PDFファイル⇒18年 7月天秤棒駅頭49

夏祭りの次の日、日焼けの顔で
今朝の駅立ちは、午前5時30分前にせんげん台駅西口に到着して、通常通り街宣用具の搬入と設置の後、駅前清掃を終えて市政レポートの配布をスタートした。
 月曜日の朝、猛烈な暑さが続く連日に比べれば幾分気温が下がり、風も涼しい。
ただ、昨日の日曜日は、私の居住する自治会主催の恒例の東都自治会夏祭りが開催され、午前9時から午後3時過ぎまで、祭りの模擬店で出店した、東都自治会グラウンドゴルフ部の一員として、かき氷やイカ焼き等の販売や、テント等を始め後片付けまで一日中炎天下の中での作業となった。
熱中症対策のため、塩飴やスポーツ飲料を次々と飲み続けるため、直ぐに汗が額からこぼれ落ちるが、同じ動作を繰り返さなければじっとしていることが出来ない状態だった。
サイダーやビールを冷やすために用意された大量の角氷を一握りタオルに包み、首筋や額にあてがうと、ひんやりして体温が下がって気持ちはいいが、冷えすぎて時々痛く感じるほどだった。
その内、氷が解けてしまうので、補給を繰り返したため、タオルはびしょびしょとなっていった。
最後にテント等をリヤカーに積んで、倉庫まで10分位で運搬して終了だったが、同じ様に作業を担当した数人の中の高齢男性が、座り込んだ状態から立とうとしたら、転んでしまったが、軽い熱中症の症状だった。
その後関係者を対象の反省会が、自治会館で開催され、午後4時過ぎにはお開きとなったが、自宅に帰り直ぐにシャワーを浴びて、クーラーをかけて午後7時まで床で眠った。
ここでやっと落ちついたのだが、今年の夏祭りは格別に体力を消耗した。(少し頭痛がしたのだが)
その次の日の朝の駅立ちであり、中止も検討したが、中止の理由を見つけよと思えば、いくらでも見つかるものなので、通常通りに実行した。そのためか、午前6時過ぎに馴染みの高齢女性から、毎日暑さが続き駅頭を続けているので焼けていますね、と声が掛かった。
はい、ありがとうございます、と応答したが、昨日の祭りの日差しがより顔を黒くしたのだったが。
毎回差し入れを頂く、駅前の清掃担当の高齢男性が今回も2本の飲料水を、また次々に馴染みの市民からペットボトルを頂いた。
午前8時過ぎには、旧知の中年男性から、麦茶でも飲んで下さい、と封筒に入った1000円のカンパを頂いた。(日ごろから用意されていたのだろうか)
更に、カンパ箱には、1000円札が入っていた。
今朝は、学校が夏休みに入っており、何時もの混雑は見られなかったが、それでも独協高校生が階段を降りて来ていた。クラブ活動か補修なのだろうか。       (7月23日)

ムクドリ対策の試験威嚇のその後
今朝の駅立ちは、せんげん台駅東口で午前5時30分からスタート。
午前8時30分過ぎまでの3時間で実施したが、連日の猛暑と熱帯夜のため体がだるく感じながらの活動だった。            (裏へ)
午前8時前に、毎朝せんげん台駅東口前の広場の清掃を担当している高齢男性から声が掛かった。
前回陳情された、せんげん台駅東口のムクドリ対策について、先般市職員によって威嚇のための機械を使い追い払ったため、一時は効果があり、ムクドリは寄り付かなくなった。
しかし直ぐに機械の使用が終わるとまた飛来して、糞の匂いが一面に広がっているので、その後の対応がどうなっているのか、と尋ねられた。
威嚇の作業は実験のためで、その効果を見ながら対応策を実施する、との市の考え方は前回説明しましたので、その後どうなったのか市に問い合わせてみます、と返答した。
(7月26日、越谷市環境政策課長さんに、対応策を尋ねたが、兆度本日から威嚇用の機械を2台設置したところだ、との回答だった。
これでも効果が薄ければ、木立の枝の剪定も検討すると付言された。当日の夜に現場を見に行って来たが、無数のムクドリが空中を飛んではいるが、間断的に機械が出す音のため木立には一切近寄れない状況だった) (7月24日)

“一心太助”が頭に何故か残っている
今朝の駅立ちは、北越谷駅東口で通常通り、午前6時前から開始した。
台風接近の影響で、昨日から暑さが和らぎ、朝晩は涼しく、日中の日差しもそれほど気にならない位になっている。
そのため、早朝から過ごしやすく、少し強い風も吹きぬけており、快調なスタートとなった。
ただ、日差しが時折差し込むため、途中で麦わら帽子をかぶり、市政レポートを配布した。
馴染みの市民からは次々と今日は涼しいですね、少しは楽になりますね、と声が掛かる。
旧知の駅前の自転車誘導係りの数名の高齢男性にも、毎日こんな気温だと助かりますね、と私からも声を掛け、笑顔で応じて頂いた。
午前7時30分過ぎ、旧知の中年女性から、清涼飲料水を2本頂いたが、毎回差し入れをして頂いている。
そこで、私のことを気にして頂いているのは、何故ですか、と尋ねて見た。
以前はせんげん台地区に住んでいて、当時からせんげん台駅でよく、見かけており、北越谷に転居してからも、あちこちの駅で見かけていた。すでに15年位になります、との返事だった。
更に、他の議員は大勢で駅立ちをしているが、あなたはずっと一人で続けていて、“一心太助”が何となく何時も何故か頭に残っていた、と付言された。
午前8時過ぎ、やはり馴染みの中年女性が丁寧に挨拶をして頂いて改札口に向かわれた。
暫くして、袋に入った清涼飲料水を2本差し入れて頂いた。構内のコンビニで購入されたのだろうが、早朝の慌ただしい通勤時間を割いての差し入れを頂き、感謝・感謝。
その後、馴染みの高齢男性からも一旦市政レポートを受け取った後、戻って来られて、何時も市政レポートを頂いているので、少しだけど、と2000円のカンパを頂いた。
台風が通過した後、再び猛暑がぶり返すとの天気予報に、もううんざりとの気分になっていたが、駅頭での様々な市民との出会いに気持ちが支えられている朝となった。
            (7月27日)

レイクタウン付近の信号機の調査へ
今朝の駅立ちは、中止した。
それは先般蒲生駅での駅立ちの折、馴染みのタクシー運転手の方から、イオンレイクタウン付近のケーズ電気前の信号機の点滅に関して、イオン方面に向かい南方向からの右折車が曲がりにくくなっている。延々と車が列をなし渋滞しているので、信号機の改善が出来ないか陳情だった。そこでまず早朝の時間帯で調査するため、通常の駅立ちのこの時間で実施した。
            (7月30日)


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Index 

□ 奴らを通すな!

民主主義を単なる政治のやり方だと思うのはまちがいである。

すべての人間を個人として尊厳な価値を持つものとして取り扱おうとする心、

それが民主主義の根本精神である。

●安倍政治の検証を媒介に、立憲民主主義の主体的基盤をどう創りだしていくか

●課題を共有しているという状況そのものに、公共が存在している

□8月「囲む会」のご案内

□えだのん「魂の演説」 ブックレットに

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奴らを通すな!

民主主義を単なる政治のやり方だと思うのはまちがいである。

すべての人間を個人として尊厳な価値を持つものとして取り扱おうとする心、

それが民主主義の根本精神である。

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【安倍政治の検証を媒介に、立憲民主主義の主体的基盤をどう創りだしていくか】

 安倍政治の検証から立憲民主主義を深めていくための問題設定を、どう整理していくか。安倍政治をどう検証すれば、立憲民主主義を深めることにつながるのか。

 「安倍政治」は九〇年代の統治機構改革(平成デモクラシー)、とくに官邸主導を軸とした政治システムの産物でもある。平成デモクラシーは、官邸主導と政権選択・政権交代を両輪として成り立たせるはずであったが、それを政権交代なき政治主導・官邸主導へと帰結させたのが、「安倍政治」にほかならない。

 立憲民主党、枝野代表は国会終盤の内閣不信任案提出の際、三時間強の演説の最後にこう述べている。

 「この国会は民主主義と立憲主義の見地から、憲政史上最悪の国会になってしまったと言わざるを得ません。
 ~災害よりもギャンブル解禁、災害よりも党利党略の定数6増を優先する内閣を信任して災害対応をさせるよりも、そしてウソと誤魔化しと開き直りを重ねる内閣を信任して災害対応をさせるよりも、よりマシな内閣のもとで再出発して災害対応にあたる方が適切であると考えます。
 ~今のような姿勢で政権運営を続けることは、もし政治が与党対野党のような戦いであるならば、目先の野党との戦いという意味では成功をしてきたと。これからも一定期間は成功をするかもしれません。そして、政治に権力闘争という側面があり、与党が野党との戦いに勝とうとする。そういう思いを持つことは否定しません。

 ~しかし、それは一側面でしかありません。政治の本質は与党と野党の戦いではありません。それは目的ではなく、あくまでも手段であります。権力闘争に勝つという目的のために社会のモラルや秩序を壊してしまう。本来、民主主義の前提として成されなければならない、国会でウソをつかない、国会には正しい文書を出す、情報を隠し誤魔化しはしない。そうしたことを壊してしまったのでは、本来、国民生活のより豊かな暮らし・生活をつくり上げていくという本来の目的に反することになってしまいます。
 これ以上、目先の権力闘争ばかりを重視して、国民生活の将来に禍根を残し、ウソや誤魔化しや開き直りを蔓延させて、モラルハザードを生じさせれば、必ずや歴史に断罪されるとわたくしは確信をしております。
 第二次世界大戦、日中、日米戦争に至る経緯の中でも、目先の権力闘争には勝ったけれども、結果的に我が国を破滅的な状況に追い込んだ政治リーダーが、残念ながら少なからずいらっしゃいます。
 このまま安倍政権の横暴を許していけば、残念ながらそうした道に入り込んでしまい、後戻りが出来なくなってしまうのではないかということを強く危惧をいたしております」。

(https://note.mu/jun21101016/n/n2782bfee0c0より 同演説の全文はブックレットとして8月9日に出版される予定)

 安倍政権は、「二度と野党に政権を渡さない」(政権交代を封じる)という目先の権力闘争が全てだ。戦後国際秩序の流動化などの時代の変化、人口減・少子高齢化への対応、あるいはエネルギー転換といった長期的な政策課題は、いっさい視野に入っていない。解散も「二度と野党に政権を渡さない」というところから判断(2014年、2017年)するため、政権選択の機会を国民から奪う「自己都合解散」となる。国会運営や災害対応において旧来の自民党とは異質なのも、政権の使命が「二度と野党に政権を渡さない」ところにあるからだ。二度と政権交代をしないというのは、民主主義の後退にほかならないが、自民党内からそういう声も出ないところまで、党内の多様性―疑似政権交代の主体基盤―は失われている。

 これが現代の立憲的独裁の姿だろう。問題はその主体的基盤がどこから形成され、どのように広がるのか。ヨーロッパでもアメリカでも、あるいは一部アジアでも、強権的な統治や排外主義、「○○ファースト」のような反立憲的な動きに対して、立憲的なカウンターが登場し、その論戦・攻防を媒介に「非立憲」的な社会空間にも主体分岐が走っていく。しかし日本の場合、「非立憲」の主体分岐はほとんど見えない。不支持の理由がダントツで「人格が信用できない」という一方で、「他にいないから」(野党がだらしないから)という理由で「安倍一強」が続く状況は、それを端的に表している。民主主義や立憲主義についての共通の参照点が見当たらず、ここまでは集積された、次の段階へのハードルはこう、という問題設定にならない。非立憲というより「無立憲」ともいうべき主体状況。

 たとえば。若者に人気のロックバンドRADWIMPSの「HⅠNOMARU」という曲の歌詞が、軍歌を髣髴させるとして批判された。それに対して作者(30代前半 帰国子女)は、「何の思想的な意味も、右も左もなく、この国のことを歌いたい」とその意図を表明した。じつはこの曲は、サッカーワールドカップの民放テレビ局のテーマ曲とのカップリングで、平成における「スポーツ特番のお祭り化&感動をありがとう路線」のなかで「みんながひとつになれるようなアツイ歌詞を」とマーケティングした結果ではないかと指摘されている。

(プチ鹿島 現代ビジネス7/2 http://gendai.ismedia.jp/articles/-/56343?page=4)

 「何の思想的な意味もない」「右でも左でもない」からこその、純粋な消費者民主主義のマーケティングの産物。反立憲でも非立憲でもない「無立憲」の主体基盤が見え隠れしている。自由や民主主義、人権といった普遍的価値を、消費者民主主義、私生活主義として享受してきた〝私〟は、いとも簡単に「ここではない理想の『日本』への憧れ」という「大きな物語」に回収される。資本主義の粋を集めたマーケティングによって。

 一方で7月27日の自民党本部前。杉田水脈議員の「LGBTは生産性が低い」という荒唐無稽な差別寄稿と、それに対して二階幹事長が「政治的立場、人生観はいろいろ」と、容認ともとれる発言をしたことに抗議して五千人が集まった。きっかけは個人のツイッターでの呼びかけ。おりしも障がい者施設で入所者19人が、「生産性が低い」として殺された事件から二年。「生産性」で人間を選別する〝思想〟に、LGBT当事者はもとより幅広い人々が、「人間の尊厳」(憲法13条)を訴え抗議した。

 そこで繰り返された「私の生きかた、私が決める」「私の価値は私が決める」というコール。まさに個人主義。でもそれは「私の勝手」ではなく、私とあなたとあの人とあの人…のなかで共有される価値であり、その関係性のなかで課題が共有される状況にこそ公共がうまれる、ということだ。この公共は「ここではない理想」の「大きな物語」ではなく、私とあなたとあの人とあの人…との「小さな物語」、その無数のつながりというべきだろう。

 自民党本部前の抗議行動でも「自分は右とか左とか、どーでもいいと思っている。でもこの発言を見過ごすことはできない」とのスピーチがあった。右とか左、思想的立場に関係なくという個人主義や私生活主義、消費者民主主義の「岩盤」に、人間の尊厳という根本的な価値から亀裂が入りつつあるのか。欧米ほどの波及ではないにしろ、#Me Too運動にもみられるように性暴力、性差別に対する意識は変わりつつある。その根幹にあるのは「人間の尊厳」であり、それこそが立憲民主主義の核心にほかならない。

 「人間が人間として自分自身を尊重し、互いに他人を尊重しあうということは、政治上の問題や議員の候補者について賛成や反対の投票をするよりも、はるかにたいせつな民主主義の心構えである」(「民主主義 1948-53中学・高校社会科教科書エッセンス復刻版」西田亮介・編 幻冬舎新書)。

 「~現代の民主主義社会に暮らす私たちにとっても、ファシズムはけっして遠い過去の話ではなく、民主主義が『多数派の支配』と理解されているような社会では、その危険性はむしろ高まっているというべきだろう。~権威に服従する人びとは一見従属的な立場におかれているように見えるが、実は上からの命令に従うことで(多数派に埋没している安心感から/引用者)自分の欲求を充足できる治外法権的な自由を享受して」(「私が大学で「ナチスを体験する」授業を続ける理由」田野大輔 現代ビジネス7/6)いるとも言える。

 ファシズムの担い手ははじめから「大きな物語」を語ったのではない。むしろ「自分のことしか考えてなかった」(映画「ゲッペルスと私」)。そんな〝私〟が「大きな物語」に回収されない「小さな物語」を紡ぎ続けるためには、小さくても自分事として考える、当事者性を涵養する関係性、場、機会をさまざまなところに作り出すことが不可欠だ。

【課題を共有しているという状況そのものに、公共が存在している】

 異質でバラバラで、生まれながらには何も共有していない個人の集合である現代社会のなかで、自分が政策や制度の消費者・受益者であるだけでなく、当事者でもあることを意識するのは、問題が課題として共有されたときだろう。

 「(地域に限定されず)いろいろなところで公共性がうまれうるなかで、公共性のあるところに共通して存在しているものは、課題を共有しているという状況だと思います。このときの課題は、現状の問題という意味だけではなくて、未来の目標を含むとお考えいただくと良いでしょう。

 つながりが薄くなったと言いますが、それは『地域』の課題を共有する強さということではないでしょうか。つながりだけでいえばむしろ、多様な層のつながりを持ちうるし持っていると。

 ですから、市民や公共ということを考えるとき、公共というのはもちろんオカミでもなく物理的な区画でもなく、課題を共有しているという『状況』に公共が内在していると理解できるのではないでしょうか。まさに『共通の関心事』があるところ、課題を共有する人びとの関係性のなかに公共がうまれ、あらわれてくるのではないでしょうか」(土山希美枝・龍谷大学教授 3-5面インタビュー参照)。

 課題を共有する関係性=公共性は地域に限定されないが、地域がその重要なフィールドのひとつであることは間違いない。「地域というのはアプリオリな公共圏ではありませんが、そこに住んでいるという物理的な状況がありますから、公共圏を形成しやすいとは言えます。大事なことは、自明でないからこそ、異質で立場や利害の違う構成メンバーで課題を可視化して共有する、その積み重ねです。逆に問題設定、課題設定がなくて地域だから協力しなさいというのは、一番共感を形成しにくいのではないでしょうか」(土山教授 同前)

 来年に予定される統一地方選は、課題を共有する関係性としての地域の自治力が問われることになる。安倍政権は、一年ごとに政策の看板を架け替えて「やっている感」を演出するが、看板政策のひとつであった「地方創生」を検証するのは、まさに地域にほかならない。それは人口減少時代を国からのトップダウンではなく、ボトムアップで乗り切っていく力量をどう備えていくかということにほかならない。(6-18面 京都・囲む会ならびに総会の問題提起&討議を参照)

 平成デモクラシーの一環でもある分権改革によって、自治体は中央政府と対等の地方政府―市民の信託を受け、その地域に必要不可欠な政策・制度を整備する機構として位置づけられた。その力を自治体、議会、住民・市民がどう発揮していくか。課題を共有する関係性=公共性をつくりだす「小さな物語」を、多様かつ重層的に紡いでいけるかが問われる。

 人口減少時代には、生活の質は究極的には住民自治の力量に依存する。「そもそも住民自治を人工的(政策的)に涵養することができるのか、という疑問が生じるかもしれない。本書はこの問いに対して、あえて『可能だ』と回答しておきたい。住民に予算と権限を配分し、人的資本と社会関係資本への投資が促される環境を整備すること、他方で、市役所は『黒子』役に徹し、住民が議論し、自己決定していくプロセスを支えること。これらが~住民自治を涵養するうえでの決定的に重要な要素である。

 逆に、こうした住民自治の基盤整備が、近い将来に予想される人口減少の本格化までに間に合うのであれば、私たちはパニックに陥る必要はない。『成長型都市』から『成熟型都市』への歴史的転換期を、トップダウンではなく、ボトムアップで乗り切っていく力量が、都市の側に備わるからである」(「人口減少時代の都市」諸富徹 中公新書)。

 災害対策もそっちのけで総裁選の地方票固めに奔走する安倍総理。2012年は地方票で石破氏が上回ったが、今回はそれを封じる圧勝で三選後、臨時国会を召集、憲法審査会の議論を進めて、来夏の参院選前の通常国会終盤に改憲発議を可能にしようとの思惑が隠せないという。「来夏の参院選で『3分の2』を失っても、その前に発議にこぎつけておけば2019年の秋口にも国民投票で改憲を実現できる」、さらには「一気呵成に年内発議に持ち込めれば、来夏の参院選と同時の国民投票や、衆参同日選と国民投票のトリプル選挙の可能性すら出てくる」との憶測も出始めているという。立憲的独裁のタイムテーブルは、まさに目先の権力闘争からのみ組み立てられている。

 目先の権力闘争に明け暮れたあげく、国民生活を奈落の底に突き落とし、国策を誤った歴史の教訓に学び、立憲民主主義の基盤整備のタイムテーブルは「ゆっくり、いそげ」で。衆参同日選と国民投票のトリプル選挙の可能性という奇襲攻撃に浮き足立つことなく、住民自治の涵養に基盤を置くところから、参院選(場合によれば国民投票)を準備するのであって、逆ではない。第九回大会(1月6日)では、こうした方向性、問題設定をより実践的に共有したい。

(「日本再生」471号 8/1 一面より 紙幅の関係で紙面では一部を割愛しています)

*タイトルについて

「奴らを通すな」は、スペインの反ファシズム・反フランコ独裁のスローガン

「民主主義を…」は 「民主主義 1948-53中学・高校社会科教科書エッセンス復刻版」西田亮介・編 幻冬舎新書より

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8月の東京・囲む会

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第192回

8月3日(金) 1845から

「2019統一地方選にどう臨むか 立憲民主主義を深めるローカルマニフェストへ」(仮)

ゲストスピーカー 廣瀬克哉・法政大学教授

第193回

8月6日(月) 1845から

「立憲民主党 これからどう育てる?」(仮)

ゲストスピーカー 福山哲郎・参議院議員 立憲民主党幹事長

第194回

8月30日(木) 1845から

「住民自治の根幹としての議会 そのローカルマニフェストとは」(仮)

ゲストスピーカー 江藤俊昭・山梨学院大学教授

いずれも

「がんばろう、日本!」国民協議会事務所(市ヶ谷)

同人 1000円  購読会員 2000円

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京都・囲む会

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第35回

8月23日(木) 1830から

「保守化する? 若者たち」

ゲストスピーカー 山田昌弘・中央大学教授

コープイン京都2階 201会議室

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第九回大会(予定)

2019年1月6日(日) 午後

TKP市ヶ谷

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緊急出版! 枝野幸男、魂の3時間大演説「安倍政権が不信任に足る7つの理由」

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7月20日の衆院本会議で行われた、立憲民主党・枝野代表の内閣不信任案提出の趣旨説明。

3時間弱の演説は、直後からSNS上で「ぜひ出版を」との声があがり、8月9日に発刊

されることになった。

演説文に加えて、上西充子氏、田中信一郎氏の解説つき。

745円。扶桑社より。

早く手元に欲しい方はアマゾンで予約を。

できれば、まちの本屋さんでお取り寄せを(予約が多いと平積みになるかも)。


石津美知子
「がんばろう、日本!」国民協議会

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PDFファイル⇒18年 7月天秤棒駅頭48

ガラス張りの長岡市庁舎を再度見学
昨日から建設常任委員会(8人)の行政調査のため、群馬県藤沢市の「道の駅ららん藤岡の取り組み」について、今日は、新潟県長岡市の「空き家対策について」それぞれ調査をした。
そのため、今朝の駅立ちは中止したが、長岡市も早朝から気温がどんどん上昇して蒸し暑さに包まれた。
 ただ、長岡市役所は、独特の庁舎で全国的にも有名で、特に本会議場が一階の通りに面しており、ガラス張りのため市民が議場や議員を外から見ることが出来る構造となっている。
因みに市長室もガラス張りの構造で、これも市民が外から市長の執務状況を見ることが出来る様に工夫されている。
また庁舎内の敷地には、広い広場が整備され、しかも屋根が設置されているため天候を気にせず市民イベントや憩の場として利用されている。
この日は、広場に気温を低下させるミスト(霧状の水蒸気)が大型の噴霧器から出されていた。ひんやりして涼しい。
3年前、自治みらい(私が代表をしている越谷市議会の会派)を結成して最初の会派の行政調査にこの議会棟を訪れ、議会と市民の垣根をなくそうとする努力に感銘を受けていた。
今回も再度議場を見学させて頂いたが、建設常任委員の全員が感激して盛んにスマホのシャッターを押していた。
              (7月5日)

突然の激しい雨に打たれて
今朝の駅立ちは、大袋駅西口で午前6時前に到着して、街宣用具を車から運びだし設置の準備をしているところに、馴染みの大袋地区の自治会長の高齢男性が、朝の散歩の途中で立ち話になった。
大袋地区での再開発を巡り、区画整理事業の進め方の問題点を強調された。まず完成予定が大幅に延長されたことや、予算額が削られたことや、公募の12人で構成する土地区画審査委員会の非民主的な運営など、次々と話された。
また、散歩中なのでお金を持ち合わせていない、と一旦自宅に帰られた。その後、戻ってこられてペットボトルやスタミナ飲料を頂いた。
その後、旧知の中年女性から、飴を、また高齢女性からは、袋詰めのせんべいを次々と頂いた。
この日は、朝から晴れていたものの、午前8時前黒雲に覆われて、激しい雨が降り始めた。
通勤客も突然の降雨のため、驚いた様子の市民が多く、びしょ濡れのまま駅構内の駆け込んでくる人や傘をさしてゆっくり歩いて来る人や、雨が止むまで待機している人など、混乱?した。
市政レポートの配布は通勤客の邪魔にならない様に続けていたが、看板や演説の机は、みるみる間にずぶ濡れ状態となった。  (裏へ)
このため一旦撤収したものの、後片付けに使ったタオルが直ぐにびしょびしょになる程だった。
しかし、この激しい雨は15分程度で止まり、あとは小雨状態となった。
大袋駅の東口にも西口にも広告を張り出すスペース板が設置してあり、夏季期間中の学童保育の臨時職員の募集の紙がはってあった。
期間は7月23日から8月31日までで、時給1080円の表示がしてあった。
この募集ポスターを熱心にみている40代前後の女性がしばらく見た後、エスカレーターを昇って行かれた。
7月4日の駅立ちは、大袋駅東口だったが、同じ様に、このポスターを同じ様な年齢の女性が読んでおられた。
              (7月9日)

連日の猛暑、最強の暑さ対策は
今朝の駅立ちは、新越谷駅東口で午前5時40分頃に到着して、街宣用具を車から降ろし、設置した後、何時もの様に駅周辺の清掃から開始した。
この駅は東武鉄道の市内6駅の中では、乗降客が最も多く、また歓楽街を抱えており、真夜中まで市民で賑わっている。
そのため、早朝には、あちこちのたばこの吸い殻は勿論、テッシュペーパーやファーストフードの包紙やペットボトル、はてはピーナッツの殻など散乱し、しかも広範囲のため、清掃に15分以上かかることもしばしばだ。
今日も午前6時5分まで、清掃を続けたが、連日の猛暑のため、すでに額に汗が噴き出して来た。
日中の猛暑と連夜の熱帯夜のため今日は朝から少し体がだるく、足が重たい。
それでも、気持ちを奮い起こして、市政レポートを1時間余り配布を続け、午前7時から午前8時30分まで、演台前でスピーカーを通して6月市議会の報告や、7月17日(火)に開催する超党派8人の有志議員が主催する、4地区市政報告会の告知と参加を呼びかけた。
暑さ対策のため、水やのど飴は常備しているものの、麦わら帽子は、この時期の必須アイテムだ。
昨年まで使い続けた麦わら帽子が古くなったので、先般購入したオニューで、日差しを避けて演説を続けた。
そのため、何人もの馴染みの市民から、良く似合っていますね、暑いので熱中症に気を付けて下さい、と声が掛かる。
中には、演説台の位置を日陰に移動してやった方がいいのでは、とのアドバイスを頂く市民もおられたが、そうすると通行の障害になるので、現状の位置で、暑さ対策をとるしかない。
しかし、やはり汗が額からこぼれ落ちてくるし、ハンカチで額を何度もぬぐい、ペットボトルの水をこまめに補給するのだが、多少頭がボッーとして来る。
そんな時には救世主が現れるもので、旧知の中年男性が、久しぶりだからと1000円のカンパをして頂いた。
カンパは勿論ありがたいのだが、更に少しの時間でも気兼ねない会話が出来ることは、心身ともにホットできる空間であり、これが最強の暑さ対策となっている。
午前8時30分に終了して、妻が運転する迎えの車に街宣用具を積み込んで、やっと座席に座ることができたのだが、車のクーラーからの冷気をうちわであおいで、熱を冷ました。
それでも、しばらくは体の熱がひかず、朝食をとるため、イオンレイクタウンに向かった。
このところ、連日の猛暑のため、朝駅頭の終了後にとる朝食は、自宅に帰らず(帰宅した後朝食の準備をする妻も疲労気味のため)最寄のレストランのモーニングが続いている。
             (7月11日)

行政調査の集合時間に合わせて
今朝の駅立ちは、越谷駅東口で、午前6時から開始。
東埼玉資源環境組合議会の行政調査が、今日、明日二日間にわたり、長野県小諸市の「クリーンこもろ」と「浅麓汚泥再生処理センター」を対象に実施されたため、午前9時前には東埼玉資源環境組合に集合となっている。このため通常より早い午前8時15分過ぎには終了した。
午前9時に、資源環境組合を大型貸切バスで出発して、一路小諸市に向かったが、ごみの減量・資源化の取り組みや焼却施設クリーンこもろの運営について調査した。 (7月12日)


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Index 

□ 8月の囲む会
□ 「がんばろう、日本!」第九回大会

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8月の東京・囲む会

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第192回

8月3日(金) 1845から

「2019統一地方選にどう臨むか 立憲民主主義を深めるローカルマニフェストへ」(仮)

ゲストスピーカー 廣瀬克哉・法政大学教授

第193回

8月6日(月) 1845から

「立憲民主党 これからどう育てる?」(仮)

ゲストスピーカー 福山哲郎・参議院議員 立憲民主党幹事長

第194回

8月30日(木) 1845から

「住民自治の根幹としての議会 そのローカルマニフェストとは」(仮)

ゲストスピーカー 江藤俊昭・山梨学院大学教授

いずれも

「がんばろう、日本!」国民協議会事務所(市ヶ谷)

同人 1000円  購読会員 2000円

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京都・囲む会

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第35回

8月23日(木) 1830から

「保守化する? 若者たち」

ゲストスピーカー 山田昌弘・中央大学教授

コープイン京都2階 201会議室

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第九回大会(予定)

2019年1月6日(日) 午後

TKP市ヶ谷

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石津美知子
「がんばろう、日本!」国民協議会

http://www.ganbarou-nippon.ne.jp


PDFファイル⇒18年 7月天秤棒駅頭47

今年も飛来した、せんげん台駅前のムクドリを巡って
今朝の駅立ちは、せんげん台駅東口で、何時もの様に午前5時30分前に駅に到着し、街宣用具の設営の後、駅前清掃を行い、市政レポートの配布をスタートした。
猛烈な暑さが続いているため、午前7時頃には気温がどんどん上昇して来る。
馴染みの20代の女性と笑顔のあいさつの後、双子のお姉さんの話になり、転職して今日が初出勤だとのこと。(何時も早朝の笑顔でやさしく受け取って頂いているので、今日の様に1時間以上もの暑さの中、市政レポートの配布行動には、何時にも増してホットした)
実は前回の同駅の駅頭でどうして何時も市政レポートを受け取って頂くのですか、と尋ねた折に、姉が先に受け取っていたので、自分も自然の受け取る様になっていました、との話だ
った。
ところで、市政レポートの感想は、とも尋ねたが、「駅頭シリーズ」は、様々な市民の反応が身近に感じられて面白い、との返答だった。
午前8時頃、件のお姉さんとお会いして、転職に関して正規雇用で初出勤の話になったので、暑さが続きますが、がんばって下さい、と送り出した。
また、30代のママさんが自転車で駅近くの保育園に子どもさんを送り届けた後、話し掛けられた。昨年の同駅での夜の駅立ちの折、越谷市の婚活について陳情を受け、色々調査して
資料を郵送して対応した。
その件の関して、お礼をしていなかったので、改めてお礼をさせて頂きますと、丁寧に挨拶をされた。
更に、郵送された封筒の切手代金をお支払します、との申し出だったので、大丈夫ですよ、そのために政務活動費を頂いていますので、ご心配なさらずに、と応じた。
しかし、どうしてもと話されて、演台の上にあるカンパ箱にワンコインのカンパを頂いた。
早朝から毎日同駅前の広場の清掃に取り組む高齢男性から、声が掛かった。
毎回清涼飲料水の差し入れを頂いているが、今日も頂いた。
駅前の木立にムクドリが大量に飛来して、鳴き声がうるさく、また路上に落ちる糞の悪臭が一面に漂っていたので、先週市の担当に陳情したが、今日まで何の対応がなされないので、善処して欲しい、と相談された。
確かに、例年ならばムクドリ対策用のギャーギャーと大音響のスピーカーが設置されているが、今年はまだ設置されていないので、駅頭終了後早速、環境政策課長さんに、事情を聞きに行った。
それによると、スピーカーは地元商店街の管理下にあり、今年は早々に梅雨があけて、連日の猛暑のため、匂いが消えず、市民に不快な思いをさせている、と現状を認識されていた。
また、大音量のスピーカーに対して一年目は効果があるが、直ぐにムクドリが学習して慣れてしまう事、更に鷹による一掃手段のため鷹匠にも相談したが、回りに高いビルが林立しており、鷹が本来の機能が果せない、との事だった。
そこで、今日から3日間にわたり夕方2時間程職員がムクドリ撃退用の道具を使いムクドリに向けて威嚇をします、との事だった。
この作業状況を見ながら、更なる対応をします、との話だった。連日の猛暑の中ご苦労様です、と担当職員へのお礼と労を労った。
午前8時過ぎ、馴染みの男子高校生が何時もの様に市政レポートを受け取ってもらっているので、話しかけた。
越谷技術高校の2年生で、下間久里に住んでいて、せんげん台駅から越谷駅まで電車を利用し、それから自転車で通学している、との事。
今年で32歳になる私の二男が、同校を卒業した、との話に驚いていたが、市政レポートは面白いですか、と尋ねた。
すると、前述した20代の女性と同じ様に市民の様々な対応や反応がとても面白い、との返事だった。
駅頭シリーズは、日記風に記述されてはいるが、社会に向き合うためある一つの見方を示めそうと、継続的に発行しており、その意味が届いている事を感じた朝となった。
(7月2日)

“便利で豊かな”社会の裏側にあるもの
今朝の駅立ちは、せんげん台駅西口で、午前5時20分すぎから開始して、午前8時30分まで取り組んだ。
午前6時頃、何時もは7時過ぎに作業がはじまる駅前広場に停車したトラックから荷を下ろし、大きなカーゴに積み替えてエスカレーター横まで、手押しして定位置に移動。
それから荷物を両手一杯に抱え、エスカレーターを昇って行き、その後降りて来て同じ動作を5回ほど繰り返す毎回の行動だ。
しかし、今朝は早い作業だったので、話し掛けて見た。今日の作業は随分早いですね、と。
すると、他に回らなければならない店があったので、との返事だった。これは何処に運ぶのですか、と尋ねたら、駅ビル2階のあるパン店に運んでいる、との事。
毎日こんなに沢山運び込むのですねーと応答したら、そうです、との返事だった。
毎回同駅で、お会いする方なので、すっかり馴染みとなってはいるが、時々利用するパン店の材料等は、早朝しかも毎日のこの様な運搬作業によって始動している。
また以前、このパン店の女性従業員の方から、笑顔であいさつをされた事があり、私を知っていますか、と話した事があった。同じ様に早朝から仕込み等をするので、駅頭の私を見かけていたので、との返事だった。
24時間をフルタイムで仕事が分担、細分化され、今日の“便利で豊かな”暮らしが維持されており、一見すれば発展している様に見えている。しかしその裏にはこれまでにはない様々な労働と作業が発生し、それによって労働形態が劇的に変化している。ライフスタイルも同様に。しかし“便利で豊かな”社会がこれからも同じように持続出来るとは思わないのだが。
(7月3日)

3分で済ませた、行政調査日の朝食
今朝の駅立ちは、大袋駅東口で通常通り午前6時前から開始し、午前8時30分まで実施した。
ただ、今日、明日と建設常任委員会の行政調査のため、午前9時40分までに大宮駅の豆の木前に集合となっていた。
そのため、街宣用具をバタバタと片付けて、直ぐに大袋駅から大宮に向かうため、ホームに駆け込んだら同じ常任委員会の松田典子議員も電車を待っておられたので、一緒に乗り込んだ。
午前9時25分頃に大宮駅に到着したものの、朝食を駅構内の喫茶店で取るため、急いで注文したのだが、時間がないため何と3分でトースト、サラダ、コーヒーを流し込んだ。
やっと集合時間5分前までに、他の建設常任委員会の所属の議員と合流できたが、私が最後に集合する結果になった。
何ともあわただしい朝となったが、調査地の群馬県藤岡市に向かう列車の中で、やっと、少し落ち着いている。       (7月4日)


PDFファイル⇒18年 5月天秤棒駅頭46

学校行事に出席したことが話題に

今朝の駅立ちは、大袋駅東口で通常通り午前6時から開始して、午前8時30分過ぎに終了した。
午前7時30分過ぎに、馴染みの中年女性が、エスカレーター前で、市政レポートを一旦受け取って、暫くして階段を降りて来られた。
そして、小さなのし袋を渡して、再びエスカレーターを昇って行かれた。
駅頭終了後、中身を確認したら、2000円のカンパが入っていた。
しかも、のし袋には、「いつも感心して居ます。応援してます。」と記されていた。
午前8時過ぎに馴染みの30代のサラリーマンの方から、話し掛けられた。
5月19日に開催された桜井南小学校の運動会の来賓として出席した私を見かけた、との事。
 同様に、私は同校の入学式でも来賓挨拶をしたが、その事も以前同駅での朝駅立ちで話題にして頂いている。
 地元の子育て世代の父親や母親の方が、学校行事での、私の挨拶を気に留めて頂いているのは嬉しいものだ。
              (5月29日)

障がい者用の停車スペースを確保して
今朝の駅頭は、せんげん台駅東口で、通常通り駅前清掃の後午前5時30分前から開始した。
午前7時頃、30代の馴染みのサリーマンの方から、カンパ箱に1000円のカンパを頂いた。
毎回、同駅では同じ額のカンパを頂いているので、月2000円もの額になる。
お礼とともに、市政レポートをお渡したが、何時も、何時もありがとうございます。
大切に使わして頂きます、とお礼を述べてエスレーターに送り出した。
午前7時30分頃、夫人の運転により大型のセダンで、通勤し盲導犬とともに駅を利用されている高齢男性で障がい者の方から声がかかった。
毎回駅頭の折にはお見かけするので、毎日駅を利用されているのだろう。
それは、送って来る車の停車場所について、通常は駅入り口に一番近いバス停前に停車するのだが、朝の時間帯は特に交通量が多く後続の車からクラクション等で警告をされて困っている。
そのため先般市の担当課に、障がい者用の停車スペースを、現在タクシーが待機している一角に作って欲しいと、陳情したが、答えは今後駅前広場の開発を予定しているので、その時点で考慮します、との事だった、と。
しかし、その開発は当分先のことなので、臨時措置でもいいので、スペースを確保するように、と陳情を受けた。
(その後、越谷市の担当である建設部道路建設課に事情の説明と善処をお願いに出向いた。
新越谷駅を始め他の駅前には、障がい者用の停車スペースが設置されており、せんげん台駅東口にも、タクシー乗り場の直ぐ近くでなくとも、タクシーが列をなして待機している場所に一台分のスペースが出来ないだろうか、タクシー運転手の方やバス会社の了解を取って何とか実現して欲しい、と言う障がい者の声に応えて、と話した。
確約は出来ないが、考えて見ます、との返事が暫くして返って来たが、実現が望まれる。)
午前7時過ぎの何時もなら越谷北高生徒が、大挙して通学のため、階段を降りてくる時間なのだが、今朝はパラパラと生徒が通り過ぎて行く。そこで、3人組の女生徒に理由を尋ねてみたら、今日は開校記念日のため休校との返事。
3人は部活のために、学校向かっている、と付言された。
更に、昨日桜井地区自治連合会の総会が開催され、50数名の自治会長が出席されており、私は来賓として参加した。
その中の通勤に向かう何人もの自治会長さんに、昨日はお疲れ様でした、と声を掛けて送り出した。          (5月31日)

励ましの言葉とともに、カンパが
今朝の駅立ちは、北越谷駅東口で、駅前清掃の後午前6時前から開始した。
午前6時30分頃、駅前の停留所で停車していたアサヒバスの運転手さんが、運転席から降りて来て、「自由にお取り下さい」と書いた張り紙を付けた市政レポートのスタンドから、市政レポートを持って行かれた。
以前も同じ行動があったが、良く確認出来ていないが別々の運転手さんの様だ。
午前7時過ぎ馴染みの中年女性が、足速に通り過ぎて行く途中、これ気持ちですからと小さなのし袋を頂いた。
直ぐにお礼を言ったのだが、足速に改札口に向かわれた。後ほど開封してみたら、5000円のカンパとともに、「お身体に、気を付けて下さい」と書かれていた。
このところ、カンパと一緒に励ましの言葉が添えてあるものが目立っている。 (6月4日)

気が付かれない?花壇のこと
今朝の駅立ちは、午前5時15分頃にせんげん台駅西口に到着し、街宣用具の設置を終え、駅前清掃の後、市政レポートの配布を開始した。
午前8時過ぎ、この時間帯は独協高校の生徒達が次々としかも大勢階段を降りて来てバス停に向かう。しかも一定のこの時間に集中するため、先生数人が生徒を誘導して、一列に並ぶように呼びかけるほどだ。
同時に昇りのエスカレーターを利用する通勤客と階段を降りてくる市民でごったがえするのが毎回の風景だ。
そのため、市政レポートの配布には、通行の障害にならない様に、注意しながら続けている。
そんな中、つかつかと歩いて来て、いきなり「間を空けて、やったら」と言ってきた高齢男性が。空けているではないですか、と返答したがこの手の市民は全員同様だが、何も言わず憮然とした顔で(よく見えていなので、そのように感じたが)エスカレーターを昇って行かれた。
やはり、会話の作法も応答も出来ない市民だ。
確かに、先述した混雑の状況なのだから、もしかすると邪魔になっているかもしれないが、ほんの半歩、しかもほんの数秒避けて通れば、エスカレーターを利用することは十分可能なはずだ。勿論、この高齢男性の側に立てば、私の言い分は勝手なことに聞こえるかしれない。
しかし、この男性は、パチンコ店のテッシュ配布の店員がいても、なんの対応もせず、ことさら私にだけこの様な態度を示している。
つまり、気に食わないので、文句を一方的に言ってもいいのが、議員だと思っているのではないのだろうか。
こんな市民も市民であり、それが駅前の小さな出来事の一つである現実に向き合うしかない、と飲み込んだ。
午前8時40分頃、終了して街宣用具を片付けていたら、自転車誘導係りの高齢男性から話し掛けられた。
駅前に設置している花壇に関して、周辺自治会の皆さんで手入れをしている幾つもの花壇の中で、同じ花を植栽しも、枯れてしまう花壇がある。
それは、蛾が卵を産み付け、その幼虫が根を切ってしまうためだと、とても残念な表情だった。しかも、どんなに苦労して花壇の手入れをしても、毎日通過していく市民が関心を持ってくれていないのでは、と嘆いておられた。
そうですね、でも綺麗に咲く蓮の花も実は水面下のドロドロとした泥があっての華やかさである事を、知っている市民は必ず存在していますよ、と応答した。    (6月18日)


メルマガ♯がんばろう、日本!         №239(18.7.2)

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Index 

□ 「安倍政治」の検証を

   民主主義と公共性のバージョンアップの媒介とする議論の波を

●安倍政治の検証を民主主義のバージョンアップへ  

 ~ゆっくり、いそげ

●国会の合理化? 議論による統治? 

 平成デモクラシーの総括から、国民主権で統治機構を作りこんでいくプロセスへの転換を

●ファシスト的公共性? 閉鎖性と同質性を求めない共同性? 

 公共性のバージョンアップへ

□「囲む会」「総会」のご案内

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「安倍政治」の検証を

民主主義と公共性のバージョンアップの媒介とする議論の波を

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●安倍政治の検証を民主主義のバージョンアップへ  

 ~ゆっくり、いそげ

 7月22日まで延長されることになった通常国会。働き方改革(働かせ放題)、カジノ法案、参院定数増などの「重要」法案を可決するためとのことだが、世論調査ではいずれも「ノー」が多数を占めている。〔「働き方」改革:今国会での成立が「必要」25%、「必要ない」60%(読売5/18-20) カジノ法案:「成立させるべき」17%、「必要ない」73% 参院定数増:「成立させるべき」27%、「必要ない」49%(朝日6/16-17)〕

 「働き方」改革は前提となるデータの杜撰さが、野党の追及で再三発覚し紛糾した。参院に審議が移ってからも、「働く側のニーズ」とされていたヒアリングが12人にしか行われていないなど、制度の必要性の前提(立法事実)が崩れているにもかかわらず、成立が強行されようとしている。

 カジノ法案も、審議に約50時間を費やした介護保険法(1997)以来となる200条を超える新規立法だが、与党は18時間で衆院での審議を打ち切っている。国会の定数は与野党が協議を重ねて合意すべき事項であるはずだが、参院定数増は与党が数の力で党利党略を押し通すものだと言わざるをえない。参院選挙制度協議会の座長を務めた自民党の元参院幹事長・脇雅史氏は「恥の上塗り」と批判している(東京6/18)。

 

 国民が「必要ない」と思っている(「必要だ」と納得できるだけの議論を封じたまま)法案を、「丁寧な審議」とはほど遠いやり方で成立させることで、秋の総裁選での3選への道すじをつけたいという「首相主演の〝やってる感〟満載の安倍劇場」(自民長老) (泉宏 東洋経済オンライン6/22)。国政の私物化とは、まさにこのことだろう。

 「森友・加計」問題でも、公文書を改ざんしたと公式に認めているにもかかわらず、誰も何の刑事責任も問われず、ウソをついて新学部を開設し多額の補助金を得たと堂々と認めているにもかかわらず、誰も何の刑事責任も問われない。今通常国会で明らかにされたのは、日本社会のタガが完全に外れきった姿だ。

 問題はここからだ。「不起訴処分はおかしい」、「誰も罪に問われないのは不当だ」というのはまったく「正論」だが、そこにとどまったままでは議論―民主主義のバージョンアップのための議論―を、ミスリードしかねない。

 森友問題で関与を問われ「自分や妻が関与していたら総理大臣も議員も辞する」と答弁した安倍総理は、決裁後文書の改ざんが明らかになった後に「金銭の授受があれば」と責任の範囲を限定した。贈収賄という罪に該当しなければ責任はない、ということだ。民主主義の根幹に関わるという当事者責任は、完全にスルーされている。

 あるいはセクハラ問題で責任を問われた麻生大臣は、「セクハラ罪という罪はない」と開き直った。セクハラ罪という罪があろうとなかろうと、ことは人権、個人の尊厳にかかわる当事者責任の問題ではないのか。民主主義や人権といった普遍的価値は憲法に謳われている。その憲法に罰則が書かれていないからといって、それを守ろうとしないということでいいのか。私たちの社会がどこで底を打つのかが問われている。

 年金記録の紛失(2007)や薬害エイズ問題資料の放置(1997)などのように、わが国の公文書管理はずさんであるばかりか、終戦時に陸軍が都合の悪い資料を燃やした「伝統」を引き継いでいる。ようやく公文書管理法ができたのは2011年。制定にあたった福田元総理は、こう述べている。

 「実は法制化を進める段階ではあえて罰則をつくらないことにしたんです。あまり厳しくやりすぎると、最初からそうした文書を作らなくなってしまうことを心配した。まずは教育をしっかりすること、それが一番です」(朝日 6/9)。

 足元が底なしの状態で罰則を作っても、「記録は民主主義の原点」(同前)という公文書管理法の主旨を、どれだけ機能させられるのかという問題だ。セクハラ罪がなくても、曲りなりにも財務事務次官および財務省の責任が問われたのは、伊藤詩織さんの勇気ある訴えに始まる#MeToo運動が、日本社会の「底」を築き始めたからではないか。

 福田元総理はこうも述べている。

 「『記録を残す』とはどういうことか。新しい法律ができたとします。それはどんな社会情勢の中で、どんな議論を経てできあがったのか。国民がその時々の政治や行政を評価するためには、後々まで残る正確な記録が必要になる。それが選挙では投票行動につながり、政治家が選ばれ、政策が決まっていく。正しい情報なくして正しい民主主義は行われない。記録というのは民主主義の原点で、日々刻々と生産され続けるのです」(同前)。

 お任せ民主主義や多数決主義から民主主義をバージョンアップさせるためには、このような民主主義の原点としての記録の使いこなし方に、われわれ自身が習熟する必要があるだろう。食品に成分表示やトレーサビリティーを求めるなら、一年ごとに変わる政府の政策にもきちんとした検証を求めるべきだろう。あるいは五年たっても目標実現のメドすら立たないアベノミクスの看板政策―異次元の金融緩和について、厳しい検証を求めるべきではないか。

 「底」を築くという点では、自治の領域も重要だ。北川正恭三重県知事は就任冒頭に、「県議会議員と公務に関わる接触があった場合は公文書(情報公開対象)を必ず残す」と文書管理規則を改革した(1995)。その効果は県政の透明化とともに(議員への「忖度」から)県職員を守ることにもなり、さらには県議会の改革にもつながった。すなわち「口利き」に代表される旧来型の議員の「仕事の方法」を結果的に封じ、世代交代を促すことを伴って議会基本条例(2006)に象徴される政策型の議会へとつながったという(廣瀬克哉・法政大学教授 6/24@越谷)。

 今や食品表示のトレーサビリティーが日常のくらしで当たり前であるように、公文書や検証可能な公的な記録も民主主義に不可欠なインフラとして使いこなそう。働き方改革(働かせ放題)がここまで紛糾したのも、厚労省の資料を過労死遺族や専門家が事実とエビデンスに基づいて検証し続けてきたからこそだろう。どんな社会情勢の中、どんな議論を経てできた法律なのかが後々も検証される―その歴史の検証に耐えうるような「今」を、足元から一歩ずつ積み重ねていこう。

 

●国会の合理化? 議論による統治? 

 平成デモクラシーの総括から、国民主権で統治機構を作りこんでいくプロセスへの転換を

「安倍一強」下での国会の惨状を見れば、国会改革が急務であることには多くの同意がえられるだろう。問題はそこに、民主主義のバージョンアップにむけた論点や展望はあるのか、ということだ。

 「安倍一強」は、90年代の一連の統治機構改革の産物でもある。〝安倍政治の終わりの始まり〟とは、この90年代の統治機構改革(平成デモクラシー)の教訓と総括の上に立って、「権力を構成する」=国民主権で統治機構を作りこんでいくプロセスへと転換することにほかならない。

 「与野党の権力を巡る競争から、有権者の選択を経て、選ばれた首相に一定期間、権力を集中させる。政権選択と首相主導の組み合わせ。これが『平成デモクラシー』のガバナンスの両輪だ」(「平成デモクラシー史」清水真人 ちくま新書)

 「政権選択と首相主導という『平成デモクラシー』の両輪のバランスを揺るがすのが『安倍一強』だ。衆院任期を半分以上残した一四年の『小刻み解散』。憲法に基づく臨時国会の召集要求を逆手にとった一七年の『冒頭解散』。どちらも自公連立政権の継続以外の政権の選択肢は示されなかった。野党陣営に『政権の受け皿』を提示する責任があるのは当然だが、そもそも、衆院選を有権者による政権選択の機会にさせない思惑が先に立った解散権の行使が続く。

 首相主導の統治への権力集中はあくまで『期間限定』であり、合理的な時間軸で政権選択という権力競争が機能することが大前提だ。首相主導が強まった結果、政権選択を実質的に封じ込める狙いで解散権を行使するなら『平成デモクラシー』への過剰適応とも言える」(同前)。

 平成デモクラシーの教訓と総括に立つなら、まず「首相主導」の仕組みを政権延命のために私物化している安倍政治の検証から始めるべきだろう。小泉進次郎議員を中心とする自民党若手議員による国会改革案は、国会論戦の場を政策論議(委員会)、疑惑追及(特別委員会)、国家ビジョン(党首討論)という3レーンに分けることを提案している。しかし、今国会で明らかになった文書改ざん、隠蔽、データ偽装、官僚・大臣による虚偽答弁の数々は「疑惑」「スキャンダル」という次元の問題なのか。民主主義の根幹を揺るがす問題ではないのか。この認識が共有されない国会改革案は、言論の府である国会の合理化=政策決定の効率化にすぎないだろう。

 「モリ・カケ」でまともに国会審議ができない責任は、与党の国会運営にある。自民党筆頭副幹事長がまず取り組むべき国会改革は、政府・与党の責任を明らかにすることだろう。

 90年代の統治機構改革の議論では、政権交代可能な二大政党化、国対政治などのインフォーマルな決定過程の制度化といった統治システムの転換も、「主権者が権力を構成する」「国民主権で統治機構を作りこんでいく」という視点から論じられたとは、残念ながらいえない。「首相主導」の仕組みを政権延命のために私物化するという安倍政治は、その帰結であるともいえる。

 首相主導と政権交代を両輪とする統治システムを維持するのであれば、「主権者が権力を構成する」「国民主権で統治機構を作りこんでいく」という視点から、平成デモクラシーの教訓のうえに国会改革を考えることになる。それは国会の合理化ではなく、議論による統治をどう促進するか、ということだ。例えばこうだ。

「『国会に期待される役割』を三つあげてみました。立法機能、政府統制機能、多様な民意の反映機能です。もちろん他にもあるのですが、これらはいずれも現在のところ、大きく欠けていると言わざるを得ません。

まず立法ですが、現在は法案が提出され、議員が質問して、『○○時間たったから採決する』ということをやっているわけですが、これは立法手続きとして非常に不十分です。例えば逐条審議を行い、順番に体系的に問題点を明らかにしていくとか、あるいは委員会報告の担当議員を決めて、その議員が専門家のヒアリングをしたり官僚に事情を聞いてこの法案について報告書を出し、それで議論をするということは、日本では一切やりません。

予算も同様で、予算委員会というのは予算審議をしない、別なことをいろいろやっているというようなこともあるわけです。

二つ目の政府統制機能の中で目玉となっているのは、国政調査権です。国政調査権というのは、スキャンダルを追及するための権限ではありません。現在の証人喚問は政治的パフォーマンスとして行われますが、不祥事の調査であれば本来、その事実関係を調査した上で問題点を指摘し、必要に応じて制度改革の提案を行うなどの報告書を作成し、公表する必要がある。誰か呼びつけて吊るし上げてお終い、というようなものでは決してないわけです。

三つ目の多様な民意の反映機能ですが、これは先ほどのホワイトハウスの請願と同じで、国会の中でも多様な民意を反映する必要があるだろうと思います。これは二院制関係でいろいろな可能性があるかなと思います」(曽我部真裕・京都大学教授 469号)

 平成デモクラシーの教訓のうえで「国民主権で統治機構を作りこんでいく」ための国会改革は、政策決定の効率化や国会の合理化といった「速度による政治」や集権化に対するある種のブレーキとしての、議論による統治を促進するものであるべきだろう。

●ファシスト的公共性? 閉鎖性と同質性を求めない共同性? 

 公共性のバージョンアップへ

 安倍政治の検証を民主主義のバージョンアップへの糸口とともに、公共性のバージョンアップへとつないでいくことができるだろうか。

 佐藤・京都大学教授は、「ファシスト的公共性」という問題提起をしている。

 「公共圏とは世論ないし輿論を生み出す社会空間であると考えるなら、ハーバーマス的な市民的公共圏の理想的な枠内にとどまっているのは、私に言わせれば知的怠慢としか思えない。そこであえて、ファシスト的公共性という言葉を使って現実の世論と向き合うべきなのです。

そもそも、日本で市民的公共性と訳されているものは、ブルジョア的公共性です。これは財産と教養を入場条件とした、つまり格差を前提にした公共性なのです。格差のある公共性を市民的公共性、格差のない公共性をファシスト的公共性と定義したとして、どちらを選びますか。多くの人がファシスト的公共性の方を選ぶのではないか。その危険性を忘れてはいけません」(4―6面)。

格差社会と言われて久しい。社会調査データに基づいて①資本家(経営者、役員)、②新中間階級(被雇用者管理職、専門職、上級事務職)、③労働者、④旧中間階級(自営業)のほかに、アンダークラス(非正規労働者)をひとつの階級とみなす必要があるとの研究もある(「新・日本の階級社会」橋本健二 講談社現代新書)。現制度の内側で安泰を求める人々と、制度の外側に置き去りにされた人々へと社会を分断するのか。あるいは他者を排除しない、閉鎖性と同質性を求めない共同性へとバージョンアップできるか。

「いまあるのは、いわば『追い込まれた』私生活志向である。日々の勤めをはたし、暮らしをまもっていくだけで精一杯で、働き方や暮らしを左右する政策について熟慮したり、自らの判断を行動に移していく余力はなかなか得られない。それでも、重要な政策については人任せにしないという政治的関心が、近年、たとえばエネルギー政策や安全保障政策、あるいはまた待機児童問題などをめぐって表明されてきた。

~中略~社会統合の再建が、再び異質とされるものを排除する内向きのものに傾いていくのか。中間層が現に経験している生活条件の悪化が、ポピュリズムの政治の繰り返しを招き、不安定化を加速させていくのか。

それとも、格差の拡大に歯止めをかけ~中略~『われわれ』のまとまりを排他的につくりだすのではなく、異なった文化や価値観が多元的に共存できるような統合のあり方を築いていくのか」(「不平等を考える」齊藤純一 ちくま新書)。

 諸富徹・京都大学教授は、「新・日本の階級社会」の書評(朝日2/25)でこう述べている。

 「気になるのは、アンダークラスで平等化への要求が、排外主義と強く結びつくようになっていることだ。日本でも、イギリスのEU離脱やトランプ米大統領誕生の要因となったポピュリズムと同様の芽が現れ始めているのだろうか。

 著者は、社会分断を乗り越えていく希望はあると強調する。格差縮小を志向し、排外主義・軍国主義化に批判的な、リベラルな価値観を持った人々が階級を超えて広範に存在することも浮かび上がってきたからだ」。

 平成という時代の特徴は、多様性だろう。「一億総中流」も「一枚岩」も幻想だ。そればかりではない。外国人労働者はすでに128万人、留学生も含めて彼らなしにはもはや成り立たない社会になっている。公立学校に通う外国人の子どもは8万人にのぼる。日本国籍を持つ日本人の「見た目」も多様だ。暮らしや仕事、学校などの地域において、こうした多様性を前提にした共同性、課題を共有したところにうまれる公共性をどう創りだしていけるか。

(7/14総会および第九回大会にむけた議論として。)

(「日本再生」470号 一面より)

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総会

7月14日(土) 1000から1800

「がんばろう、日本!」国民協議会 事務所(市ヶ谷)

ゲストスピーカー 諸富徹・京都大学教授

         「人口減少時代の都市と自治」

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□第35回 戸田代表を囲む会in京都
8月23日(木) 1830から
会場 コープイン京都

会費 1000円(学生500円)

「保守化?する若者たち」

ゲストスピーカー 山田昌弘・中央大学教授

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映画「ゲッペルスと私」

https://www.sunny-film.com/a-german-life

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ナチスの宣伝相・ゲッペルスの秘書として働いていた女性(103歳)の独白。

当時のことを振り返って「何も知らなかった。私に罪はない。自分のことを考えていただけ。

職場での義務をはたしていただけ」という。

エンターテイメントの要素は一切なし。

彼女の独白の合間に当時の映像が挟まれ、見るものは「これから登場するかもしれないファシズムと

自分はどう向き合うのか」を考えさせられる。

2016年アメリカ大統領選をテレビで見た彼女は、「トランプの演説、叫び方や言葉選びが

あの(ナチスの)時代を思わせ、とても不快だった」と感想を述べたという。

今号(470号)掲載の佐藤卓己・京都大学教授インタビュー「ファシスト的公共」にも関連。

岩波ホール(東京・神保町)で8/3まで

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石津美知子
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Index 

□ 都内 集まりのご案内

□ 「がんばろう、日本!」総会のお知らせ

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松尾あきひろ君を励ます会

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昨年の総選挙、東京2区で健闘した立憲民主党・「松尾あきひろ」さんを励ます集い

7月11日(水) 1900より

文京区民センター 3階A会議室

会費 無料

蓮舫参院議員 井出康生衆院議員(予定)

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まえだ順一郎 セミナー

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東京11区、立憲民主党・前田順一郎さんのセミナー

「財務省セクハラ問題を考える」

7月18日(水) 1900より

常盤台地域センター(東武東上線上板橋駅徒歩4分)

参加費 500円

ゲストは東京新聞の望月衣塑子さん。板橋区議会議員の五十嵐やすこさんもお招きして、

みんなでこの問題を考えていきたいと思います。

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「がんばろう、日本!」総会

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7月14日(土) 1000から1800

「がんばろう、日本!」国民協議会 事務所(市ヶ谷)

ゲストスピーカー 諸富徹・京都大学教授

         「人口減少時代の都市と自治」

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