10年1日の活動を、担う喜びと苦しみ。14時間マラソン演説会を完走して 

第10回となる14時間マラソン演説会は、5月27日小雨降るなか白川議員の地元、せんげん台東口で早朝6時にスタートし、午後8時まで開催されました。
当選以来毎年この時期に開催してきており、今回で連続10年となる恒例行事となっています。
当初は白川議員の全面的な準備と当日進行等が担われていましたが、(従って白川議員がほぼ14時間一人でマイクを握っての演説会でした)二期目の当選のころから「チーム白川」の年間行事として取り組みを深めて来ました。
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この間の継続的な開催により、白川議員の活動報告という位置づけから、今日では主権者たる議員や市民が統一的なテーマに沿ってそれぞれの立ち位置から発言・参加する様に変化して来ました。
また参加の仕方も、演説やチラシ配布だけでなく、一口メッセージや激励など、多様な参加形態を持つようになりました。

しかし、それだけに原稿のお願いや当日のスピーカーの配置、配布チラシの掲載内容の作成や精査、当日の進行、終了後のフォローと、少ないスタッフでの活動に負荷がかかってきています。(当然ですがチーム白川の年間計画では、定期総会開催を始め毎月のタウンミーィング、各種市政報告会等の企画や運営、定期会報の発行、会員の拡大と会費徴集なども日々実行しています)
この様な活動の中でも、14時間マラソン演説会は、肉体、精神両面で最も過酷なイベントになっています。
白川議員と当日行動を共にする事務局の市民は、ある種、年1回の修行の場であり、自らを試し、試される空間でもあります。

当初から「議員と市民による新たな活動の可視化」と「議会と向き合う市民運動」という目標に向かって、ひたすら演説会参加の市民が一般の市民へ越谷の現状や課題を問いかけます。
また議員は、自らの活動を通じて主権者市民の責任を問うという、市民の主体性をメインテーマとして、選択と責任を発信していく演説会となりました。(議員の参加は、白川議員の所属会派は勿論、会派や党派を超えての参加で、県会議員や県内地方議員もマイクを握っています)

今回のテーマは、「越谷がどうなっており、どうなりうるか、将来に投資する社会をもう一歩前に!」と設定し、このテーマでどこまで伝えきれるのかが、課題でした。議員や市民が語る越谷の現状は、各々表現や発信力は違っているものの、マイクを通しての呼びかけやチラシ配りの一瞬、一瞬に手渡す側と受け取る側の思いの交換と反応を感じながらの14時間でした。
今回配布されたチラシは、朝用「おはようございます。お気をつけて行ってらっしゃい」1,000部、昼用「こんにちは」400部、夜用「お帰りなさい」400部で、各々早朝6時~11時、11時~16時、16~20時と区分けされて配布されました。
早朝、激しい降雨状態の中テント張り、マイクセッティングを済ませ、白川議員の演説を皮切りにチラシの通勤客の受け取りの心配をしながらのスタートでした。

しかしチラシを受け取ってくれる人の数や、声をかけて行く人の反応が昨年より多く感じられたことは、過酷な活動を担ってきたチーム白川にとっては、何よりも勇気づけられるものでした。
時間が経つにつれて駅頭は、雨ということもありラッシュ状態となりましたが、開催側が10回の経験なら、駅利用の市民も見慣れた風景なのかもしれません。
足早にホームに駆け込むサラリーマンは、横目で演題や横断幕に視線を送り、白川議員の毎日の朝街宣が重なり激励の声をかけていく中年のサラリーマンの姿も多く、手にはチラシが握られているのです。
こんな風景が展開されていることを目にすることで、マイクを通して市民が市民に語りかける意味を体感しながら、完走を誓ってひたすら走り続けました。

ただ、14時間マラソン演説会に限らず、ますます活動の領域の広がりと市民との関係性の更新が連続的に迫られているため、どうしても事務局の対応が追いつかない状況ともなっています。
それは、越谷における主権者運動の今日的な難しさと、お任せ体質にどっぷりと浸かった市民意識との競合の過程が、ある段階に進んで可視化されています。
多くのバッチ・非バッチが定着しつつあることも確かであり、「何もできませんが」と言って1万円のカンパをする市民や、お菓子や手づくりサンドイッチ、健康ドリンク、のど飴等々多彩な差し入れなど、参加意識の共有化も少しづつ前進しています。

今回の14時間マラソンを完走できたことは、10年に及ぶ日常的、継続的活動の成果であり、持続的な主権者運動を目指してきたからにほかなりません。
しかし、同時に最低限のテーマをクリヤーしたものの、縦横、重層の関係づくりという点からは「越谷ユウレイ」を抱きかかえたままの完走は、まさに結果オーライであり「できた事、できなかった事」「すべきこと、すべきでないこと」等の点検・検証作業こそ、今後の必須の作業であり、更なる障壁への挑戦を続けます。

チーム白川