PDFファイル⇒天秤棒駅頭 17年5月NO22

朝日がまぶしい駅前で、体温も上昇
昨朝の駅立ちは、午前6時前に越谷駅東口に到着して、清掃の後、市政レポートの配布を始めた。連日の暑さのためコートを使用せず、夏服で対応した。
 午前7時馴染みのサラリーマンが、一旦レポートを受け取り戻って来て冷たいペットボトルを頂いた。更に馴染みの女性からも同じ様に頂いた。
午前8時過ぎには、太陽の光が眩しく体が暑くなっているのが、分かるのかその女性から、暑くなるので、体を大切に、と言って頂いた。 
また、午前8時過ぎにスピーカーの電池が切れてしまい、終了までの30分間は、肉声での呼びかけのため、喉が痛くなる程だった。(4月20日)

泥酔状態の若者のため口に
今朝の駅立ちは、午前6時から新越谷駅西口で開始したが、事前の清掃では相変わらずゴミや吸い殻、食べ物の容器等散乱しているため時間がかかった。
清掃をしている間に、若い男性4人と女性の一団が怒鳴りながら歩いて近づいて来た。こんな状態の時はトラブルが起きやすい。案の定トラブルが発生。
泥酔状態の男性の一人が、市政レポートを入れていたギャップの袋を見つけて持ち去ろうとした。このため、それは私の物です、と話すと、おまえの物か、と返事。(大人に向かって、タメ口はやめなさい)、と言おうとしたら、別の男性が、すみません、と謝った。その後タクシー乗り場で更にコンビニから買って来たのか、包装容器を道に散らかして去って行った。
直ぐにまた清掃したのだが、朝までアルコール漬けになる程、気持ちが晴れない事があったのか?
午前6時30分頃作業着姿の中年男性から、成田空港行きのバスに乗り遅れたが、どうすれば成田に行けるか、教えて下さい、と。
直ぐにスマホで、東武鉄道を利用して成田空港までの検索をして教えようとした。
ところが、タクシー乗り場付近にいた妻とおぼしき人に声をかけ、大きなトランク2個を抱えてタクシーに乗り込んで行った。
飛行機の出発に間に合う様に利用したのだが、恐らくタクシー料金は、3万円を超えるだろう。所要時間は、1時間30分くらいだろうが、私なら時間に間に合うなら電車を利用するのだろうが、どんな事情かは分からない。
更に午前7時前に自民党の街宣用の幟が車から運ばれて来た。市議も顔を見せた。駅立ちの日程を時々見間違ってしまう。
今朝も同様のミスを犯してしまった。また、昨日と同じ夏服のため体が冷え切った朝に。
その後、18年前5票差で落選した最初の越谷市議選の折、熱心に支援を頂いた地元の中小企業の社長さんに、10年ぶりに会った。
最近赤山町に自宅を移転、大宮で午前8時からの会議に向かう、との事。普段は電車を利用しないが、あれからずーっと駅頭をしているのか、尋ねられ、今72才でオリンピックを二度体験出来る等の話に時間を忘れた(4月21日)

偶然が次々に重なった、ファミレスで
昨朝の駅立ちは、北越谷駅西口で午前7時から開始したが、演壇の場所は喫煙者用の灰皿の横にあり、次々と出勤前の市民がタバコを吸っている。
時には10名前後にもなり、当然煙が周辺を覆い漂ってくる。午前8時30分過ぎに終了して、街宣用具を積み終えた車の中で、妻が何度も私に言った。
服に匂いが染みついている、と。すでに自分では気づかない程ニコチン臭になっていた。
これから政務活動費の作成と報告のため市役所に直ぐに向かうため、役所の近所の東越谷のデニーズで朝食を食べた。席に座ったら知り合いの女性が前の席におられたのでご挨拶をした。なんと6年ぶりの再会。
私が事務所を借りているビルの1階で営業をされていた居酒屋の女性店主で、当時二軒の店を切り盛りされていたが、1軒に集中するため移転された。
それ以来お会いしていなかったので話が盛り上がった。そしてバタバタして挨拶もせず引っ越したので気持ちです、とデニーズで販売していたマンゴーを頂いた。
気持ちは十分受け止めたし、お世話になったのはこちらの方なので、品物は遠慮したいと何回も断った。
しかし、どうしてもとの事だったので、ありがたく頂いた。その後3年前に亡くなった室内清掃の会社の社長の奥様が、入って来られた。 
こちらも葬儀以来3年も会っておらず、社長の最後の話に。
会社を引き継ぎ、従業員の協力の中順調に経営を続けている、との事。
社長はガンのため様々な治療を試みたが、死期が迫り、覚悟を決められて病室から自らの携帯電話で、私に最後に会いたいとの連絡が。
当時入院していた独協病院に駆けつけ15分程話したが、死期が近いとは感じない程元気だった。
それが7月20日だったが、奥様が携帯を取り出し通話記録の私の名前を見せて頂き、今でも消さずに持ち歩いている、と。実は縁の近い人に次々と病室に来てもらったが、私が最後の人間となり、それから1週間程で亡くなった、との事だった。
偶然とは言え、何年も会えなかった人々に触れ合う朝となった。    (4月26日)

気配りの暖かさと冷たさの差し入れ
昨朝の駅立ちは、せんげん台駅東口で午前5時30分から開始。午前7時頃に30代の馴染みのサラリーマンから、冷えた缶コーヒーを頂いた。午前8時過ぎ、駅前広場の清掃係りの高齢男性から、暖かいベットボトルを頂いた。この間毎回の差し入れだ。それぞれ私の体への気配りだけに、駅頭継続の元に。(4月27日)

カンパが入った封筒に激励の言葉が
今朝の駅立ちは、午前5時30分からせんげん台駅西口で開始。午前6時に駅前のパチンコ店のガラス張りの正面側に縦2m横4mの巨大スクリーンが設置されており、ニュースの画像とテロップが次々に映し出され始めた。パチンコ店と言へども、社会的関心とは無縁ではない。いやむしろ人びとの関心や興味が何処にあるのか、市場の動向に敏感でなければ生き残っていけない。 
午前6時過ぎに、何時もカンパを頂くサラリーマンから、恥ずかしいから、あんな事は書いちゃダメですよ、と笑顔で異議申し立て?を受けた。(一心太助の記事だが、また書いてしまった。それ程私にとっては意味がある事なので)
更に馴染みの女性2人から同じ事を言われた。市政レポートと共に配布した、来月開催されるイベントの案内パンフがカラー刷りでイラストが入っている。まあーカラー刷りですか、可愛いイラスト、と。確かに普段私が作成するチラシは、単色で、イラスト描写はないので、驚かれたのだろう。(もう少し財政に余裕があれば、カラー印刷が出来るのだが。)  それでも、年に1回カラー刷りの市政レポートを作成、配布しているが1回で30万円を超える。
 午前8時過ぎ、旧知の中年女性から、ご苦労様と声が掛かり、封筒を渡された。中身を直ぐには確認しなかったが、封筒には、自記筆で一心太助を楽しく読んでいます、と。中には2000円が同封されていた。
 今日、せんげん台駅で駅立ちをするのは、事前には把握出来ないので、何時も持ち歩いていて、たまたま渡して頂いたのだろう。最近、市政レポートやチラシをバックに入れて話し掛ける市民の方が目立っている。14年間毎日続ける駅立ちは、少しつづ目に見えない広がりになっているのだろうか。   (4月28日)   


PDFファイル⇒17年4月天秤棒駅頭21

今年も入学児童、生徒の名前の読み方に
昨朝の駅立ちは、せんげん台駅西口で午前5時30分から開始したが、寒さが大夫和らいでいる。午前7時頃旧知の佐賀銀行員の男性から、また1000円のカンパを頂いた。
長年東京支店勤めだったので、今回は、転勤かと思っていたら、現行の勤務先になったので、引き続きよろしくと言われた。
こちらこそ、お世話になります、と返事をした。午前9時には北陽中学校の入業式に出席するため、午前8時30分に終了後急いで会場に向かった。
車の中で妻が作ってくれたおにぎりをほおばり、身なりを整えて控え室に到着。式典は例年新入生が呼名の後校長先生と全員が、壇上で握手をする。式次第に名前が掲載されている。
ただ、男子も女子も読み方が、分からないのも例年どおりだ。
午後からは、桜井南小学校の入学式に参加。可愛過ぎる新入生に例年気持ちが華やかになる。
こちらの名前は、平がなのため、読めるのだが今度は、漢字は想像出来ない名前がある。ただ、どの子の親も色々考えて命名したのだろう。
おめでとう。
(4月10日)

大学生は、均質性を日常的に強制
今朝の駅立ちは、北越谷駅東口で午前6時に開始したが、睡眠時間は3時間30程。
昨晩は、がんばろう、日本!国民協議会主催の戸田代表を囲む会が、都内市ヶ谷で開催された。テーマは「孤立と分断に抗して~”目線を合わせる”ということ」で講師は湯浅誠・社会活動家・法政大学教授。
半径5mの範囲で起きている学生のくらしの問題をどう社会問題化するのか、との話が印象深かった。それは女学生が湯浅教授の講義の後、質問に来たので返答をしたが、次にまた質問に来てもいいですよ、と誘った。
なんとその返事に驚く。常にグループの一員として行動していて、次の講座も一緒に移動する。
だから、自分ひとり抜け駆け的に行動出来ない、との返事だった。これを、もう大学生なんだからそんなことは関係がない、と仮に返事したらもう二度もその学生は質問に来ないだろう。
つまり極めてデリケートな人間関係を終始意識しているのが、今の一般の学生の状態だ、との事で高いストレスに晒されている。
その後参加者で居酒屋での総括会議?が、遅くなり帰宅したのが午前1時過ぎだった。
今日は昨日の氷雨とはうって変って春本番の柔らかな空気の中、通勤客も心なしかゆっくり目を感じる。
ただ強風のため街宣用の看板が何度も倒れた。このため簡易テーブルの上のカンパ箱も飛ばされるため収納していた。
ところが、午前8時過ぎ馴染みの中年女性が一旦市政レポートを受け取った後、戻って来て何かを探しておられた。
そう強風のため収納していたカンパ箱だった。直ぐに駆け寄って行き持ち出したカンパ箱に、ほんの気持ちです、と500円を頂いた。
この方からは恐らく初めてのカンパだけに、感謝倍増。        (4月12日)
 
超党派の市政報告会を巡って 
 今朝の駅立ちは大袋駅東口で、午前6時から開始。春の日差しが心地よいものの冷たい風が時々吹き抜けて行く。       (裏へ)
午前7時30分頃階段を利用して通勤している馴染みの中年のサラリーマンから、今度の日曜日だったかなーと話しかけられた。
えーなんの事ですか、と返事。すると新方公民館のやつ。
あーそれは市政報告会ですよ。今週の土曜日です。お渡したチラシに記載しています、と応じた。
4月15日(土)午後6時30分、新方地区センターを会場に第3回4地区有志議員の会が主催する市政報告会の事だ。
私が居住する桜井地区の周辺に住む超党派の8人の議員が主催し、議会終了後定例開催して来たが今回も3月議会の報告をする。
私は毎回もあるあるクイズを担当しており、開会早々参加者の頭と雰囲気を和らげるのが役割だ。          (4月13日)

「駅頭シリーズ」の思わぬ反響に驚き
今朝の駅立ちは、新越谷駅東口で清掃の後午前6時から開始したが、相変わらず吸い殻や食べ物の袋等が散乱している。
午前7時40分頃、サラリーマンが演壇に近づいて来て、前回の一心太助 駅頭は小さなドラマの連続だ(NO18)、のチラシを渡された。
 なんと、そこには書き込みがしてあり感想です、と。
夜遅くまでの残業の日常を綴った記事に、自分も30代の頃は同じ様な仕事ぶりだったが、50代ではきつい、と記してあった。また、誤字にも訂正が。(よく間違ってしまいます)
 この駅で、いつ駅頭があるのか正確には知る由もないのだから、チラシをカバンにづーっと持ち歩いて頂いたのだろう。更に馴染みの50代?のサラリーマンが。
同じ様にカンパの記事を掲載したチラシを見て、自分もカンパをしなくては、と1000円のカンパを頂いた。
更に全く同じ様に缶コーヒーの差し入れを旧知の市民から頂いた。
思っている以上に駅頭シリーズのチラシは、読んで頂いているのだろう。
連鎖の行動がこんなに続くとは、驚かされた。
終了間際の午前8時30分頃、シルバー人材センターの自転車整理係の高齢者から、陳情を受けた。
それは駅東口のロータリーにゴミの集積場があるが、多くの市民から、景観上良くないので撤退して、とお願いされていた。
行政は、元々西口にあったものを、三カ月程前に東口に移動させて来たので、市民の要望の実現のため、先般市に陳情したとの事。
まだ前向きの回答を貰っていなので、是非実現にむけ、市をプッシュして欲しいとの事だった。即断出来ないので、調査してご返事します、と答えた。来週早々にも担当課に尋ねてみよう。
             (4月14日)

解雇問題が解決した報告を駅で
今朝の駅立ちは、大袋駅西口で午前6時から開始。この間の夏日のためベンチコートは不要で服装は夏バージョン。
午前7時過ぎ、先般突然解雇通知を言い渡され相談を受けた、中年女性と会った。
私に会えるかと思って早めに駅に来たが、実は、この駅近くの段ボール製造会社にあれからすぐに、就職が決まった。
このため失業保険を請求することはなく、切れ間なく働き始めた、とのお礼の話だった。
 勿論、私の駅立ちの日は事前に公開しておらず、たまたまだが会えてよかったし、(恐らく通常より1時間程早く駅に来られたのだろう)仕事が続けられて本当に良かったですね、と応対した。
 市政レポートを受け取り、9時まで時間が少しあるのでと、一旦別れた後、再び戻ってこられて、配布したチラシ駅頭シリーズの中の話に。
 睡眠時間が3時間程との記事に関して、睡眠だけは十分に取って下さい、とお願いされた。
              (4月17日) 


メルマガ♯がんばろう、日本!         №223(17.5.1)

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Index 

□〝忘れられた〟人びとの感情が渦巻く乱気流のなか、

「議論による統治」=民主主義のバージョンアップに向かって進んでいこう

 ●乱気流に突入するなかで、分断と対立を増幅するのか、

  民主主義のバージョンアップか

 

 ●民主主義の底力 日本ではいかに試されようとしているか

□「囲む会」のご案内 

  

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〝忘れられた〟人びとの感情が渦巻く乱気流のなか、

「議論による統治」=民主主義のバージョンアップに向かって進んでいこう

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【乱気流に突入するなかで、分断と対立を増幅するのか、民主主義のバージョンアップか】

 世界中から注目されたフランス大統領選。第1回投票の結果、無所属のマクロン氏と、極右「国民戦線」党首ルペン氏が、決選投票へ進出することになった。5月7日に行われる決選投票でルペン氏が当選する可能性は低いが、フランス社会の分断状況は、六月の国民議会選挙にも大きな影響を及ぼすだろう。

 右派の共和党と左派の社会党が、いずれも決戦投票に候補者を出すことができなかったのは、1958年に成立した第五共和政史上初めてだ。オランド政権で経済相を務めたものの、主要政党からの支援を一切受けず、一年前に立ち上げた自らの政治運動を率いて立候補したマクロン氏は「長年フランスを支配してきた二大政党制は拒絶された」と演説した。

 二大政党による政治構造は、「豊かな中間層」と「政権交代のある民主主義」という「戦後合意」を体現するものともいえるが、こうした時代が過去となる一方で新しい時代の方向性は未だ見えない、乱気流ともいえる状況に突入しつつあることが、いよいよ明らかになった。

 ルペン氏の国民戦線は、前回の大統領選では南仏の1県を制しただけだったが、今回は失業率の高い北部と南部の一帯を制した。ルペン氏の得票率が最も高かったのは、北部エーヌ県で約34%。次点のマクロン氏をダブルスコアで引き離した。同県を含む北部の工業地帯は炭鉱業などで栄えたが斜陽化した地域で、移民の割合は必ずしも高くないが、高失業率に直面する(トランプを支持したラストベルトを彷彿とさせる)。南部の地中海沿いの地域でも、高失業率上位10県のうち9県を押さえたという。

 1972年に創設された国民戦線は、共産主義や移民、EUなどの「敵」を設定して攻撃する政治手法で知られてきた。その支持層は高齢者やブルジョワ、カトリック強硬派が中心で、地域的にも工業化が進んで移民が多いフランスの東部や南部に集中していたが、近年は、かつて社会党や共産党を支持していた労働者層が国民戦線支持に回っている。少なくない労組や社会党、共産党の活動家が今や国民戦線で活動しており、かつて左派の牙城だった北東部の工業地帯や北部の旧炭鉱地帯が、国民戦線の票田へと変化した。国民戦線が市政を担うところでは、今回の大統領選でもルペン支持が高く、40%を超える市もあるという。

 

 有権者の多様な感情―不安や怒り―は、「誰かを支持する」投票としてではなく、「何かに抗議する」投票として、既成政党に懲罰を与えている。有権者をますます極端に走らせる社会的、経済的な問題に対処することができなければ、ポピュリスト政党は今後もその政策が検証されないまま、反対勢力として台頭し、成長し続けるかもしれない。

 今や既存の制度の外側に大きく広がっている切実な問題提起を、いかにして民主政治の土俵のうえにのせていくか、そのための新たな共有地、公共空間をつくりだすことができるか。既存の民主主義制度の外側にいる(と感じざるをえない)人々、「自ら行動を起こすことで政策に影響を及ぼせるという希望」を失い、あるいは「自分たちは忘れ去られた」と感じている人々を、「内側の一員」「当事者」として包摂、再統合することができる民主主義のバージョンアップこそが、国境を超えて問われている。

 「AfD(ドイツのための選択)は、数年前にできた新党で極右、反ユダヤ主義者、反ユーロのリベラル、反欧州、そして国粋主義者もいる。現時点では、投票する人の多くはこの党への支持ではなく、既存政党に移民政策などで政策的な変更を求めるシグナルとして投じています。~中略~この状況にドイツの主流政党、中道政党がどう対応するか。60年代の極右政党NPD(ドイツ国家民主党)が台頭した時のように、SPD(社会民主党)は左の、CDU(キリスト教民主同盟)は右の、疎外感を持つ有権者の支持を吸収できるかにかかっています。それによって過激な政党の支持は干上がる。中道が議会の7~8割を占め、安定化できます。この点が20~30年代のドイツ(ナチス台頭の時代/引用者)との非常に大きな違いです」(マグヌス・ブレヒトケン 朝日4/6)

 ドイツでは欧州議会で長年活動してきたシュルツ氏がSPD党首となり、社会保障による再分配の強化を打ち出して、支持を伸ばしている。二大政党が社会政策をめぐって競い合う構造を作り出すにしたがって、AfDの支持率は低下。9月の連邦議会選挙を占うとされる地方選挙でも、有権者はこれまでになく、CDUとSPDの二大政党間の政策論議に期待する結果となっている。

 民主主義を憎悪と対立を増幅するツールにしないための、立憲民主主義の土台や枠組みを担保する責務は、政党だけに帰せられるものではない。

 「こういう時代だからこそ、議会や法治主義といった安定的なシステムによって揺れを吸収していくことが重要です」「(ドイツの反イスラム運動)ペギーダは、『我々こそが人民の声だ』と叫びますが、そうではありません。彼らの票は抗議の票であって、有権者は極右、極左が志向する社会を望んでいるわけではない。AfDの政治家も時に人種差別的なコメントを投げかけ、社会の反応を試そうとします。そういう試みを成功させないようにするのが我々の責務です」(同前)

 民主主義は単なる多数決ではない。議会(議論による統治)や法治主義、人権など、立憲民主主義を支える規範や制度の全体によってこそ、民主主義は連帯とリスペクトのためのツールとして機能する。そうした規範や制度を最終的に担保するのは、「われわれ」なのだ。

【民主主義の底力 日本ではいかに試されようとしているか】

 グローバル化、EU、移民などをめぐって社会の対立が深まるヨーロッパや、社会が二極化して分裂するアメリカに比べ、日本での対立や分断はその様相を異にしている。また既存政党への忌避感も、ポピュリズムというよりは無党派層の増大や低投票率(大量の棄権)という形で現れている。ここにどう向き合うか。

「分断社会というのは、いろんな立場の人が両極に引っ張られていく状態ですから、例えば野球で言うと、レフトのファールグラウンドとライトのファールグラウンドに引っ張られて、センターがどんどん空いていく、そういうイメージです。

極端な意見でないと注目されない、真ん中の意見は『面白くない』、まずそもそも『面白いかどうか』で評価されるみたいな。ただ私は、日本という国というか国民性では、それでも今でもまだ真ん中に大勢の人がいるんじゃないかと思っています、意見としては。~ただ何よりもその人たちが、『それでは面白くない』と言われ、『お前、どっちなんだ』と言われ、どんどん自信を失っている。それが今の状況ではないかと思っています」(湯浅誠氏 10―14面「囲む会」)。

「そういうふうに両極化してくると、『どっちかに振れた方がみんな喜んでくれる』という誘惑に駆られます。それが分断社会の持つベクトルなんだと思うんです。そういう中で何ができるか。それが、タイトルにもつけていただいた『目線を合わせる』ということだと思っています。~中略~ちょっと迂遠かもしれませんが、今の分断状況を何とかしようと思うと、やはり右中間から左中間にいる人々に自信を持ってもらわないといけないし、自信をつけるために何ができるかを考えないといけない。

『面白くない』と言われてスルーされるような意見を、いかに面白く関心を持ってもらえるように言えるか。いかにそこを強化できるか。両極に振れたくなる誘惑に抗するためにも、目線を合わせる作業をどれだけ積み重ねられるか。それが大事だし、中長期的に政治的にも効いてくるはずだと思っています。

それがおそらく、『民主主義のバージョンアップ』ということにもつながるのではないか。私としてはそういう問題として理解しています。

 そう考えると、先ほど言ったような格差の固定化や貧困の連鎖の中で目線が合わなくなってしまっている人たち、その両方の人たちのいわば通訳が必要だろうと。『あなたからはこう見えるでしょう、だけどこの人たちからはこう見えるんです』とか、『それはあなたが見えていることと、実はそんなに変わらないんですよ』というようなことを伝えられるということです。~中略~『説得できるか』という以前に『耳を傾けてもらえるか』。そこが勝負だろうと」(同前)

 民主主義は単なる多数決ではない。意見の違いや利害の対立があるからこそ、そこに政治―議論と合意形成のプロセス―が必要になる。その基礎には、こうした「目線を合わせる」こと、「説得」以前に「耳を傾けてもらう」ための豊かな実践をどれだけ集積できているか、ということがある。その決定的な舞台は自治の現場だ。

 自治の現場では、「地域や社会をこうしたい」という思いが起点だ。それがなければ、議論をしようという意欲も湧いてこない。思いや感情のないところに、意思は生まれない。そしてその思いは、誰かの「強いリーダーシップ」によってではなく、ふつうの人々のフォロワーシップの転換・集積によってこそ実現される―市長や議員が代わっても変わらない地域の方向性は、市民によってこそ正当化される―からこそ、始まりは私的な思いからであっても、議論の過程で社会的に共有される質のもの、「みんなの意思」へと深化してゆく。「議論による統治」とは、こういうプロセスだろう。

 「絶対的なリーダーの即断による迅速な行動ではなく、結論を導き出すための長時間にわたる議論を許容する多数で多様な人々の『受動性』をより重要なもの」(三谷太一郎「日本の近代とは何であったか」岩波新書)とする「議論による統治」は、「熟議デモクラシー」にも通じる。

 同書によれば、「議論による統治」に対置されるのは「立憲的独裁」である。この概念を提唱した蝋山政道は、デモクラシーなき立憲主義である「立憲的独裁」を、ドイツにおける緊急令(ワイマール憲法48条)による統治、イギリスの挙国一致内閣、ニューディール政策を進めるアメリカなど、欧米先進国共通の現象として見る。5・15事件後、蝋山が唯一の道として提言したのは、天皇によって正当性を付与された行政権に直結する専門家組織による「立憲的独裁」であった。そこには明治憲法下の「立憲主義」に対する危機感はあったが、もはやそれは議会から離れた、「議論による統治」を否定した「立憲主義」にほかならない。

 三谷太一郎氏は、こう問う。「今後の日本の権力形態はかつて一九三〇年代に蝋山政道が提唱した『立憲的独裁』の傾向~を強めていくのではないかと考えています。これに対して『立憲デモクラシー』がいかに対抗するのかが問われているのです」(同前)。

 ドイツは、「議会や法治主義といった安定的なシステムによって揺れを吸収していく」ことで、ナチスの台頭を許した20~30年代とは違う地平を開こうとしている。われわれは、どうだろうか。

 自治の現場でようやく見えてきつつある「議論による統治」の実感を、どのようにしてガバメントに接続させていくかも、大きな課題になる。

 「合併で大きくなったガバメントのなかで、地域がいかに政治的有用感をもちうるか、ということです。自分の意見がいかに政治や行政に反映されているか、という感覚のことを政治的有用感と一般的に言い、たしかにその通りなんですが、農山村の場合にはむしろ自分たちの力や、コミュニティの共同力がいかにまちに役に立っているか、あるいは信頼されて活用されているか、そこが一番大事だと思うんです。

 冠婚葬祭で鍛えられたような自治力、いざ困ったときには自分たちで生き抜いていく力、そういったものが行政や政治のなかにきちんと認められる、尊敬をもって位置づけられる。そういうことが大事で、これは『お金をあげるから自分たちで好きなように地域づくりをしてください』というのとは、似て非なるものです。

 なぜコミュニティとガバメントの接続が大事かというと、いくら小さな自治と言っても、やはり市全体の方向性に関わるような、例えば災害復興とか、人口減少に対応していくまちづくりなど、大きな方向は自治体レベルの議論であり、そこに有用感がなければ人は社会に信頼や生きがいを見出せません。合併はそこをすごく薄めてしまいました。地域のなかで顔が見える、そのなかで小さな単位の合意形成ができる、それを自治体レベルの政策決定やまちづくりの大きな方向性などに、どう結び付けていくか。それがいかに大切か、私たちは震災復興の過程で改めて知ったはずです」(役重眞喜子氏 四四九号)

 社会の分断状況、民主主義の試練は、日本にとっても対岸の火事ではない。谷口将紀「二重の政治的疎外をいかに乗り越えるか」(中央公論5月号)は、「人びとと政治家の二重の政治的疎外、即ち第四次産業革命やグローバル化を受けて中間層に広がる動揺と、これに対して主体的・効果的に取り組みを欠く政治は、諸外国に限られた現象ではない。彼我の差は、難民問題や国民投票あるいはトランプという発火点の有無にすぎない」として、この「二重の政治的疎外」への処方箋として、「中核層」の育成を提起する。

 ここで言う「中核層」とは、戦後合意の下での社会的成熟を体現する社会層であり、従来のような所得階層としての「中間層」に代わって、「自らの生き方を主体的に選択した上で、社会の在り方を考えようとする人びと、さらには積極的に社会を支えようとする自負と責任を持つ人びと」を指す。「思い」を起点に、議論を通じて「みんなの意思」をつくりだしている人びと、目線を合わせようとしている人びとには、中核層として想定される人びとの顔が容易に思い浮かぶはずだ。

「議論による統治」の実感や民主主義のための社会関係資本の集積、目線を合わせるための豊富な実践的教訓、それらが民主主義の底力として試されるときは、遠からずやってくるだろう。

「オリンピック後にみんなの目がちょっと向き始めた時は、チャンスかもしれないが、より大きなピンチかもしれない。~その時に『極端には極端で対抗』みたいなことではない形で、向き合えることが大事なんじゃないか」(湯浅氏 同前)。

「議論による統治」を否定する「立憲的独裁」に対抗しうる民主主義の底力を、自治の現場に根をはって鍛えていこう。

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「凡庸の善」で考え続けるために

「囲む会」のご案内 

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■第176回 戸田代表を囲む会

都議選をどう戦うか~2020年後を見すえて

5月8日(月)1845より

ゲストスピーカー 中村ひろし、中山ひろゆき、今村るか、浅野克彦(現職都議)

         増子博樹、もり愛(予定候補) ほか

「がんばろう、日本!」国民協議会事務所(市ヶ谷)

同人1000円  購読会員2000円

■第177回 戸田代表を囲む会

「『国家戦略特区』を検証する~〝暮らし〟と〝なりわい〟を地域の手で」

6月3日(土) 1330より

ゲストスピーカー 岡田知弘・京都大学教授

「がんばろう、日本!」国民協議会事務所(市ヶ谷)

同人1000円  購読会員2000円

「第二の森友」といわれる加計学園(愛媛)問題は、国家戦略特区の産物でもある。

アベノミクスの下で進められている国家戦略特区が何を生み出しているのか。

その検証とともに、いわばその対極にめざすべき地域再生―地域経済の活性化

について、またそこでの自治体の役割について、お話しいただく。

*「囲む会」終了後、少人数での懇親を予定(会費2000円程度)

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第105回 シンポジウム

制度の外からの問題提起を、新しい〝共有地〟の糸口として受けとめる

民主主義の底力を鍛えよう

~民主主義のバージョンアップとフォロワーシップの転換~

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6月18日 1230から

TKP市ヶ谷カンファレンスセンター7階ホールA

参加費 2000円

講演とディスカッション

吉田徹・北海道大学教授

小川淳也・衆議院議員 ほか


石津美知子
「がんばろう、日本!」国民協議会

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メルマガ♯がんばろう、日本!         号外(17.4.28)

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Index 

□囲む会のご案内 

「都議選をどう戦うか~2020年後を見すえて」 

「『国家戦略特区』を検証する~〝暮らし〟と〝なりわい〟を地域の手で」

□シンポジウム 6月18日

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第176回 戸田代表を囲む会

都議選をどう戦うか~2020年後を見すえて

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5月8日(月)1845より

ゲストスピーカー 中村ひろし、中山ひろゆき、今村るか、浅野克彦(現職都議)

         増子博樹、もり愛(予定候補) ほか

「がんばろう、日本!」国民協議会事務所(市ヶ谷)

同人1000円  購読会員2000円

7月の都議選をどう戦うか。

2020年オリンピック・パラリンピック後から、東京でもいよいよ人口減少が始まる。

2025年以降、団塊世代が後期高齢者になるにともなって、これまで先送りしてきた

「不都合な真実」が、否応なく可視化される。

この「危機」を分断と対立の増幅にかっさらわれることなく、向き合うことができるか。

都議選をめぐる現状はそのはるか手前で、こうした課題が少しでも見えているとは言いがたいが、

消費者民主主義を満喫してきたユーレイが「自分事」として向き合うためには、

まずは「感情」「気持ち」が動くことからしか始まらない。

気持ちのないところに意思は生まれないのだから。

その意味で、小池劇場によって呼び起こされた「感情」「気持ち」をどうとらえ、受けとめ、

つないでいくかという点で、都議選の意味は大きい。

それはまた、「安倍一強」体制に対して、永田町の外から「変数」を作れるか(さざ波であったとしても)ということでもある。

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第177回 戸田代表を囲む会

「『国家戦略特区』を検証する~〝暮らし〟と〝なりわい〟を地域の手で」

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6月3日(土) 1330より

ゲストスピーカー 岡田知弘・京都大学教授

「がんばろう、日本!」国民協議会事務所(市ヶ谷)

同人1000円  購読会員2000円

「第二の森友」といわれる加計学園(愛媛)問題は、国家戦略特区の産物でもある。

アベノミクスの下で進められている国家戦略特区が何を生み出しているのか。

その検証とともに、いわばその対極にめざすべき地域再生―地域経済の活性化

について、またそこでの自治体の役割について、お話しいただく。

*「囲む会」終了後、少人数での懇親を予定(会費2000円程度)

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第105回 シンポジウム

制度の外からの問題提起を、新しい〝共有地〟の糸口として受けとめる

民主主義の底力を鍛えよう

~民主主義のバージョンアップとフォロワーシップの転換~

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6月18日 1230から

TKP市ヶ谷カンファレンスセンター7階ホールA

参加費 2000円

講演とディスカッション

吉田徹・北海道大学教授

小川淳也・衆議院議員 ほか


石津美知子
「がんばろう、日本!」国民協議会

http://www.ganbarou-nippon.ne.jp


PDFファイル⇒17年4月天秤棒駅頭20

銀座の映画観、鑑賞に出かける折に
今朝の駅立ちは、蒲生駅東口で午前6時から午前8時30分まで実施。7時前に馴染みの50代のサラリーマンから、昨日の新聞折り込みの市政レポートを見ました、と話し掛けて頂いた。
日経と産経新聞に、越谷3月議会の報告と、高橋市政の検証記事を掲載した、レポートを折り込んだのだが。
直ぐに反応があったが、午前8時過ぎにも旧知のOLからやはり見ました、と。
午前7時前公明党の市議2人が、街頭宣伝の準備を始めた。何時も様にそれぞれ時間を割り振って活動した。
ただ、馴染みの市民からは、重なっていますね、とやや迷惑気味な顔つきに。何時もそうしていますから、と返事をした。
その後毎回1000円のカンパをして頂く60代の女性と三カ月ぶりに会った。
今回もカンパを頂いたが、銀座に映画を鑑賞に行くとの事。越谷市のイオンにも映画館はあるが若い人が中心のため、わざわざ有楽町まで出掛けている、そのため蒲生駅を利用している、と。初めての会話だった。
(3月31日)

不法駐車が2時間30分以上続いた
今朝の駅立ちは、新越谷駅西口で、午前6時前から開始。通常どおり駅前の清掃を終えて市政レポートを配布しようとしたら、羽田空港に向かう大型バスのクラクションが何度も鳴らされた。
駅前の駐車禁止地区の ロータリーに自家用車が駐車していてカーブから進行する大型バスの進路を妨害。
それでも動こうとしない。無人かと思ったが、バス会社の乗降担当の男性が歩み寄ってドアガラスを叩いていた。
車の中にはジャンバーを被って運転手が寝ている。その後何台も大型バスが停留所に進行しようとする。再びバス会社の男性が、ガラスを叩くが効果がない。
後ほど見にいって見たら、茶髪の若い男性が、寝ていて午前8時30分過ぎまで駐車していた。
疲れて爆睡だったかもしれないが、駐車禁止の場所だ。
一方カンパ箱が定位置から、ずれていたので中を見たら1000円札が、入っていた。
先週のせんげん台駅東口でも同額のカンパがあったが、誰からのカンパか不明。お礼をこの場でします。
(4月3日)

3年かかった北越谷駅東口の灰皿撤去
今朝の駅立ちは、北越谷駅西口で午前7時から開始。暫くして馴染みの男性の通勤者が、東口から西口に歩いてタバコを吸いに来た。
理由は、東口にあった灰皿が撤去されたためとの事。実は、北越谷駅東口、西口の灰皿は、陳情が相次いてあり3年も前から市役所に撤去をお願いしていたのが実現。
市役所では、東口も西口も当時から移動する意向はあったのだが、移動先の確保と、地域の合意が必要との事だった。
そのため時間を要したのだろう。次は、西口の移動を速やかに取り組んで欲しい。
政府でも、受動喫煙の問題で規制の法案が準備されている程、深刻な事態だ。写真は、撤去後の東口。
(4月4日)

うるさいんだよ、と怒鳴る女性がここにも
今朝の駅立ちは、越谷駅西口で午前7時前に到着し通常どおり駅前の清掃を始めた。最寄りの手作りパン販売店から、閉鎖しているドアを抜けて焼き上がりのパンの香ばしい匂いが漂ってくる。
(開店は午前7時からだが)
何時も朝食は、駅立ちが終了した後午前9時過ぎになるので、空腹には毒だ。集めて来たゴミを整理していたら馴染みの駅前自転車整理係りの高齢男性も清掃をしていて話しになった。
越谷駅の耐震化工事が、完了しており、駅全体がスッキリし過ぎてスカスカの感じがする。
着工して半年余りもたっている。以前この男性から早く工期を終える様に陳情を受けていたので話が弾む。(工事期間中は、柱の周りに更に大きな板で覆っており、視界が狭くなり、市民がよくぶつかっているので早期完成の)
更に犬の散歩が日課の若いサラリーマンと立ち話。4才になる愛犬の食費は、月に6000円程かかる事や、シャンプー後の毛の乾燥に3時間も要する等一しきり愛犬の話しが続いた。
その後、何時もと同様にカンパを頂いた。
午前8時前、これも毎回ペットボトルを差し入れて頂くサラリーマンが、東口から西口に歩いて来て、今回も差し入れを。
霊柩車を扱う会社の名刺を始めて頂いた。
元々は、歯科技工士だったのが色々あって転職したとの事。
越谷市の葬祭場は大型の霊柩車の運行は禁止されているが、私の里では霊柩車を見ると幸福になると言われていた、と会話。
するとそれは昔の話ですよと諭された。終了間際の午前8時30分頃30代の女性が私に向かって来て、怒鳴った。
うるさいんだよー、と何度も口にして過ぎ去って行く。
こちらも直ちに後を追って行き、何がうるさいんですか、と何度も問いかける。顔だけこちらに向けて同じセリフを繰り返す。
更に、誰も文句を言わないからやっているでしょう。迷惑なんだよ、と。
それはあなただけでしょう、と対応をしたが。
常に歩きながらの会話(?)だが、一度も振り向こうとはしない。戻ってきたら先程の自転車整理係の男性が、朝から大変ですね。
変なのがいますよ、と。そうなんですよ、時々他にもこんな事あるが一度も会話を真面にした事がない。今日は会話した方ですよ、と返事。
すると男性も業務で同様のトラブルになると。
自転車の駐輪場所が違うため、駐輪場の説明をしようとするが、一切聞こうとしない。
ただただ、うるさい、と言うばかり、の市民との体験談を話して頂いた。
最近こんな市民が増えてきており、気持ちがささくれ立っていますよねー、との返事にうなずいておられた。仕事だから仕方がないですよ、と自嘲気味に話されたのには、なんともやりきれない。            (4月5日)

あかちゃんファーストを実施中 
今朝の駅立ちは、せんげん台駅東口で午前5時30分から開始。駅前の清掃後市政レポート(3月議会報告と高橋市政の検証記事)を配布したが、春の気温のため随分とやり易い。
ただ、前夜は大袋駅西口で午後7時から午前0時過ぎまで夜駅立ち。自宅に帰宅して就寝は午前2時頃、起床は午前4時30分。
睡眠時間が2、3時間位なのは、慣れてはいるもの現在娘とあかちゃんが帰省しているため、妻からはくどいほどドア等の音を出さないように注意されている。静かに帰ってきて、入浴し、配布チラシの準備をして床につき、直ぐに起きだし街宣用具の車への搬入など、いつもより静かにやっているのだが? (4月5日)




PDFファイル⇒17年3月天秤棒駅頭19

予期しない高校一年の女生徒の労い
昨日の夜駅立ちは、せんげん台駅西口で、午後7時から午前0時過ぎまで実施した。
午後7時前に東口に到着したが、幸福実現党の男性がタスキをかけてチラシを配布していた。1枚頂いたが、トランプ現象を評価する内容になっており、保護主義を推進する方針には賛成しかねる。そのまま 西口に回る。
すると、10分もしない内にその男性が西口に回って来て何処かに立ち去っていった。
すでに、西口では駅ビルで営業している居酒屋のアルバイトの女性店員が呼び込みのためチラシを配布していた。
30分毎に別の女性と交代して配布。午後9時過ぎ制服姿の1年の女高校生から、笑顔で缶ココアを頂いた。何の関係もなさそうだったので、お礼と共に何故私が頂けるのか、尋ねてみた。
都内の公立高校の生徒で、住まいも都内。
チラシをづーっと配布していたから、との返事だった。
恐らく寒さの中で、居酒屋の呼び込みチラシを受け取る市民の反応はそれほどよくはない中で30分でも辛い仕事を、私が2時間近く一人で配布している事への労いなのだろう。
今時の高校生にいたく感動した。あなたもがんばれ、私も午前0時間までがんばるから。
また、それからすぐに馴染みの30代の女性からも缶コーヒーを頂いた。夜駅立ちでは毎回頂く。
一段と気温が下がり、体調もテンションも下がりかけている時、こんな気遣いは本当に元気が湧いて来る。
時間の経過と共に、気温が下がっていくため乗降客も寒いね〜、と会話している。
午後11時を過ぎた頃30代のサラリーマンに声をかけてみた。
随分遅い帰宅ですが、今日は送別会ですか、と。するといいえ、いつもこの時間になります、との返事。
更に他の男性にも同じ質問をしたが同じ返事。日常的のこの時間なのだ。つまり長時間労働が常態化している。
午前0時過ぎ帰宅の女性から、10年以上も前から私を知っている。私の市議選のパンフレットを作成し、インカム姿が以前から印象的だった、との話。
実は私が依頼していた印刷会社の元社員で、作成の担当者との話だった。今は都内の会社に通勤している、と。
この日は送別会があちこちで開催されていた様だ。3月議会終了後、本会議場で3月一杯で退職する11人もの部長級の越谷市職員の退任セレモニーを開催した。
その内の2人の部長がほろ酔い状態で通過した。また、刷新クラブの一人の議員も議会終了の反省会後に出会った。
(3月18日)

初めてのコッペパンの差し入れに
昨夜の夜駅立ちは、午後7時から午前0時過ぎまでせんげん台駅東口で実施。午後8時過ぎ旧知の40代のサラリーマンが、一旦市政レポートを受け取った後、戻って来てペットボトルの差し入れを。
直ぐに馴染みの別のサラリーマンも同じ様に、差し入れをして頂いたが、ペットボトルとコッペパンを一つ。
このパンは、本当に美味しいですよ、と笑顔で。コッペパンの差し入れは初めての体験だが、気遣いに感謝。
午後9時頃平方地区に居住する50代の男性から、声が掛かる。
すでに10年以上も私を見て来たが、朝も夜もそうだがあなたの呼びかけの声が、物凄く聴きやすい。
他の議員は朝からうるさく聞こえると。うるさくない様に、またあまりに小さな声でないように続けて来たが、こんな反応を始めて聞かせて頂いた。        (3月24日)

高橋市長の公約の検証を要請される
昨朝の駅立ちは、北越谷駅東口で、午前6時から開始したが、前日はせんげん台駅での夜駅立ちのため就寝したのは午前2時。
起床したのが午前5時なので睡眠時間は、3時間程だがままある事なので、それ程眠くはない。
午前8時過ぎ大沢地区の自治会の役員をしている馴染みのサラリーマンから話しが。
本年10月の越谷市長選挙に関して、先般高橋市長との懇談会で話をしたが、小学校の洋式トイレの整備方針には疑問がある。
一校に一個づつの計画では、防災対応が、出来ないと市長に質問したが、黙ってしまって返事がなかった。
この件を含めて高橋市長の公約の検証を是非やって欲しい、との事。
しかも、高橋市長の前回の選挙チラシをカバンから取り出して、私に渡された。
当然だがこの駅で事前に連絡をし合ってこの話しをした訳ではないが、日頃から関心を持っておられた事に嬉しくなった。
今月末には市長公約を検証した市政レポートを作成し配布する、と伝えた。次回に配布する。
(3月25日)

夜駅立ちは居酒屋の呼び込みか?
昨日の駅立ちは、朝は越谷駅東口で午前6時から8時30分まで実施。
午前6時30分頃30代の馴染みのサラリーマンから、500円のカンパを頂いた。
確か初めての事と思うが、会話をする間もなく改札に向かわれた。
更に大きな犬の散歩中に出会う男性からも同額のカンパが。毎回頂いている。
午前8時過ぎ、これも毎回ペットボトルを頂くサラリーマンに、今日は少し出勤が遅めですね、と話したら、栃木県に今から出張のため通常より少し遅いとの返事。
すみません時間がなくて差し入れが出来ませんと、申し訳なさそうに話されたので、とんでもありません。早く電車に乗って下さい、と。
送り出した。
夜の駅立ちは大袋駅東口で、午後7時から午前0時まで実施。駅近に浜焼きの居酒屋がオープンし海鮮物を焼くためいい匂いが駅入り口まで漂って来る。
あーあ生ビールが美味いだろうな、と思っていると、ほろ酔い気分のおじさんの何人からも、この居酒屋の呼び込みか、と尋ねられた。
違いますよ、と返事をするとじゃー何だと聞いて来る。市議会の報告です、と答えると何党、自民党?と尋ねて来るので、保守系の無所属です、と返答すると直ぐに立ち去っていった。
この例だけではなく、この手の市民は、何党、自民党と必ず聞くのに、何故か民進党や共産党とは聞いてこないのか。
自民党と言った方か、話し易いのか、それ以外の政党には敷居が高いのか、次に機会があれば質問して見よう。
夜駅立ちが終了して自宅に帰り就寝したのが、午前1時30分。起床は午前4時30分で、せんげん台駅東口で朝の駅立ちを午前5時30分から開始。
私は慣れているが、送迎担当の妻は高負担になっているが、だから続けられているとも思う。      
(3月29日)


メルマガ♯がんばろう、日本!         №222(17.4.2)

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http://www.ganbarou-nippon.ne.jp

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Index 

□制度の外からの問題提起を、新しい〝共有地〟の糸口として受け止める

 民主主義の底力を鍛えよう

~「乱気流に突入する機内の泥酔客」が問う民主主義のバージョンアップ

 ●緊迫する北東アジア情勢  問われるリアリズム 

 乱気流のなかでパニックに陥らないために

 

 ●制度の外側からの問題提起を受け止め、ともに新しい共有地をつくる

 ●「早く行きたければ一人で行け、遠くに行きたければみんなで行け」

  社会関係資本の集積とは―総会報告にかえて

□「囲む会」のご案内 

  

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制度の外からの問題提起を、新しい〝共有地〟の糸口として受け止める

民主主義の底力を鍛えよう

~「乱気流に突入する機内の泥酔客」が問う民主主義のバージョンアップ

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●緊迫する北東アジア情勢  問われるリアリズム 

 乱気流のなかでパニックに陥らないために

北東アジア情勢が緊迫の度を高めている。1992年の北朝鮮の核開発疑惑に端を発し、米軍の攻撃準備で「戦争前夜」にまで至った94年に匹敵するといってもいいかもしれない。94年危機はカーター元大統領の電撃訪朝と米朝合意、KEDO(北朝鮮への軽水炉提供、日韓が資金提供)という多国間枠組みへと、曲がりなりにも着地したが、今や時代は様変わりしている。

「かつてであればアメリカの意図はある程度わかるんです。もちろん批判されるところもあるでしょう、われわれとは対立するところもあるかもしれない。ただいずれにしても、一定の軸があってそこはぶれない。その一方で『北朝鮮は何をするかわからない』と。こういう方程式が描けたんです。

ところが今は連立方程式になっていて、アメリカもどっちに行くのか分からない、北朝鮮もどっちに行くのかわからない、そういう見方をしなければならないと思っています」(大野参議院議員 「囲む会」15―19面)

 向きや方向の違う大小さまざまな空気の渦が生み出す乱気流のなかを飛行する、そんなイメージだろうか。

 3月6日北朝鮮はミサイル4発を日本海にむけて発射、在日米軍基地を標的とした実験であると明らかにした。さらに東アジア歴訪中のティラーソン米国務長官と中国・王毅外相との会談の際には、弾道ミサイルに搭載できるとされる新型高出力エンジンの地上燃焼実験を行い、「成功」したと発表、22日には再びミサイルを発射(失敗)した。

 一連の行動は米新政権に対する挑発と見られるが、北朝鮮に対する脅威認識は新たな段階に入らざるをえない。ひとつは先代や先々代と異なり、三代目は衝動的行動が目に付くこと。また2000年代の核・ミサイル開発は瀬戸際外交の交渉カードという面が強かったが、今や武器としての精度を高めるという面が強い。核弾頭搭載の長距離弾道ミサイルが完成すれば、これまでのレベルを超えることになる。

 一方トランプ政権の東アジア政策は不透明だが、日韓中を歴訪したティラーソン国務長官は、北朝鮮政策について「オバマ政権の『戦略的忍耐』の時期は終わった」「あらゆる選択肢を検討」と、先制攻撃の可能性を排除していない。トランプ政権は未だ人事も整っておらず、政権の体をなしているとはいえない状態で、「北朝鮮」「IS」を優先順位としている(大野参院議員「囲む会」参照)。

 政権の目玉としていたオバマケア代替策が共和党の反対で議決できないなど、内政で躓くトランプ政権にとって、議会や司法の関与が相対的に少ない外交・安全保障は、「成果」を見せるチャンスと映るかもしれない。その意思決定に関わるであろう政権メンバーを想起すると、こちらも「危うい」といわざるをえない。統合参謀本部議長と国家情報長官を国家安全保障会議の常任メンバーから外し、大量の偽ニュースを流したネットメディアの元会長がアドバイザー役と、外交や安全保障に不可欠な冷徹なリアリズムの欠如を懸念せざるをえない。

 米朝間の緊張の高まりについて、中国の王毅外相は記者会見で「両国は互いに加速しながら接近する2台の列車のようだ」と述べ、「問題は双方が本当に正面衝突する用意があるかだ。われわれが今優先するのは、赤信号を出して両方の列車にブレーキをかけることだ」と危機感をあらわにするとともに、中国の役割を「転路手」と規定した。ティラーソン米国務長官との会談では、米中の連携で合意したと伝えられている。貿易摩擦という火種を抱えつつ、米中間で一定のディールはできるという関係はできつつあるのかもしれない。

 国連決議違反を繰り返す北朝鮮は、中国にとっても今や「お荷物」になりつつあるだろう。中国の関心事は北朝鮮の政権の存続ではなく、有事の際に予想される難民問題と朝鮮半島における緩衝帯の確保といってもいいだろう。

 

 朴大統領の弾劾が成立した韓国では、大統領選挙が行われる。新大統領が選出されるまで、韓国は当事者能力を十全には発揮できないことにならざるをえない。また選挙中は北朝鮮政策も含めて保守・革新の対立が激しくなるだろう。それが新政権にマイナスの影響を及ぼすことはないだろうか。

 韓国の選挙では、北朝鮮が挑発し保守派がそれに乗じる、いわゆる「北風」といわれる現象がたびたび繰り返された。今回の大統領選挙では革新系の野党候補が優勢と伝えられ、対北宥和政策やTHAAD配備見直しなどが取り沙汰されるが、現実的に考えれば取り得る選択肢は限られている。法案を通すうえでも保守派との妥協は不可欠だ。勝利が確実視されているからこそ、野党候補には、選挙戦の最中から対立と分断を乗りこえる現実的な政策対話が求められるだろう。それは、韓国民主主義の成熟のさらなる一歩でもある。

 現実的な対応が求められるのは、日本も同様だ。北朝鮮に対しては、軍事攻撃も含む選択肢も排除できない。だがそれは、外交・安全保障の選択肢を幅広く確保するという意味においてであり、そこではこれまで以上に冷徹なリアリズムが不可欠となる。

 当たり前だが、軍事的措置の発動自体については、よほど慎重でなければならない。核施設への空爆は、施設が地下に建設されている可能性が高い以上至難であり、効果は限られている。また、北朝鮮の反撃はソウルや日本に向けられ、そのコストはあまりに高い。中国との関係調整も簡単なことではない。

 94年危機の際には、韓国の金泳三大統領がクリントン大統領に対して「何百万人もの死者が出るかもしれない」と説得したといわれている。また劇的な形で米朝交渉に持ち込んだ北朝鮮のトップは金日成だった。こうした役者がもはや存在せず、舞台装置も大きく様変わりした今日、われわれが発揮すべき当事者能力とは何か、についてリアルに検討し準備すべきだろう。

 関係国である日本、韓国、中国、アメリカ、(ロシア)の北朝鮮に対する脅威認識には、一致する部分もあれば異なる部分、ずれる部分もあるのは当然で、それを調整し、すり合わせるのが外交である。

 その調整のメカニズム、枠組み、方程式といったものが、大きく様変わりしている。かつての六者協議での日米韓の連携及び中国との関係は、アメリカの枠組みのなかで調整していればよかった。しかし今や枠組みそのものが「予測不能」なのだ。

 またアメリカの枠組みが所与のものなら、それを前提に「許せない」とか「叩け」とか「崩壊する」と言っていればいいが、その前提が予測不能である今は、何が脅威なのか、何がリスクなのか、優先順位はどうなのかなどを自分の頭で考えなければならない。それがあってはじめて、自前でどこまで準備できるのか、他国と調整が必要なことは何なのかなどが検討できる。

 いずれにせよ、関係する多国間の協議―連携が不可欠であり、〝当事者〟こそがその枠組みを準備しなければならない。中国は〝仲裁者〟として名乗りを上げている。日本、韓国はどうか。当事者としてもっとも連携が求められているときに、日本は未だに駐韓日本国大使を帰任させていない。

 北東アジアは多国間の枠組みが存在しない数少ない地域だ。成功しなかったとはいえ、北朝鮮危機はKEDO(94)、六者協議(03)という多国間の枠組みの試みにつながってきた。〝当事者〟がこうした構想とリアリズムを持つことがなければ、「自分のことしか考えないアメリカ」と「台頭する中国の脅威」の狭間で右往左往することになる。

 アメリカ的秩序に寄りかかったままでは、乱気流のなかでは思考停止に陥るか、パニックになって自分を見失う。異なる多様な立場・利害・感情etcを冷徹に判断するリアリズムは、日本社会にこそ問われている。

●制度の外側からの問題提起を受け止め、ともに新しい共有地をつくる

  

 Brexit(英国民投票)、トランプ旋風はどこまで吹き荒れるのか。フランス大統領選挙、ドイツ総選挙など重要な選挙を控えるヨーロッパで、その試金石となったのが3月15日のオランダ総選挙だった。反イスラム、反EUをかかげる極右・自由党が第一党に躍進すると見られていたが、結果は現首相率いる中道右派の自由民主党が第一党となった。自由党は議席を大幅に伸ばすも第二党にとどまり、連立交渉は自由党抜きで進むことになる。ルッテ首相は「オランダが“誤ったポピュリズム”を止めた」と述べたが、問題の構造は依然として続いている。

 オランダ政治は戦後、自由民主党とキリスト教民主勢力、中道左派・労働党の三大政党が「親EU・民主主義」の枠を作ってきた。1998年の総選挙では、定数150のうち三大政党の合計は112議席にのぼった。それが徐々に減り、今回は計61と過半数にも届かない。極右の勝利を回避したとはいえ、米英両国と同様エスタブリッシュメントへの反乱が起きているのは明らかだ。

 フランス大統領選挙では、極右候補がはじめて決選投票に進むと見られているとともに、既存政党の候補が決選投票に残らないという事態が予想されている。今や既存の制度の内側にではなく、外側に大きく広がっている切実な問題提起を、いかにして民主政治の土俵のうえにのせていくか、そのための新たな共有地、公共空間をつくりだすことができるかが問われている。

 ポピュリズムは単なる大衆迎合主義ではないし、必ずしも排外主義に直結するわけでもない。既存の民主主義制度の外側にいる(と感じざるをえない)人々、「自ら行動を起こすことで政策に影響を及ぼせるという希望」を失い、あるいは「自分たちは忘れ去られた」と感じている人々を、「内側の一員」「当事者」として包摂、再統合することができる民主主義のバージョンアップこそが問われている。

 「ポピュリズムは、人々の参加と包摂を促進することでデモクラシーの実現に寄与するばかりか、すでに実現したデモクラシーをさらに発展させること、すなわち『デモクラシーを民主化する』うえでも、重要な意義を持つというのである。

 しかし他方、ポピュリズムはデモクラシーの発展を阻害する面も持つ。(「人民の意思」の名の下に/引用者)権限の集中を図ることで、制度や手続きを軽視し、少数派に抑圧的に作用する可能性がある」(水島治郎「ポピュリズムとは何か」中公新書)

 「デモクラシーという品のよいパーティーに出現した、ポピュリズムという泥酔客。パーティー客の多くは、この泥酔客を歓迎しないだろう。ましてや手を取って、ディナーへと導こうとはしないだろう。しかしポピュリズムの出現を通じて、現代のデモクラシーというパーティーは、その抱える本質的な矛盾をあらわにしたとはいえないだろうか。そして困ったような表情を浮かべつつも、内心では泥酔客の重大な指摘に密かにうなずいている客は、実は多いのではないか。

 シャンタル・ムフが指摘するように、現代デモクラシーの抱える問題に真摯に向きあおうとしないのであれば、不満は持続し、『より暴力的な表現方法をとる可能性』さえある。泥酔客を門の外へ締め出したとしても、今度はむりやり窓を割って入ってくるのであれば、パーティーはそれこそ台無しになるだろう。

 この厄介な珍客をどう遇すべきか。まさに今、デモクラシーの真価が問われているのである」(水島 同前)

 「泥酔客」を迎え入れる場は、「品のよいディナーパティー」ではない。主権者としての役割と責任を分かち合い、この社会をよりよいものとして次世代に手渡す、そのための新たな「共有地」(コモンズ)をともにつくりだす、その公共空間・言論空間へ招き入れることだ。

 「これは(社会の)分断状況がこれ以上進まないように、自分でできることをするということでもあります。分断というのは、お互いがお互いを理解できなくなるときに生まれるのだろうと思います。分断が今以上に進んで、それこそトランプさんのような人が出てこないように、そのために自分なりにできること、というイメージなんですが。

 同時にこれは主権者教育だとも思っているんです。人間、どうしたって見える範囲の人に影響されるわけですが、自分に見えている範囲以外にも世界があって、そこではそういう見え方もあるんだと、多角的に見る目を養う。一人ひとりが多角的に見る目を持つことが、民主主義の成熟には重要なんだろうと思うんです。お互い自分の側からだけ一方的に言っていると、お互いに耳を傾けなくなってしまうので、『目線を合わせる』ということをなんとかやっていきたいということで、二足のわらじを履いているわけです」(湯浅誠氏 インタビュー 3―5面)

 民主主義という共有地は「あなたも含めたみんなのもの」だからこそ、酔っ払って文句や不満をぶつけるだけではなく、ともに耕す役割と責任を分かち合おうではないかと。その持続活動のなかから、民主主義を不断にバージョンアップしていく社会関係資本を集積していくことこそ、主権者運動にほかならない。

●「早く行きたければ一人で行け、遠くに行きたければみんなで行け」

  社会関係資本の集積とは―総会報告にかえて 

 第八回大会第四回総会(3月20日)では、民主主義のバージョンアップを支える社会関係資本の集積をめぐって、報告と討議が行われた。社会関係資本とは人々のつながり、ネットワークのなかで集積される互酬性と信頼性の関係の集積を指す。そうした関係性をつくりだし、集積する公共空間、言論空間をどうつくりだし、持続的に維持、発展させ、またその障害をどう乗り越えるか。

 ここで求められるのは、開かれた社会性だろう。

 「他の市民を平等な者として尊重し、扱うことは、他の市民に対して理由を挙げて正当化しうる仕方で主張し、行為することを求める。自らにとって合理的な判断や行為も、他の市民の立場にたった場合には受け入れがたい場合がある。他の市民もまた受容し、共有しうる理由にもとづいているときに、その主張や行為は同時に理にかなっていると見ることができる」(齋藤純一「不平等を考える」ちくま新書)

 「地域や社会をこうしたい」という思いがなければ、議論をしようという意欲も湧いてこない。その思いは、誰かの「強いリーダーシップ」によってではなく、ふつうの人々のフォロワーシップの転換・集積によってこそ実現される―市長や議員が代わっても変わらない地域の方向性は、市民によってこそ正当化される―からこそ、始まりは私的な思いからであっても、それは社会的に共有される質のものへと深化してゆく。

 そして社会的に共有されるからこそ、意見の違いはもとより、「意見を言わない」、「議論しようとしない」、「批判ばっかり」などの、いかんともしがたい人々にも、それぞれの役割と参加の道すじを見出そうとすることを「あきらめない」持続性が鍛えられる。「早く行きたければ一人で行け、遠くに行きたければみんなで行け」というアフリカのことわざは、民主主義のための社会関係資本の集積には「効率のよい近道」はないことを教えている。

 「このような理由の検討は、ふだんの暮らしからかけ離れたものではなく、市民は、理由の検討に日々携わっている。情報交換・意見交換のネットワークである公共圏は、そのような理由の検討が行われる公共的な推論の場でもある」(齋藤純一 前出)

 こうした公共空間、言論空間を、まさに日々の暮らしの現場で―議会のなかで、会派のなかで、地域のなかで、市民同士のなかで、そして友人や家族のなかでも―不断につくりだしていくことになる。その多様な経験や試行錯誤の教訓が交換される場もできる。

 こうした場では、今ここにいる人々の立場や利害、感情からだけではなく、過去・現在・未来にわたる観点から「今ここにはいない」人々、あるいは制度の外にいる人々にも「席は設けてある」という言論空間をつくりだす努力が求められる。

 「それは、時間的・空間的に境界をもたない。ある制度が妥当なものであるかどうかの検討は、他国の政治文化に蓄積された理由を参照しても行われるし、ある意思決定を正当化する理由の検討は、それによって影響を被る将来の人々にとって受容可能であるかどうかという観点からも行われる。そして、憲法を変えるような重大な意思決定については、それを成果として遺した過去の人々の観点から見て十分な理由をそなえているかどうかも問われる。

 個々の法や政策をめぐる正当化理由の検討も、時間・空間的にひらかれた公共的な推論の一環として行われており、その意味で、どのような理由を受け入れ、どのような理由を退けるかは、何を公共の精査に耐えたものとして後世にのこしていくかにかかわっている」(齋藤純一 前出)

 民主主義は単なる多数決ではない。意見の違いや利害の対立があるからこそ、そこに政治―議論と合意形成のプロセス―が必要になる。それゆえに「民主主義は単なる政治のやり方ではない。…すべての人間を個人として尊厳な価値を持つものとして取り扱おうとする心(文部省・西田亮介『民主主義』幻冬舎新書)」だからこそ、「他の市民を平等な者として尊重し、扱うことは、他の市民に対して理由を挙げて正当化しうる仕方で主張し、行為することを求める」(齋藤純一 前出)のであり、議論のプロセスや合意の形成、あるいは合意ができないことの確認も、「何を公共の精査に耐えたものとして後世にのこしていくか」にかかわる。

 こうした場づくりは、ふだんの暮らしとかけ離れたものではない。

 「『安全』は科学で、『安心』は感情の問題だと単純に分けてしまうことには反対です。安全は国際規格でも定義されているように『受け入れられないようなリスクがないこと』とすると分かりやすいと思います。リスクを見積もり、どの程度なら受け入れられるかを決め、どう安全を確保するのかを示す。こうした過程を日常的に説明する地道な作業の繰り返しが信頼、つまり安心にもつながります。~中略~BSEをめぐり専門家が信頼を失った英国は、意思決定に消費者や住民が参加する制度を充実させて、社会が大きく変わりました。専門家は、数ある関係者の一部に過ぎません」(岸本充生・東京大学特任教授 朝日3/17)

 「(対話の場で)参加者が理解したのは、それぞれが考えるリスクが違うということです。~中略~自分だけでなく、多様なリスクを知り、互いの立場を考える。いろんな立場の人々が、それぞれが安心できるようなパイプをたくさんつくっていくことから、社会に安心が醸成されると思います」(吉田省子・北海道大学客員教授 同前)

 自治の現場、暮らしの現場から、こうした公共空間をつくりだし、維持し発展させ、そこで培われる互酬性と信頼性の関係性、政治的有用感を集積していこう。

 乱気流に突入しつつある機内でパニックに陥らないリアリズム、泥酔客の出現を新しい〝共有地〟への糸口に転じる民主主義の底力を、自治の現場、暮らしの現場から着実に鍛えていこう。

(「日本再生」455号 4/1 一面より) 

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囲む会のご案内  「凡庸の善で考え続けるために」

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◆第174回 東京・戸田代表を囲む会【会員限定】

 「孤立と分断に抗して~『目線を合わせる』ということ」

 4月11日(火) 午後6時45分より

 ゲストスピーカー 湯浅誠・社会活動家・法政大学教授

「がんばろう、日本!」国民協議会事務所(市ヶ谷)

 同人1000円/購読会員2000円

◆第175回 東京・戸田代表を囲む会【会員限定】

 「民主主義のバージョンアップとフォロワーシップの転換~自治の視点から考える」

 4月16日(日) 午後4時より

 ゲストスピーカー 廣瀬克哉・法政大学教授

「がんばろう、日本!」国民協議会事務所(市ヶ谷)

 同人1000円/購読会員2000円

◆シンポジウム 講演とディスカッション

 「立憲民主主義のバージョンアップとフォロワーシップの転換」(仮)

 6月18日(日)12時30分から

 TKP市ヶ谷カンファレンスセンター 7階ホールA

 吉田徹・北海道大学教授 小川淳也・衆議院議員 ほか

 参加費 2000円


石津美知子
「がんばろう、日本!」国民協議会

http://www.ganbarou-nippon.ne.jp


PDFファイル⇒17年3月天秤棒駅頭18

よそ者は追い出してしまえ、保護主義のために
今朝の駅立ちは、午前6時から新越谷駅東口で開始した。直ぐに60代後半の男性で、缶ビールを片手にいきなり話しかけて来た。
グローバリズムは、小泉政権から進められて来ていてユニクロもシマムラも自然を破壊している。これからは地場企業が中心の時代だ。全て保護主義で行くべきだ。
そのために、よそ者は追い出すべきだ。そんな事が分からない政治家は辞めてしまえ、と捨て台詞とともに立ち去っていった。
トランプ大統領の保護主義と排外主義に触発されている。権力者の言動は、こんな不見識な市民に位置を与えている。グローバリズムが、市民の意識に確実に影響している。
午前7時30分レッズ応援団の男性6人が、大きな声で、通勤客に向かって明日開催されるレッズ戦への参加を呼びかけ始めた。
当然私の議会報告のスピーカーの音とだぶってしまったので、通勤客は朝から少しうるさかったかもしれない。
更に住宅情報紙の配布を女性3人が始めた。この駅は市内では、最も乗降客が多く一日中賑やかだが、今日月曜日は朝から更に賑やかな事になった。
(2月27日)

10年かかった市政レポートの手渡し
今朝の駅立ちは、せんげん台駅西口で実施した。
午前5時15分に駅に到着し、街宣用具の設置と、駅前のゴミや吸い殻の清掃の後、市政レポートの配布を開始した。
直ぐにこの時間に通勤する白人男性から、手を上げて挨拶をしてもらった。
この男性とは3年位前から駅で出くわしていたが、当初はこちらが挨拶をしても無反応だった。(在住の外国人は、あいさつを殆どしないのが通例)
しかし、半年前から小さな声で会釈の状態から、今回の手を上げてのリアクションとなった。
なんだか嬉しい気分でいたら、今度はいつもこの時間に出会う、大きな買い物籠の30代の男性から、市政レポートへ手を出して頂いた。挨拶は毎回していた。(恐らく店の仕込みのため生鮮の材料を築地等の朝市場で買い出しに毎日出来かけているのではないか)
実は、毎回笑顔で挨拶をするだけで会話をしておらず、10年以上が経過している。
だからこそ初めて、市政レポートを求められて、嬉しさが込み上げてきた。
たかが、たった1枚の市政レポートのことで、配布した約250枚の内の一枚にしか過ぎないが、私にとっては大きな意味を持っている。
更に午前6時過ぎ旧知の佐賀銀行員の方から、1000円のカンパを頂いた。
先の夜駅立ちの時カンパ箱を設置していなかったため、カンパが出来なかったが意思を持って頂いていた。
次々に起こる市民の反応に日々の仔細なことでも時代や社会を感じることが出来る。
一方こんな反応も。午前8時過ぎ、60代後半の男性が、市政レポートを指さしてこれは、なんだ、と聞いて来た。
市議会の報告です、と返答。するとけげんそうな表情で、選挙じゃーねーのか?と聞くので、違います、と返答したら勿論受け取りもせず直ぐにいなくなった。
選挙以外の日常活動は想像がつかないのだろう。選挙の時しか意識されない議員の存在とは何なのだろうか。
(3月13日)

継続された駅立ちは、様々な新たな出会いを生んでいる
昨日は、越谷市内15の中学生が一斉に卒業式を開催し、私は地元の北陽中に、議長代理で出席した。
体育館での式典では、議長の祝辞を代読する役割だ。
極寒の冬に戻った様な、寒さの中で挙行された。午前8時30分玄関での受け付けの時、在校生のPTAの母親の一人は、駅立ちで良く合う方だった。
挨拶をしたら、駅でお会いする時挨拶をしよう、と思うんですがと、母親。えー挨拶をして頂けば、朝から元気が出ますから、とお願いした。式典は、午前9時50分から開始されたが予定された、午前10時50分を大幅に延長して終了した。
北陽中学校は、全校生徒の合唱で有名だが、在校生と110名の卒業生の送り送られる合唱。
毎年北陽中学校の卒業式では、合唱しながら涙する生徒が続出する。
今回も同様だが指揮棒をふった女生徒は、指揮棒をし、自ら歌っている途中から感極まって目頭を時々押さえていた。
冷え切った身体のまま式典が終わり暖かい控え室に戻って来たら、70歳の元タクシー運転手で、地元自治会役員の男性から話し掛けられた。現役の時は、越谷駅で朝から客待ちをしていた話から始まった。
当時良く駅立ちを見ていたが、今でも続けているのですか、と。はい、もう14年になりますが、継続しています、と返事をした。
受け付けの母親や、この男性のように駅ではない場所での出会いに、卒業生への祝福と共に、繋がりの深さに、厳寒を忘れた一日だった。
(3月16日)

労基法違反が公然で行われている
昨朝の駅立ちは、大袋駅西口で午前6時から開始した。午前7時過ぎ馴染みの60代の女性から、何時も頂く暖かな缶コーヒーとチョコレートをまた頂いた。
忙しい中、相談があるのですが時間いいでしょうか、とおずおずと話しかけられた。
いいですよ、何でしょうか、と応じた。
(話している最中でも旧知の市民は、手を出して頂き市政レポートを次々に受け取っていく)
吉川市の工業団地にある会社に3年前から、勤務していたが、先週経営者から、3月20日までにロッカーの私物を整理して退職するように言い渡された、と。
解雇の理由は、他の従業員と比べ仕事の覚えが悪く、これ以上は上達が見込めないから、と。
そこで職安に相談したら、労基法違反だと助言されたが、揉めてしまうと弁護士など知らないので不安だとのこと、だった。
解雇をする場合は、経営者は最低1か月前に解雇理由とともに通知をしなければならない。
もし、一か月後でなく直ちに解雇したい場合は、一か月分の給与を支払う必要があるはずです、と返事をした。(正当な理由が前提だが)
すると、これから職安に出かけるので、良く相談してみます、と改札に向かわれた。
非正規雇用やブラック企業や残業時間100時間以内の容認など、ますます労働環境は悪化の一途の状態になっている。
一方ワークライフバランスを始め、女性や高齢者の働き方革命など喧伝されているが、全ての労働者に対して、まず労働基準法の厳格な適用を政府が責任を持って進めることが最優先されるべきだ。
この日の夜、私が会員である中小企業家同友会東部地区の3月例会で「越谷イチゴ農園ブランド化に学ぶ」をテーマに越谷市環境経済部長を講師に、越谷市中央市民会館で開催された。
講演の後、参加者は5,6人でテーブル毎にグループ討論を行うのだが、その座長と初めて会ったので名刺交換をした。するとその座長さんが、私の名刺のインカム姿の顔写真を見ながら、一年前まで大袋駅から南越谷駅を利用して通勤していたが、その時の駅頭の議員さんですね、思い出しました、と話された。
講演終了後、越谷駅近くの中華料理店での懇親会を終えて、午後10時30分頃歩いて駅に向かっていたら、朝駅立ちで午前7時過ぎに毎回差し入れを頂く帰宅途中の50代のサラリーマンとばったり出会った。毎日この時間の帰宅になるとの話だったが、長時間労働に少し驚いてしまった。        (3月16日)