2013/4/20日(土)午後2時から午後4時 いちご工房木村屋開催 2013.4.25「チーム白川」事務局
第115回タウンミーティング報告書
テーマ 越谷でなぜ苺を始めたのか:木村さん
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自身で退職後に農業を営みたいと考え、いろいろと模索した結果、東武線沿線化にイチゴ農園はなかったが、トライしてみるべきだと思い、自分で調べて、いろいろな所に学びに行った。ハウスの建築などによる多額の費用もかかったが、これからの産業として可能性を感じている。
盛んな他市に比べると、越谷市の農家はバイタリティーが低く感じられる。6次産業化や新しい農園の経営に対して意欲的な人のポテンシャルは非常に高くもっと学んでいくべきである。
越谷市で観光農園部会が創立し、私が会長を務めさせていただいています。今後は観光農園が全体的に活性化するように取り組んでいきたいと思います。
増森にある越谷市農業技術センターの「越谷いちご観光農園」では、都市型農業経営者育成支援事業という農業の担い手育成と、観光農業の振興をねらいとした研修事業を行っていて、その、新規就農を目指す研修生の一人が家で一緒に仕事をしており、将来の独立を目指してノウハウを学んでいます。
今後、越谷市でイチゴ団地をつくる計画があり、新しい担い手として、中核を担える人材になってもらいたいと考えています。

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【質疑応答】
Q:どれくらいの利益が出るものなのか。
A:イチゴの苗1株1000円前後で、人によっては2000円稼ぐ方もいるが、投資に多額の費用が掛かるし、夫婦で食べていくのがやっとなのが現状である。農協に収めて販売ルートになるだけでは単価があまりにも安く、有名なブランドを持つ栃木の農家でも経営が困難で、ブランド化した品種や商品があればいいというような、高付加価値化、販売拡大ではうまくはいかない。中途半端な気持ちでは続けていく事は難しく、やめていく方が多い。担い手不足は深刻な課題です。
Q:他との差別化は。
A:ほかの農園のように甘くすることにこだわるのではなく、本来の品種の特性を活かした栽培方法をとっており、食べてみて驚く人もいる。
Q:若い人は食べていかれなくては農業に参入しないのでは。
A:自身の農園単体で見ているばかりではなく、他の農園との時期的な人材の共有化を図り、1年間を通してトータルでより良い農業を目指していく事が大変重要です。実際にブドウ農家へ一定の時期は働きに出向く取り組みをしています。

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テーマ 地域との係わり方や参加型のまちづくり:白川議員 
今年度予算も史上最高額を三年連続で更新しており、歳出と歳入のバランスがワニの口のように年々開いて行っている。現状では、下からつみあがる市民からの要望に予算をつけていく形であり、要望を抑制していかない限りは閉じていく事は難しい。その中で新規事業の第三庁舎建設費3.5億円が計上されており、建設完了までに20億円もの費用が掛かることが見込まれている。本庁舎立替を後にしている事も踏まえ、私たちも考えていかなくてはならないのではないか。
農業経営は大変厳しい事は事実だが、少なからず雇用を生み出すまでになってきている事も事実であり、大きな会社を誘致したり、作ったりする事での雇用の創出に期待するのではなく、自分達で自分達の仕事を生み出していく事が大変重要である。
今回農園でのイチゴ狩りだけでなく、苗の手入に参加させてもらいました。このようなお手伝いこそ、グランドゴルフ参加者のような、元気で地域のお役にたてる人材が最適ではないか。その中で、みんなで自分達のまちづくりに参加していく事で、新しい豊かさが生まれ、地域や越谷を変えることになるのではないか。

PDFファイル⇒第115回タウンミーティング報告