About localaccess

PDFファイル⇒17年 11月天秤棒駅頭31

衆議院・越谷市長選挙の間の駅頭は
 今日は衆議院選挙の告示日で、これから10月22日の投票日に向け選挙運動が始まった。
今回から、第3区(越谷市。草加市)の選挙区で千間台地区と大袋地区の一部が第13区に編入された区割りが決定されたため、住民からの戸惑いの声が駅でよく聞かれた。
6政党の候補者が激しい選挙を展開し、朝の駅立ちも各陣営で取り組む事になるだろう。
また衆議院選挙の投票日は、越谷市長選挙の告示日となり、これから1週間29日の投票日まで選挙が行われる。ここでも駅頭が始まるだろう。
つまり、10月10日から29日までは、選挙一色となる。
当然毎日駅頭を続けている私と重なる事が予想されるのだが、公職選挙法の規定では、市議会議員が市政レポートを駅頭で配布することは可能となっている。
しかし、候補者や政党が公式な選挙運動に取り組んでいるのだから、この活動を最優先にして有権者への働きかけが十分果たせるように考えて、私の日常の駅頭はこの期間中は中断する。
(10月10日)

20万人が棄権した、越谷市長選挙
今朝の駅立ちは、午前5時30分から通常通り3時間実施した。10月10日から衆議院選挙があり、引き続き昨日の29日は越谷市長選挙投票日だったので、20日間は選挙運動が行われた。このため、毎日続けている駅立ちは、自主規制をして中断していた。そのためか久しぶりですね、との声が多く聞かれた。
市長選挙の結果は、現職市長が当選し、これで3期12年も市政運営が続く事になった。
しかし、投票率は26,77%と史上最低の投票率に終り、実に20万人の市民が棄権した。
現職市長の得票は、44,286票で得票率は、15%に過ぎず、6人に1人の支持となった。市長選挙をやる度に得票率が下がっている。
市民に最も身近な、市長選挙の低投票は、現職市長の2期8年の市政運営に大きな責任があるのではないか。
勿論、議会と市民の信頼関係の不十分さにもその要因があるのだから、私にも責任がある。
2年半前の市議選では、投票率は40%を切り史上最低の投票率となった。
つまり、市民に身近な市議や市長の選挙の投票率は長期低落傾向にあり、史上最低を更新し続けている。
(市長選挙前の市政レポートに“議会の機能低下が市長の政治姿勢に影響している”旨を記載したら、民進党と無所属の会の会派代表者から議会の機能低下とは何を指すのか、誤解を招くと問題視され、9月議会最終日に会派代表者会議で説明が求められた。自民党、公明党の代表者からも同趣旨の発言があった。市議選の投票率の低下に見られる様に、議会への市民の信頼は回復していない、等説明をした。
しかし協議の結果、今後市政レポートの文章表現には十分注意するように指摘された。)
今朝も市民から、形式的な市民参加の結果が現れている、今後4年間清新な市長誕生を待つしかないですね、と自重気味に話された。これが市民の声。
しかし、最悪の状況でも地域の再生から逃げる訳にはいかない。   
(10月30日)

福島県への一日バス旅行に早朝出発
一昨日の朝駅立ちは、地元自治会の年一回の親睦旅行の出発が、午前7時30分のため中止した。
毎朝ラジオ体操に取り組む東都ニコニコクラブが主催する好例イベント。
普段は、体操と駅立ちと重なるため、中々体操には参加出来ないのだが、バス旅行や新年会等には出来るだけ参加して来た。
この日も、41名の会員が参加し、福島県白河市の小峰城跡の見学や那須高原での昼食、南ヶ丘牧場での牛乳たっぷりのソフトクリームを堪能する等、一日中楽しんだ。
(11月4日)

中学生から聞いた「シー」って何
昨朝の駅立ちは、午前5時30分からせんげん台駅西口で実施。すでに家を出発する5時過ぎは薄暗く、気温が下がって寒い。
午前6時過ぎ中学生と思われる二人の少女がやって来たので、声を掛けた。
今日は学校は休み?そうです、せんげん台中学校の開校記念日なので、と明るい返事。
これから何処に?ディズニーランドに行きます。そうか楽しんで来てね、と私。
ありがとうございます、と笑顔で丁寧な反応だった。
それから直ぐに同じ様な3人の少女グループが。そこでディズニーランドへ行くの?と話し掛けたら、「シー」?と揃っての返事。
「シー」とは、直ぐには分からなかったが「ディズニーシー」に向かっていたのだ。
            (11月4日)

市長選挙の結果、変わらない現実に
今朝の駅立ちは、大袋駅西口で通常通り午前6時から開始した。午後7時前に30代のサリーマンから声が掛かった。越谷市長選挙は、変わりませんでしたね、と。(極めて残念そうに)
そうですね、投票率が27%の最低率では現職が有利になりますよね、と私。20万人が棄権したんですよ、との話に驚いた表情をされた。
市政レポート(私の)等が勉強になっていて、色々参考にしているのですが、と付言された。
真剣に候補者を選択しても結果が伴わない事は、私にも度々あるのだが、そもそも政治とは多様な市民を代表して利害を調整する技術(芸術)なのだから、気持ちと違う結果になることは往々にしてある。
それでも、市長選挙での20万人もの棄権は深刻な事態だ。
午前8時前中年のサラリーマンの方が、演題とのぼりの周りを眺めた後にカンパは何処にしたらいいですか、と尋ねられた。
ありがとうございます。演壇の上にあるカンパ箱にお願いします、と応答した。すると早速1000円のカンパを頂いた。
初めてのカンパをして頂いただけに、ここにも少しずつ共感が広がっている。
(11月6日)

家族で話題になっている駅頭の活動
今朝の駅立ちは、北越谷東口で午前6時から開始。何時もの様に散歩中の高齢者や自転車誘導係りの男性など、朝の挨拶が次々と続く。
朝の気温はどんどん下がっていて、ベンチコートを着込んでの市政レポートの配布を続けていたら、馴染みの中年女性から、暖かそうな服ですね、と笑顔で話し掛けられた。
物理的には暖かいのだが、それでも2時間30分の市政報告のため準備や撤収をふくめると3時間弱を街頭にいるため顔や手足は冷たくなっていく。しかし、こんなあいさつに励まされることが多い。午前8時過ぎ中年の女性が笑顔で近づいて来て、初めてお会いします、白川さんのこと主人からよく聞いています、と。
見るとご夫婦で旅行支度の様だったので、楽しんで来て下さい、と見送った。長年駅で市政レポートを受け取って頂いている市民の方が家族に私の活動を伝えて頂いていることがよく分かる出会いとなった。
午前8時30分の終了間際に馴染みの中年女性が、市政報告会ののぼりを見て、これいいですね、と褒めて頂いた。これって前からありましたか、と尋ねられてので、えー設置していましたと、返答した。ただ、この日は少し角度を変えて設置していたのだが。 (11月7日)


メルマガ♯がんばろう、日本!         №231(17.10.30)

━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━

「がんばろう、日本!」国民協議会

http://www.ganbarou-nippon.ne.jp

==================================

Index 

□ 立憲民主主義の旗は立った 

ここから立憲民主主義を支える意思を集積していくために

●「国家がまっとうな国民をつくる」政治観vs「国民がまっとうな政府をつくる」政治観

 ~ボトムアップの民主主義

●多様性を認める包摂・連帯vs分断と排除 ガバナンスをめぐる対立軸

●立憲民主主義を支える意思を集積していくために

 伴走するフォロワーへ

□「囲む会」のご案内 

==================================

立憲民主主義の旗は立った 

ここから立憲民主主義を支える意思を集積していくために

==================================

●「国家がまっとうな国民をつくる」政治観vs「国民がまっとうな政府をつくる」政治観

~ボトムアップの民主主義

 第48回衆院選は戦後二番目に低い53・68%の投票率で、小選挙区での得票率48%の自民党が議席の74%を占有して「圧勝」した。内閣不支持率が支持率を上回るなかでの自民圧勝は、一議席を争う小選挙区制において野党が分裂していたからだというのは、政治力学的にはその通りだ。

 しかし今回の総選挙からは、旧来とは異なる政治観、国家観、民主主義観の違いが見えてくるのも確かだ。結党したばかりの立憲民主党が野党第一党となったことは、その象徴だろう。議席数だけでなく、ツイッターのフォロワー数でも自民党を一挙に抜き去り、短期間に8500万円の個人献金が集まった。街頭演説では雨のなか、各地でこれまでにない数の人々が集まり、足を止めて耳を傾けた。

 選挙戦最終日、八千人(主催者)が集まった新宿で、枝野代表は次のように訴えた。

 「この国の政治が国民から離れている。そんな思いで、何とかその受け皿になりたいと、旗を立てました。でも、こんなに短期間で、こんなに多くの皆さんにご期待を頂いて、私は反省をしています。私自身も含めて、この国の政治がいかに国民の皆さんから遠くに行ってしまっていたのか。そのことに、多くの皆さんが苛立ちを感じておられたのか。多くの皆さんからご期待を頂けば頂くほど、そのことを痛切に感じる選挙戦でありました。
 国民の暮らし、草の根の声から離れて、政治が上の方に行ってしまって、上から国民の皆さんを、国民の暮らしを見下ろしている。だから暮らしの足下が見えない。こうした政治の流れを変えていく。こうした政治の流れにおかしいと思っている人たちの声を受け止める。そんな存在に、立憲民主党はなりたいと思っています」

http://satlaws.web.fc2.com/CDPlist.htmlより

 立憲主義とは何か、何のための憲法改正か、民主主義=多数決なのか、ボトムアップの民主主義とは何か、「上」からの経済成長(トリクルダウン)なのか、「下」からの経済成長なのかetc 立憲主義や民主主義、憲法観をめぐる論戦の軸が提起されつつある。それは、安倍政権批判の「受け皿」とはまったく異なる次元に、「もうひとつの選択肢」の旗を立てる試みでもある。今回の総選挙はその始まりとなるはずだし、ぜひそうしたいものだ。

 「国家がまっとうな国民をつくる」という政治観vs「国民がまっとうな政府をつくる」という政治観こうした政治観、民主主義観、国家観の違いが浮かび上がりつつある。前者は、国民が政府を構成する(権力の正統性は国民の付託にある)という規定が欠落した自民党改憲案に端的に表れている。ここからは権力をしばる立憲主義は、むしろまっとうな国民を破壊する考え方にみえる。(10/21シンポジウムでの廣瀬克哉・法政大学教授の提起。シンポジウムの詳細は次号に掲載)。

 枝野氏は演説で繰り返し、以下のような趣旨を述べた。永田町に長くいると、政治家が国民を統治すると勘違いする、自分もそうだったかもしれない、しかしみなさんは「統治される」のではなく、みなさんが統治する、主権者はあなたです。政治家、政府はみなさんから付託された範囲においてのみ、権力を行使することができるにすぎない、と。

 こうした政治観、民主主義観、国家観の違いを軸にすると、「野党分裂→自民圧勝」という表面的な政治力学では見えなかったものが見えてくる。例えば

 「野党の態勢が整わないタイミングを狙って解散するのは、国民の選択権を事実上奪う…安倍首相が野党に勝った側面はあったが、首相が国民の選択権を封じ込めることに成功したのではないか。これが民主主義を破壊している」(野中尚人・学習院大学教授 朝日10/24)。

 解散権の制約は憲法改正の論点となりうるし、それを狭い意味での「権力の制約」としてだけではなく、「国民の選択権の保障」→「国民がまっとうな政府をつくる」条件整備のための憲法改正として問題設定することは、憲法改正の国民的論議の土俵をつくることにもなるだろう。九条「お試し改憲」に対しても「反安倍」の受け皿ではない、ボトムアップの民主主義からの「もうひとつの選択肢」をつくりだしていく。そういうステージにはいるということだ。

 また、今回の選挙で小選挙区制の行き詰まりがあらわになった、との見方もあるが、中選挙区制や比例代表を増やしたりすれば、政権交代を封印することになるだろう。政権交代がサイクルを回すべきという立場なら、「小選挙区だからこそ、野党が選挙協力をやれば、自公にも対抗できることがわかった。政権交代が重要だと考えるなら、今の選挙制度は決して悪くない。問題は、野党が今の制度をうまく使いこなせていないことだ」(野中 前出)ということになる。

 今回、民進党が希望と立憲民主へ分解したことは、「政権交代」「二大政党」を目指すとしてきた、九〇年代以来の政権交代可能な二大政党論の総括でもある。日本新党以来「非自民非共産」という枠組みで、いくつもの新党が出来ては消えた。その行き着いた先が希望の党の「保守二大政党」論。これは結局、選挙で政権交代というサイクルが出来ないなら、与党内の疑似政権交代の構造をつくる、という問題設定に回収される。

 「立憲民主党の立ち上げは、選挙で、有権者の一票で政権交代するシステムを目指そうと言ってきたなかに、国民主権の主体性、立憲民主主義の当事者性を作るということが入っていたのか、ということの総括であり、分岐でもあるという性質になっている。国民主権の主体性を作る、ということが欠けているor弱い度合いに応じて、『保守二大政党論』、『与党内疑似政権交代論』に回収される。それが鮮明になっているということでもあります」(戸田代表 9―10面「囲む会」特別編)

●多様性を認める包摂・連帯vs分断と排除 ガバナンスをめぐる対立軸

 選挙戦ではもうひとつ、これからの対立軸を彷彿とさせる象徴的な光景があった。最終日、立憲民主党の街頭演説では、新宿バスタ前を埋め尽くした人々が小雨のなか、後ろの人のために傘をたたんだり、互いに譲り合ったりするなかで、「選挙は終わりますが、立憲主義を取り戻す戦いはこれからです。立憲民主党という新しい政党をいっしょに作ってください。永田町に引きこもらないように監視してください」という呼びかけに、一体となって呼応していた。

 一方、安倍総理が「リベンジ」と称して行った秋葉原での街頭演説は、日の丸が林立するなか、大音量での派手な演出のかたわらで、罵倒や威圧、こぜりあいがあちこちで繰り広げられる殺伐とした雰囲気だった。以前なら、後援会単位の参加者の和気あいあいとした雰囲気が多少なりともあったのだが、そういう雰囲気は皆無。人々の一体性が感じられるのは「敵を叩く」ときの盛り上がりだけ、という異様な光景だった。

 多様性を認める包摂・連帯vs分断と排除。ガバナンスをめぐるこうした対立軸も抽象論ではなく、人間関係の作り方(人格形成)、組織のあり方などの具体性として見えつつある。

 例えば、小池氏の「排除」発言。「驕り」の現れと批判されたが、ご本人としては「政党は理念、政策で一致すべき」と言いたかったのだそうだ。では「言葉が足りなかった」だけなのか。そうではないだろう。

 「理念、政策で一致」というとき、多様性はどこまで前提になっているか。多様性、複数性すなわち「異なる他者」を前提としてはじめて、政治=議論を通じた合意形成が意味を持つ。そこをすっ飛ばした「理念、政策の一致」なら、簡単に排除と同化圧力に転じる。そうではなく、「公共性とは、閉鎖性と同質性を求めない共同性、排除と同化に抗する連帯である」(齊藤純一「公共性」岩波書店)という「理念、政策の一致」なのか。

 今回、立憲民主党の躍進を支えた多様な市民の参加を一過性のものとせず、ボトムアップの政党としての型を作っていくなかで、こうした対立軸はさらに具体的なものになっていくはずだ。

 政党は〝魔法の杖〟のような解決策を示してくれる存在ではなく、「有権者の困りごとを聞き、課題を認識してくれる。そういう場としての存在です。自分たちは見捨てられていない、政策決定に関与できていると有権者が思うことは民主主義にとって大切で、そこで政党が果たす役割は大きいはずです」(待鳥聡史・京都大学大学院教授 中央公論10月号)。

 こうした政治的有用感を育む場を「敵を叩く」ことで作り出すのか、それとも多様性を認めあう連携と共同で作り出すのか、ということでもあるだろう。

 安保法制以来の「市民と野党の共闘」が持続しているのは、草の根の現場で人々が時にぶつかり合いながら、違いを認め合ったうえで、どうすればいっしょにやれるのか、一歩ずつ積み上げているからだろう。政党や組織の枠組みを軸にした「共闘」「統一戦線」とは違う、新たなローカルガバナンスの転換が始まっているはずだ。

 地域課題に取り組む「場づくり」においては、さらにその経験、教訓は集積されているはずだ。生活環境をやなりわいをはじめとする暮らしの多様性を前提にして、他者と「目線を合わせる」(湯浅誠氏)という関係性を作ることは、「主権者を引き受ける」(湯浅誠氏 四六一号「囲む会」)当事者性を涵養することでもある。

●立憲民主主義を支える意思を集積していくために

 伴走するフォロワーへ

 立憲主義という「古めかしい」言葉が登場しているのは、単に憲法が危ないから、というだけではない。多様性を前提にした民主主義と立憲主義の新たな調和をどう図るか、という問題設定が見えつつある、ということだ。民主主義はときに「多数の暴走」にもなりうるし、ナチスのように民主主義から独裁が生まれることもある(立憲的独裁)。民主主義をルール(憲法)によって制約するとともに、主権者がそのルールを変える(憲法改正)こともできるという立憲民主主義は、国民の中にそれを支える意思が集積されてこそ可能になる。

 「(憲法について)議論の自由度が増したのは確かですね。でも、肝心の『憲法への意志』がどこにあるかと考えると暗たんたる状況です。~『憲法への意志が憲法の規範力を支える』~日本の場合は『憲法への意志』が、9条とその支持層に限られており、憲法の核心をなす立憲主義の本体が、それによってのみ支えられるという構造になっている。~他方で、いたずらに憲法を敵視する復古的な勢力だけが、依然として改憲への『意志』を持っている。この状況でもかまわないという立場を取ると、立憲主義そのものの否定に加担することになると思います。そうやって憲法の根幹を奪われてしまうことへの危機感が、『真ん中』には感じられません。もしそこに、立憲主義の敵を退ける強い『意志』を見出せる状況ならば、9条の是非を視野に入れた、より広範な憲法論議が可能になりますが」(石川健治 5/3毎日)。

 立憲民主主義ということが、普通の人にも感覚的に理解できるようになってきたなか、今後始まるであろう憲法改正をめぐる議論では、この立憲民主主義を支える意思が試されるだろう。改憲勢力が三分の二を超えた、とされる国会で「数の力」だけで発議を強行するような立憲的独裁に道を開くのか、それとも立憲民主主義をより機能させる、「国民がまっとうな政府をつくる」条件整備のための憲法改正として問題設定することができるのか。

 代表制民主主義や政党政治が機能していないときに、それらをどう再生するか、という問題設定から憲法改正を議論する。これは、民主主義から独裁が生まれた(立憲的独裁)歴史的教訓を踏まえたヨーロッパでは常識だろう。緊急事態法・条項に関しても、非常事態だから憲法停止・立法権停止=行政権力への全権委任という話ではなく、非常事態においてもどのように立憲主義をキープするか、という問題設定から議論される。この常識が分かれば、「お試し改憲」がいかに非常識か、分かるはずだ。

 一方、危機の時代にはナショナリズム、排外主義が煽られ、それが立憲的独裁に道を開くことになる。これをどう抑えこんでいけるか。戦前日本でも「天皇機関説」(大日本帝国憲法下での立憲主義)は常識で、それなりに民主的だった「空気」が数年で一変した。それは決定的には人々の感情だ。常識の理屈はもとより屁理屈さえも、感情を煽る「無理屈」の前に沈黙させられる「空気」。

 今はフォロワーのなかにも「おかしいよね」と、踏みとどまるものが出てくるようになりつつある。フォロワーのなかにそういう雰囲気がなければ、常識が分かっていても踏みとどまるのは難しい。ここでいかにして、立憲民主主義を支える意思を作ることができるか。

 「そのためには『応援』ではなく『伴走』するフォロワーが必要になります。伴走するということは、後ろをついていくのではなくいっしょに走り、場合によっては方向を示唆したり、『違うんじゃないか』と提起したりする関係性です。日ごろからそういう付き合いをしていなければ、『おかしいんじゃないか』というのも、説得ではなく『抗議』や『文句』になってしまう。

 伴走することによって、普通の人が当事者性を持ち、参加の実感を持つ。その強みをどう生かすか」(戸田代表 9―10面「囲む会」特別編)

 地域の現場、自治の現場のなかで「伴走するフォロワー」として、立憲民主主義を支える意思をともに作り出し、集積していこう。

(「日本再生」462号 一面)

==================================

「囲む会」のご案内  

~「凡庸の善」で考え続け、立憲民主主義を支える意思を持続するために

==================================

■「がんばろう、日本!」国民協議会 第八回大会 第五回総会

11月12日(日)1000から1800(予定)

「がんばろう、日本!」国民協議会 事務所(市ヶ谷)

参加費 無料

*選挙戦の総括と、立憲民主主義を支える意思を集積していく方向性について

■第29回関西政経セミナー 
「まちづくり・地域経済と、自治・民主主義」
11月4日(土) 1400から

キャンパスプラザ京都

川勝健志・京都府立大学准教授 田中誠太・八尾市長 中小路健吾・長岡京市長 ほか
参加費 1000円

*6/18シンポジウムの「続編」。民主主義のインフラとしての社会関係資本(人びとのつながり)を

豊かにするための社会的投資とは、そこでの自治・自治体の役割、可能性とは…

■第106回 シンポジウム

テーマ 外交・安全保障

*北朝鮮危機、中国の台頭、トランプの暴走…のなかで、「正義」を振りかざすのではなく

「正気」を保つために

12月3日(日)1300から1700

TKP神田駅前ビジネスセンターホール 5階

川島真・東京大学教授 李鍾元・早稲田大学教授 大庭三枝・東京理科大学教授

大野元裕・参議院議員 ほか

(柳澤協二氏は日程の都合で参加できなくなりました)

参加費 2000円


石津美知子
「がんばろう、日本!」国民協議会

http://www.ganbarou-nippon.ne.jp


メルマガ♯がんばろう、日本!         号外(17.10.23)

━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━

「がんばろう、日本!」国民協議会

http://www.ganbarou-nippon.ne.jp

==================================

Index 

□ 2017総選挙をどう総括するか

==================================

2017総選挙は、自公が三分の二議席、立憲民主党が野党第一党という結果になりました。

くわしいデータがまだ手元にそろっていませんが、数字上は感覚的には次のようなことではないかと思います。

米重 克洋‏ @kyoneshige 15時間15時間前

小選挙区制なので議席では与党圧勝なのだが、東京8区みたいにもっと差がついて楽勝なはずの自民候補が2位3位候補の合計を下回る感じだったり、中堅どころの民進出身者が無所属で早い時間にどんどこ勝ち上がってるのを見ると、前回以上に自公の絶対票数の少なさがよりはっきり出ると思う。

つまり「安倍一強」のスカスカ具合がより進んだこと、同時に安保法制以来続いてきた「市民と野党の選挙協力」が、一定の集積となりつつあること。

例えば8区でそれを担ってきた市民には、「伸晃を倒すメドが見えた」「そのために今後何をすればいいかが見えた」選挙だったのではないでしょうか。

最終日の立憲民主党(新宿)と、安倍自民党(秋葉原)も、人数の差だけでなく、雰囲気が対象的でした。

立憲のほうは人々の連帯感、お互いへの配慮が感じられたのに対し、秋葉原のほうは罵倒、威圧という殺伐とした雰囲気のなかで、右翼団体の街宣さながらの「排他的ヨイショ」が繰り広げられていました。

連携・包摂vs分断・排除。これからの政治の対立軸をほうふつとさせる光景でした。

勢いがありながら届かなかった立憲の選挙区での課題も、連携の不足にあったのではないかと思います。「市民と野党の選挙協力」の場を、地域ガバナンスの質の転換(10/21シンポジウム 佐無田先生の提起)としてどう持続していくか、も課題だと思います。

立憲民主主義の政治空間を可視化する一歩は始まりました。今後、どのようにこれを発展させていくのか。11月12日の総会で議論したいと思います。ご参加を。

「がんばろう、日本!」国民協議会 第八回大会 第五回総会

11月12日(日)1000から1800(予定)

「がんばろう、日本!」国民協議会 事務所(市ヶ谷)

参加費 無料


石津美知子
「がんばろう、日本!」国民協議会

http://www.ganbarou-nippon.ne.jp


PDFファイル⇒17年9月天秤棒駅頭30

放置自転車から見えてきた消費者意識
昨夜の夜駅立ちは、大袋駅西口で午後7時前から午前0時までの5時間で実施し、朝は新越谷駅西口での駅頭をこなしたが、朝夕の涼しい風に随分救われている。
午後7時前には居酒屋の開店案内だろうか、中年男性がチラシをすでに配布していた。
邪魔にならないように気を付けながら、私も市政レポートを配り始めた。
しかし、午後8時30分頃には終了して引き上げて行かれた。
すると今度は、宗教団体の新聞(チラシ)を40代の女性が配布し始めて、私に話し掛けてこられた。せんげん台駅で、いつも立っておられますよねー、自宅はどちらですか、と質問が続くがこちらも市政レポートの配布があるので、そうそう相手をする時間がない。
これまで、随分大袋駅西口で夜、市政レポートを配布続けて来たが、せんげん台駅ならパチンコ店や居酒屋、キャバクラ等様々な呼び込み宣伝が常時実施されている。ただこの駅で、しかも西口では初めてだ。
通勤客を対象とするには、朝よりも夜の方がいいのかもしれないが、この女性も10時前には、終了して帰って行かれた。
午後11時頃、駅近く常設の駐輪場の横に大型トラックが停車して、次々と自転車を積み込んでいたので、作業中の男性に話し掛けた。
この自転車駐輪場は6時間100円の有料駐輪場で一台一台車輪にロックがかけられる。
長期間放置していると、“警告”や“撤去予告”のシールを当該自転車に張り付けて行く。
しかし、殆ど効果がなく2か月から3か月も放置したままの状態となるため、料金が1万円から4万円までになる、と言う。
そのため撤去を定期的に実施していて、この駅では15台前後がその対象となった、との事。
ママチャリ仕様が多く、新しい自転車は見当たらなかったが、中には真新しいスポ-ツ自転車が2台もあった。
何故取りに来ないのか、その原因を聞くと、よく分からないが病気での長期入院、死亡、酔ってどこに駐輪したのか分からない等、との理由だが、駐輪料金を数万円払うくらいなら、放置しておいて、そのお金で新車を買った方がいいとの判断もあるのでは、との話だった。
これらの放置自転車は所定の手続きをした上で、東南アジアやアフリカに輸出される、そうだ。
それにしても、放置された自転車のスペースには当然だが、他の自転車は駐輪出来ないため障害となっているばかりか、新車が1万円前後で手に入るからと言って、捨て置いてしまう、こんな市民の姿勢をどうすれば直す事ができるのだろうか。        (9月20日)

新車の軽自動車への課税は?
昨朝の駅立ちは、越谷駅西口で午前7時から8時30分まで実施。暫くして、馴染みの30代男性で犬の散歩中に毎回カンパをして頂いている方から今回も。
終了して街宣用具を片付けていたら、旧知の自転車誘導係の高齢男性から話し掛けられた。
軽自動車の税金の件で、越谷市の課税が変更された。
それは、新車の課税が10800円になったが、何故新車から課税額が上るのか、先般市役所に尋ねたが、そう言うものです、との返答で納得がいかない、との事だった。
少し調べてみます、と返事をした。その後、9月越谷市議会で私の所属する建設常任委員会の議案審査が、午前10時から開始した。
            (9月21日)

20年間にわたり、支持が続いている
今朝の駅立ちは、せんげん台駅東口で午前5時30分から開始した。街宣用具を準備していたら、馴染みの通勤の高齢女性から、涼しくなった良かったですね、と声が掛かった。
えー助かりますが、今度はこれから寒くなっていきますよ、と返事をした。
午前6時過ぎ、駅前の歩道に設置してあるフラワーポットの花の手入れを中年女性が始めた。みるみる、次々と花を抜いて、土を均して行かれた。きっとその内に新たな花で駅前を綺麗に飾ることになるのだろう。
午前7時過ぎ、旧知の中年のサリーマンの方から、いつも朝早くから頑張っているので、少しカンパしておきました、と話して頂いた。
何時もこの駅の駅立ちでは、1000円のカンパを頂いているのだが、どなたからなのか分からなかったので、何時もカンパをして頂いているのですか、と尋ねた。
すると、いいや今回が初めてだ、との事だった。そうですか、ありがとうございます。大切に使わせて頂きます、と返答した。
駅立ち後カンパ箱を確認したら、2000円あったので、やはり今回もカンパを頂いた別の市民の方がおられる。
更に、毎日駅前の広場を朝早くから清掃されている旧知の高齢男性から、これも毎回頂くのだが缶コヒーを差し入れしてもらった。
駅立ちが終了して、用具を片付けていたら、72才になる男性から話し掛けられた。
せんげん台駅西口のある病院に検査結果を聞きに行く、との事。
少し不整脈があり、先般は胃カメラの検査を受けた、との事だった。(私も以前胃カメラの検査を受けた事があるのだが、口から直接胃を検査するため、息が出来ずに苦しく、つらい思いしかないが)
実は、私が岩槻タクシーの運転手の頃から、応援していた、との話。
つまり、ほぼ20年間に渡り一貫して応援して頂いている事になるわけで、この様な市民に支えられていることを実感した朝だった。
             (9月21日)

スポーツ大会の翌朝、ねぎらいのあいさつが次々と
今朝の駅立ちは、大袋駅東口で午前6時から8時30分まで通常どおり実施した。
昨日は、桜井地区の自治会を始め地域団体の主催のスポーツフェスティバルが開催され、私の地元の自治会・東都自治会の会員として、私も競技に参加した。競技と言っても紅白玉入れだが。これも練習を積んだ自治会には到底かなわない。
終了後には自治会館での反省会にも参加したが、子どものスポーツクラブの30代の父親も選手や役員として参加していたため、大いに盛り上がった。
そのため、この父親の多くが通勤して来るので昨日はお疲れ様でした、遅くまで盛り上がりましたね、との会話が何人も続いた。
午前8時前、馴染みのサラリーマンから、何時も朝早くからご苦労様、これでお茶でも飲んでも下さいと、のし袋が渡された。
ありがとうございます。市政レポートの紙代等に使わせて頂きます。
後から確認したら1000円が入っていた。大袋駅では、初めての出来事となった。
              (9月25日)


PDFファイル⇒17年9月天秤棒駅頭29

いつも見ていたので、と女子校生が
昨夜の駅立ちは、せんげん台駅東口で午後7時から午前0時まで実施した。
午後9時頃、女子高校生が笑顔で話かけて来たので会話が始まった。この高校生は杉戸高校の二年生で、自宅は松伏町にあり、バス乗車でせんげん台駅を経由して、電車で毎日通学しているとのこと。
塾がせんげん台駅西口にあり、東口でも西口でも私を見かけるので話し掛けた、と。
将来は大学進学か就職か専門学校か決めていますか、と尋ねた。まだ決めていません、との返事だったので、人生は長いのでゆっくり決めればいいよ、と話した。
女子高校生から、話し掛けられたのは、今年3月頃やはりせんげん台駅西口での夜駅立ちのおり、駅ビル内の居酒屋のアルバイトでチラシ配布をしていた女子高校生からで、確か一年生だった記憶だ。缶ココアまで頂いた。
夜遅くまでの駅立ちでは、けげんそうな顔つきでにらむ様な表情の大人が少なくないのだが、こんな高校生がいるだけでも折れるわけにはいかない、と思い返した。
午後10時頃中年の女性が、市政レポートを受けった後、白川さんは市長選挙に出ないのですか、と尋ねられた。
ええー色んな方から同じ様なお話をして頂きますが、出ません、と返答。すると困ったわねー、との正に困惑された様子だった。
つまり現職の市長にも新人の予定候補者にも一票を投ずる意味がなく、選択肢がないとの表現が、「こまったわねー」と発したのではないか。
この様な市民が沢山おられることを、承知しているが、それでもよりましなリーダーを、望むべき越谷市を市民自身がどうつくるのかを起点に市長選挙に臨まなければならない。
午後10時10分過ぎ、40代の男性から、こんな夜遅くまで活動していいのか、と尋ねられた。ええ、24時間活動に制限はありません、と返答。ふーん、やっていいんだ、と言って去って行かれた。
制限はないのですが、私の体力には制限があります、と心でつぶやいた。
夜の駅立ちでマイナスの反応がある時に、思う。何故居酒屋やパチンコ店の呼び込みのチラシ配布には反発しないのに、議員が市政レポートを配布している事には不快そうな反応になるのだろう。          (9月6日)

陳情が改善、駅前広場のごみ置き場
昨朝の駅立ちは、新越谷駅東口で午前7時から開始した。その前に何時もの駅前清掃で吸い殻等をチリ箱に集めていたら、自転車誘導係の高齢男性も清掃をしていて、会話になった。
前日綺麗に清掃したにも拘らず、こんなに吸い殻が散乱。どうして、タバコを吸う市民は、路上に吸い殻を捨てていくのか、と嘆いておられた。
以前この駅で、別の自転車誘導係の男性から陳情されていた、駅前広場にあるゴミ集積場が景観を害するとの市民からの苦情があり、改善を求められていた。
当時直ぐに市役所の担当課長にお願いしていた事が少し改善していた。
(9月7日)          

自宅配布の会報を持参しての、会話は
昨朝の駅立ちは、大袋駅東口で午前6時から開始した。
9月議会開催中での市政レポートの配布を実施。午後8時頃馴染みの高齢女性が何時もの様に、1000円のカンパをして頂いた。
バックの中から自治みらいの会報(6月議会特集号)を取り出して、共謀罪撤回の意見書の記事に関して話に。
意見書が否決されたのは残念でしたね、と。ええ自民党や公明党が反対したので否決されました。
ところで何故自治みらいの会報を今まで持っておられたのですか、と、私が尋ねた。
7月下旬自宅へ地域新聞に折り込まれていた会報で、白川さんに会う時に話そうと思って持っていました、との返事。つまり、1か月以上も大切にバックで保管されていた。
蒲生駅での駅立ちは8月中には様々な事情が重なり、実施出来なかった。それでも待っていただいた事になる。
この女性に限らず、時々市政レポートを受け取って次の駅立ちまで保管し、その感想を話して頂く市民がおられる。
反響が分かる好事例で、大切にしたい声だ。
              (9月9日)

駅東口に続き西口も灰皿を撤去
昨朝の駅立ちは、北越谷駅西口で午前7時から開始。街宣用具を車から降ろし、何時もの定位置に運んでいったら灰皿が撤退されていた。
9月1日付で撤去のお知らせのチラシが貼ってあった。
この灰皿は、2年前の市議選の改選前から撤去の陳情があり、市役所の担当課に善処をお願いしていた。
実に4年越しで実現した事になる。
近くに郵便ポストがあり喫煙する通勤客のたばこの煙が周辺に蔓延し、郵便を投函したいのだが、近づけないし、受動喫煙で陳情が寄せられていた。
喫煙者の市民にとっては、不便になるかもしれないが、すでに公共施設では全面禁煙がスタンダードになっている時代であり、各自携帯灰皿を持参し、適切な場所での喫煙が望まれている。
北越谷駅はこれで、東口、西口共に灰皿が撤去された。
午前8時30分終了間際に北越谷で開業している旧知の歯科医師と話し込んでいたら、馴染みの自転車の中年男性と挨拶を交わした。
暫くして引き返して来て、朝食にとお茶とサンドイッチを頂いた。朝食は何時も駅立ち終了後に取るのでありがたく、頂いた。
             (9月14日)

順延のグラウンドゴルフ大会であいさつ
昨朝の駅立ちは、第47回グラウンドゴルフ大会の開会式が、越谷市しらこばと運動競技場で午前8時15分から開催されたため中止した。
主催は、がんばろう越谷。この大会は3ヶ月に一回のペースで定期開催されており、市内一円で活動するグラウンドゴルフクラブの各チームリーダーで自主運営されて来た。
先週開催予定だったが、雨のため順延し、昨日は更にレクリエーション大会が開催され、そちらに参加する選手も多く、参加者は110名程度だった。さわやかな秋晴れの中、試合が始まった。
私の挨拶では、現在開会中の9月議会での焦点や10月に実施される越谷市長選挙等を話した。児童虐待や自殺問題、犯罪率、高齢者の孤独死の話を熱心に聞いて頂いた。
昨日から、越谷市平成28年度決算案を集中審議する3日間の日程で決算特別委員会始まった。          (9月15日)



メルマガ♯がんばろう、日本!         号外(17.10.16)

━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━

「がんばろう、日本!」国民協議会

http://www.ganbarou-nippon.ne.jp

==================================

Index 

□ つまり……下からの政治とはいったい何なのか

==================================

右でも左でもない、草の根から、暮らしに寄り添って前へすすむ政治。

市民の声で動く政治が始まる一歩になるかもしれない、そういう選挙になりそうです。

以下の「枝野幸男インタビュー」では、街頭演説では語りきれない思いを語っています。

http://www.ele-king.net/interviews/005949/

おすすめです。

音楽サイトでのインタビューも、個人的にはうれしい!

えだのんの演説は

からも視聴できますが、ぜひ一度、現場で聞いてみてください。

21日のシンポジウムは1600までとして、東京でも最後の打ち上げに

参加できるようにしたいと思います。

==================================

■第106回 シンポジウム

「自治・民主主義のための社会的投資と地域経済とは」

10月21日(土) 1300から

TKP麹町駅前会議室 ホール8A

諸富徹・京都大学教授 廣瀬克哉・法政大学教授 佐無田光・金沢大学教授 

参加費 2000円

*6/18シンポジウムの「続編」。民主主義のインフラとしての社会関係資本(人びとのつながり)を豊かにするための社会的投資とは、そこでの自治・自治体の役割、可能性とは…

「下からの経済」の基軸について考えたいと思います。

■第29回関西政経セミナー 
「まちづくり・地域経済と、自治・民主主義」
11月4日(土) 1400から

キャンパスプラザ京都

川勝健志・京都府立大学准教授 田中誠太・八尾市長 中小路健吾・長岡京市長 ほか
参加費 1000円

*上記と同様の趣旨で。


石津美知子
「がんばろう、日本!」国民協議会

http://www.ganbarou-nippon.ne.jp


メルマガ♯がんばろう、日本!         №230(17.10.14)

━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━

「がんばろう、日本!」国民協議会

http://www.ganbarou-nippon.ne.jp

==================================

Index 

□ 立憲民主主義の旗は立った

  立憲民主主義を支える意思を、私たちはどう示すか

□「囲む会」のご案内 

==================================

立憲民主主義の旗は立った

立憲民主主義を支える意思を、私たちはどう示すか

==================================

熊  各紙の世論調査では、「自公堅調」「与党300議席に迫る勢い」。ただ「読売」では、内閣支持率37%、不支持は48%。「共同」では、比例投票先未定は47.7%、特に無党派層は55.1%が未定だ。

八  希望が失速するなかで、安倍批判票の受け皿を見極めているってとこじゃないか。未定の50%のなかの「安倍さんは人格が信用できない」という無党派にとって、希望の失速は悪いことじゃない。政党が乱立するなかで、自分の一票をどうするか、考え抜くことになるわけだから。

熊  そこにどうアプローチするかだ。「安倍一強」を支えているのは、50%という低投票率と「他よりはよさそう」という消極的な支持。ただ今回は、前回(2014)総選挙前とは内閣支持・不支持の数字がほぼ入れ替わっている。(例 支持44%・不支持36% テレビ朝日2014.12)

八  「他よりはよさそう」という消極的な支持が、自民党や安倍さんに向かいにくい状況というわけだな。都議選では、瞬間的に都民ファーストがその「受け皿」になったわけだが、今回はそうもいかない。「政党が乱立して、どこに投票したらいいのか分からない…」にとどめてしまうか、もう一歩、投票に向かう意欲を後押しできるか。

熊  前回も小選挙区では野党が分立した結果、20%台の得票率の自民党が圧勝となった。このときは2千票以内の僅差で当落が決まった選挙区が、295選挙区のうち10あったといわれている。今回は、48選挙区で自民苦戦が予想されるといわれているように、前回以上に、どこが勝つか分からない選挙区が多くなると思うんだな。

八  言い換えれば、「自分の一票で当選者が決まる」と思える選挙区が多い、ってことか。今回は単純な「二択」じゃない選挙区が多いから、その分しっかり目を凝らそう、いっしょに考え抜こうってことだな。

熊  与党300議席に迫る勢い、といわれても個々の選挙区をみていくと、まだまだどうなるか分からない選挙区は結構ある。選挙区と比例、二票をどう生かすのか、少ない脳みそを絞って考えようや。

みらい選挙プロジェクト ‪@miraisyakai ‬さんによる衆院選情勢報道(2017)

https://twitter.com/i/moments/918494528943697921

八  共産党が立憲野党の立場で選挙区の候補者を降ろしたこと、旧民進から希望に行ったところには立憲民主は立てないという「枝野原則」が、選挙区では意味を持つんじゃないか。つまり自公に対抗する候補は、立憲、共産を軸にした「市民と野党の選挙協力」をどう生かせるか、ということになる。

お松  Aさんのところはさ、去年の参議院選挙のときから、市民と野党の選挙協力の話し合いを続けてきたんだけど、民進党の候補が希望に行っちまってさ。立憲民主は立ててないから、市民の人たちは共産党候補を応援することにしたんだ。ただ、民進党の地方議員のなかにも当たり前だけど、いくらなんでも希望というわけにはいかない、という人もいる。だからそういう人も参加できるように、「共産党の○○」じゃなく「唯一の女性候補」って打ち出してほしいって言っているんだって。

お梅  立憲野党とか、市民と野党の協力ってことになると、これまでのように「わが党が~」とか「私が~」とかを前面に出してちゃ、まとまるものもまとまらなくなるってことだよね。お互いの立場を認め合った上で、どこでどう譲り合うかっていう度量というか、懐が問われるよね。

お松  「私の理念は~~」とか「私はこの政策をやりたい~」とか言っているだけじゃなくて、相手の話をきちんと聞いて、どうすればいっしょにやれるか、考えられるのが政治家なんじゃないかって、最近思うよ。えだのんが「まともだな」と思うのは、そこだよね。

お梅  Bさんのところは旧民進の人が立憲民主で出たから、共産党は候補者を降ろして積極的に応援している。ただそうなると、共産党は比例票のための選挙運動も制約されるんだよね。そこで立憲民主の候補者が自分の公選はがきのうち、1万枚を共産党地方議員を推薦人として、「選挙区は○○、比例は共産党」と印刷したんだって。男前だよね~。

熊  そりゃあ、たいしたもんだ。虎の子の比例票が目減りするのを分かった上で、立憲野党・市民との協力という大義のために候補を降ろしたことへの、義理立てだな。香川1区の小川さんは、昨年の参院選では全国で唯一、民進党候補を降ろして共産党を野党統一候補にした。小川さんは今回希望から出るが、その恩義に報いる意味で「例外」として共産党は候補を立てていない。

お松  市民と立憲野党の協力っていっても、組織の代表が協定にサインすればできるってもんじゃなくて、現場で実際にやっている人たちのあいだで、ぶつかり合いながら一歩ずつ信頼関係を積み重ねていくこと以外にないんだよね。地方議会選挙になれば、お互いに票を争う人たちが選挙協力しようっていうんだから。

お梅  公示日に掲示板のところで、共産党候補のポスターを貼りに来ていた老夫婦に会ったら、「もう少し早く決まっていれば一本化出来たのに、残念です」って言ってた。さっきの公選はがきじゃないけれど、こういうお互いに現場で支えている人たちが納得して支援しよう、と思えるような関係を積み重ねないと。

八  ボトムアップ型というからには、今からでも終盤戦に向けて、そういうアプローチをどれだけできるかだな。立憲民主(プラス希望に行かず無所属)が立っているところでは、候補を降ろして協力している共産党の現場の人たちが納得できるような配慮をできるか。また立憲野党が共産党だけ、という選挙区もいくつかあるが、そこは無党派も含めて幅広い人が「乗れる」ような舞台をつくれるか。それを媒介に、「自公も希望もゴメン」という人が「仕方がないから共産」ではなく、立憲民主主義の大義のために、ということで動けるようにできるか。

お梅  立憲野党の力がそれぞれ100パーセント発揮できて、市民が思い切り動ければ、「足し算」以上の波及効果になるはずだね。でもって、そういうフォロワーの基盤ができればできるほど、候補者や政治家もそれによって育てられるし、検証もされるようになるってわけだ。

お松  そういう共同の基盤は地方選挙(議会、首長)や、地域課題の取り組みにも引き継いで生かしていけるはずだし、生かしていきたいよね。

熊  「安倍一強」を支えているのは、50%という低投票率と「他よりはよさそう」という消極的な支持だ。今回、希望が一瞬かく乱要因になりかけたが、予想以上に早く失速したおかげで、「安倍一強」に対して、立憲民主という新しい独立変数が見えてきた。これで選挙の構図も大きく変わったんじゃないか。

八  永田町の足し算、引き算という発想じゃ、この独立変数は見えねぇってことだよな。考えてみりゃあこの20年くらい、二大政党だ、政権交代だって言って、やってきたのは自公に替わるとか、自公批判の受け皿とか。いわゆる非自民非共産の政権交代論で、そいつは最初は「悲劇」、二度目は「喜劇」、「茶番」に終わったのが「希望」ってわけだ。

熊  立憲民主主義の旗が立ったことで、国民主権・立憲民主主義の当事者性という〝魂〟が入っていない政権交代論がどういうシロモノか、はっきりしたともいえる。立憲民主主義の旗が立ったことで、これまで投票箱に収まらなかった民意に選択肢ができたおかげだ。

お松  ってことはあれだねぇ、「安倍ちゃんはどうも信用できない」って人に、「安倍批判の受け皿として、一票を」ってアプローチじゃ、届かないってことだよね。

お梅  えだのんの演説は、そうじゃないもんね。「まっとうな民主主義を、みんなでつくりましょう」、「立憲民主党は枝野が作ったのではありません、枝野の背中を押したみなさんが作ったんです、あなたが作ったんです」、「この選挙は、立憲民主党の選挙ではありません。日本の民主主義を次のステージに押し上げるための、みなさんの選挙、あなたの選挙です」、「立憲民主党に一票を、というお願いはしません。周りの人、どうせ変わらないとあきらめてしまっている人に、あなた自身の思いを伝えて下さい」って。

えだのん 10/14新宿 

お松  隣で聞いてた人が目頭をぬぐってたけど、あたしもさ、この歳になって政治家の選挙演説に感激するたぁ、思わなかったね。確かに内閣不支持が支持を上回っているのに、自公が300議席ってのは、どうにも納得いかないけど、白紙委任をしている人に「白紙委任はおかしい」といくら言っても伝わらないよね。立憲民主主義を支える意思っていうものを、私ら自身がどう見せるか、どう伝えるかってことだね。

熊  なんとか、小選挙区で競っているところで自民の議席を一つでも多く減らし、比例でも票数、議席とも前回を下回るようにしてぇよな。それは「安倍批判票の受け皿」としてじゃなくて、立憲民主主義を支える意思をどう俺ら自身が示せるか、伝えられるかにかかってるってわけだな。

八  まだまだ都会のユーレイは、主体的な意思を持つよりも、圧倒的に「拒否反応」で動く。都議選のときは、安倍ちゃんの「こんな人」発言、今回は小池の「排除」がそれだった。だから安倍ちゃんは街頭演説も「極秘」、演説会の取材もシャットアウトと、人前に出さないステルス作戦で、ユーレイの「拒否感」を引き起こさないようにしているんじゃないか。その意味でも「失点」をあてにせず、立憲民主主義を支える意思をどう示すか、で勝負することだろうな。次につなぐ一歩という意味でも。

お梅  民進党から「苦渋の選択」で希望に行った人のなかには、小池とのツーショット(3万円!)はおろか、希望の「き」の字も出さずに選挙を戦っている人も、結構いるんじゃないか。立憲民主主義の旗が着実にはためいていることにこそ、勇気づけられて、自力で勝ち上がってきてほしいよね。

(通りすがり  希望は選挙後は空中分解じゃないですか。開票速報の光景を考えたって、本部もなければ幹事長もいないのに、どこで誰が出るんですか。しかも代表とやらは、前日にさっさとパリに高飛びでしょ。あの人、都議選のときだって、選挙が終わったら勝手に代表を変えたんですから、今回だって… 首班指名?あら、新しい代表にまかせるわ、うふっ。新しい代表?AIが決めるんじゃない? くらい平気で言いますよ)

三太  「これはあなたが作った政党です、これはあなたの選挙です」って、あれだけ言われちゃうと、そうかなって俺も思ったりして、知り合いに誘われて事務所に行ってみたんスよ。そしたらまあ、手が足りないっていうか、なんていうか…。

 それならってんで、ホームページの一角をよこせって、言っちゃったんス。友だち何人か集めて、自分たちが考えてることを書く、立憲民主を支持するとか応援するってことじゃないが、自分たちが考えてることが、立憲民主の五つの柱とどうつながってるかって形にするからって。

 それで今作業しているだけど、選挙ってこうやって俺らが作るんだなって。

熊  えだのんが、立憲民主党は永田町の外の声、国民のみなさんの声によってできた、日本ではじめての政党です、と言っていた。お金も個人献金がぞくぞく集まっているらしい。立憲民主主義を支える国民の意思があってこそ、「まっとうな政治」が成り立つ。その一歩を踏み出す選挙にしようってことだな。

八  立憲民主主義を支える国民の意思を「見える」化する。それによって選挙後の政治も、永田町の足し算、引き算ではなくて、いかに国民の意思を反映するか、という新しい軸がみえるようになるんじゃないか。

(枝野)

実は昨年の参議院選挙ぐらいから、有権者の皆さんが「よりましな政治状況をつくる」ための「戦略的投票」行動をかなり広範囲でやっていただける時代になっている。政治家が永田町の合従連衡で「どう安倍政権を倒すか」というのではなくて、むしろ有権者の皆さんが「戦略的投票」で安倍1強を終わらせる。(政党や政治家が考えるより)そこに委ねることの方がむしろ国民の皆さんの信頼を得られ、「このままではまずい」と思われている幅広い皆さんの期待に応えられるのではないか。(千葉県浦安市内で記者団に)

立憲民主主義を支える国民の意思を「見える」化する選挙に!

政党、候補者の選挙ではなく、私たちの選挙に!

【ご注意】

比例は正式には「立憲民主党」

・「民主党」は○ 「民主」は×(自由民主党、社会民主党など「民主」を含む政党があるため)

(「民主党」は立憲民主党の略称として届けられているので○)

・「立憲民〝進〟党」「民進党」は、無効票とみなされる可能性あり

大切な一票です、無駄にならないようにしましょうね。

==================================

「囲む会」のご案内  

~「凡庸の善」で考え続け、立憲民主主義を支える意思を持続するために

==================================

■第106回 シンポジウム

「自治・民主主義のための社会的投資と地域経済とは」

10月21日(土) 1300から

TKP麹町駅前会議室 ホール8A

諸富徹・京都大学教授 廣瀬克哉・法政大学教授 佐無田光・金沢大学教授 

参加費 2000円

*6/18シンポジウムの「続編」。民主主義のインフラとしての社会関係資本(人びとのつながり)を

豊かにするための社会的投資とは、そこでの自治・自治体の役割、可能性とは…

■第29回関西政経セミナー 
「まちづくり・地域経済と、自治・民主主義」
11月4日(土) 1400から

キャンパスプラザ京都

川勝健志・京都府立大学准教授 田中誠太・八尾市長 中小路健吾・長岡京市長 ほか
参加費 1000円

*上記と同様の趣旨で。

■第106回 シンポジウム

テーマ 外交・安全保障

*北朝鮮危機、中国の台頭、トランプの暴走…のなかで、「正義」を振りかざすのではなく

「正気」を保つために

12月3日(日)1300から1700

TKP神田駅前ビジネスセンターホール 5階

川島真・東京大学教授 李鍾元・早稲田大学教授 大庭三枝・東京理科大学教授

大野元裕・参議院議員 柳澤協二・元内閣官房副長官補(安全保障担当) ほか

参加費 2000円


石津美知子
「がんばろう、日本!」国民協議会

http://www.ganbarou-nippon.ne.jp



メルマガ♯がんばろう、日本!         229(17.10.6)

━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━

「がんばろう、日本!」国民協議会

http://www.ganbarou-nippon.ne.jp

==================================

今回の選挙は「政策」「理念」以前に、まともな政治が成り立つためのインフラとしての社会の信頼関係、そのための「人としてのありかた」が問われると思っています。

そして、そうした普通の国民の感覚を基盤に、立憲民主主義を支える意思をどこまで作れるか。そのための土を作り、種を守ることだと思います。

10月9日(月・祝)の囲む会(1300より)では、こうした視点から総選挙の取り組みについて、議論したいと思います。

==================================

立憲民主主義への希望か、立憲的独裁への絶望か

==================================

【第一幕 中身の分らないヤバイから揚げ、食べ続ける?】

熊  ここにきて、小池劇場のドンチャン騒ぎも失速しつつあるかも。都民ファーストから都議が二人、それも都知事選からのメンバーが、「オープン」とは真逆の密室での決定過程や、言論統制まがいの組織運営を批判して離党した。

http://otokitashun.com/blog/daily/16201/

http://www.huffingtonpost.jp/2017/10/05/otokita-ueda_a_23233401/?utm_hp_ref=jp-homepage

八  希望no党の公認をめぐっても、身内から「刺客」を差し向けられて堪忍袋の緒が切れたり、「こんなものにサインできるか」と協定に署名していないのに「強制公認」されて拒否したとか。

http://www.kou1.info/blog/politics/post-1764

https://dot.asahi.com/dot/2017100400097.html?page=1

熊  典型的な分断統治、それも相当陰湿なやり方だ。踏み絵を踏ませるのも、国替えを迫るのも、一律にではなく「選別」しているんじゃないか。結局、安倍政権を倒すんじゃなくて、民進党解体が目的だったってことじゃないか。

八  それなりの信頼関係を築いてきたところでは、「裏切れない」ってことになるのが、人の情ってもんだろ。それが平気でできるヤツかどうか、っていう「踏み絵」でもあるな。希望no党に行ったほうでも、みんなで議論して「苦渋の選択」として合意して、という人もいるだろう。

熊  選挙の構図も見えてきたんじゃないか。

●冴えないけど誠実そうなオジサン

●こざかしい女王カマキリ(食い物にされるオスども)

●人格が信用できない三代目

八  今回の選挙は、理念や政策以前に、政治的な「まともさ」を巡る戦いだと思うんだ。まともな政党が多く議席を得て、どう見てもまともじゃない政党は、議席を失うべきだろう。日本の民主主義のために。

熊  政党っていう「かたまり」以前に、人として信用できるかどうかってことだな。ウソをつくのは当たり前、説明?そんなもの関係ない、ヤバくなったら記録を捨てちゃえばいい、ルール?勝てば関係ないっしょ?…という「永田町の常識」に対して、それを子どもの前でも平気で言えるのか、という国民の普通の常識が試されているんじゃないか。

<中村文則(作家) 朝日10/6 寄稿>

「選挙の先にあるのは何だろう。現政権が勝利すれば、私達はこれまでの政権の全ての政治手法を認めたことになる。政権は何でもできるようになる。あれほどのことをしても、倒れなかった政権ならすさまじい。友人を優遇しても何をしても、関係者が『記憶にない』を連発し証拠を破棄し続ければよい。国民はその手法を『よし』としたのだから。私達は安倍政権をというより、このような『政治手法』を信任したことを歴史に刻むことになる」

「この選挙は、日本の決定的な岐路になる。歴史には後戻りの効かなくなるポイントがあると言われるが、恐らく、それは今だと僕は思っている」

<とある居酒屋にて>

A  (枝豆を食べながら)「枝野ってのは、政治家なのに普通に意味の分かる日本語を話してる…すごい。当たり前のことを、普通の言葉でしゃべっているだけなんだけど、聞いていると、なんだか胸が熱くなる。そんだけ現状がヤバイってことかも」

枝野街頭演説 10/3有楽町 https://twitter.com/CDP2017

B  (から揚げを食べながら)「最初はうまいと思って食べ続けてきたけど、最近はどうも胃にもたれる。『中身はこれ』というのもしょっちゅう変わるし、ホントのところ、中身が何なのか分らなくなってきた…このまま食べ続けるとヤバイかも」

店主  「あっちの仕入先は、営業の時はいいこといっぱい言うんですよ。でも契約時にはなかった憲法改正とかが勝手に入っていたり、『一億総活躍』とか『人づくり革命』とか、毎年のようにわけの分からない新商品に替わるし、アベノミクスっていうんですか、あれも四年たってもまだ入荷待ちだっていうし。キボウだかゼツボウだか、こないだできたばかりの卸は、倉庫も空っぽなのに派手な宣伝ばかりで、こっちは完全にマユツバものですよ。

ウチもそろそろ、中身のよく分らないから揚げは、メニューから外そうと思っているんです。そうでないと、ちゃんとしたお客さんも定着しないし。あ、この枝豆は地元の農家さんのツテで仕入れているんで、どこでどんな人が作っているか、わかるんですよ。

まぁ『公約』ってのも、何を言っているかより、その候補や政党が、これまでどういう言動をしてきたのかチェックすることが、とくに今回は大事ってことじゃないんですか。

中身のよく分らない、添加物まみれのものを食べ続けていたら、ろくなことにはなりませんよね」

【第二幕  フォロワーの失敗体験から何を学ぶか~井戸端にて】

お松  あたしゃ、東京都知事として小池百合子を推したから、都民ファーストにも投票したんだよ。それがなんだい、都知事は総理になるための踏み台ってこと? それならあたしの票、返してもらいたいね!

お梅  「人のいい」(!?)あたしでも、さすがに今度はダマされないよ。花粉症ゼロ、電柱ゼロと原発ゼロを並べるなんざ、笑い話にもならない、ぶさけんな!って。

お松  都知事選では「五輪の予算がどんどん膨らんでいったのはおかしい」と言ってたけど、その真相はどうなった? 豊洲と築地、両方生かすって言うけど、その功罪は? 小池さんに投票した291万人の都民は、そっちを聞きたいよね。

お梅  相変わらずワイドショーは小池劇場だけど、反省をこめて言えば、あたしらも面白がってきたんだよね。でもさ、もうそんなことやってる場合じゃないだろうって。超高齢社会で「介護難民」(イヤな言い方)が大勢出ると言われ、若者はまともに働いても家族も持てないってときに、小池劇場に踊らされてる場合じゃないよね。

お松  だから小池サンにも、都知事としてちゃんと働け!って叱責が飛ぶし、これで放り出したら、希望どころか絶望の党だよ。でもさ、あたしらは絶望するわけにはいかないよ。安倍一強だって、低い投票率と「ほかにない」っていう弱い支持に支えられているだけだ。それを「白紙委任」と勘違いさせないようにしなきゃ。

お梅  あたしらも、投票したら後はお任せ、成果が出なければダメだし、っていうのを変えないといけないんだろうね。保育園が出来るってんで町内会で揉めたじゃないか。あれも、役所が一方的に決めて説明するから、お任せ→ダメだしになるんだろ? そうじゃなくて、子どもを預けたい人、隣近所の人、公園を子どもを遊ばせている人とか、みんなであーでもない、こーでもないって話し合えば、どこかしら落としどころは見つかるんだ。一発勝負で解決できるような問題なんか、どこにもないんだから、政治家との関係も、お任せ→ダメだしの関係から、くらしや国の問題をいっしょに話し合う関係に変えないといけないんじゃないか。

お松  政治家のほうも「任せてください」とか「解決策はこれです」じゃなくて、「いっしょに考える」ってことじゃないか。トップダウン目線じゃなくて、ボトムアップ目線というか、参加型というか。

お梅  そう考えると、安倍さん、前原さんはトップダウン型、小池さんはさらに引きずり回し型というか。おまけに「こんな人たち」とか、「排除します」とか、分断を煽るリーダーシップだよね。聴衆からのヤジを嫌って街頭演説の場所を直前に変更って、分かりやすすぎ!

通りすがり  奥さん、奥さん、そんなこと言ってる場合ですか? ヤジを嫌って逃げ回るようなヤツに権力を持たせたら、やがてそいつはヤジなんか一言も出ない国にしようとしますよ。現に「安倍一強」で自民党内はどうなってます? 都民ファーストを離党した二人の話からすると、希望no党の党議拘束は地獄の予感がしますよね?

お松  おお怖っ…お任せ→ダメだし→幻滅のサイクルの先にあるディストピアを描いた総務省の投票啓発動画は削除されちまったけど、あの通りになるかも…

お梅  参加型、ボトムアップ型は、政治家や政党が作ってくれるのを待っているんじゃなくて、私らからも準備していかなきゃ、だよね。去年の参院選から始まった市民と野党の共闘も、選挙のときだけでなく伴走し続けることが大事ってことだし、そのなかで政治家や政党も私らも変わっていくってことじゃないか。

通りすがり  今回20年の歴史をもつ党と地方組織を、まともな解党の手続きもなく放り投げてしまったのは、民進党だけではなく、日本社会の損失です。民進党の組織は多数の地方議員と市民とボランティアが作ってきたものでもあるんですから。立憲民主党のツイッターフォロワー数が、四日かそこらで政党トップになったのも、その現れでしょう。その根っこを次につなぐことができるか、もちろんその先の伴走も含めてですが…そこんとこ、よろしく。

お松・お梅  えっ、今の誰? なに?

【立憲主義って、そういうことだったのか】 

三太  立憲民主党ってのができたんだって? ゆるキャラがリッケンバッカーのギター持ってるって、盛り上がってるんだけど。

熊  リッケンバッカー? なんだ、そりゃ。リッケンっていったら立憲主義のことだろうが。

五郎  これだから年寄りとは話が合わないんだ。ところで立憲主義ってのは、立憲だから憲法を作る、つまり改憲ってことなんだろ? 塾に教えに来ている大学生が、そう言ってたけど。

八  どさっ(椅子から転げ落ちる音)。お前、中学の公民の授業でちゃんと習わなかったのか。立憲主義ってのは…

<あの育鵬社の教科書でも、こう書かれています>

また、憲法は政治権力が濫用されることのないように抑制する仕組みを定めて、国民の権利と自由を保障し、権力を行使して国民の福祉を増進する根拠となっています。

そして、国民どうしの間の権利侵害に対して、民法・刑法その他の法輪角解釈を通じて間接的に規律を与えています。憲法にのっとって国を運営していくことを立憲主義といいます。

(「新しいみんなの公民 第一節 日本国憲法の基本原則」47ページより)

八  簡単に言えば、右だろうが左だろうが、「憲法にのっとって国を運営していくこと」を立憲主義というんだ。その憲法は、国民の権利や自由を保障する、つまり多数派の政権であっても守らなければならないこと―権力行使の限界を定めているのが憲法だ。

誰かを差別していい、ということを多数決で決めるのはおかしいだろ?

五郎  そりゃそうだ。

熊  なぜ、おかしい?

三太  人権はみんなに平等にあるはずだろ?

八   そうだ。だから人権や自由といったことは、多数決で決めてはいけないんだ。憲法改正の発議が通常の多数決(過半数)じゃなくて、特別多数決(三分の二以上)となっているのも、民主主義のルールを変えることだからだ。

五郎  安倍さんは憲法を変えるって言ってるよね。こんなに世の中が変わったのに、70年間、一度も変えないのはおかしいって。

熊   憲法改正が一度もなかったのは、なぜだと思う?

三太  憲法の文字が変わったって、国民生活に関係ないし、それより景気のほうが大事だって、みんな思っていたからじゃないの?

熊   まぁ、憲法改正より優先順位が高いことがあるのは確かだな。だけどもっと本質的なことがある。憲法を変えるってのは、民主主義のルールを変えることだから、特別な手続きが必要だってことは、さっきも言ったな。国会の両院で三分の二、というハードルが意味しているのは、それだけの合意がとれるなら、国民の七割、八割が納得できる改正案になるだろうってことだ。つまり徹底的に議論して国民の大多数が納得できる案を作れ、それが国会の役割だってことだ。

これまで一度も憲法が改正されなかったのは、そういう国民が納得できる案を、国会で作ろうとしなかっただけのことだ。

八   その肝心な国会での議論をすっ飛ばして、いきなり選挙で、しかも憲法以外の争点もごちゃまぜにして、「改憲」を争点にしようってのは、いくらなんでもおかしいだろ。憲法改正は最後は国民投票だが、国民に信を問うところまで国会で議論せず、数の力で押し切ろうってのは、立憲主義たぁ言えねえ。

五郎  憲法改正の手続きは96条に書いてあるね。国会で議論して、案をまとめて国民投票にかける、か。そこをすっ飛ばしてるってわけだな。そりゃあ立憲主義に反するよな。

<立憲主義について 10/4枝野演説@有楽町> 

…私たちの社会は、ルールによって規律をされています。みんながルールを守ることで成り立っています。権力といえども、自由に権力を使って統治をしていいわけではありません。憲法というルールに基づいて権力は使わなければならない。ルールなき権力は独裁です。
 私たちは、立憲民主党という名前を付けさせていただきました。立憲という言葉は、古めかしい、分かりにくいという意見もあります。しかし、どんな権力でも、憲法によって制約をされる、憲法によって一人ひとりの自由と人権を守る。この立憲主義というのは、近代社会において、あまりにも当たり前のことだから、特に戦後70年、私たちの国では、あまり言われませんでした。残念ながらというべきかもしれません。ここ数年、立憲主義という言葉をもう一度思い出さなければならない、そんな状況になっている。それが、今の日本です。
 …略…ところがどうでしょう。憲法によって縛られているはずの内閣が、自ら積み重ねてきた解釈を勝手に変えた。論理的に整合性のない形で勝手に変えた。それに基づいて、自衛隊は日本の領土や領海を守るけれども、外国に出て行って戦争はしないんだという第二次世界大戦の教訓を踏まえた、先人たちが積み重ねてきた私たちの国是が、変えられてしまっている。これが安保法制です。
 憲法に違反した法律は、一日も早く変えなければならない。違憲の部分を廃止させなければならない、主義主張、政策以前の問題であるということを、私は皆さんに強くお伝えをさせていただきたい。そうした力をしっかりと与えていただきたいと思っています。

三太  民主主義は多数決だって習ったような気がするけど、そうじゃなくてみんなで話し合って決めるプロセスが大事で、そこにはルールってものがあるんだぜってことか。

五郎  でもってそのルールってのは、日本人も含めた人類ってのが、それなりの歴史のなかで積み重ねてきた「大切なもの」で、そう簡単に壊しちゃならねぇってわけだ。

憲法第97条

この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であって、これらの権利は、過去幾多の試練に堪え、現在および将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信託されたものである。

(自民党改憲草案では、丸ごと削除されている!)

熊  当時もっとも民主的といわれたワイマール憲法の下で、ナチスが選挙で多数を取り、政権を握ってから、全権委任法で議会を停止して独裁に突き進んだ。多数決主義だけなら、民主主義から独裁が生まれることだってあるんだ。

戦前の日本だって、曲がりなりにも当時の国際水準並みの憲法の下で、その憲法を変えることなく政党が解散し、議会が機能停止することで、立憲的独裁になった。

今の憲法は、そういう歴史の教訓の上にあるってことだ。

八  軍部や極右のテロもあったが、弾圧で政党が解散に追い込まれたわけではない(共産党以外)。みんな「バスに乗り遅れるな」とばかり、大政翼賛会になだれ込んだんだ。

五郎  へぇ、希望no党みたい? それともアベ・チルドレンか? 

お松  それに比べりゃ今は、「そうはいかないぜ」ってのが、私ら庶民のなかにもあるんじゃないか?

三太  ユーチューブで見たけど、えだのんが言ってたのは、こんなとこだな。

憲法に基づいていろいろ判断しようね、

表現とか自由とか守ろうね、

ルールは守って公平に、

記録はきちんと残して、

金持ち優遇ではなくて貧困層支援を通じて経済回復目指そうね、

以上、難しいけどがんばるからよろしく

お梅  ほんと、当たり前のこと言ってるんだけど、でもそこが大切なんだよね。

五郎  でもってアベちゃんの言ってるのは、こんなとこかな。

憲法どうでもいいから戦争しようぜ

表現も自由も安全も守らないぜ

ルール? そんなの知らない

記録? 捨てたよ!

景気? 派遣使いつぶせばいいじゃん

以上、数の暴力でゴリ押しする、反論は認めない

お松  立憲主義って、そういうことだったんだね。

――どうやら今回の選挙、テレビでの報道も少なかった前回(2014年)と比べて、庶民の話題にもなっているようで、なによりです。普通の国民のまともな感覚が、「政治的なまともさ」と、立憲主義を支える意思として根づくことを切に願いつつ…次号へ続く。


石津美知子
「がんばろう、日本!」国民協議会

http://www.ganbarou-nippon.ne.jp