「チーム白川」 事務局

今回のタウンミーティングは①「12月議会に向けた事前議案討議―白川議員」と②11月16日千葉我孫子で開催された「『市民が動いた!議会が変わった』―千葉地域議会フォーラムinあびこ」で白川議員とともに基調報告「議会と向き合う市民活動」を行った主権者市民からの報告 を軸に開催されました。(千葉フォーラムの主催者で、「がんばろう、日本!」の同人会員・久野晋作市議も参加されました)

★ 12月議会に向けた事前協議討議 ― 白川議員
1)人事議案 
・監査委員の選任についての議案について
【問題点】 議会とは別の、市民の税金の使い方をチェックする機関が本来の監査委員会。ここに市長に最も近い所にいた歴代の秘書室長を配置することで本来の目的に支障が起こらないか。
2)一般議案
・個人住民税における寄付金制度の見直しについて(いわゆる寄付=税額控除の問題)
総務省のモデルケースで10万寄付⇒ 約2万7千円の控除がある。
・越谷しらこばと基金条例の一部改正について
これまでは利子(145百万円)で運用してきたが、改正後は「原資に手をつけます」、「その代わりどこに使うかの指定ができます」に変わる。
【問題点】 行政側が地域のために寄付を求める「寄付条例」が必要であるが、9月議会で実現する様質問したが、市長の答弁は後ろ向きの答弁だった。今日、全て税金でまかなう事が出来なくなっており、市民に財政に関する当事者意識や責任感が生まれるようにすべきなのだが、改正後の寄付金の使い道を決定するところに市民が参加する構造になっていない。ここが大きな問題点。
3)一般質問(16名  新政クラブからは松島、武藤、菊池の若手3議員)
・ 武藤議員 西大袋地区の開発について 放置自転車の問題について
・ 菊池議員 新型インフルエンザの対策について 市内の小中学校の学習内容について
【まとめ】 来年の自治基本条例制定・市長選を「何がどう変わろうとしているのか、右肩上がりの時とどうちがうのか、今後税金の集め方と使い方をどのように変えるのか」という観点で、「市民が動く、議会が変わる、市政を拓く」という運動を進めていく必要がある。その前提として、“何かをあきらめる”決断が出来なければ子供達の未来は拓けない。

★ 「地方分権、議会改革を進める市民の取組み」:11月16日「フォーラムinあびこ」で、基調報告された 西川さんからの報告
・ 市民運動へのかかわり 大袋西口地域での区画整理事業が住民の合意形成なしで進められた事に対して、住民参加を要請する運動が起こった。その運動は①地域の利益代表として「当該地域から議員を生み出し」、②住民参加・情報公開システムの枠を作り、③市民の訴えに顔が向かない市長を交代させる=市長と議員を変えるしかないという結論に立ち至った。
・ 市民運動の成果と課題 二元代表制の一方(市長)を変えた。保守系の市長(島村氏)5期20年に対して、多選批判を軸に候補者探しを行い現在の板川市長を擁立(共産党との候補者一本化を含め)、当選を果たした。これで越谷市が変わると思ったが、選挙公約は実行されないまま、3期目に入っている。反省点は、首長の首は変えたが、選挙結果に白紙委任したこと(何を変えようとしていたのかが明確に語られていなかったため、点検・検証できなかったこと)の“つけ”が今回ってきている。
・ 議会と向き合う市民運動 来年市長選があるが個人の怒りや地域の利益追求を軸にした選挙を終わりにしていかなければならない。2000億円の借金を背負った越谷市をどう変えていくのか、これが軸にならなければならない。昨年の市議選で3つの統一政策を掲げて戦い、15名の当選を果たした「調査議連」の存在は大きい。昨年の6月議会での「副市長2人⇒1人」の議員条例提案の否決から、8月の市民集会を経て10月「街づくりを語る会」が設立され、「副市長2人⇒1人制について、もう一度議会で討議をすべきである」という請願署名活動は4ヶ月で7000名を集め、委員会・本会義で採択された。機能する議会のありようを求めた市民運動は、従来の地域要望の枠を超えて、議会の決定過程に参加し、議会と向き合う市民運動となった。一方で、「調査議連」の中における議員の温度差があり、主権者が「調査議連」に過分な期待をするのはないものねだりである。
・「チーム白川」の立ち上げ 選挙後に後援会を解散し、自立した主権者運動を目指して「チーム白川」を準備してきた。旧来の後援会活動との違いは、議員を一方向から支援するというのではなく、議員を点検・検証することにより相互の緊張関係を持つことにある。議会側からみた「フォローアーとしてどうあって欲しいのか」の議論はまだ出されていないが、選挙のない時期このことを訓練していく必要がある。今日のタウンミーティングでも以下の5点を考えながら討議していただきたい。
①来年の市長選に主権者として望むことは何か、②議員は市長選にどうかかわるのか、③どのような市長を望むか、④越谷市が長期的に取り組まなければならないことは何か、⑤越谷市がすぐ取り組まなければならないことは何か。
市長・議員には 選挙の際は何が争点であるのかを常に問い、掲げた公約・政策の検証=この政策はどうなりましたか を問うていくことが主権者の活動である。

★ 質疑・応答・まとめ
Q 監査委員の人事は慣例とは言え、あまりといえばあまりでないか。新政クラブとしてはどのような対応を考えているのか。また、市長秘書室の天下り先になっているのではないか。
A 人事案件は基本問題の整理をした上で各議員の判断に任せられている。人事は市長の専任事項であり、市長が選んだ人を扱いたくないという空気がこれまで議会にあった。しかし変化に対応できる人事が必要。
(我孫子の久野市議より、我孫子市の例を示される。監査委員は2名で常勤ではない等)
Q 6月議会の質問で、小中学校の耐震化の際の情報公開が言われていたが、その後はどうなっているのか。
A 今日のタウンミーティングで資料として配布した「越谷市の耐震化について」(1.本市における基本的な考え方、 2.本市における耐震化の進捗状況、 3.概算事業費=こちらの要請によりようやく行政が出してきたもの、どの棟が危ないのかは一目瞭然でわかる資料)にもとづいて、現在プロジェクトチームを作っているので近いうちに報告する。
【白川議員まとめ】
激動の年として明けた08年。リーマンの破綻から100年に一度の世界的恐慌になって行く激動の年だった。ここまで激動化すると見た人は少ない。
グローバル化がもたらした格差は小泉政権の時に顕在化し、格差がよく見えるようになってきた。問題はその格差がはっきりした時に、自分の役割が見えた人と見えない人が出てくる(8割の人は自分の役割がないように見える)。そこで自暴自棄になったり、へたり込んだり、不必要な不協和音も起こってくる。そのことはどの組織にも起こってくる。立ち上がりつつある「チーム白川」にしてもそうであり、その現実から出発していかなければならない。先ほど西川さんも言っていたが、来年の市長選も個人の怒りや地元の利益を軸にした組織選ではなくなっている。越谷をどのように変えていくか、そのための討議や合意形成の場をしっかり作って来年に臨んでいきたい思っている。

★ 「チーム白川」結成総会     越谷サンシティ第4会議室
12月13日(土) PM2:00より
    懇親会    PM4:00より (サンシティ内 香港亭にて)
    
★ 第64回タウンミーティング   白川事務所にて
12月20日(土) PM2:00より
   
    皆様方お誘いの上 ふるってご参加ください。