平成20年8月6日 
「(仮称)チーム白川」 事務局

◎ 今回のタウンミーティングは所謂「ねじれ国会」から丁度1年。そして越谷6月定例市議会で昨年の4月の市議会選挙から議会も一巡したこともあって、白川議員から全体の概況及びこの1年間の報告で始まりました。
◎ 引き続き「1年生議員、大いに語る」というテーマで、武藤智議員(新政クラブ)をゲストスピーカーに迎えてのお話と質疑・応答は大変新鮮でした。

★  全体の概況から:白川議員
* 洞爺湖サミット終了=サミットの評価
・ 今回のサミットの最大のテーマは 環境問題・地球温暖化対策であり、前段で福田首相は議長国の威信をかけて2050年までに、CO2の削減目標を80%にすると述べたが、50年後の目標達成までの工程や検証や責任性は明確にされなかった。
・ 産業革命以降の大量生産、大量消費、大量廃棄の時代からポスト工業化社会、低炭素社会に転換していくことが国際的に求められているが、G8の先進国だけでは対応できず、次に続くブラジル・インド・中国等を含めそれぞれの国益を射程に入れながら、より高い次元でのパブリックの利益を提起しなければまとまらない、段階に入った。
* 官僚制度の劣化と政治の役割
・ 依然として官僚の不祥事がつづいており、後期高齢者医療制度における保険制度の不統一、年金加入者の照合の遅滞と不手際、独立行政法人への天下り、大分県の教育委員会問題など官僚組織の劣化に歯止めがかからない状況に、政治が果たすべき役割を果たしていない状況が続いている。
・ 「税金の無駄使い」「官僚の不祥事」をさせないことに誰も反対しないであろうし、改革派の首長は徹底した行政改革で実績を上げている。同時に天下りや官僚の不祥事、無駄使いがなくなったからといって、脱炭素社会・ポスト工業化社会などの歴史的・世界的規模の枠組み転換の中での社会ビジョンや、役割が見えてくるでしょうか?
* 「何をあきらめるのか」税金の使い方をどちらで選ぶのか
・ 支出の削減に取組んできた改革派首長は、次のマニフェストには「何をあきらめるのか」を書くと述べている。
・ 「何をあきらめるか」「必要なものでも優先順位をつけて選ぶ」という自分達の社会を維持するために何が必要で、その負担をどう分かち合うか、それを決めるのは政府や官僚ではなく主権者である。
* 第2回桜井地区市政懇談会(7月2日) 位置づけと今後のあり方
・ 超党派の議員6人が参加。内容は、6月の定例議会の報告会。議決した責任があるので、超党派で報告会をやっている。又、そのために事前に役所との勉強会もやって報告会に臨んでいる。
・ 市役所との事前勉強会については、市役所では前例がなく戸惑いの意見も出ているが、議会としては議決した責任を果たすために必要な準備作業であり、そのための勉強会である。
・ 質問も「議案に対する考え方の違いや、賛否について議員がどのように対応したのかとか、少し裏話も話してもらいたい」というふうになってきた。議決したことの各議員がどの様に対応したのか、報告して欲しいと第2回目から変わり始めた。
* 越谷市議会北部バス路線研究会の位置づけの変化
・ 文字通り、越谷の北部地域の新たなバス路線(千間台⇔市民病院)実現のためワーキング調査チーム(代表 武藤智議員)として活動しているが、イオンの事業者・民間バス会社との討議を経るなか、地域、東京、団体や市民などあらゆる人々の有機的な連帯をマネジメントしていく町つくりへと課題がはっきりしてきたので、任意団体から正式に議会の委員会で立ち上げた方が言いと言う意見もあるが、全体化していくため「北部」の名称をはずし改めて全体の課題にしていく方向となっている。
★ 「一年生議員、大いに語る」 ゲストスピーカー 武藤智議員
・プロフィール
昭和39年地元大竹(生)、春日部共栄高校、日本体育大大学卒、春日部共栄高校教員を経て、現在 大袋幼稚園経営に携わる。昨年の市議選に大竹から立候補、2972票獲得 14位当選。
* なぜ出馬したのか 
・ 地元大袋の区画整理事業の中で、地元から市議会議員を出したいという要望を受けた。議員になることは全く考えていなかったので断り続けたが、地元の強い要請があり昨年の1月に出馬を決意した。
* 議会改革から始まった最初の議会
・ 3会派から誘いがあった中で新政クラブを選んだ。最初の5月議会は正副議長選挙、その後に各委員長の選出があり、翌朝6時半までかかったが、全く理解できない世界であった。
・ 議案に対する一定の理解度がなければ、採決で手を挙げることは難しい。
* 一般質問から見えてきたもの
・ 区画整理について質問したが、市長答弁はあれで良いのかと思う。
・ 全体の一般質問全般の感想は、単なる要求だったり、市長擁護の質問が多かった様に思う。討議の題材を引き出せるような質問をしていくことが今後の課題。
* 選挙時と選挙後における後援会との関わり方の変化 
・ 後援会とのかかわりは、所謂しろうと集団に近い後援会ではあるが、こちらから何かを提案して動くというより、後援会で決めたみこしに乗っているという感じである。
・ 陳情議員にはなりたくないと思っている。
* 質疑応答から
・ 議員になっての一番のギャッブは何をするにしても人の目を意識するということが多い。議会改革が進行中でバス路線研究会等、町作りそのものにいかに取り組んでいくのかとして、会派や議会での討議を受け止めている。選挙の時には、『一票入れます』といっておきながら実際はそうでない現実を目の当たりにして人間不信に陥ったこともあった。後援会との関係も「自分はこうやりたい」・「果たして後援会が納得するか」の現実をどう突破していくかが今後の課題でもある。
・ 区画整理事業を公約にしたため、建設委員会に所属しているが、教育問題をライフワークと考えている。具体的には、小学校における体育授業の充実が必要であり、親とのコミュニケーションの時間を取ることが必要と考えている。

★ 自治基本条例審議会の報告が、審議員よりなされました。3つの部会報告はほぼ7月で終了し、8月の懇談会から9月の地域ごとの骨子⇒ 地区への説明会へと入っていくなど日程的には急ピッチにすすんでいるが 、それに伴う議論の煮詰まりを伴うことが課題として出される。
★ 6月28日・29日の草加市での「事業仕分け作業」の傍聴報告(傍聴者は約100人)がありました。
 対象は40の事務事業について市職員から事業内容説明の後、他市の自治体職員・議員・草加市民等で構成される「仕分けチーム」からの質問・意見に対し回答・討議が行われ、その結果、事業継続の必要性、妥当性を判断するものです。傍聴者から事業内容とお金のかけ方や効果がよくわかるようになったとの感想が述べられました。

次回タウンミーティングは  
8月30日(土) 午後2:00
白川ひでつぐ 事務所で行います。ふるってご参加ください。