大学教授 6/24@越谷)。

 今や食品表示のトレーサビリティーが日常のくらしで当たり前であるように、公文書や検証可能な公的な記録も民主主義に不可欠なインフラとして使いこなそう。働き方改革(働かせ放題)がここまで紛糾したのも、厚労省の資料を過労死遺族や専門家が事実とエビデンスに基づいて検証し続けてきたからこそだろう。どんな社会情勢の中、どんな議論を経てできた法律なのかが後々も検証される―その歴史の検証に耐えうるような「今」を、足元から一歩ずつ積み重ねていこう。

 

●国会の合理化? 議論による統治? 

 平成デモクラシーの総括から、国民主権で統治機構を作りこんでいくプロセスへの転換を

「安倍一強」下での国会の惨状を見れば、国会改革が急務であることには多くの同意がえられるだろう。問題はそこに、民主主義のバージョンアップにむけた論点や展望はあるのか、ということだ。

 「安倍一強」は、90年代の一連の統治機構改革の産物でもある。〝安倍政治の終わりの始まり〟とは、この90年代の統治機構改革(平成デモクラシー)の教訓と総括の上に立って、「権力を構成する」=国民主権で統治機構を作りこんでいくプロセスへと転換することにほかならない。

 「与野党の権力を巡る競争から、有権者の選択を経て、選ばれた首相に一定期間、権力を集中させる。政権選択と首相主導の組み合わせ。これが『平成デモクラシー』のガバナンスの両輪だ」(「平成デモクラシー史」清水真人 ちくま新書)

 「政権選択と首相主導という『平成デモクラシー』の両輪のバランスを揺るがすのが『安倍一強』だ。衆院任期を半分以上残した一四年の『小刻み解散』。憲法に基づく臨時国会の召集要求を逆手にとった一七年の『冒頭解散』。どちらも自公連立政権の継続以外の政権の選択肢は示されなかった。野党陣営に『政権の受け皿』を提示する責任があるのは当然だが、そもそも、衆院選を有権者による政権選択の機会にさせない思惑が先に立った解散権の行使が続く。

 首相主導の統治への権力集中はあくまで『期間限定』であり、合理的な時間軸で政権選択という権力競争が機能することが大前提だ。首相主導が強まった結果、政権選択を実質的に封じ込める狙いで解散権を行使するなら『平成デモクラシー』への過剰適応とも言える」(同前)。

 平成デモクラシーの教訓と総括に立つなら、まず「首相主導」の仕組みを政権延命のために私物化している安倍政治の検証から始めるべきだろう。小泉進次郎議員を中心とする自民党若手議員による国会改革案は、国会論戦の場を政策論議(委員会)、疑惑追及(特別委員会)、国家ビジョン(党首討論)という3レーンに分けることを提案している。しかし、今国会で明らかになった文書改ざん、隠蔽、データ偽装、官僚・大臣による虚偽答弁の数々は「疑惑」「スキャンダル」という次元の問題なのか。民主主義の根幹を揺るがす問題ではないのか。この認識が共有されない国会改革案は、言論の府である国会の合理化=政策決定の効率化にすぎないだろう。

 「モリ・カケ」でまともに国会審議ができない責任は、与党の国会運営にある。自民党筆頭副幹事長がまず取り組むべき国会改革は、政府・与党の責任を明らかにすることだろう。

 90年代の統治機構改革の議論では、政権交代可能な二大政党化、国対政治などのインフォーマルな決定過程の制度化といった統治システムの転換も、「主権者が権力を構成する」「国民主権で統治機構を作りこんでいく」という視点から論じられたとは、残念ながらいえない。「首相主導」の仕組みを政権延命のために私物化するという安倍政治は、その帰結であるともいえる。

 首相主導と政権交代を両輪とする統治システムを維持するのであれば、「主権者が権力を構成する」「国民主権で統治機構を作りこんでいく」という視点から、平成デモクラシーの教訓のうえに国会改革を考えることになる。それは国会の合理化ではなく、議論による統治をどう促進するか、ということだ。例えばこうだ。

「『国会に期待される役割』を三つあげてみました。立法機能、政府統制機能、多様な民意の反映機能です。もちろん他にもあるのですが、これらはいずれも現在のところ、大きく欠けていると言わざるを得ません。

まず立法ですが、現在は法案が提出され、議員が質問して、『○○時間たったから採決する』ということをやっているわけですが、これは立法手続きとして非常に不十分です。例えば逐条審議を行い、順番に体系的に問題点を明らかにしていくとか、あるいは委員会報告の担当議員を決めて、その議員が専門家のヒアリングをしたり官僚に事情を聞いてこの法案について報告書を出し、それで議論をするということは、日本では一切やりません。

予算も同様で、予算委員会というのは予算審議をしない、別なことをいろいろやっているというようなこともあるわけです。

二つ目の政府統制機能の中で目玉となっているのは、国政調査権です。国政調査権というのは、スキャンダルを追及するための権限ではありません。現在の証人喚問は政治的パフォーマンスとして行われますが、不祥事の調査であれば本来、その事実関係を調査した上で問題点を指摘し、必要に応じて制度改革の提案を行うなどの報告書を作成し、公表する必要がある。誰か呼びつけて吊るし上げてお終い、というようなものでは決してないわけです。

三つ目の多様な民意の反映機能ですが、これは先ほどのホワイトハウスの請願と同じで、国会の中でも多様な民意を反映する必要があるだろうと思います。これは二院制関係でいろいろな可能性があるかなと思います」(曽我部真裕・京都大学教授 469号)

 平成デモクラシーの教訓のうえで「国民主権で統治機構を作りこんでいく」ための国会改革は、政策決定の効率化や国会の合理化といった「速度による政治」や集権化に対するある種のブレーキとしての、議論による統治を促進するものであるべきだろう。

●ファシスト的公共性? 閉鎖性と同質性を求めない共同性? 

 公共性のバージョンアップへ

 安倍政治の検証を民主主義のバージョンアップへの糸口とともに、公共性のバージョンアップへとつないでいくことができるだろうか。

 佐藤・京都大学教授は、「ファシスト的公共性」という問題提起をしている。

 「公共圏とは世論ないし輿論を生み出す社会空間であると考えるなら、ハーバーマス的な市民的公共圏の理想的な枠内にとどまっているのは、私に言わせれば知的怠慢としか思えない。そこであえて、ファシスト的公共性という言葉を使って現実の世論と向き合うべきなのです。

そもそも、日本で市民的公共性と訳されているものは、ブルジョア的公共性です。これは財産と教養を入場条件とした、つまり格差を前提にした公共性なのです。格差のある公共性を市民的公共性、格差のない公共性をファシスト的公共性と定義したとして、どちらを選びますか。多くの人がファシスト的公共性の方を選ぶのではないか。その危険性を忘れてはいけません」(4―6面)。

格差社会と言われて久しい。社会調査データに基づいて①資本家(経営者、役員)、②新中間階級(被雇用者管理職、専門職、上級事務職)、③労働者、④旧中間階級(自営業)のほかに、アンダークラス(非正規労働者)をひとつの階級とみなす必要があるとの研究もある(「新・日本の階級社会」橋本健二 講談社現代新書)。現制度の内側で安泰を求める人々と、制度の外側に置き去りにされた人々へと社会を分断するのか。あるいは他者を排除しない、閉鎖性と同質性を求めない共同性へとバージョンアップできるか。

「いまあるのは、いわば『追い込まれた』私生活志向である。日々の勤めをはたし、暮らしをまもっていくだけで精一杯で、働き方や暮らしを左右する政策について熟慮したり、自らの判断を行動に移していく余力はなかなか得られない。それでも、重要な政策については人任せにしないという政治的関心が、近年、たとえばエネルギー政策や安全保障政策、あるいはまた待機児童問題などをめぐって表明されてきた。

~中略~社会統合の再建が、再び異質とされるものを排除する内向きのものに傾いていくのか。中間層が現に経験している生活条件の悪化が、ポピュリズムの政治の繰り返しを招き、不安定化を加速させていくのか。

それとも、格差の拡大に歯止めをかけ~中略~『われわれ』のまとまりを排他的につくりだすのではなく、異なった文化や価値観が多元的に共存できるような統合のあり方を築いていくのか」(「不平等を考える」齊藤純一 ちくま新書)。

 諸富徹・京都大学教授は、「新・日本の階級社会」の書評(朝日2/25)でこう述べている。

 「気になるのは、アンダークラスで平等化への要求が、排外主義と強く結びつくようになっていることだ。日本でも、イギリスのEU離脱やトランプ米大統領誕生の要因となったポピュリズムと同様の芽が現れ始めているのだろうか。

 著者は、社会分断を乗り越えていく希望はあると強調する。格差縮小を志向し、排外主義・軍国主義化に批判的な、リベラルな価値観を持った人々が階級を超えて広範に存在することも浮かび上がってきたからだ」。

 平成という時代の特徴は、多様性だろう。「一億総中流」も「一枚岩」も幻想だ。そればかりではない。外国人労働者はすでに128万人、留学生も含めて彼らなしにはもはや成り立たない社会になっている。公立学校に通う外国人の子どもは8万人にのぼる。日本国籍を持つ日本人の「見た目」も多様だ。暮らしや仕事、学校などの地域において、こうした多様性を前提にした共同性、課題を共有したところにうまれる公共性をどう創りだしていけるか。

(7/14総会および第九回大会にむけた議論として。)

(「日本再生」470号 一面より)

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総会

7月14日(土) 1000から1800

「がんばろう、日本!」国民協議会 事務所(市ヶ谷)

ゲストスピーカー 諸富徹・京都大学教授

         「人口減少時代の都市と自治」

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□第35回 戸田代表を囲む会in京都
8月23日(木) 1830から
会場 コープイン京都

会費 1000円(学生500円)

「保守化?する若者たち」

ゲストスピーカー 山田昌弘・中央大学教授

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映画「ゲッペルスと私」

https://www.sunny-film.com/a-german-life

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ナチスの宣伝相・ゲッペルスの秘書として働いていた女性(103歳)の独白。

当時のことを振り返って「何も知らなかった。私に罪はない。自分のことを考えていただけ。

職場での義務をはたしていただけ」という。

エンターテイメントの要素は一切なし。

彼女の独白の合間に当時の映像が挟まれ、見るものは「これから登場するかもしれないファシズムと

自分はどう向き合うのか」を考えさせられる。

2016年アメリカ大統領選をテレビで見た彼女は、「トランプの演説、叫び方や言葉選びが

あの(ナチスの)時代を思わせ、とても不快だった」と感想を述べたという。

今号(470号)掲載の佐藤卓己・京都大学教授インタビュー「ファシスト的公共」にも関連。

岩波ホール(東京・神保町)で8/3まで

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石津美知子
「がんばろう、日本!」国民協議会

http://www.ganbarou-nippon.ne.jp


メルマガ♯がんばろう、日本!         号外(18.6.4)

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「がんばろう、日本!」国民協議会

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Index 

□ 都内 集まりのご案内

□ 「がんばろう、日本!」総会のお知らせ

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松尾あきひろ君を励ます会

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昨年の総選挙、東京2区で健闘した立憲民主党・「松尾あきひろ」さんを励ます集い

7月11日(水) 1900より

文京区民センター 3階A会議室

会費 無料

蓮舫参院議員 井出康生衆院議員(予定)

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まえだ順一郎 セミナー

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東京11区、立憲民主党・前田順一郎さんのセミナー

「財務省セクハラ問題を考える」

7月18日(水) 1900より

常盤台地域センター(東武東上線上板橋駅徒歩4分)

参加費 500円

ゲストは東京新聞の望月衣塑子さん。板橋区議会議員の五十嵐やすこさんもお招きして、

みんなでこの問題を考えていきたいと思います。

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「がんばろう、日本!」総会

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7月14日(土) 1000から1800

「がんばろう、日本!」国民協議会 事務所(市ヶ谷)

ゲストスピーカー 諸富徹・京都大学教授

         「人口減少時代の都市と自治」

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石津美知子
「がんばろう、日本!」国民協議会

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「がんばろう、日本!」国民協議会

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Index 

□ 6.10 国会前大行動

□ 安倍政治の〝終わりの始まり〟を、政権選択選挙の次のステージへ

  転轍するための論点整理のために  書籍案内

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■ 安倍政権の退陣を要求する 6.10国会前大行動

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6月10日(日) 1400から1530

国会議事堂正門前

主催・実行委員会

事務局・総がかり行動

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■ 書籍案内

安倍政治の〝終わりの始まり〟を、政権選択選挙の次のステージへ

転轍するための論点整理のために 

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□平成デモクラシー史

清水真人

ちくま新書

*政治主導と政権交代―平成デモクラシーといわれた90年代の統治機構改革が

どのような変遷をたどったのか。ジャーナリズムの作法で事実を描くなかから

上記の枠組みを浮かび上がらせる。

「政権交代2.0」への問題設定が整理される。

□現代日本外交史

宮城大蔵

中公新書

*冷戦後の外交政策は、連立の組み換え・政権交代と密接にリンクしている。

国際環境の変動と連立政権の変遷の関連から、連立政権の新たな方程式を

どう見出すか。

□新・日本の階級社会

橋本健二

講談社現代新書

*格差社会から階級社会へ、継承される負の連鎖と分断社会という課題に

どう向き合うか。このことを避けた政権選択はありえない。

□人口減少時代の都市

諸富徹

中公新書

*人口減少時代に向け、さまざまな難問が可視化されつつある。それについて著者は

こう問いかける。

<以下 引用>

住民自治を「人工的」(政策的)に涵養することは可能か? あえて「可能だ」と回答しておきたい。

住民に予算と権限を配分し、人的資本と社会関係資本への投資が促される環境を整備すること、他方で、市役所は「黒子」に徹し、住民が議論し、自己決定していくプロセスを支えること。これらが飯田市での経験から引き出される、住民自治を涵養するうえでの決定的に重要な要素である。~こうした住民自治の基盤形成が、近い将来に予想される人口減少の本格化までに間に合うのであれば、私たちはパニックに陥る必要はない。「成長型都市」から「成熟型都市」への歴史的転換期を、トップダウンではなく、ボトムアップで乗り切っていく力量が、都市の側に備わるからである。<引用 終り>

□戦前日本のポピュリズム

筒井清忠

中公新書

*欧米で注目されるポピュリズム。しかし戦前日本は、すでにそれを経験していた。

無党派層の増加が政党政治を破壊し、マスメディアが政治不信と「革新論」を煽る

なかで、軍部・革新派官僚が台頭し、「新体制」(総力戦体制)が構築されていった

戦前日本の教訓を、どう活かすことができるか。

□ファシスト的公共性 総力戦体制のメディア学

佐藤卓己

岩波書店

*普通選挙権―大衆民主主義以前には、ファシズムは登場しなかった。

ファシスト的公共性(参加民主主義)に対抗しうる、他者に開かれた公共性をいかに

獲得するのか。総力戦体制とメディアというテーマは、「平時」まで継続するテーマ

であり、「ポスト真実」の時代に、さらに切実なものとなっている。

□「日本人」は変化しているのか 価値観・ソーシャルネットワーク・民主主義

池田謙一 編著

勁草書房

*3つの大規模国際比較調査を柱に、現代(3.11後の)日本人・日本社会の姿(意識)を

分析していく。社会分析・階層分析の基本となるデータとして貴重。

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東京・戸田代表を囲む会

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会場 「がんばろう、日本!」国民協議会 事務所(市ヶ谷)

会費 同人 1000円  購読会員 2000円 

*お詫び

第191回 山田昌弘先生の会が、5月15日となっていました。

正しくは6月1日でした。

今後の「囲む会」の予定は調整中です。

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京都・戸田代表を囲む会

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□第34回 戸田代表を囲む会in京都
6月23日(土) 1900から2100 (1830開場)
会場 コープイン京都

会費 1000円(学生500円)

「人口減少時代の都市とエネルギー転換」

ゲストスピーカー 諸富徹・京都大学教授

         福山哲郎・参議院議員

□第35回 戸田代表を囲む会in京都

8月23日(木) 1830から

会場 コープイン京都

会費 1000円(学生500円)

「保守化? する若者たち」

ゲストスピーカー 山田昌弘・中央大学教授

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総会

7月14日(土) 1000から1800

「がんばろう、日本!」国民協議会 事務所(市ヶ谷)

ゲストスピーカー 諸富徹・京都大学教授

         「人口減少時代の都市と自治」

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石津美知子
「がんばろう、日本!」国民協議会

http://www.ganbarou-nippon.ne.jp


メルマガ♯がんばろう、日本!         №238(18.5.31)

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「がんばろう、日本!」国民協議会

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Index 

□ 政権交代なき官邸主導―安倍政治の〝終わりの始まり〟から、

  政権選択と政党政治の次のフェーズへ

●卑怯と無責任のトリクルダウンを蔓延させるのか、

 主権者として統治機構を作りこんでいくプロセスへと転換するのか

●政権選択・政権交代なき官邸主導―安倍政治から、政権選択の次のフェーズへ

□「囲む会」のご案内

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政権交代なき官邸主導―安倍政治の〝終わりの始まり〟から、

政権選択と政党政治の次のフェーズへ

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●卑怯と無責任のトリクルダウンを蔓延させるのか、

 主権者として統治機構を作りこんでいくプロセスへと転換するのか

 森友学園への国有地売却について、財務省が国会答弁と並行して交渉記録の改ざんと廃棄を進めていたことが、ようやく明らかになった。「立法府への愚弄」と言うべき事態に、誰が責任を取るのか。

 参議院予算委員会の集中審議で、参議院事務総長は、森友学園との交渉記録について財務省の佐川前理財局長が「廃棄した」、「記録が残っていない」と国会で答弁をした回数が、去年2月以降、合わせて43回に上っていたこと、麻生副総理兼財務大臣も同様の答弁を合わせて11回していたと説明。さらに衆議院予算委員会の集中審議で、自民党議員が「今回提出されたものが本当にすべてなのか」とただしたのに対し、麻生大臣は「調査すればまだ出てくるかもしれない」と答弁。議場は騒然となった

 「立法府への愚弄」は、国民に対する愚弄にほかならない。国権の最高機関たる国会(憲法41条)で連日、ウソの上塗りと論理のすり替えが繰り広げられる。こんな卑怯と無責任のトリクルダウンを、私たちの社会はどこで止められるのか。

 加計学園と安倍首相との面談を記した県の文書を国会に提出した愛媛県知事は、「何ごとも正直と真実を覆すことはできない」と述べている。日大アメフト選手は会見で、「自分の意思に反するようなことは、フットボールにかかわらず、すべてにおいて、するべきじゃないと思います」ときっぱりと述べた。

 「民主主義を単なる政治のやり方だと思うのは、まちがいである。民主主義の根本は、もっと深いところにある。~すべての人間を個人として尊厳な価値を持つものとして取り扱おうとする心、それが民主主義の根本精神である」(「民主主義1948-53中学・高校社会科教科書エッセンス復刻版」文部省著・西田亮介編 幻冬舎新書)

 民主主義を単なる政治のやり方(≒多数決主義)とする消費者民主主義は、卑怯と無責任のトリクルダウンを支える基盤ではないか。

 「今回のエリート組(財務省82年入省組)の瓦解の遠因に、私を含めたこの世代特有の弱さの存在を感じます。60年代の政治の季節に遅れ、70年代には学校のサヨク的な先生の授業に白けつつ、80年代に入るとポストモダン的自由を謳歌し、時代の先端を走っているつもりでした。ところが、結局、戦後民主主義の精神を次の世代にうまく継承できず、子どもたちに伝える成熟した文化も、つくり得なかったのです。~中略~財務省のトップだった彼が、知的リーダーの最低条件である『自己懐疑の精神』に縁遠かったのはその象徴のように感じました」(福岡伸一・青山学院大教授 朝日5/19)

 では、個人の尊厳や自由のために民主主義を活かす―立憲民主主義の当事者性は、どう集積されてきたのか。どのようなステージで、それを具現化していくのか。

 「現在では日本国憲法は、『この国のかたち』を成すものとして、一定の定着を見たように思います。言い換えれば、この71年は、私たちが憲法に慣れるとともに、憲法を運用によって発展させていく、そのような相互作用の歴史でもあったと言えるでしょう。

 それでは、憲法の役割とは何でしょうか。それは、民主的な政治プロセスを構成し、政治権力を作り出すとともに、権力を制限することで、合理的な統治、ガバナンスを実現するところにある、と私は考えています。
 ~中略~立憲主義に基づく憲法の役割は、権力を構成すると同時に制限する、言い換えれば、合理的で責任ある決定を下し、実施する政治プロセスを維持することにあります。その意味で、憲法は『政治の法』そのものです」(宍戸常寿・東京大学教授 NHK「視点・論点」5/14)

 「安倍一強」は、90年代の一連の統治機構改革という制度の産物でもある。〝安倍政治の終わりの始まり〟とは、この90年代の統治機構改革(平成デモクラシー)の教訓と総括の上に立って、「権力を構成する」=国民主権で統治機構を作りこんでいくプロセスへと転換することにほかならない。

 平成という時代は「失われた30年」とも言われる。たしかに時代の転換に対応するための貴重な時間、資源を少なからず失ったし、消費者民主主義や冷笑主義は、卑怯と無責任のトリクルダウンへと帰結しつつある。一方で、失ったものも多いが、「自分たちのことは自分たちで決めよう」という当事者性の〝始まりの始まり〟を、主権者として統治機構を作りこんでいくプロセスへと転換するために、得たものも多いといえるのではないか。

 そのために「平成デモクラシー」(統治機構改革)の検証から、安倍政治の上手なたたみかたを集積・共有していこう。

●政権選択・政権交代なき官邸主導―安倍政治から、政権選択の次のフェーズへ

 「与野党の権力を巡る競争から、有権者の選択を経て、選ばれた首相に一定期間、権力を集中させる。政権選択と首相主導の組み合わせ。これが『平成デモクラシー』のガバナンスの両輪だ」(「平成デモクラシー史」清水真人 ちくま新書)

 「政権選択と首相主導という『平成デモクラシー』の両輪のバランスを揺るがすのが『安倍一強』だ。衆院任期を半分以上残した一四年の『小刻み解散』。憲法に基づく臨時国会の召集要求を逆手にとった一七年の『冒頭解散』。どちらも自公連立政権の継続以外の政権の選択肢は示されなかった。野党陣営に『政権の受け皿』を提示する責任があるのは当然だが、そもそも、衆院選を有権者による政権選択の機会にさせない思惑が先に立った解散権の行使が続く。

 首相主導の統治への権力集中はあくまで『期間限定』であり、合理的な時間軸で政権選択という権力競争が機能することが大前提だ。首相主導が強まった結果、政権選択を実質的に封じ込める狙いで解散権を行使するなら『平成デモクラシー』への過剰適応とも言える」(同前)。

 平成デモクラシーの総括視点は、大きく言って二つ。ひとつは「官邸主導・政治主導」にかかわる統治機構・統治システムの作りこみ、もうひとつは政権選択選挙、とりわけその核となるべき政党・政党政治のあり方だ。言い換えれば、政治主導・官邸主導と政権交代がセットで成り立つことであり、「安倍政治」とは、政権交代なき官邸主導が行き着いた姿でもあるということだ。

 「問題を一言で言えば、最近の官邸主導の政治のあり方を見直し、内閣、国会、裁判所その他の権力と権力の間のバランスを再調整する必要があるのではないか、ということです。~中略~まず、官邸主導の政治のあり方をどのように考えるかということです。次に、官邸主導の政治に対して、国会はどのように向き合うかということです。第3に、裁判所をはじめとする独立機関の重要性、第4に、マイノリティの声を国政にどのように届けるか、第5に、これは少し別の問題になりますが、継続的に憲法論議を行う場を国政の舞台に用意する必要があるのではないかということです」(曽我部真裕・京都大学教授 NHK「視点・論点」5/15 2―5面「囲む会」も参照)。

「さらに日本の統治機構の抱えるさまざまな問題の根本的な要因として、政権交代がないということを改めて指摘すべきだと思います。他国と同様に政権交代が行われるようになれば、日本統治機構の問題のかなりの部分は、おのずと解決するのではないかという感じがします。

政権交代がないというのはやはり異常なことで、近隣諸国を見ても韓国でも台湾でも、選挙で政権交代をすることが定着しているわけです。日本だけがこういうことができないというのは、問題があるのではないかと思います。これは制度の直接の問題ではありませんが、根本的な問題として重要だと思います」(曽我部真裕・京都大学教授 2―5面「囲む会」)。

政権選択・政権交代が可能になるためには、政党・政党政治のあり方が決定的だ。消費者民主主義→多数決主義では、権力・決定に与らない野党に存在意義は見出せず、「無責任」「だらしない」と言うだけになる。また小選挙区制の導入が政党のイノベーションに結びつかなければ、政党は選挙互助会にしかならない。目前の選挙のために旧民進党がたった一日で、しかも国会議員だけで、曲がりなりにも二十年間積み重ねてきた蓄積を放り投げたことは、その典型といえるだろう。

「国家と社会をつなぐという政党の基本的機能に関して、現在の政権は上からの政策処理を前提として、自民党などの政党を通じて、広く有権者の参加を促していないのではないかという疑問がありうる。~中略~政党政治の危機ということであるならば、政党が国家と社会をうまくつなげていないという疑問こそが、重大な問題であると考えられよう」(飯尾潤 ジャーナリズム2017.6)

 「取り残された民意」「制度の外の社会の問題提起」を、どのように政治的に表出させるのか、そのための公共圏・言論空間をどう作り出していくのか―そういう政党・政党政治をどうつくりだしていくか。またその「参加」において、何が問われてくるのか。

 「一九世紀の民主主義は『財産と教養』を入場条件とした市民的公共圏の中で営まれると考えられていた。一方、二〇世紀は普通選挙権の平等に基礎を置く大衆民主主義の時代である。そこからファシズムが生まれた事実は強調されなければならない。理性的対話による合意という市民的公共性を建て前とする議会制民主主義のみが民主主義ではない。~何を決めたかよりも決定プロセスに参加したと感じる度合いがこの民主主義にとっては決定的に重要であった。~ヒトラーは大衆に『黙れ』といったのではなく『叫べ』といったのである。~つまり民主主義は強制的同質化とも結託できたし、その結果として大衆社会の平準化が達成された。こうした政治参加の儀礼と空間を『ファシスト的公共性』と呼ぶとしよう」(佐藤卓己「ファシスト的公共性」 岩波書店)。これは「ポスト真実」の時代にはいっそう切実な問題提起だ。

 異質な他者を排除しない開かれた公共性は、いかにして可能か―生きるうえで他者性を前提とする地域・くらしの当事者性を基礎に、弛みない対話をどう積み重ねていくか。そして「課題を共有できたときに公共はうまれる」という多様な公共圏を、自治の現場からどのようにつくりだしていけるか。「ゆっくり、いそげ」で、その着実な集積を。

(「日本再生」469号 一面より)

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東京・戸田代表を囲む会

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会場 「がんばろう、日本!」国民協議会 事務所(市ヶ谷)

会費 同人 1000円  購読会員 2000円 

□第191回 東京・戸田代表を囲む会
「若者の『保守化』?」(仮)
5月15日(火) 1845から
ゲストスピーカー 山田昌弘・中央大学教授

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京都・戸田代表を囲む会

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□第34回 戸田代表を囲む会in京都
6月23日(土) 1900から2100 (1830開場)
会場 コープイン京都

会費 1000円(学生500円)

「人口減少時代の都市とエネルギー転換」

ゲストスピーカー 諸富徹・京都大学教授

         福山哲郎・参議院議員

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総会

7月14日(土) 1000から1800

「がんばろう、日本!」国民協議会 事務所(市ヶ谷)

ゲストスピーカー 諸富徹・京都大学教授

         「人口減少時代の都市と自治」

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石津美知子
「がんばろう、日本!」国民協議会

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PDFファイル⇒18年 4月天秤棒駅頭45

今夜会えてよかったが続く、夜の駅頭
昨日は、夜駅立ちを、せんげん台駅西口で午後7時から午前0時まで、5時間で実施した。
午後8時頃、馴染みの中年女性が階段を下りて来られて、私の前で暫くバックに中を探しておられた。そして1000円札を出して、朝の時間帯はせわしなく、渡せないので、と話された。ありがとうございます、助かります、とお礼を述べた。
その後、自民党会派の伊藤市議が、降りて来られたので、挨拶をした。その後9時30分過ぎに再び戻って来られて、大変だね、こちらは飲み会だった、と帰って行かれた。
更に公明党の守屋市議にお会いしたが、4月26日に開催する大相撲越谷場所の関係者で、モンゴルの外交関係者が友達で、そのパーティーの帰り、との事だった。
更に、越谷市教育長が、降りてこられ、更に刷新クラブの武藤市議にもお会いした。
駅立ちを通して、これ程多くの方に集中して出会った事はなく、それぞれ別の要件を済ましての帰宅だっただけに、偶然が重なるとはこの様な事なのだろう。
午後9時頃、旧知の高齢男性が、階段を下りて来られて、またのし袋で1000円のカンパを頂いた。
ありがとうございます、とお礼を述べた後、こののし袋は、どなたかに渡すためにバックに入れておられるのですか、と尋ねた。
すると以前カンパを頂いた記事を掲載した、一心太助の天秤棒をバックから、取り出しながら、いいえ、先生(この呼ばれ方は苦手だが)に渡すためですよ、との返事だった。
朝の時間帯では、午前5時9分の始発電車で通勤しているので、持ち歩いていて、今日会えてよかった、と付言された。
(前回頂いたのは、この始発時間前であり、私はせんげん台駅西口に到着して、街宣用具を準備している最中だった)
また、馴染みの佐賀銀行員の方が同僚の方と降りて来られて、先生に報告があります、と切り出された。
実は、本年4月27日付で、佐賀銀行本社に転勤になりますとの事。
越谷市には、かれこれ20年余り住んでいますで、また戻って来ます、とも。
今日ここで先生に会えて本当のよかった、と。
そして、毎回カンパ(月に2回)を頂いている事に関して、佐賀に転居しても、定期的にカンパをしますから、と申し出て頂いた。
越谷市を離れても、私への支援を続けて行きます、との気持ちに触れて満ち足りた気分になった。
更に、埼玉県立大学を卒業して3年がたち理学療法士をしている女性にお会いした。
以前ツィッターで、励ましのメールを頂き、その内ゆっくりと話しましょう、と返事をしていた。何時も午前7時過ぎに市政レポートを受け取って読んでいて、駅前の情景が良くわかる。他の議員のものは殆ど読まないが、と話し、今日この時間に会えてよかった、と。
今は認知症の患者さんを治療する部署に変わったが、ますます高齢者の治療が増えて来ており、病院や施設だけでは解決出来ない問題となっている、と話された。
暫くして、馴染みの女性が、笑顔で降りて来られて、お菓子を2個頂いた。袋には、「宮古島の海のやさしさつめて 雪塩ふぃなん」と記されていた。
宮古島からの観光土産なのか、誰からか貰われたのか、は不明だが、後日コーヒーと共に美味しく食べさせてもらった。
午前0時過ぎまで、まだまだ電車からは、多くの通勤客が降りてくる中、長時間労働が常態化している現実を何とか変えたい、との思いが
つのりながら、頭上の月を見上げて終了した。
(4月27日)

まず、自分が変わらなければ
昨朝の駅立ちは、北越谷駅西口で午前7時前から開始した。直ぐに高齢の3人連れの女性が、演台前に設置している看板を見て話かけられた。看板には、変えたい、変わろう、変えよう、と書かれていたが、女性の一人の方が、変わんないよねーと話したのに続いて、隣の女性がそうよねー、応じた。
底が抜けた様な、政府の公文書改ざん問題を巡る国会対応に出た言葉だと思い、そうですね、でもまず自分が変わらなければ、回りも変わらないし、社会も変わらないではないですか、と応じた。
すると、自分が変わるねー、うーんとの表情に変わった。また別の女性が、この人(私の事)、一人で大袋駅でいつもやっている人よ、と話された。3人とも納得したような顔つきになり、頑張って下さい、と言いながら笑顔で去って行かれた。午前8時30分過ぎに終了して、直ぐに電車で新越谷駅に向かった。
午前10時から、サンシティ越谷市民ホールで開催された第58回越谷地区メーデーに来賓として出席するためだ。
新越谷駅を降りて直ぐに朝食を取るため、駅構内のパン店でモーニンングを注文したが、なんと290円で、コーヒー1杯と食パンの食べ放題のサービスだった。(お得なモーニングだ)
パンを数切れ食べた後、来賓あいさつの原稿づくりに着手した。恐らく挨拶の時間は5分以内(昨年も参加したが、この程度だった)のため、色々話したいことはあるのだが、中々まとまらないまま時間が過ぎて、完成しないまま会場に向かった。
(労働組合の方が集まる集会なので、労働組合とは全く関係のない私が話せる、唯一の機会がこのメーデーなので)
来賓あいさつは、越谷市議会の自治みらいを代表したもので、同じ会派の辻議員や山田議員を紹介まずして挨拶した。(他にも立憲民主党や共産党の議員も参加されていたが、保守系無所属は私だけだ)
冒頭、北越谷駅での朝の駅頭での会話を紹介した。(この部分は全くその場で思いついたが。つまり、まず自分自身に変わろうとする意志がなければ、社会も人生も変わらない事を強調したかった)
 次に平成デモクラシーと言われる失われた20年とも30年とも言われているが、多くのものを失ってしまった。
特に安倍政権の5年間で、近代国家の最低の条件である政府機能が崩壊してしまった。(公文書改ざん問題等)
しかし、得たものも多い。
それは3年前までは立憲主義と言う言葉さえ、皆さん知らなかったことを知り、護憲や改憲以前の本質的憲法の常識が広がっていった。
また安保法制反対の全国的な運動を通して、これまで野党の議員は、支持されている労働組合や団体に個別のあいさつに行くことはあったが、市民集会で野党の責任者が揃ってあいさつをする様になったことは、戦後初めてのことであり、選挙での統一候補の応援までに発展したことは注目すべきことだ。
憲法改正問題が大きなテーマになっているが、憲法条文を変えるのか、変えないのかに終始して来ている。
しかし日本国憲法は世界的に見ても、条文は非常に少ないのが特徴であり、法治主義によって法律や政令によって肉付けをして来た経緯があり、これら全体の体系を憲法と位置づけている。
立憲主義とは憲法が国家の権力行使を縛ることに留まらず、権力を構成するのは国民自身であることが強く意識しなければならない。
この間、省庁再編や小選挙区制導入、政党助成金制度や官邸への権限集中など、統治機構改革が次々と実施され、これは、憲法改正に勝るとも劣らない改正となって来た。
だからこそ、これから国民主権で統治機構を作りこんで行くプロセスに参加して行く段階になった。立憲民主主義の視点から、この運動をはじましょう、と挨拶した。
その後、参加者全員で会場から、新越谷駅まで、「8時間労働を守ろう」と声を上げてデモ行進をした。         (5月2日)