平成26年4月25日「チーム白川」事務局
第124回タウンミーティング出張版 報告書
  「菊地貴光と白川秀嗣のジョイントミーティング」

■ 日時 平成14年4月1日(土) 19時~21時
■ 場所 桜井地区センター「あすぱる」2階学習室A・B
■ テーマ 3月議会報告
~これでいいのか越谷市議会? みんなで参加して決める住民自治~
タウン124-1
●3月議会報告-①:菊地議員
1. 平成26度一般会計予算:862億円
・賛成:21、反対:9(白川、菊地含む)⇒可決
・特別会計636億円、病院事業会計120億円を加えた
予算総額:1,618億円(対前年度+3.4%)は、史上
最高額の予算となった。
・市長は施政方針で、持続可能な財政運営への対応と
 コスト意識を重視し、財源の有効活用に重点を置く
 との事であったが、史上最大の予算編成と歳入減少・市政方針との間に違和感があることは否定できない。
2.敬老祝金条例の一部改正:77才の祝金(2万円)を廃止する
・賛成:17(白川、菊地含む)、反対:13 ⇒ 可決。
・市長が初めて市民の受益政策にメスを入れる提案を行ったもので、カットした理由は、77才は日本人の平均寿命よりも若く、対象者が年々増加してからである。
・市長から受益者への事前説明が不充分であった点を改善し、今後「何かを諦める」という負の理解に対して、受益と負担の関係を明らかにして、合意形成を図る必要がある。
3.中核市移行の申し出
・賛成:24、反対:6(白川、菊地含む)⇒可決
・越谷市が中核市に移行することにより、これまで県が行って来た市民サービスを越谷市が行うことは、住民自治の観点から好ましい。しかし、市長が中核市への移行に際し「ディメリットはない」として、増員される職員80名の人件費約7億円の負担、保健所建設費(13億円)・第3庁舎建設費(18億円)の問題に関して市民との合意形成を行おうとしない対応に問題がある。

● 3月議会報告―②:白川議員
1. 越谷市の借金はどうなっているか
・現時点で越谷市の累積債務は1,619億円となり、年間予算に匹敵する金額である。
 【内訳】一般会計:690億円、特別会計:482億円、病院事業会計:46億円、土地開発公社:185億円、債務負担行為:216億円
2. 「辻浩司議員に反省を求める議決」について撤回を求める件
・賛成:14(白川、菊地含む)、反対:15⇒不採択
・昨年12月議会で可決された「辻議員への反省を求める決議」の撤回を求める市民請願が、3,728名の署名を集めて行われたが、賛成少数で否決された。
・議員の議会外での意見表明に対して、議会の多数派の権力を持って封じ込めることは、民主主義を遵守する上で避けなければならない行為である。

3. 佐々木議員に対する懲罰動議
・賛成:13(白川、菊地含む)、反対:16⇒否決
・3月議会で市長からの「敬老祝金の削減」議案の本会議での質疑の際、佐々木議員が特定の女性議員の名前を名指しし、年齢を引き合いに出したことに対し、女性議員は撤回を求めたが拒否されたため、「議員は無礼な言葉を使用し、他人の私生活にわたる言論をしてはならない」という地方自治法に抵触し、「セクハラ行為に値する」として陳謝を求めた。
・社会問題となっている「セクハラ」「いじめ」は、当事者相互間の人間関係が関連しており今回は「被害」と感じる構図になっている。個人間の問題としてだけではなく、日本社会の構造的な問題として考えていくべきである。
タウン124-2
● 質疑応答 
・受益と負担の特徴的な論議として、バス路線の費用問題では「料金の300円は高い」と市の補助を促す意見が出されたことから、全費用の利用者負担と市税投入の観点から路線バス利用者だけでなく、多様な人の参加した場で議論して決めていくべきではないかという方向が出された。また、運行全般に該当地区市民の意見が生かされるべきであるという決定過程への市民参加を求める意見が出された。
・中核市移行の受益者側のメリットを、明確に示してほしいとの意見が出され、市が出しているパンフレットだけでは市民との合意形成を図る上で限界があることが明らかになった。
・同時に、現状の窓口職員の対応に批判が集中し、中核市に移行した時に、今以上の業務を果たして担えるのかという意見が出された。しかし、その問題解決の一歩として、直接電話で問い合わせることや、行政職員と同じ場所で相互に意見を戦わせてはどうかとなった時に、市民が積極的に対応しようという機運は薄かった。
・3月議会で問題となったツイッター・セクハラ事件の喧々諤々の議論が、民主主義のあり方を問うものであるということをまだ私たち市民が十分理解できていない状況である。
● まとめ
・桜井地区で初めてのコラボ・出前ミーティングで、30名近くの市民が参加した。ゲスト議員の支持者と共に、一般市民の参加や他地区の議員が参加し、「多様な意見の交換が市民の民主主義観の醸成を促す」ことに一歩踏み出したミーティングであった。
・「財源が足りない」という共通認識が市民に浸透し始めて来た感が強い。その段階での税金の使い道を「受益と負担」のバランスからどう考えるかという方向の論議になった。
以上