2014.1.8「チーム白川」事務局
第122回タウンミーティング報告書(2013年12月14日/白川事務所)

★ 12月議会報告:白川議員
・12月議会の冒頭から「辻議員に反省を求める決議」を巡って紛糾した。
・事の発端 国会の審議で問題になった「特定秘密保護法案の強行採決に抗議し、慎重な国会審議を求める意見書」を辻議員が議会初日の12月2日に議会運営委員会(以下運営委と略す)に提案した(意見書を提出する場合は期日指定があるが、緊急の場合はその限りではない)。この“緊急の事態”を巡って自民党・公明党は①先議(議会初日に採決する事)が必要だから緊急性が無い、②地方議会が国会に関与するのはなじまない、③国会で審議中だから見守るべきだ、と反論し、5会派は緊急性がある、自民・公明はないと言う事で、「全会一致」にならないとの理由で意見書は本会議に上程されなかった。
・辻議員のツイッター発言を巡って この運営委での自民党・公明党の発言と結論に対して辻議員はツイッターで「自民・公明の不当な反対で意見書の提案そのものを阻止された」と掲載した。この掲載に対して自民党・公明党は辻議員に訂正や謝罪を求めて代表者会議で問題視した後、辻議員がこれに応じなかった事から「辻議員に反省を求める決議」を本会議に上程した。賛成討論には自民党、公明党の2名が立ったものの、清流越谷は決議には賛成したが討論には誰一人立たなかった。反対討論は民主ネットワーク3名、新政2名、保守無所属2名、共産党1名と8名が立った。・結果は15対14で決議は可決されたが、傍聴席には最大90名近くの市民が埋め尽くし、すべての議事が終了したのは午前1時を過ぎていた。
・議員個人の政治活動に対して多数派がこれを議決して抑制するやり方こそが問題ではないか。
・関連して 大袋中学校に5人の有志議員が授業参観(事前に教育委員会に相談し2ヶ月くらいの準備を経て)をした事に対して(子供達の意見を聞くという事が)教育の中立を犯すという事で、いきなり議員会(議員全員が出席)で佐々木議員(清流越谷)が問題視した。大袋中学校を始め開かれた学校を教育委員会は目指しており、議員が授業参観に出席することも、先生や市職員立ち合いの場で、生徒と議員が意見交換をすることも何ら問題はなく、むしろ議会全体や教育常任委員会として取り組む必要がある。ことさら問題であるかのような特定議員の言動の方が、むしろ問題ではないか。

★ 子供の医療費って無料じゃなきゃダメ? :参加者による討議
● 問題提起
・ H22年に改定、改定前までは未就学児(6歳前)は入院・通院が無料、中学生は入院が無料、改定後は中学生まで通院も無料になる。問題は通院も一気に無料になり、コンビニ医療の増加で、年間5,000万円前後の無駄と病院のパンク状態の要因になっている。
・ 他市では200円or300円の負担を設けているところもあり、無料化だけが選択肢ではない。
・ 越谷市で仮に1回に付き300円の負担を設けることができれば、削減効果は2億円となり、今の財政負担のままで高校生卒業まで無料化延長が可能である。
・ これほど大きな財源が必要とされ、様々は選択肢が考えられたにもかかわらず無料化という一つの選択肢しかなされなかった議会での予算・決算の検討が必要である。
● 討議
・ 自分がどれだけ負担をすれば、どのくらいの診療が受けられるのかを見えるようにすべき。
・ 無料になればいつでも診療が受けられるという安心感はあるが、一方で子供の状況を観察するとか、隣近所の力を借りるとかは欠落していってしまう。又医者に掛からないという予防医療の観点は後退し、その分野に金が回らなくなる。
・ 300円負担となると考えるが、無料といわれればそこで思考が停止してしまう。財政の討議に市民が参加するためには、複数の選択肢を提起して市民が考えて判断する場を提供し続けていくことが不可欠である。
・ 公共的なものを行政だけが担う必要は無い。公民連携はますます必要になる。民間でもソーシャルビジネス(社会的事業)が必要となってきている。新しい公共の概念とはそういう問題ではないか。