メルマガ♯がんばろう、日本!         号外(17.10.16)

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「がんばろう、日本!」国民協議会

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Index 

□ つまり……下からの政治とはいったい何なのか

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右でも左でもない、草の根から、暮らしに寄り添って前へすすむ政治。

市民の声で動く政治が始まる一歩になるかもしれない、そういう選挙になりそうです。

以下の「枝野幸男インタビュー」では、街頭演説では語りきれない思いを語っています。

http://www.ele-king.net/interviews/005949/

おすすめです。

音楽サイトでのインタビューも、個人的にはうれしい!

えだのんの演説は

からも視聴できますが、ぜひ一度、現場で聞いてみてください。

21日のシンポジウムは1600までとして、東京でも最後の打ち上げに

参加できるようにしたいと思います。

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■第106回 シンポジウム

「自治・民主主義のための社会的投資と地域経済とは」

10月21日(土) 1300から

TKP麹町駅前会議室 ホール8A

諸富徹・京都大学教授 廣瀬克哉・法政大学教授 佐無田光・金沢大学教授 

参加費 2000円

*6/18シンポジウムの「続編」。民主主義のインフラとしての社会関係資本(人びとのつながり)を豊かにするための社会的投資とは、そこでの自治・自治体の役割、可能性とは…

「下からの経済」の基軸について考えたいと思います。

■第29回関西政経セミナー 
「まちづくり・地域経済と、自治・民主主義」
11月4日(土) 1400から

キャンパスプラザ京都

川勝健志・京都府立大学准教授 田中誠太・八尾市長 中小路健吾・長岡京市長 ほか
参加費 1000円

*上記と同様の趣旨で。


石津美知子
「がんばろう、日本!」国民協議会

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メルマガ♯がんばろう、日本!         №230(17.10.14)

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「がんばろう、日本!」国民協議会

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Index 

□ 立憲民主主義の旗は立った

  立憲民主主義を支える意思を、私たちはどう示すか

□「囲む会」のご案内 

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立憲民主主義の旗は立った

立憲民主主義を支える意思を、私たちはどう示すか

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熊  各紙の世論調査では、「自公堅調」「与党300議席に迫る勢い」。ただ「読売」では、内閣支持率37%、不支持は48%。「共同」では、比例投票先未定は47.7%、特に無党派層は55.1%が未定だ。

八  希望が失速するなかで、安倍批判票の受け皿を見極めているってとこじゃないか。未定の50%のなかの「安倍さんは人格が信用できない」という無党派にとって、希望の失速は悪いことじゃない。政党が乱立するなかで、自分の一票をどうするか、考え抜くことになるわけだから。

熊  そこにどうアプローチするかだ。「安倍一強」を支えているのは、50%という低投票率と「他よりはよさそう」という消極的な支持。ただ今回は、前回(2014)総選挙前とは内閣支持・不支持の数字がほぼ入れ替わっている。(例 支持44%・不支持36% テレビ朝日2014.12)

八  「他よりはよさそう」という消極的な支持が、自民党や安倍さんに向かいにくい状況というわけだな。都議選では、瞬間的に都民ファーストがその「受け皿」になったわけだが、今回はそうもいかない。「政党が乱立して、どこに投票したらいいのか分からない…」にとどめてしまうか、もう一歩、投票に向かう意欲を後押しできるか。

熊  前回も小選挙区では野党が分立した結果、20%台の得票率の自民党が圧勝となった。このときは2千票以内の僅差で当落が決まった選挙区が、295選挙区のうち10あったといわれている。今回は、48選挙区で自民苦戦が予想されるといわれているように、前回以上に、どこが勝つか分からない選挙区が多くなると思うんだな。

八  言い換えれば、「自分の一票で当選者が決まる」と思える選挙区が多い、ってことか。今回は単純な「二択」じゃない選挙区が多いから、その分しっかり目を凝らそう、いっしょに考え抜こうってことだな。

熊  与党300議席に迫る勢い、といわれても個々の選挙区をみていくと、まだまだどうなるか分からない選挙区は結構ある。選挙区と比例、二票をどう生かすのか、少ない脳みそを絞って考えようや。

みらい選挙プロジェクト ‪@miraisyakai ‬さんによる衆院選情勢報道(2017)

https://twitter.com/i/moments/918494528943697921

八  共産党が立憲野党の立場で選挙区の候補者を降ろしたこと、旧民進から希望に行ったところには立憲民主は立てないという「枝野原則」が、選挙区では意味を持つんじゃないか。つまり自公に対抗する候補は、立憲、共産を軸にした「市民と野党の選挙協力」をどう生かせるか、ということになる。

お松  Aさんのところはさ、去年の参議院選挙のときから、市民と野党の選挙協力の話し合いを続けてきたんだけど、民進党の候補が希望に行っちまってさ。立憲民主は立ててないから、市民の人たちは共産党候補を応援することにしたんだ。ただ、民進党の地方議員のなかにも当たり前だけど、いくらなんでも希望というわけにはいかない、という人もいる。だからそういう人も参加できるように、「共産党の○○」じゃなく「唯一の女性候補」って打ち出してほしいって言っているんだって。

お梅  立憲野党とか、市民と野党の協力ってことになると、これまでのように「わが党が~」とか「私が~」とかを前面に出してちゃ、まとまるものもまとまらなくなるってことだよね。お互いの立場を認め合った上で、どこでどう譲り合うかっていう度量というか、懐が問われるよね。

お松  「私の理念は~~」とか「私はこの政策をやりたい~」とか言っているだけじゃなくて、相手の話をきちんと聞いて、どうすればいっしょにやれるか、考えられるのが政治家なんじゃないかって、最近思うよ。えだのんが「まともだな」と思うのは、そこだよね。

お梅  Bさんのところは旧民進の人が立憲民主で出たから、共産党は候補者を降ろして積極的に応援している。ただそうなると、共産党は比例票のための選挙運動も制約されるんだよね。そこで立憲民主の候補者が自分の公選はがきのうち、1万枚を共産党地方議員を推薦人として、「選挙区は○○、比例は共産党」と印刷したんだって。男前だよね~。

熊  そりゃあ、たいしたもんだ。虎の子の比例票が目減りするのを分かった上で、立憲野党・市民との協力という大義のために候補を降ろしたことへの、義理立てだな。香川1区の小川さんは、昨年の参院選では全国で唯一、民進党候補を降ろして共産党を野党統一候補にした。小川さんは今回希望から出るが、その恩義に報いる意味で「例外」として共産党は候補を立てていない。

お松  市民と立憲野党の協力っていっても、組織の代表が協定にサインすればできるってもんじゃなくて、現場で実際にやっている人たちのあいだで、ぶつかり合いながら一歩ずつ信頼関係を積み重ねていくこと以外にないんだよね。地方議会選挙になれば、お互いに票を争う人たちが選挙協力しようっていうんだから。

お梅  公示日に掲示板のところで、共産党候補のポスターを貼りに来ていた老夫婦に会ったら、「もう少し早く決まっていれば一本化出来たのに、残念です」って言ってた。さっきの公選はがきじゃないけれど、こういうお互いに現場で支えている人たちが納得して支援しよう、と思えるような関係を積み重ねないと。

八  ボトムアップ型というからには、今からでも終盤戦に向けて、そういうアプローチをどれだけできるかだな。立憲民主(プラス希望に行かず無所属)が立っているところでは、候補を降ろして協力している共産党の現場の人たちが納得できるような配慮をできるか。また立憲野党が共産党だけ、という選挙区もいくつかあるが、そこは無党派も含めて幅広い人が「乗れる」ような舞台をつくれるか。それを媒介に、「自公も希望もゴメン」という人が「仕方がないから共産」ではなく、立憲民主主義の大義のために、ということで動けるようにできるか。

お梅  立憲野党の力がそれぞれ100パーセント発揮できて、市民が思い切り動ければ、「足し算」以上の波及効果になるはずだね。でもって、そういうフォロワーの基盤ができればできるほど、候補者や政治家もそれによって育てられるし、検証もされるようになるってわけだ。

お松  そういう共同の基盤は地方選挙(議会、首長)や、地域課題の取り組みにも引き継いで生かしていけるはずだし、生かしていきたいよね。

熊  「安倍一強」を支えているのは、50%という低投票率と「他よりはよさそう」という消極的な支持だ。今回、希望が一瞬かく乱要因になりかけたが、予想以上に早く失速したおかげで、「安倍一強」に対して、立憲民主という新しい独立変数が見えてきた。これで選挙の構図も大きく変わったんじゃないか。

八  永田町の足し算、引き算という発想じゃ、この独立変数は見えねぇってことだよな。考えてみりゃあこの20年くらい、二大政党だ、政権交代だって言って、やってきたのは自公に替わるとか、自公批判の受け皿とか。いわゆる非自民非共産の政権交代論で、そいつは最初は「悲劇」、二度目は「喜劇」、「茶番」に終わったのが「希望」ってわけだ。

熊  立憲民主主義の旗が立ったことで、国民主権・立憲民主主義の当事者性という〝魂〟が入っていない政権交代論がどういうシロモノか、はっきりしたともいえる。立憲民主主義の旗が立ったことで、これまで投票箱に収まらなかった民意に選択肢ができたおかげだ。

お松  ってことはあれだねぇ、「安倍ちゃんはどうも信用できない」って人に、「安倍批判の受け皿として、一票を」ってアプローチじゃ、届かないってことだよね。

お梅  えだのんの演説は、そうじゃないもんね。「まっとうな民主主義を、みんなでつくりましょう」、「立憲民主党は枝野が作ったのではありません、枝野の背中を押したみなさんが作ったんです、あなたが作ったんです」、「この選挙は、立憲民主党の選挙ではありません。日本の民主主義を次のステージに押し上げるための、みなさんの選挙、あなたの選挙です」、「立憲民主党に一票を、というお願いはしません。周りの人、どうせ変わらないとあきらめてしまっている人に、あなた自身の思いを伝えて下さい」って。

えだのん 10/14新宿 

お松  隣で聞いてた人が目頭をぬぐってたけど、あたしもさ、この歳になって政治家の選挙演説に感激するたぁ、思わなかったね。確かに内閣不支持が支持を上回っているのに、自公が300議席ってのは、どうにも納得いかないけど、白紙委任をしている人に「白紙委任はおかしい」といくら言っても伝わらないよね。立憲民主主義を支える意思っていうものを、私ら自身がどう見せるか、どう伝えるかってことだね。

熊  なんとか、小選挙区で競っているところで自民の議席を一つでも多く減らし、比例でも票数、議席とも前回を下回るようにしてぇよな。それは「安倍批判票の受け皿」としてじゃなくて、立憲民主主義を支える意思をどう俺ら自身が示せるか、伝えられるかにかかってるってわけだな。

八  まだまだ都会のユーレイは、主体的な意思を持つよりも、圧倒的に「拒否反応」で動く。都議選のときは、安倍ちゃんの「こんな人」発言、今回は小池の「排除」がそれだった。だから安倍ちゃんは街頭演説も「極秘」、演説会の取材もシャットアウトと、人前に出さないステルス作戦で、ユーレイの「拒否感」を引き起こさないようにしているんじゃないか。その意味でも「失点」をあてにせず、立憲民主主義を支える意思をどう示すか、で勝負することだろうな。次につなぐ一歩という意味でも。

お梅  民進党から「苦渋の選択」で希望に行った人のなかには、小池とのツーショット(3万円!)はおろか、希望の「き」の字も出さずに選挙を戦っている人も、結構いるんじゃないか。立憲民主主義の旗が着実にはためいていることにこそ、勇気づけられて、自力で勝ち上がってきてほしいよね。

(通りすがり  希望は選挙後は空中分解じゃないですか。開票速報の光景を考えたって、本部もなければ幹事長もいないのに、どこで誰が出るんですか。しかも代表とやらは、前日にさっさとパリに高飛びでしょ。あの人、都議選のときだって、選挙が終わったら勝手に代表を変えたんですから、今回だって… 首班指名?あら、新しい代表にまかせるわ、うふっ。新しい代表?AIが決めるんじゃない? くらい平気で言いますよ)

三太  「これはあなたが作った政党です、これはあなたの選挙です」って、あれだけ言われちゃうと、そうかなって俺も思ったりして、知り合いに誘われて事務所に行ってみたんスよ。そしたらまあ、手が足りないっていうか、なんていうか…。

 それならってんで、ホームページの一角をよこせって、言っちゃったんス。友だち何人か集めて、自分たちが考えてることを書く、立憲民主を支持するとか応援するってことじゃないが、自分たちが考えてることが、立憲民主の五つの柱とどうつながってるかって形にするからって。

 それで今作業しているだけど、選挙ってこうやって俺らが作るんだなって。

熊  えだのんが、立憲民主党は永田町の外の声、国民のみなさんの声によってできた、日本ではじめての政党です、と言っていた。お金も個人献金がぞくぞく集まっているらしい。立憲民主主義を支える国民の意思があってこそ、「まっとうな政治」が成り立つ。その一歩を踏み出す選挙にしようってことだな。

八  立憲民主主義を支える国民の意思を「見える」化する。それによって選挙後の政治も、永田町の足し算、引き算ではなくて、いかに国民の意思を反映するか、という新しい軸がみえるようになるんじゃないか。

(枝野)

実は昨年の参議院選挙ぐらいから、有権者の皆さんが「よりましな政治状況をつくる」ための「戦略的投票」行動をかなり広範囲でやっていただける時代になっている。政治家が永田町の合従連衡で「どう安倍政権を倒すか」というのではなくて、むしろ有権者の皆さんが「戦略的投票」で安倍1強を終わらせる。(政党や政治家が考えるより)そこに委ねることの方がむしろ国民の皆さんの信頼を得られ、「このままではまずい」と思われている幅広い皆さんの期待に応えられるのではないか。(千葉県浦安市内で記者団に)

立憲民主主義を支える国民の意思を「見える」化する選挙に!

政党、候補者の選挙ではなく、私たちの選挙に!

【ご注意】

比例は正式には「立憲民主党」

・「民主党」は○ 「民主」は×(自由民主党、社会民主党など「民主」を含む政党があるため)

(「民主党」は立憲民主党の略称として届けられているので○)

・「立憲民〝進〟党」「民進党」は、無効票とみなされる可能性あり

大切な一票です、無駄にならないようにしましょうね。

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「囲む会」のご案内  

~「凡庸の善」で考え続け、立憲民主主義を支える意思を持続するために

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■第106回 シンポジウム

「自治・民主主義のための社会的投資と地域経済とは」

10月21日(土) 1300から

TKP麹町駅前会議室 ホール8A

諸富徹・京都大学教授 廣瀬克哉・法政大学教授 佐無田光・金沢大学教授 

参加費 2000円

*6/18シンポジウムの「続編」。民主主義のインフラとしての社会関係資本(人びとのつながり)を

豊かにするための社会的投資とは、そこでの自治・自治体の役割、可能性とは…

■第29回関西政経セミナー 
「まちづくり・地域経済と、自治・民主主義」
11月4日(土) 1400から

キャンパスプラザ京都

川勝健志・京都府立大学准教授 田中誠太・八尾市長 中小路健吾・長岡京市長 ほか
参加費 1000円

*上記と同様の趣旨で。

■第106回 シンポジウム

テーマ 外交・安全保障

*北朝鮮危機、中国の台頭、トランプの暴走…のなかで、「正義」を振りかざすのではなく

「正気」を保つために

12月3日(日)1300から1700

TKP神田駅前ビジネスセンターホール 5階

川島真・東京大学教授 李鍾元・早稲田大学教授 大庭三枝・東京理科大学教授

大野元裕・参議院議員 柳澤協二・元内閣官房副長官補(安全保障担当) ほか

参加費 2000円


石津美知子
「がんばろう、日本!」国民協議会

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メルマガ♯がんばろう、日本!         229(17.10.6)

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今回の選挙は「政策」「理念」以前に、まともな政治が成り立つためのインフラとしての社会の信頼関係、そのための「人としてのありかた」が問われると思っています。

そして、そうした普通の国民の感覚を基盤に、立憲民主主義を支える意思をどこまで作れるか。そのための土を作り、種を守ることだと思います。

10月9日(月・祝)の囲む会(1300より)では、こうした視点から総選挙の取り組みについて、議論したいと思います。

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立憲民主主義への希望か、立憲的独裁への絶望か

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【第一幕 中身の分らないヤバイから揚げ、食べ続ける?】

熊  ここにきて、小池劇場のドンチャン騒ぎも失速しつつあるかも。都民ファーストから都議が二人、それも都知事選からのメンバーが、「オープン」とは真逆の密室での決定過程や、言論統制まがいの組織運営を批判して離党した。

http://otokitashun.com/blog/daily/16201/

http://www.huffingtonpost.jp/2017/10/05/otokita-ueda_a_23233401/?utm_hp_ref=jp-homepage

八  希望no党の公認をめぐっても、身内から「刺客」を差し向けられて堪忍袋の緒が切れたり、「こんなものにサインできるか」と協定に署名していないのに「強制公認」されて拒否したとか。

http://www.kou1.info/blog/politics/post-1764

https://dot.asahi.com/dot/2017100400097.html?page=1

熊  典型的な分断統治、それも相当陰湿なやり方だ。踏み絵を踏ませるのも、国替えを迫るのも、一律にではなく「選別」しているんじゃないか。結局、安倍政権を倒すんじゃなくて、民進党解体が目的だったってことじゃないか。

八  それなりの信頼関係を築いてきたところでは、「裏切れない」ってことになるのが、人の情ってもんだろ。それが平気でできるヤツかどうか、っていう「踏み絵」でもあるな。希望no党に行ったほうでも、みんなで議論して「苦渋の選択」として合意して、という人もいるだろう。

熊  選挙の構図も見えてきたんじゃないか。

●冴えないけど誠実そうなオジサン

●こざかしい女王カマキリ(食い物にされるオスども)

●人格が信用できない三代目

八  今回の選挙は、理念や政策以前に、政治的な「まともさ」を巡る戦いだと思うんだ。まともな政党が多く議席を得て、どう見てもまともじゃない政党は、議席を失うべきだろう。日本の民主主義のために。

熊  政党っていう「かたまり」以前に、人として信用できるかどうかってことだな。ウソをつくのは当たり前、説明?そんなもの関係ない、ヤバくなったら記録を捨てちゃえばいい、ルール?勝てば関係ないっしょ?…という「永田町の常識」に対して、それを子どもの前でも平気で言えるのか、という国民の普通の常識が試されているんじゃないか。

<中村文則(作家) 朝日10/6 寄稿>

「選挙の先にあるのは何だろう。現政権が勝利すれば、私達はこれまでの政権の全ての政治手法を認めたことになる。政権は何でもできるようになる。あれほどのことをしても、倒れなかった政権ならすさまじい。友人を優遇しても何をしても、関係者が『記憶にない』を連発し証拠を破棄し続ければよい。国民はその手法を『よし』としたのだから。私達は安倍政権をというより、このような『政治手法』を信任したことを歴史に刻むことになる」

「この選挙は、日本の決定的な岐路になる。歴史には後戻りの効かなくなるポイントがあると言われるが、恐らく、それは今だと僕は思っている」

<とある居酒屋にて>

A  (枝豆を食べながら)「枝野ってのは、政治家なのに普通に意味の分かる日本語を話してる…すごい。当たり前のことを、普通の言葉でしゃべっているだけなんだけど、聞いていると、なんだか胸が熱くなる。そんだけ現状がヤバイってことかも」

枝野街頭演説 10/3有楽町 https://twitter.com/CDP2017

B  (から揚げを食べながら)「最初はうまいと思って食べ続けてきたけど、最近はどうも胃にもたれる。『中身はこれ』というのもしょっちゅう変わるし、ホントのところ、中身が何なのか分らなくなってきた…このまま食べ続けるとヤバイかも」

店主  「あっちの仕入先は、営業の時はいいこといっぱい言うんですよ。でも契約時にはなかった憲法改正とかが勝手に入っていたり、『一億総活躍』とか『人づくり革命』とか、毎年のようにわけの分からない新商品に替わるし、アベノミクスっていうんですか、あれも四年たってもまだ入荷待ちだっていうし。キボウだかゼツボウだか、こないだできたばかりの卸は、倉庫も空っぽなのに派手な宣伝ばかりで、こっちは完全にマユツバものですよ。

ウチもそろそろ、中身のよく分らないから揚げは、メニューから外そうと思っているんです。そうでないと、ちゃんとしたお客さんも定着しないし。あ、この枝豆は地元の農家さんのツテで仕入れているんで、どこでどんな人が作っているか、わかるんですよ。

まぁ『公約』ってのも、何を言っているかより、その候補や政党が、これまでどういう言動をしてきたのかチェックすることが、とくに今回は大事ってことじゃないんですか。

中身のよく分らない、添加物まみれのものを食べ続けていたら、ろくなことにはなりませんよね」

【第二幕  フォロワーの失敗体験から何を学ぶか~井戸端にて】

お松  あたしゃ、東京都知事として小池百合子を推したから、都民ファーストにも投票したんだよ。それがなんだい、都知事は総理になるための踏み台ってこと? それならあたしの票、返してもらいたいね!

お梅  「人のいい」(!?)あたしでも、さすがに今度はダマされないよ。花粉症ゼロ、電柱ゼロと原発ゼロを並べるなんざ、笑い話にもならない、ぶさけんな!って。

お松  都知事選では「五輪の予算がどんどん膨らんでいったのはおかしい」と言ってたけど、その真相はどうなった? 豊洲と築地、両方生かすって言うけど、その功罪は? 小池さんに投票した291万人の都民は、そっちを聞きたいよね。

お梅  相変わらずワイドショーは小池劇場だけど、反省をこめて言えば、あたしらも面白がってきたんだよね。でもさ、もうそんなことやってる場合じゃないだろうって。超高齢社会で「介護難民」(イヤな言い方)が大勢出ると言われ、若者はまともに働いても家族も持てないってときに、小池劇場に踊らされてる場合じゃないよね。

お松  だから小池サンにも、都知事としてちゃんと働け!って叱責が飛ぶし、これで放り出したら、希望どころか絶望の党だよ。でもさ、あたしらは絶望するわけにはいかないよ。安倍一強だって、低い投票率と「ほかにない」っていう弱い支持に支えられているだけだ。それを「白紙委任」と勘違いさせないようにしなきゃ。

お梅  あたしらも、投票したら後はお任せ、成果が出なければダメだし、っていうのを変えないといけないんだろうね。保育園が出来るってんで町内会で揉めたじゃないか。あれも、役所が一方的に決めて説明するから、お任せ→ダメだしになるんだろ? そうじゃなくて、子どもを預けたい人、隣近所の人、公園を子どもを遊ばせている人とか、みんなであーでもない、こーでもないって話し合えば、どこかしら落としどころは見つかるんだ。一発勝負で解決できるような問題なんか、どこにもないんだから、政治家との関係も、お任せ→ダメだしの関係から、くらしや国の問題をいっしょに話し合う関係に変えないといけないんじゃないか。

お松  政治家のほうも「任せてください」とか「解決策はこれです」じゃなくて、「いっしょに考える」ってことじゃないか。トップダウン目線じゃなくて、ボトムアップ目線というか、参加型というか。

お梅  そう考えると、安倍さん、前原さんはトップダウン型、小池さんはさらに引きずり回し型というか。おまけに「こんな人たち」とか、「排除します」とか、分断を煽るリーダーシップだよね。聴衆からのヤジを嫌って街頭演説の場所を直前に変更って、分かりやすすぎ!

通りすがり  奥さん、奥さん、そんなこと言ってる場合ですか? ヤジを嫌って逃げ回るようなヤツに権力を持たせたら、やがてそいつはヤジなんか一言も出ない国にしようとしますよ。現に「安倍一強」で自民党内はどうなってます? 都民ファーストを離党した二人の話からすると、希望no党の党議拘束は地獄の予感がしますよね?

お松  おお怖っ…お任せ→ダメだし→幻滅のサイクルの先にあるディストピアを描いた総務省の投票啓発動画は削除されちまったけど、あの通りになるかも…

お梅  参加型、ボトムアップ型は、政治家や政党が作ってくれるのを待っているんじゃなくて、私らからも準備していかなきゃ、だよね。去年の参院選から始まった市民と野党の共闘も、選挙のときだけでなく伴走し続けることが大事ってことだし、そのなかで政治家や政党も私らも変わっていくってことじゃないか。

通りすがり  今回20年の歴史をもつ党と地方組織を、まともな解党の手続きもなく放り投げてしまったのは、民進党だけではなく、日本社会の損失です。民進党の組織は多数の地方議員と市民とボランティアが作ってきたものでもあるんですから。立憲民主党のツイッターフォロワー数が、四日かそこらで政党トップになったのも、その現れでしょう。その根っこを次につなぐことができるか、もちろんその先の伴走も含めてですが…そこんとこ、よろしく。

お松・お梅  えっ、今の誰? なに?

【立憲主義って、そういうことだったのか】 

三太  立憲民主党ってのができたんだって? ゆるキャラがリッケンバッカーのギター持ってるって、盛り上がってるんだけど。

熊  リッケンバッカー? なんだ、そりゃ。リッケンっていったら立憲主義のことだろうが。

五郎  これだから年寄りとは話が合わないんだ。ところで立憲主義ってのは、立憲だから憲法を作る、つまり改憲ってことなんだろ? 塾に教えに来ている大学生が、そう言ってたけど。

八  どさっ(椅子から転げ落ちる音)。お前、中学の公民の授業でちゃんと習わなかったのか。立憲主義ってのは…

<あの育鵬社の教科書でも、こう書かれています>

また、憲法は政治権力が濫用されることのないように抑制する仕組みを定めて、国民の権利と自由を保障し、権力を行使して国民の福祉を増進する根拠となっています。

そして、国民どうしの間の権利侵害に対して、民法・刑法その他の法輪角解釈を通じて間接的に規律を与えています。憲法にのっとって国を運営していくことを立憲主義といいます。

(「新しいみんなの公民 第一節 日本国憲法の基本原則」47ページより)

八  簡単に言えば、右だろうが左だろうが、「憲法にのっとって国を運営していくこと」を立憲主義というんだ。その憲法は、国民の権利や自由を保障する、つまり多数派の政権であっても守らなければならないこと―権力行使の限界を定めているのが憲法だ。

誰かを差別していい、ということを多数決で決めるのはおかしいだろ?

五郎  そりゃそうだ。

熊  なぜ、おかしい?

三太  人権はみんなに平等にあるはずだろ?

八   そうだ。だから人権や自由といったことは、多数決で決めてはいけないんだ。憲法改正の発議が通常の多数決(過半数)じゃなくて、特別多数決(三分の二以上)となっているのも、民主主義のルールを変えることだからだ。

五郎  安倍さんは憲法を変えるって言ってるよね。こんなに世の中が変わったのに、70年間、一度も変えないのはおかしいって。

熊   憲法改正が一度もなかったのは、なぜだと思う?

三太  憲法の文字が変わったって、国民生活に関係ないし、それより景気のほうが大事だって、みんな思っていたからじゃないの?

熊   まぁ、憲法改正より優先順位が高いことがあるのは確かだな。だけどもっと本質的なことがある。憲法を変えるってのは、民主主義のルールを変えることだから、特別な手続きが必要だってことは、さっきも言ったな。国会の両院で三分の二、というハードルが意味しているのは、それだけの合意がとれるなら、国民の七割、八割が納得できる改正案になるだろうってことだ。つまり徹底的に議論して国民の大多数が納得できる案を作れ、それが国会の役割だってことだ。

これまで一度も憲法が改正されなかったのは、そういう国民が納得できる案を、国会で作ろうとしなかっただけのことだ。

八   その肝心な国会での議論をすっ飛ばして、いきなり選挙で、しかも憲法以外の争点もごちゃまぜにして、「改憲」を争点にしようってのは、いくらなんでもおかしいだろ。憲法改正は最後は国民投票だが、国民に信を問うところまで国会で議論せず、数の力で押し切ろうってのは、立憲主義たぁ言えねえ。

五郎  憲法改正の手続きは96条に書いてあるね。国会で議論して、案をまとめて国民投票にかける、か。そこをすっ飛ばしてるってわけだな。そりゃあ立憲主義に反するよな。

<立憲主義について 10/4枝野演説@有楽町> 

…私たちの社会は、ルールによって規律をされています。みんながルールを守ることで成り立っています。権力といえども、自由に権力を使って統治をしていいわけではありません。憲法というルールに基づいて権力は使わなければならない。ルールなき権力は独裁です。
 私たちは、立憲民主党という名前を付けさせていただきました。立憲という言葉は、古めかしい、分かりにくいという意見もあります。しかし、どんな権力でも、憲法によって制約をされる、憲法によって一人ひとりの自由と人権を守る。この立憲主義というのは、近代社会において、あまりにも当たり前のことだから、特に戦後70年、私たちの国では、あまり言われませんでした。残念ながらというべきかもしれません。ここ数年、立憲主義という言葉をもう一度思い出さなければならない、そんな状況になっている。それが、今の日本です。
 …略…ところがどうでしょう。憲法によって縛られているはずの内閣が、自ら積み重ねてきた解釈を勝手に変えた。論理的に整合性のない形で勝手に変えた。それに基づいて、自衛隊は日本の領土や領海を守るけれども、外国に出て行って戦争はしないんだという第二次世界大戦の教訓を踏まえた、先人たちが積み重ねてきた私たちの国是が、変えられてしまっている。これが安保法制です。
 憲法に違反した法律は、一日も早く変えなければならない。違憲の部分を廃止させなければならない、主義主張、政策以前の問題であるということを、私は皆さんに強くお伝えをさせていただきたい。そうした力をしっかりと与えていただきたいと思っています。

三太  民主主義は多数決だって習ったような気がするけど、そうじゃなくてみんなで話し合って決めるプロセスが大事で、そこにはルールってものがあるんだぜってことか。

五郎  でもってそのルールってのは、日本人も含めた人類ってのが、それなりの歴史のなかで積み重ねてきた「大切なもの」で、そう簡単に壊しちゃならねぇってわけだ。

憲法第97条

この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であって、これらの権利は、過去幾多の試練に堪え、現在および将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信託されたものである。

(自民党改憲草案では、丸ごと削除されている!)

熊  当時もっとも民主的といわれたワイマール憲法の下で、ナチスが選挙で多数を取り、政権を握ってから、全権委任法で議会を停止して独裁に突き進んだ。多数決主義だけなら、民主主義から独裁が生まれることだってあるんだ。

戦前の日本だって、曲がりなりにも当時の国際水準並みの憲法の下で、その憲法を変えることなく政党が解散し、議会が機能停止することで、立憲的独裁になった。

今の憲法は、そういう歴史の教訓の上にあるってことだ。

八  軍部や極右のテロもあったが、弾圧で政党が解散に追い込まれたわけではない(共産党以外)。みんな「バスに乗り遅れるな」とばかり、大政翼賛会になだれ込んだんだ。

五郎  へぇ、希望no党みたい? それともアベ・チルドレンか? 

お松  それに比べりゃ今は、「そうはいかないぜ」ってのが、私ら庶民のなかにもあるんじゃないか?

三太  ユーチューブで見たけど、えだのんが言ってたのは、こんなとこだな。

憲法に基づいていろいろ判断しようね、

表現とか自由とか守ろうね、

ルールは守って公平に、

記録はきちんと残して、

金持ち優遇ではなくて貧困層支援を通じて経済回復目指そうね、

以上、難しいけどがんばるからよろしく

お梅  ほんと、当たり前のこと言ってるんだけど、でもそこが大切なんだよね。

五郎  でもってアベちゃんの言ってるのは、こんなとこかな。

憲法どうでもいいから戦争しようぜ

表現も自由も安全も守らないぜ

ルール? そんなの知らない

記録? 捨てたよ!

景気? 派遣使いつぶせばいいじゃん

以上、数の暴力でゴリ押しする、反論は認めない

お松  立憲主義って、そういうことだったんだね。

――どうやら今回の選挙、テレビでの報道も少なかった前回(2014年)と比べて、庶民の話題にもなっているようで、なによりです。普通の国民のまともな感覚が、「政治的なまともさ」と、立憲主義を支える意思として根づくことを切に願いつつ…次号へ続く。


石津美知子
「がんばろう、日本!」国民協議会

http://www.ganbarou-nippon.ne.jp


メルマガ♯がんばろう、日本!         号外(17.10.5)

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Index 

□ 立憲民主主義への希望か、立憲的独裁への絶望か

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今回の選挙は「政策」「理念」以前に、まともな政治が成り立つためのインフラとしての社会の信頼関係、そのための「人としてのありかた」が問われると思っています。

そして、そうした普通の国民の感覚を基盤に、立憲民主主義を支える意思をどこまで作れるか。そのための土を作り、種を守ることだと思います。

10月9日(月・祝)の囲む会(1300より)では、こうした視点から総選挙の取り組みについて、議論したいと思います。

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【参考情報】

●立憲民主党ツイッター フォロワー数 トップに

立憲民主党のツイッターのフォロワー数が、開設から4日間で12万5千人を突破、自民党を抜いて政党としてはトップに。

ツイッターアカウントは→@CDP2017

(ちなみに…非公式キャラ「立憲民主」君が持っているエレキギターはリッケンバッカー。60年代にビートルズが使って有名になったブランド。)

●立憲民主党に参加します 山内康一(福岡3区)ブログ 10/3より

私は、今回の衆議院選挙にあたり、「希望の党」ではなく、新たに立ちあがる「立憲民主党」から立候補することを決意しました。民進党にはお世話になりましたが、「希望の党」という右派政党とは相いれないので、いまはスッキリした気持ちです。・・・

以下 http://www.kou1.info/blog/politics/post-1764

●希望の党の公認を辞退した篠原孝氏が激白 AERA dot. 10/4より

「排除の論理」を掲げ、希望の党を率いる小池百合子東京都知事が、早くも公認候補者から三行半(みくだりはん)を突きつけられた。

 希望の党からの公認を辞退し、無所属で出馬するために辞退届を4日に提出したのは、長野1区の民進党前職の篠原孝・元農林水産副大臣(69)だ。篠原氏を直撃すると、希望の党の不可解な公認の実態が浮かび上がった。・・・

以下 https://dot.asahi.com/dot/2017100400097.html?page=1

●希望の党へ 田嶋要(千葉1区)「かなめ日記」10/5

「政権交代可能な二大政党制の確立」という大きな目標に向かって少しでも前進するために、今回、私は、民進党の 前原代表の決断を受けて、全国の多くの民進党の同志と共に、希望の党の公認を得ることを決断しました。引き続き立 憲主義の堅持と平和を守り抜くことを大前提に、誕生後間も無い希望の党の中で、しっかりと役割・責任を果たし、一 時のブームでは無く、党が着実に持続的に国民の皆さまのご期待に応えられるよう全力を注いで参ります。また、私の 政治家としてのライフワークであるエネルギー政策に関しても、原発の無い自然エネルギー社会への大転換が今後我が国でも加速するよう、一層努力してまいります。

公認の発表直後から、私が希望の党に行く事について幾つかの懸念の声も私に寄せられています。以下、それに対する私なりのご回答をさせて頂きます。・・・

以下 http://www.k-tajima.net/

【フォロワーシップの転換の始まり】

●政治は分からんが少なくとも枝野氏をクリエイターとして尊敬する

Hatena Blog10/5より

すごい、普通だ…

政治家なのに普通に意味の分かる日本語話してる…

ていうか枝野氏の言ってることはものすごく普通なんだけどそれが際立って見えてしまう現状のヤバさがものすごくよくわかった

以下 http://hedgehogx.hatenablog.com/entry/2017/10/05/003532

●各地で共闘体制が立ち上がる

北海道、新潟、三重、熊本、東京など各地で、野党と市民の共闘が続々と立ち上がっています。

●福山参院議員、立憲民主党へ

民進党の福山哲郎元官房副長官は5日、同党を離党し、立憲民主党(代表・枝野幸男元官房長官)に参加する方針を固めた。福山氏は、京都新聞の取材に対し「希望の党には行かない。民進党にこれから離党届けを出す」と述べて、同日夕方に会見を開く意向を示した。

(京都新聞 10/5電子版)

参議院はまだ態度表明を迫られていないにもかかわらず。おそらくこの選挙戦で、立憲民主党の応援の全面に立つ、という決意でしょう。


石津美知子
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Index

 

□ 立憲民主主義への希望か、立憲的独裁への絶望か

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「勝ちさえすれば、ルールなんか無視しても問題ない」「バレそうになったら証拠を破棄しちゃえばいい」「いちいち説明しなくても問題ない」。永田町で当たり前のように言われていることを、子どもにも平気で言えますか。それともせめて、「あったものをなかったとは言えない」という大人なのか。国民の普通の感覚が問われているって、こういうことなんじゃないか。

(「日本再生」461号一面)

今回の選挙は「政策」「理念」以前に、まともな政治が成り立つためのインフラとしての社会の信頼関係、そのための「人としてのありかた」が問われると思っています。

そして、そうした普通の国民の感覚を基盤に、立憲民主主義を支える意思をどこまで作れるか。そのための土を作り、種を守ることだと思います。

10月9日(月・祝)の囲む会(1300より)では、こうした視点から総選挙の取り組みについて、議論したいと思います。

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以下、参考情報

●12年前に総務省が制作した短編映像「希望の党」が発掘され、その予見性が話題に

http://buzzap.jp/news/20170925-kibou-no-tou/

(以下 BUZZAP 9/25より引用)

これはとんでもない未来予知かもしれません。詳細は以下から。
本日爆誕した小池百合子都知事が代表を務める新党「希望の党」。なんと12年前の2005年に総務省と明るい選挙推進協会が制作した「希望の党」を紹介する動画が発掘されて大きな話題となっています。

監督は「ガメラ」シリーズや「就職戦線異状なし」、「デスノート」などで知られる金子修介さん。主演には渋谷飛鳥さんと木下ほうかさんというキャストで、20分間の短編作品です。

あらすじとしては2005年当時らしく「誰に投票しても変わらない」と考えて選挙に行かない夫婦と、熱心に翌日の選挙に行くように勧める娘といういかにも「選挙に行こうキャンペーン作品」らしい出だし。

しかしその選挙が終わると政権を取るのが耳慣れない「希望の党」という政党で、徐々にこれまでの終わりなき日常が変わっていき、ついに…というディストピア展開。そして万を持して楳図かずおが登場し、想像を超える超展開へとなだれ込みます。

●立憲民主党 会見

文字起こし、録画とも

https://www.youtube.com/watch?v=sO-ooVpWSPQ より見られます。

●立憲民主党 結党会見(枝野さん)について ツイッターから

*あやの・こうえん‏ @ayanokouen

枝野さんの会見を見ながら小二の娘に「立憲」の意味を教え、「お母さんはこの冴えないが誠実そうなおじさんに投票します」と話していると、なんか泣きそうになった。枝野さん応援しますよー!

*諏訪原 健‏ @swa_swa_swatch

枝野さんの会見で印象的だったのは「草の根に立つ」というメッセージ。政治の対立軸は「上から」なのか「下から」なのかという点にあるとした上で、ボトムアップのリーダーシップ・民主主義・社会経済政策を目指すという。また市民と積極的に連携する姿勢も示していた。応援したい

*子どもの未来を考えるママの会@大阪‏ @mamanokai_osaka

枝野さんの会見では「国民」という言葉が繰り返される。先週からの政治報道の中で、殆ど使われず、置き去りにされていた私たち。「国民」、「市民連合の皆さんとの連携」、「幅広い市民の皆さんとの連携」誰も言ってくれなかったから、当たり前の事なのに安堵する。

●東京の民進党支部長4人、共同会見・街頭宣伝

吉田はるみ事務所‏ @tokyo8staff 10月2日

吉田はるみ・鈴木ようすけ・北條智彦・松尾あきひろ

私たち、東京の新人総支部長は、希望の党には合流しません。 私たちの、自由、共生、愛、平和を大切にするという政治信念に従い、無所属でも衆議院選挙をたたかう覚悟を決めましたことをご報告申し上げます。

野党共闘について。ど真ん中の道をつくっていきたい。左右から合流できる道をつくる決意。野党共闘の長い歴史を尊重したい。野党との連携を作るために、誠意をもってお願いしていく決意

無所属からの立候補。馬鹿、無鉄砲と言われるかもしれない。それでも我々は自分たちの行動力には自信がある。そして今日ここに集まった新人候補は4人とも、子育て世代、働く世代。この世代が新しい勢力として永田町の政治を変えていく。そこに期待してもらいたい

記者からの質問、希望の党から立候補しない理由は。「小池さんのリベラル<排除>という言葉は政治が使うべき言葉ではない。排除の政治を実現させるわけにはいかない。多様性を切り捨てる政治は国民に対する侮辱。民進党の理念でもあった多様性社会、共生社会は希望の党では実現できない。」

●立憲民主党 会見

文字起こし、録画とも

https://www.youtube.com/watch?v=sO-ooVpWSPQ より見られます。


石津美知子
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Index 

□ 立憲的独裁への白紙委任か、

  立憲民主主義を支える意思を作り出すのか

●「〝国民なめるな〟解散」 国民に信を問うほど、国会で議論しているのか?

●〝民主主義の危機〟を、民主主義のバージョンアップへ転換するために

□「囲む会」のご案内 

  

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立憲的独裁への白紙委任か、

立憲民主主義を支える意思を作り出すのか

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【「〝国民なめるな〟解散」 

 国民に信を問うほど、国会で議論しているのか?】

 安倍首相は9月28日に召集される臨時国会で、所信表明演説を行わず、冒頭で衆院を解散する。臨時国会の開会式も開かない。首相は25日に公明党の山口代表と会談し、こうした日程を確認、同日夕の記者会見で衆院解散の意向を表明する方針だという(読売9/21)。

 そもそも臨時国会の開催は、加計学園問題をめぐって野党が憲法53条に基づいて6月から要求しているもの。憲法53条には、「いずれかの議院の総議員の4分の1以上の要求があれば、内閣は、その召集を決定しなければならない」とある。「ならない」とあるように、これは内閣の義務だ。それを三ヶ月以上も放置した挙句、所信表明も、閉会中に任命したばかりの内閣との質疑も行わず、冒頭で解散するというのだ。ここまで国会審議を封じる姿勢は、「丁寧な説明」とはほど遠い。国会は政権の追認機関、翼賛機関なのか。これは立憲的独裁というべきではないか。

 「今なら勝てる」という判断だろう。だからこそ「争点」は後付けでいいし、何でもアリだ。確かに消費税も安保法も重要な政治課題だろう。しかしそもそも、国民に信を問うほど国会で議論が進んでいるのか? 国会での議論を逃げまくっているのは誰なのか。

 安保法を問うなら、この間の運用実態をもっと情報開示しなければならない。南スーダン日報隠しもうやむやなままで、新防衛大臣の質疑もない。北朝鮮の挑発で官邸サイドは、「安保法をやっておいてよかっただろう」と言うのだろうが、北朝鮮非難の国会決議すら、野党に政権批判の機会を与えることを恐れて見送るという(毎日9/22)。

 国連で「北朝鮮を完全破壊する」というトランプ大統領に呼応して、「必要なのは対話ではなく圧力だ」と演説する安倍総理の下、安保法をどう運用するのか。

 国会での議論を封じて、何を国民に問うのか。これではナチスの「全権委任法」と、どこが違うのか(ナチス政権にワイマール憲法に拘束されない無制限の立法権を授権した)。

 憲法改正も争点だという。だが憲法改正については96条で、国会で十分に議論したうえで発議し、国民投票で国民に判断を求めるという手続きが定められている。憲法で決められた手続きをすっ飛ばして、国会での議論もなしにいきなり選挙で信を問う、しかも他の政策も一緒くたにしてというのは、あまりにも国民をバカにしたやり方だ。決められた憲法改正手続きを無視し、国会で議論もせず、国民投票の前に改憲を争点化するのは、憲法96条違反というべきだ。

 首相は、消費税増税分の使い道を変更して教育無償化にあてるとも言い出した。同時に基礎的財政収支を2020年までに黒字化する、とした財政再建目標を先送りするという。これは「財政再建と経済再生を両立させる」としてきた経済財政運営の行き詰まりにほかならない。相も変らぬ将来世代へのツケ回しではないか。アベノミクスをいっさい検証せず、森友・加計という行政の歪みを「小さな問題」と言い放つ人たちに、税金の使い道を任せられるのか。

 今回の解散には、与党内にも批判がある。首相に近い山本一太・元沖縄北方相は、ブログで「国民の普通の感覚を侮るな」として、次のように述べている。

 「ちゃんとした説明がないまま選挙をやったら、それこそ『国民をバカにしている!』と思われてしまうだろう。この事態だけは、絶対に避けねばならない」「国民の目には『安倍総理が国会での疑惑追及を逃れるために解散する』みたいに映る。『選挙に勝つためには何でもやるのか』という批判も起こるだろう」。

 〝国民なめるな〟解散。国民の普通の感覚が試されている。

【立憲民主主義を支える情感の回復と、民主主義のインフラ整備を】

 台風一過、永田町界隈から突然吹いてきた解散風に、外濠長屋の「こんな人たち」もああだ、こうだと…

熊  いやぁ「もり、かけ、日報 ばっくれ解散」「〝丁寧な説明〟転じてトンズラ解散」には呆れるが、要はおれたち庶民の普通の感覚が試されてるんだな?

八  政策でも政治手法でもなく「首相の人格が信頼できない」がダントツってのは、「政治不信」とひとくくりにされてきた感情に、〝さざ波〟が立ってるってことか。

お松  あたしゃ安倍さん、いいとは思わなかったけど、景気がよくなりゃいいかと。でも「もり、かけ」で「ウソつき全開」だろ。とはいえ野党もだらしないから、小池さんに期待するしかないんじゃないか。

辰   おめぇはいっつも、期待しちゃあダメ出し、幻滅の繰り返しじゃないか。

お松  そういうアンタはどうなんだいっ。

辰   そもそも小池も安倍も9条改憲だ。安倍に反対なら小池に期待するのはおかしいだろ。

熊   まあまあ、そんな頭ごなしじゃ、貸せる耳も貸せなくなるぜ。お松さんよ、民主党政権のときの期待と、小池さんへの期待は同じかね?

お松  民主党政権のときはもうちっとワクワク感があったよ。それに比べりゃ小池さんは、どこまでホンモノか見極めようってとこかね。あいかわらず、どこで何がどう決まったのか、ブラックボックスのまんまだし。

八   たしかに青島知事以来、オリンピック後の人口減少社会・東京の課題を、曲がりなりにも取り上げたのは小池さんがはじめてだろう。東京のユーレイも、このままじゃ持たないって実感しはじめたんじゃないか。そうなりゃ期待の感情も変わってくらぁ。空き家問題だって、親の介護だって、子育てのことだって持続不可能なことだらけだもんな。

お松  うちに出入りするヤマトのドライバーさんに聞いても、このままじゃ持たないってことは分かるし、あたしも出来ることはやらなきゃって思うよ。

辰   だから、あれは都民ファーストじゃなくて自分ファーストなんだって。そのうえトランプと同じ「ジャパンファースト」だ。希望の党? 都政・都議会の実際を見れば、失望じゃないか。

八   ここはまずお互いに、気持ちが通じる会話をしないと。理と情というが、情のないところに理は伝わらない。安倍政治ってのは理性も劣化しているが、それ以上に情感がガタガタってことだろ?

熊   このままじゃ持たないってぇ実感があるときと、なかったときでは、感情も違ってくるってもんよ。安倍さんが信用できないってのと、民進党には任せられないってのは、同じ不信感とはいえないんじゃないか?

お梅  たしかに。民主党にはガッカリしたし、今も任せられないと思うけど、安倍さんが信用できないってのとは違うよね。そもそも、信用できない人に任せられるわけないし。

三太  俺、高校のとき一年だけ無償化で親が喜んでいて、政権が替わるってこういうことなのかって思ったんスよ。確かあの時自民党は無償化に反対してて、で今度は無償化すると、しかも憲法変えて? 何だかその場かぎりじゃね。人づくり革命ってのも、じゃ一億総活躍や女性活躍はどうなったんだって。一年ごとにキャッチコピーが使い捨てられていくのって、コンビニの新商品ならアリだけど、政治ってそういうもんじゃないっしょ?

お松  あたしが一番腹が立つのは、自分の言いたいことだけ一方的に言って、それをしゃあしゃあと「丁寧な説明」だっていうとこだよ。挙句の果てに「こんな人たち」だろ。投票率50%、得票率20%で選ばれたとしても、「全国民」のための総理じゃないか。

八   民主党政権は稚拙だったけど、例えば原発について国民的な討論をやったし、反原発のメンバーからも官邸で話を聞いた。まぁ、まとめるところがダメダメだったわけだが。

三太  そもそも民主主義ってのは、百人いれば百の意見があって、それをあーでもない、こーでもないって言い合ってまとめていくことだろ? 地域おこし協力隊に行ってる友だちのところじゃ、集落のことはみんなでそうやって決めているってさ。そいつは、めんどいけどおもしろいって言ってた。

お梅  都会だって、ほんとはそうさ。あたしゃ子ども食堂のお手伝いをやってるけどさ、これは「まちの困りごとを見つけて、協力するための場」づくりだと思ってるんだ。いろんな意見の人がいるし、PTAや社会福祉協議会やいろんな団体の立場もあるけど、「誰の責任か」じゃなくて「どうやって協力して解決できるか」でやっていけば、時間はかかっても前へ進めるよ。

辰   実はこの間、市議のAさんのタウンミーティングで言い合ったジジイと、たまたま飲み屋で会っちまったんだ。ちょうどAさんもいて、しょうがないから話したんだけど、そうしたら、そいつも地域で協力しなきゃダメだと思っていたんだな。それを道徳やらオヤジの威厳やらで進めるのか、面倒で時間がかかってもあーだこーだでやっていくのか、その違いだったんだ。で意気投合して、Aさんとも相談して、登下校の見守りをやろうってことになったんだ。

お松  Aさんは民主党がボロクソに言われていたときも、かかさず毎朝駅に立ってチラシを配ってたよね。駅前の灰皿を移動してくれなんて話にも、今こんなやりとりになってますと、必ず経過を説明してくれた。三年かかったけど、移動したよ。ああいう人は信用できる。

熊   政治家も政策も使い捨てる消費者民主主義じゃあ、俺らの生活そのものが持たなくなるってことだよな。参加型でやっていかないと。

八   だから政治家ってのは、「お任せ」して「結果を出せ」と要求するんじゃなくて、「困りごとを見つけ、解決する」場の仲間なんだと。そういう場を継続していくには、みんなの意見を聞いてまとめていく忍耐力が必要だ。自分の言いたいことを言うのが政治活動だと勘違いされたんじゃ、困るんだよな。

熊   その感覚が一番欠けているのが、都市部の国会議員じゃないか。

三太  自分ファースト!

八   地域の問題を見つけ、協力して解決していく。その積み重ねのなかでこそ、民主主義のインフラは蓄積されるってことだ。去年の参院選以来の「市民と野党の共闘」が、どこまで地域に根をはれたのか、それが試されるってことでもある。

熊   選挙だけの話じゃない。北朝鮮に対して「必要なのは対話ではなく圧力だ」と国連で首相が演説し、外務大臣が他国に北朝鮮との断交を要求し、ついには副総理が北朝鮮から難民が来たら「防衛出動か射殺か」と。いつから日本はこんな国になったんだ。こんな国のままでいいのか。

八  「勝ちさえすれば、ルールなんか無視しても問題ない」「バレそうになったら証拠を破棄しちゃえばいい」「いちいち説明しなくても問題ない」。永田町で当たり前のように言われていることを、子どもにも平気で言えますか。それともせめて、「あったものをなかったとは言えない」という大人なのか。国民の普通の感覚が問われているって、こういうことなんじゃないか。

(「日本再生」461号一面より)

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「囲む会」のご案内 

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■第180回 東京・戸田代表を囲む会 特別編【会員限定】

「立憲的独裁への白紙委任か、立憲民主主義を支える意思を作り出すのか

 ―総選挙にむけて」

10月9日(月・祝) 1300から

「がんばろう、日本!」国民協議会 事務所(市ヶ谷)

参加費 無料

■第106回 シンポジウム

「自治・民主主義のための社会的投資と地域経済とは」

10月21日(土) 1300から

TKP麹町駅前会議室 ホール8A

諸富徹・京都大学教授 廣瀬克哉・法政大学教授 佐無田光・金沢大学教授 ほか

参加費 2000円

*6/18シンポジウムの「続編」。民主主義のインフラとしての社会関係資本(人びとのつながり)を

豊かにするための社会的投資とは、そこでの自治・自治体の役割、可能性とは…

■第29回関西政経セミナー 
「まちづくり・地域経済と、自治・民主主義」(仮)
11月4日(土) 1400から

キャンパスプラザ京都

川勝健志・京都府立大学准教授、田中誠太・八尾市長 ほか
参加費 1000円

*上記と同様の趣旨で。

■第31回 戸田代表を囲む会in京都

「中東を考えるーアラブの春・シリア危機・IS 同じ時代に生きる人間として」

9月26日(火) 1830から

コープイン京都

末近浩太・立命館大学教授

参加費 1000円

■「がんばろう、日本!」国民協議会 第八回大会第五回総会

11月12日(日) 1000から1800

「がんばろう、日本!」国民協議会事務所(市ヶ谷)


石津美知子
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Index 

□ 総選挙にむけた「囲む会」特別編を開催します  

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総選挙にむけた、東京・戸田代表を囲む会 特別編

10月9日(日・祝) 1300から1700

「がんばろう、日本!」国民協議会 事務所(市ヶ谷)

参加費 無料

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「モリ、カケ、日報 ばっくれ解散」「トンズラ解散」「〝国民なめんな〟解散」・・・

憲法53条は、いずれかの院の四分の一以上の議員の要求があれば、臨時国会を開催「しなければならない」(「できる」ではなく、義務!)としている。四分の一以上の議員の要求にもかかわらず、三ヶ月以上逃げ回ってきた臨時国会。それが開会冒頭で解散という暴挙。所信表明だけで質疑なし、とは、まさに国会の機能停止=立憲的独裁にほかなりません。

立憲民主主義のインフラを毀損させず、立憲民主主義を支える意思をつなぐために、この総選挙をどう迎え撃つか。

「安倍さんは信用できない」という感情と、「民主党・民進党には任せられない」という感情は、同じではないということが、感覚的にもわかり始めてきたという民意の〝さざ波〟を、どう「主権者としての意思」への糸口としていくか。

戸田代表の提起を受けて、議論したいと思います。ご参加を!


石津美知子
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Index 

□ 書籍のご案内

・震災市長の手記 相馬市長 立谷秀清

・自治体若者政策・愛知県新城市の挑戦

  

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「震災市長の手記」相馬市長 立谷秀清 

近代消防社

3.11で津波被害を受けた後、福島第一原発事故では「ろう城」を決意した相馬市・立谷市長。

復興においては、「長屋」をはじめとするコミュニティーの形成に配慮したプロセスを進めている。

市長のメールマガジン、写真を多用した、臨場感溢れる手記。

「未曾有の大災害に翻弄された一人の地方首長の記録として、未来の相馬市民のみならず、南海トラフ地震をはじめとする今後の災害対策や危機管理のお役に立つことが出来れば幸甚です」(「はじめに」より)

ご厚意により、著者割引にて 1520円(税込み)(定価 2000円+税)

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「自治体若者政策・愛知県新城市の挑戦」 松下啓一・穂積亮次

萌書房

若者議会などで注目される新城市の若者政策を紹介。個別政策としての「若者」政策にとどまらず、住民自治、議会、行政などとの「入れ子構造」のような展開が、その制度や仕掛け、当事者へのインタビューとともに紹介されている。

こちらも著者割引にて 1400円(税込み)(定価 1600円+税)

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囲む会、シンポジウムなどの会場にて販売

送付の場合は別途、送料(実費)が必要になります。


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Index 

□ 民進党代表選挙 候補者討論 8月21日

□「囲む会」のご案内 

  

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民進党代表選挙 候補者討論 8月21日 1815より

Yahoo!みんなの政治

https://seiji.yahoo.co.jp/article/719/

<出演>(敬称略)
出演:前原誠司(民進党)、枝野幸男(民進党)
司会:荻上チキ
パネリスト:
神保哲生(ジャーナリスト、ビデオニュース・ドットコム代表)
浜田敬子(元AERA編集長、BUSINESS INSIDER JAPAN統括編集長)
吉田徹(北海道大学法学研究科教授)

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■第179回 東京・戸田代表を囲む会 特別編

「フォロワーシップの波をつくりだすリーダーシップとは」

8月27日(日) 1300より

ゲストスピーカー 廣瀬克哉・法政大学教授 湯浅誠・社会活動家・法政大学教授

「がんばろう、日本!」国民協議会事務所(市ヶ谷)

同人1000円  購読会員2000円

*二回の政権交代の経験を、フォロワーシップの転換としてどのように語るか。その糸口を探る議論をしたいと思います。


メルマガ♯がんばろう、日本!         №226(17.8.3)

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「がんばろう、日本!」国民協議会

http://www.ganbarou-nippon.ne.jp

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Index 

□ 二回の政権交代を、フォロワーシップの転換としてどう語るか

  ~民主主義のバージョンアップの糸口へ

●「決められる政治」の〝終わりの始まり〟 フォロワーシップの転換の〝始まりの始まり〟

●「決められる政治」(多数決民主主義)か、

多様な「国民」の有機的統合プロセスとしての「議論による統治」か

□「囲む会」のご案内 

  

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二回の政権交代を、フォロワーシップの転換としてどう語るか

~民主主義のバージョンアップの糸口へ

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●「決められる政治」の〝終わりの始まり〟 フォロワーシップの転換の〝始まりの始まり〟

東京都議会議員選挙での自民大敗に続き、仙台市長選挙でも与党候補が敗北、安倍政権の支持率は「危険水域」といわれる20%台まで急落している。世論調査では「自民党に対抗できる政党が必要」が八割(朝日新聞 7/11)にのぼるものの、その「受け皿」となる野党が見あたらないなかで、民意は行き場を失っている(ように見える)。

私たちは、ここからどの方向へ進むのか。政治不信と消費者民主主義の肥大化―感情の劣化と政治の劣化という負のスパイラルを、自らの足元を掘り崩すところまで進めるのか。それとも、「一票で政権をつくる」という二度の政権交代の経験を、フォロワーシップの転換として語る糸口を手にしていくのか。

東京都議会議員選挙は、その試金石となるか。

都議選の投票率は51%、前回(2013年)より8ポイント上がった。民主党政権誕生前夜、09年の都議選より3ポイント低いが、イメージ的にいえば、政権交代に期待し、がっかりして棄権した人びとのなかで、再び投票所に足を運んだ人がそれなりにいた、ということだろう。

もちろん、これには「小池効果」がかかわっている。時事通信の出口調査では、「支持政党なし」の約55%が、都民ファースト公認または推薦の候補に投票している。その「期待」を、安倍批判や「小池劇場」効果といった感情の動員レベルだけで語って終わりにするか。あるいはそこから、消費者民主主義のユーレイ(地に足がついていない、どころか「足がない」)からの転換の可能性を見出すべく、とらえていくのか。「小池都政への期待」という形で表れた有権者の気持ちを、社会的政治的表現にしていくために、どのようなコミュニケーションが求められるのか。

「別の言い方をすると、日本で初めて選挙で政権交代をして、民主党政権の経験をしたうえで今日に至っている……その中で自分と社会との関係、あるいはフォロワーとの関係の作り方の型を、それぞれが持ちつつあるということです。政権交代とその『失敗』の経験を、組織として集積することはまったくできていません。個人として集積するしかない。~中略~そのためには、他者との関係で気持ちが通じ合うということでないとダメですね。気持ちというのはそれぞれですから、百人いれば気持ちの通じ方も百通りを越える。それがないと、『伝える』活動、『広げる』活動は分かりません。『自分は正しい』『自分はこれをやりたい』とさえ言っていればいいと思うのは、素人です。

気持ちを分かち合うということがない時は、…『アンチ安倍』とか、『○○に反対』ということで、何かしら一致しているように思っているということです」(戸田代表 457号「囲む会」)

賛成・反対の二択や、与えられた選択肢から自分の気に入ったものを選ぶ・うまくいかなければ文句を言う、という消費者的態度にとどまらない「小池都政への期待」の可能性があるとすれば、ひとついえることは、二〇二〇年以後の超高齢・人口減少フェーズにおける東京の課題に関する「自分事」感覚―当事者性の萌芽―ではないか。

 「都議選で投票する人を決めるとき、市場移転を重視するかどうか」について、朝日調査では「重視する」30%「重視しない」63%。読売調査では、争点として重視するテーマは「医療や福祉政策」76%、「地震などの防災対策」65%で、市場移転問題は48%にとどまっている。曲がりなりにも、「二〇二〇年以後の東京」を中心課題として訴えたのは、小池知事がはじめてだろう。この「期待」に応えずに、〝国政あそび〟にうつつをぬかすことを許さない。それが、二元代表制の一方である都議会に託された民意というべきだろう。(都民ファーストの国政進出について、「進出してほしい」42%、「してほしくない」36% 朝日7/11)

 都議会では、都民ファースト55議席をはじめ小池知事支持勢力は79議席と過半数を上回る。常識的に考えれば、これまでブラックボックス化していた都政のチェックや情報公開、議会改革(開かれた議会)は、少なくとも全国標準並みにはなるはずだ。(「あったもの」を「なかった」とは言わない程度の、常識の公文書管理など。)

問題は誰がそこに魂を入れるか。政権交代前夜に民主党は都議会第一党となりながら、過半数に達しないために苦労した。その経験から何を学んだかということであり(多数をとりさえすればできるor合意形成プロセスをマネージする)、さらに言えば「オープンガバメント」を目指したものの混乱に陥った民主党政権の失敗の経験を、どこまで「自分事」にできるのか、ということでもある。

そしてそこで、有権者の「期待」と接点をもつコミュニケーションを、どれだけ集積できるか。これは政治に対して「結果を出せ」と要求する消費者的態度から、合意形成に関わる当事者性への転換の糸口だ。

これからの日本社会では、縮小均衡は避けられない。そこで政治に求められるのは、「みんなが満足する結果」ではなく、「それぞれが納得する(「仕方ない」と思える)結論」を出せるかであり、必要なのは「お互いさま」と思えるような合意形成のプロセスと、そのインフラ整備だ。

 「(区画整理を)市の施工でやると、その地域の住民は消費者になって、行政不服審査を何十通も出してきたりするんですね。組合施工でやると、何となくお互いさまという中で、そんなに異論は出てこないんです。

 当事者意識というのは、そういうところだと思うんですね。お互いさまだと思えれば、ある程度がまんして、辛抱強く着地点を見つけようとするのが人間だと思います。ところが自分は消費者側だとか、自分は当事者ではないという判断をした時には、何と言うか人間の獰猛さみたいなものを感じることもあります。

 下り坂の時代とか、撤退戦という話がありましたが、特に首都圏ではこれから、いろいろ嫌な判断をしていく場面が本格的にでてくるわけです。公共施設の再編なんかもそうですね。そういう時に、みんなが当事者意識を持って判断していけるところに持ち込むことができれば、下り坂を降りていくのにマッチした社会が作れるのかなと思います。

そのためには繰り返しになりますが、身の回りの範囲でみんなが考えていく、身の回りの範囲のことを役所からも投げかけていく、そんなことができればなと思っています」(松本・和光市長 6/18シンポジウム)

多様なフォロワーシップの波をつくりだし、そのコミュニケーションの繰り返しのなかから当事者性を涵養していく―こうした合意形成プロセスをマネージしていくこと。「決められる政治」の対極ともいえる、こうした政治プロセスへの転換の地歩を、足元から固めていくときだ。劣化した土壌のまま、化学肥料とF1種と農薬で「いい」野菜を作っても先細るだけ。必要なのは、豊かな土壌づくりだ。そのためにも、「お試し改憲」をはじめとする政治の〝煽り〟行為を封じるフォロワーシップの波を。

●「決められる政治」(多数決民主主義)か、

 多様な「国民」の有機的統合プロセスとしての「議論による統治」か

 安倍一強体制の崩壊、民進党の迷走…。過去二回、「一票で政権を替える、作る」経験をした私たちは、こうした液状化現象にどう向き合うのか。

 「官僚主導でやってきた行政が本格的に転換したのは2009年に民主党政権が発足して脱官僚依存を唱えた時点からです。民主党政権は政治主導を制度化しないままに自民党政権に代わり、4年間、政治主導として進めてきたことの限界が出ています。~略~政策形成は限界にぶつかっている。~略~多角的に問題の所在を認識、分析しないまま、~略~短絡的に考えられています。十分に練られた政策とはいえず、思いつきに近いものです」(牧原出・東大教授 朝日7/25)。

 政権交代の「先」の政治プロセス、合意形成プロセスを「お任せ」にして、「結果を出せ」と要求する消費者にとどまるか、政権交代の「先」の政治プロセスにも「自分事」感覚を持つフォロワーへ、歩みを進めるか。

 民主党政権の混乱を「決められない政治」と批判した安倍政権の「決められる政治」とは何だったか。「多角的に問題の所在を認識、分析しないまま、~略~短絡的に考えられ」た「思いつきに近い」(牧原 前出)政策が、多数決至上主義で「短絡的」に決められた。その「歪み」が端的に表出したのが森友、加計、日報問題ではないか。

 オープンな決定過程を目指すゆえの混乱か、「官邸の意向」次第で「決められる政治」か。「決められる政治」(多数決民主主義)か、多様な「国民」の有機的統合プロセスとしての「議論による統治」か。二度の政権交代の経験を、この点からも検証するステージに進もう。

 民主党政権は曲がりなりにも原発・エネルギー政策という国民的課題を、参加とオープンなプロセスで決めようとした。安倍政権では、3.11以前に戻っている。その「逆コース」をなお押しとどめているのは、地方における「脱原発依存」の根強い民意であり、エネルギーを「自分事」とする暮らしの営みだ。

 特区は民主党政権では、地域発の要望を受けたボトムアップの認定過程だった。安倍政権では「やる気のある地域を国が指定する」という、自治分権とは対極に転換した。森友、加計は、そこに群がる「お友だち利権」の一端にすぎない。その背景には、「天下り」ならぬ「天上がり」(458号岡田・京都大学教授「囲む会」参照)という利害関係者による政治プロセスの占有―国民(国会)、自治体は排除―がある。

 政権の都合で「あったもの」を「なかった」と言い、「戦闘」を「衝突」と言い換える。そんなことが頻発する「決められる」政治は、まともではない。(退却を「転戦」、略奪を「調達」と言い換えた時代は、「忘れていい」過去ではない。)

 「議論による統治」には、まだまだ混乱や紆余曲折は避けられない。しかし、多角的な問題の所在を共有すれば市民もすぐに「結果をだせ」とは言わない、という実践知、経験知はすでに自治の現場では集積されつつある(6/18シンポジウム参照)。こうした土壌をさらに豊かなものにすることこそ! 

 そのためにも「お試し改憲」より、「人たるに値する生活の必要」(労働基準法)を充たすべく憲法の実質化を!

 

(「日本再生」459号 一面より)

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「囲む会」のご案内 

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2009年民主党政権、2012年第二次安倍政権という二回の政権交代の経験を、

フォロワーシップの転換としてどのように語るか。

今年後半から来年にかけては、こうした問題設定から各種の催しを企画していきます。

政治不信と消費者民主主義の肥大化―感情の劣化と政治の劣化という負のスパイラルを、

自らの足元を掘り崩すところまで進めるのか。

それとも、「一票で政権をつくる」という二度の政権交代の経験を、

フォロワーシップの転換として語る糸口を手にしていくのか。

予定される総選挙、憲法改正論議などを、

民主主義のバージョンアップにむけたとば口として迎えるべく!

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■第179回 東京・戸田代表を囲む会 特別編

「フォロワーシップの波をつくりだすリーダーシップとは」

8月27日(日) 1300より

ゲストスピーカー 廣瀬克哉・法政大学教授 湯浅誠・社会活動家・法政大学教授

「がんばろう、日本!」国民協議会事務所(市ヶ谷)

同人1000円  購読会員2000円

*二回の政権交代の経験を、フォロワーシップの転換としてどのように語るか。その糸口を探る議論をしたいと思います。

■第106回 シンポジウム

「民主主義のための社会的投資とは」(仮)

10月21日(土) 1300から

TKP麹町駅前会議室 ホール8A

諸富徹・京都大学教授 廣瀬克哉・法政大学教授 佐無田光・金沢大学教授 ほか

参加費 2000円

*6/18シンポジウムの「続編」。民主主義のインフラとしての社会関係資本(人びとのつながり)を

豊かにするための社会的投資とは、そこでの自治・自治体の役割、可能性とは…

■第29回関西政経セミナー 
「まちづくり・地域経済と、自治・民主主義」(仮)
11月4日(土) 1400から

キャンパスプラザ京都

川勝健志・京都府立大学准教授、田中誠太・八尾市長 ほか
参加費 1000円

*上記と同様の趣旨で。

■第31回 戸田代表を囲む会in京都

「中東を考える」(仮)

9月26日(火) 1830から

コープイン京都

末近浩太・立命館大学教授

参加費 1000円

■「がんばろう、日本!」国民協議会 第八回大会第五回総会

11月12日(日) 1000から1800

「がんばろう、日本!」国民協議会事務所(市ヶ谷)