メルマガ♯がんばろう、日本!         号外(17.2.11)

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「がんばろう、日本!」国民協議会

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Index 

□ご案内 イベント「憲法について議論しよう」

 

□囲む会のご案内  「凡庸の善で考え続けるために」

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憲法について議論しよう

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「日本再生」でインタビューに登場していただいた、曽我部先生(京都大学)

宍戸先生(東京大学)が登壇されます。

2017年2月20日(月)
 17:00~憲法について議論しよう!対談イベント、質疑応答
 19:00~意見交換会(懇親会)

曽我部真裕 京都大学大学院法学研究科 教授
宍戸常寿  東京大学大学院法学政治学研究科 教授
清水真人  日本経済新聞社 編集委員
別所直哉  ヤフー株式会社 執行役員(政策企画等管掌)

ヤフー株式会社本社 17階コワーキングスペースLODGE
〒102-8282
東京都千代田区紀尾井町1-3
東京ガーデンテラス紀尾井町 紀尾井タワー

くわしくは

http://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/0176iyynwv43.html#detail

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東京・戸田代表を囲む会【会員限定】

「がんばろう、日本!」国民協議会事務所(市ヶ谷)

 同人1000円/購読会員2000円

◆第171回
「TICAD Ⅵと日本のアフリカ政策」

2月13日(月) 午後6時45分から
ゲストスピーカー 坂井真紀子・東京外国語大学准教授

◆第172回
「どうなる トランプのアメリカと中国」

2月18日(土) 午後4時から
ゲストスピーカー 朱建榮・東洋学園大学教授

 
■第八回大会 第四回総会

3月20日(月・祝) 午前10時から午後6時

「がんばろう、日本!」国民協議会 事務所(市ヶ谷)

*今年は、立憲民主主義の歴史的な分岐点(新しいステージに進むか、
後退を強いられるか)となるような、重要な内外の選挙が予定されています。
トランプ政権の誕生につづく、フランス大統領選挙、ドイツ議会選挙
国内でも「ミニ統一地方選」といわれるような、各地の選挙が予定されており
7月の東京都議選以降は、ブラフも含めて「解散風」が吹くと予想されます。
こうしたなかで浮き足立たず、よりいっそう自治に軸足を置いて
フォロワーシップの集積・転換から、事態に向き合っていくための諸問題を
共有したいと思います。
民主主義がファシズムに転じた20世紀の教訓は、
21世紀のフォロワーシップの集積をめぐって決着をつけること、
そこから次世代に引き継ぐべき、立憲民主主義の新たな地平を創りだすべく。


石津美知子
「がんばろう、日本!」国民協議会

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PDFファイル⇒17年1月天秤棒駅頭15

今年も正月3日間の街宣活動からスタート
例年通り、正月三が日(元旦、2日、3日)の越谷市内一円での、街頭市政報告会を実施した。今年もチーム白川の会員も元旦から行動を共にした。昨日は5人もの参加となり市政レポートの配布やマイクを順番に担当した。
また、別途街宣をしていた私と同じ会派(自治みらい)所属の菊地貴光議員にも急きょ参加して頂いた。ただ、市民から年々正月の華やかが失われて行く。女性の晴れ着姿や福袋を持っている市民が極端に少ない。
振袖姿の女性を唯一見かけたが、駅前のパチンコ店の呼び込みの従業員だった。それは仕事でのスタイルだったのだろうが、笑顔で対応して頂いた事で、束の間の小さな正月気分に浸れた。
               (1月4日)

まばらな人通りでも、関心のある市民が
今朝の駅立ちは、せんげん台駅西口で、午前5時30分から開始したが、昨日とはうって変って強風と寒波に震え上がる。
直ぐに60代後半の男性から正月2日にせんげん台のスーパー・イオン前で街宣をしてましたね、と話しかけられた。
その日は人通りが少なく演説をしていても聞く市民は、当然少なかった。
それでも、やはり聞いて頂いている市民がいる事に、寒さへのホッカイロになった。
また午前7時前には50代の女性から温かな缶コーヒーを頂いた。いつ買って来られたのか分からなかったが、新年の挨拶とともに寒さへの防寒対策に。
更に新年のためか多くの馴染みの市民から、風邪をひかないように気を付けて、と励ましが。
   (1月7日)

うるせぃんだよー、と吐き捨てる背中に見えたもの
昨日の駅立ちは、午前5時30分から3時間、午後7時から午前0時までの5時間の合計8時間の長丁場となった。
それぞれ、せんげん台駅東口と西口で実施した。
特に夜の駅立ちに様々な市民の反応が。
午後10時過ぎ、階段から降りて来た団塊の男性が私に、「うるせぃんだよー」と吐き捨てる。またまた、例のごとくの対応。
「大変夜遅くまでお仕事、お疲れ様です。冷え込んでいますので、気をつけて帰って下さい」との、私の話しが何故うるさいのか?
直ぐに後を追いかけ、背中越しに近距離からちょっとあなた、あなたですよ、と何回も呼び掛けるが、足速に振り向きもせず逃げる様に去って行った。まともに話しをしようとしない。
その背中に、小心と卑屈さにねじ曲がった精神と人生が透けて見えた。憂さ晴らしなのか。
こんな嫌な空気感の中、馴染みの佐賀銀行の行員の方が階段を下りて来られた。
すぐに、1000円札を出して今日はカンパ箱はないのですか、と尋ねられた。
朝の駅立ちの時には、定期的に1000円のカンパをして頂いている。ただ、朝の街宣時には、演壇の机の上にカンパ箱を常設しているのだが、夜は演壇や幟その物を設置していない。
せんげん台地区には、佐賀銀行の社宅があり、私の父が佐賀銀行の行員だったこともあり、20年近く、親しくして頂いている。
午後11時頃、馴染みの40代の越谷生まれのサラリーマンが、20年近く私を見て来たが、顔の見える関係にしか信頼は生まれない、と会話が弾んだ。
また、高齢女性が階段を少し足を引きずりながらゆっくり降りて来て、笑顔であいさつされた。
しかし、暫くしてまたエレベーターを昇っていかれて、再度下りて来られた。そしてペットボトルとチョコレートの差し入れを頂いた。
午前0時過ぎ、春日部市から車でせんげん台駅に来て都内に通勤している女性から話し掛けられた。日本の古武道を練習しており、有段者で居合に取り組んでいるが、なかなか上達しない、とのこと。10年以上も前から支持している、との事だったが初めて話をすることが出来た。夜の駅立ちには気持ちが暗くなることも多々あるが、同時に救われることも多々ある。
見上げた月が静かに光っていた。(1月7日)
   
越谷市の敬老祝い金は、すでに廃止されているのだが
昨朝の駅立ちは、大袋駅東口で午前6時から開始。午前7時前に共産党の街宣活動と重なったが、何時もの様に譲ってそのまま実施して頂いた。
午前7時30分過ぎに通勤している馴染みの男性から、88歳の敬老祝い金は越谷市から贈呈されるのか、廃止されたとも聞くが、医者から申告を進められたのだが、とのお話。
廃止は77歳時での祝い金の事で、88歳には贈呈されるはずだが、よく調べてご返事します、と答えた。
88歳で3万円、99歳で5万円、100歳で7万円の規定になっている。嘗て77歳の敬老祝い金廃止を巡り議会では賛否が別れたが廃止を決定。私は賛成したが、廃止の議案を提案する前には、一切市民への説明をしなかった市長の姿勢に大きな問題を残した。説明すれば混乱するという言う稚拙な理由で。
(1月11日)

あまりの寒さにホッカイロの効果がない
今朝の駅立ちは、北越谷駅東口で午前6時前から開始。気温マイナス4度の冷凍庫状態。終了の午前8時30分までに、手足のしびれと共に、頭がキーンとして少し痛い感じ。
持参したホッカイロはあまり効果がない。
すると、午前7時頃馴染みの50代の女性から熱いペットボトルの差し入れが。これを、ポケットに入れて暖まって下さい、と付け加えて改札に向かわれた。
駅立ち終了後通常は自宅で朝食をとるが、あまりの体の冷え込みに、最寄りのデニーズに向かった。運ばれて来たコーヒーの器を両手で押さえて両ほほにあて暖をとる。顔に血の気が戻るような感じ。店内には、街頭活動を終えた公明党市議3名がコーヒーを飲んでおられた。
          (1月16日)

缶コヒーヒーを歩道に置きっぱなし
今朝の駅立ちは、越谷駅東口で、何時も様に到着して駅周辺の吸殻やゴミの清掃の後、午前6時から開始。まだ辺りは暗く寒さも身にしみる。
午前7時前20代の男性が自分のタバコの吸殻を、飲み干した缶コーヒーの中に入れて、そのまま歩道に置いて、注意する間もなくすたすたと立ち去って行った。
マナーなど微塵もない。身勝手そのものに朝から気分が悪くなった。しかし、その後馴染みのサラリーマンから今回もペットボトルを差し入れて頂いた。毎回同じ様にして貰っている。
更に50代の女性からも缶コーヒーを頂いた。
ベンチウォーマーの左右のポケットにいれたが、市民の気持ちの暖かさも詰まった。
精神的にも、物理的にも気持ちが前向きになった。終了の午前8時30分過ぎに、がんばろう越谷主催のグラウンドゴルフ大会の関係者の高齢女性に会った。仲間の皆さんと午前9時、越谷駅をスタートのウーキングに参加する、との事。私にこんな朝早くから活動しているのですね、と感心しきりに救われた。(1月17日)


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Index 

□問われているのは、われわれなんじゃないか

立憲民主主義のフォロワーシップの集積が試されている

~トランプのアメリカが問うもの

 ●トランプのアメリカが問うもの 中国が自由貿易を擁護し、アメリカが壁を築く

 ●課題の普遍性にどう向き合うか 課題先進国か衰退途上国か

 ●問われているのは、われわれなんじゃないか~質のよい悪口か、情動的な多数の暴走か

 ●立憲民主主義を支えるフォロワーの厚みと多様性 その主戦場は、くらしと自治の現場

□「囲む会」のご案内 

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問われているのは、われわれなんじゃないか

立憲民主主義のフォロワーシップの集積が試されている

~トランプのアメリカが問うもの

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【トランプのアメリカが問うもの 

 中国が自由貿易を擁護し、アメリカが壁を築く】

 トランプ第45代アメリカ大統領は就任直後から、TPPからの離脱、オバマケアの見直し、メキシコ国境の壁建設などの大統領令を連発し、「アメリカ第一」の姿勢を鮮明にしている。普遍的な価値を掲げて国際的な公共財を提供するという「責任ある大国」から、「理念なきアメリカ、自分のことしか考えないアメリカ」(西谷修「アメリカのない世界」 世界1月号)へのハードランディングが始まった。

 皮肉なことに、トランプのアメリカが国境に壁を築き、保護貿易へ舵を切ろうと宣言しているときに、中国の習近平国家主席は初めて出席したダボス会議で、自由貿易や世界経済秩序の最大の支持者としての存在感を見せつけた。政治リスク専門のコンサルティング会社、ユーラシア・グループのイアン・ブレマー社長は「世界の自由貿易のリーダーが中国とは、資本主義はピンチだ」とツイッターに投稿した。

 トランプ政権は温暖化対策に関しても明らかに後ろ向きだ。パリ協定からの離脱は規約上難しいだろうが、おそらく協定は不履行となり、オバマ政権下の環境規制は大幅に緩和されるだろう。その一方で、深刻な大気汚染問題が政権基盤にも影響を及ぼしかねない中国が、温暖化対策のリーダーに押し出される可能性もある。

 「中国は大気汚染が深刻で、これを解決しなければ、共産党統治の正当性が持たなくなってしまう。つまり大気汚染問題を解決することと、温暖化対策をセットで進めざるを得ない状況にあるわけです。ここはアメリカと大きく違うところかもしれません。今中国は十数都市で、排出量取引制度を実験的に実施しています。最終的には全国レベルの排出量取引制度を入れる計画で、ひょっとすると、中国がアメリカよりも先に行くかもしれないですね」(諸富徹・京都大学教授 2―5面)

 自由貿易や温暖化対策といった多国間の協調による枠組みに、中国が積極的に関わり、アメリカは背を向ける―そんな「前代未聞」の時代が始まりつつある。

 トランプのアメリカが問うのは国の生き方であり、われわれがどんな社会を次世代に引き継ぐのかということだ。

 「理念なきアメリカ、自分のことしか考えないアメリカという像は人をうろたえさせるかもしれませんが、その発想を持たなければ、世界はもはや未来をイメージできない。『日本の対米自立』と意気込む人もいるのでしょうが、右であれ左であれ、アメリカ的秩序に寄りかからずに自分の国はどうしていくのか、本格的に考えなければいけない時がきているということです」(西谷 前掲)。

 「トランプ氏の米国第一主義を理解し尊重する」と言いながら「TPP参加を働きかける」(安倍総理)というような、小手先の交渉術や当座しのぎの取り引きでは、とても対応できない。(「カモ」とみなされるかも。)日米二国間の貿易交渉では、かつての「貿易戦争」を思い起こさせるような対日圧力と、TPPを超えるような市場開放要求が想定される。

 またトランプ大統領就任を前後して、国連仲介の和平協議とは別に進められてきたロシア、トルコ、イランによるシリア和平協議が合意された。今後の行方にはまだ不安定な要素も少なくないが、「アメリカ抜き」の国際関係は確実に始まっている。それが人権や平和といった普遍的価値を尊重するものになるのか、むきだしの権力政治が前面に出てくるのか。 

 「むきだしの権力政治がいっそう前景にせりだすなか(自分のことしか考えないアメリカ/引用者)、右でも左でもない日本国が、いま一度人権や平和といった規範に則って国の針路を見定めることができるのかどうか、正念場を迎えている」(遠藤乾 朝日11/24)

【課題の普遍性にどう向き合うか 

 課題先進国か衰退途上国か】

 トランプ氏の言動は、きわめて短期的な利害を狙ったものだ。「トランプ氏の自己利益第一主義の言動は、経済学的にみても合理的なものではなく、極めて短期的な視野に基づいていると言える。経済合理性を貫けば、能力や生産性を無視した差別やエコヒイキは長期的に必ず利潤を低下させ、市場での敗退を招く」(猪木武徳・大阪大学名誉教授 日経1/4「経済教室」)。

 だからこそ長期的な視野、価値や理念に足場を置かなければ、短期的な利害に振り回され、自分を見失うことになる。渡辺靖・慶應大学教授によれば、トランプ氏の「自己利益第一主義の言動」にすぐに反応して妥協する相手は「カモ」と見なされるようだ(http://blogos.com/article/207007/)。

 例えばパリ協定の不履行は、米産業界にとって短期的には温暖化対策のコストを免れることになっても、長期的には産業の衰退を招くだろう。

「フィナンシャル・タイムズの観察は、図らずも共産党政権は温暖化対策の世界のリーダーに押し出され、また国内の強いプレッシャーの中で、実は中国の産業の現代化が図られていくのではないか、というものです。日本がかつて石油ショックでエネルギー価格が高騰して、図らずも世界でも最高水準の省エネを成し遂げ、なおかつ産業上の成功を成し遂げたのと同じ状況に、中国もなるかもしれないということです。

これに対して、アメリカは自らの手で規制を緩めてしまい、エネルギーをジャブジャブ使う経済構造をそのまま続けることになった場合、今は費用負担から免れて楽になったと思うかもしれないが、それは決して長期的な勝利を意味するわけではないということです」(諸富 前出)

 日経ビジネス1/23号の特集は、「トランプに負けるな! トヨタ、GE、ダノンの動じない経営」だ。「米国でトランプ新大統領が誕生し、これまでのグローバリゼーションが修正を迫られる。その根底には、大企業が主導する資本主義の恩恵にあずかれなかった、無数の市民の不満がある。格差の拡大や地球温暖化など、企業活動は様々な社会問題の原因となってきた。だが、『ESG』『SDGs』『パリ協定』をはじめ、企業がリーダーとなり課題を解決する指針は整った。近視眼的な利益追求は社会との分断を大きくする。〝トランプの時代〟に動じない、長期視点が必要だ。企業と社会が価値を共有する『サステナブル(持続可能な)経営』。これが、新時代の競争軸になる」と。【ESG:環境(Environment)、社会(Social)、企業統治(Governance) SDGs:持続可能な開発目標】

(http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/NBD/15/special/011300558/?ST=pc)

 トランプ大統領の「つぶやき介入」で、目先の雇用は確保できるかもしれない。しかし例えば自動車産業では1999年から2015年の間に米自動車三社の生産規模は約300万台減ったのに対し、同時期に日韓欧の企業は米国内での生産も雇用も増やしている。米国勢の衰退はメキシコ移転よりも自国内の生産で海外勢に押された結果といえる(日経1/24)。

 その米自動車業界の新政権への要望は、オバマ政権での燃費規制の緩和とドル高是正(為替による輸出補助金に相当する)だ。ガソリンをジャブジャブ使う構造を温存したまま、輸出補助金に頼るようなやり方に未来はあるのか。柳川範之東京大学教授は「怠惰な4年になる予感がする」と述べている(日経 前出)。(これは日本にとっても同様。3―5面・諸富先生の講演参照。)

 エネルギーや環境の制約、あるいはグローバル化と再分配をめぐるガバナンスの再設計、人口減少・少子高齢化、脱工業化などの時代や社会構造の変化は、旧来型の産業やシステムの衰退をもたらすが、同時に新たな産業やシステムを生み出すイノベーションのチャンスでもある。イノベーションとは非連続性であり、従来の延長線上からの軌道の変更だ。規制や制約は、こうした軌道の変更へ向けたチャレンジを促す。

 今求められているイノベーションに共通するキーワードは、持続可能性といえるだろう。これに挑戦するなかからこそ、課題先進国への道は開ける。その挑戦に背を向けるなら、その先にあるのは衰退途上国への道だ。問われているのは、歴史的課題の普遍性にどう向き合うかだ。

  

【問われているのは、われわれなんじゃないか

 ~質のよい悪口か、情動的な多数の暴走か】

 大統領令を乱発するトランプ大統領だが、独裁者のように何でもできるわけではない。あくまで行政府のトップとしての法律運用の指令であり、法律を作れるわけではない。法律を作るのは議会だ。また最高裁で大統領令が憲法違反とされることもある。

 たとえばオバマケアも大統領令で廃止できるわけではない。立法措置が必要であり、それは議会の権限だ。共和党は上下両院で過半数を占めているが、上院の議席は民主党のフィリバスターを封じるには足りない。また廃止すれば二千万人が無保険者になるといわれるが、代替案については共和党内の調整が難航している。代替案なしに廃止すれば、有権者の反発は必至だろう。

 シリアなどからのイスラム教徒の難民の入国を禁じる大統領令も検討されているようだが、国籍や宗教による選別は憲法違反とされる可能性があるし、当然国際的な反発も呼び起こすだろう。あるいは不法移民保護政策を理由とした、自治体政府に対する連邦政府からの資金カットについても、ニューヨーク市長は、実行されれば法廷に訴える方針を明らかにしている。

 つまり「人々の感情を動員して最高権力者の地位に就いても、アメリカの政治制度には『大統領が権力を行使しにくいようにするための手枷足枷』が芸術的と呼ぶべき統治制度(多重的なチェック・アンド・バランス/引用者)として待ち構えている。人々の感情の烈風を受けた政治家の人格に、政治が過度に左右されないための建国者たちの工夫」(岡田憲治 日経ビジネスオンライン11/15)であるところの立憲民主主義を機能させられるかが問われている、ということだ。

 イギリスの国民投票がウソが横行する「デマクラシー」と言われ、アメリカ大統領選挙が偽ニュースサイトが拡散される「ポスト真実の政治」と言われたように、「事実かどうかなんて、どうでもいい」という怒りや憤りが政治的に噴出されるなかで、立憲民主主義を機能させるために問われていることは何だろう。

 不満や憤りを抑えることはできない。民主主義はキレイゴトではない。意見の違い、利害の対立がある以上、激しく議論を戦わせることは当然だし、そこに感情が伴うのも自然なことだ。問題は、「敵」に仮託して感情を表出するのか、「顔の見える」関係性のなかで感情を表出できるのか、ではないか。

 不満や憤りが、民主主義を鍛えるために必要な「質のよい悪口」になるのか、「情動的な多数の暴走」になるのか。民主主義を分断や憎悪を増幅させるツールにしてしまうのか、連帯と尊厳のためのツールとして深化できるのか。

 

 これはリーダーではなくフォロワーシップの勝負だ。民主主義がファシズムに転じた20世紀の教訓を、 21世紀のフォロワーシップの集積をめぐって決着をつけること、そこから次世代に引き継ぐべき、立憲民主主義の新たな地平を創りだす―それが民主主義のイノベーションだろう。

 「不安はある。ただ、問われているのは、われわれなんじゃないか、と。『私たちが彼を導く』ということなのかもしれません。大統領である彼が私たちを導くのではなく、私たちが彼をしっかり導くことが重要なんだ、と」。トランプ大統領の就任式に参加した元軍楽隊員(32年間で計7回、大統領就任式でファンファーレを鳴らしてきた)の感想だ。

 続けて彼はこう言う。「考え方はそれぞれ違う。私も大統領とは考えが違う。でも、私は彼を大統領として受け容れようと思う。考えの違う人も『だから(トランプ氏は)』と言って逃げず、もっと積極的に政治に参加して議論する必要がある。この就任式に民主党の議員が大量に欠席したのを、私は最初、仕方ないと思った。だけど今は違う。彼らは出席すべきだった。そして声を出すべきです。私ももっと政治には参加しないといけない。そう考えています」(立岩陽一郎/Yahoo!ニュース編集部 http://news.yahoo.co.jp/feature/489)

 大統領就任式でヒラリー・クリントンに執拗にブーイングを浴びせる人々がいる一方で、翌日のウイメンズ・マーチで同じ場所を埋め尽くした人々は、「彼は大統領になったんだから、退陣を求めるべきじゃない。でも、『彼とは違う』ということを私たちは示さないといけないんだ」、「トランプが勝って、恐ろしくて悔しくて悲しくて。でも、大統領になったんだから、しっかりやってもらわないと」と言う。(同前)

 これは「多様な人々の共生を可能とする基礎的条件である『寛容』と『知恵の交換』」(佐藤幸治「立憲主義について」放送大学叢書)という立憲民主主義の基本的精神を体現する、フォロワーの厚みと多様性をめぐる勝負だ。そしてそのためにこそ、中間層の厚みのある社会を目指さなければならない。

【立憲民主主義を支えるフォロワーの厚みと多様性 

 その主戦場は、くらしと自治の現場】

 立憲民主主義の基本精神を体現するフォロワーの厚みと多様性をめぐる勝負。その主戦場は、くらしと自治の現場だろう。

 20世紀の工業化社会は太い大きな対立軸で成り立っており、それに沿って形成された政党を媒介に民主政治のモデルが形づくられた。しかし現代の脱工業化社会では、たとえば一口に労働者といっても、いくつもの利害に分断されている。それらをまとめるような大きな対立軸は存在せず、細かく小さな対立軸しか存在しない。ここから生じる意見の違いや利害の対立にどう向き合うか。

 たとえば「保育園落ちた、日本死ね」は、待機児童問題という、すでに深刻だったにもかかわらず政治(永田町・霞ヶ関)が光をあてようとしてこなかった問題に注目させる契機にはなった。しかし国会論戦で何か深まったか? 

 保育園建設ひとつとっても現場では、周辺住民をはじめさまざまな人々の合意形成が不可欠になる。保育を必要としている保護者のニーズも、じつは多様だ。そして言うまでもなく、「子育て支援」は保育園だけで完結するものではない。「保育園落ちた、日本死ね」が提起した問題、そこに関わる「賛成・反対」や単純な多数決では決着のつかない多様で複雑な利害や意見の違い、そこから生じる感情の対立やギャップ…。こうした細かくて小さないくつもの対立や摩擦を、どういう場・共同性のなかで表出していくのか。

 異なる意見を否定したり、論破したり、排斥したりする―閉鎖性・同質性を求めることで成り立つ共同性なのか。忖度でも同調圧力でもなく、単なる多数決でもなく、利害の対立、意見の相違を、まずは「そういうものだ」と認め合うところから互いに議論できる―そういう関係性で成り立つ共同性なのか。こうしたことが、くらしと自治の現場では次第にリアルになっているはずだ。

 たとえば一昨年の安保法制をめぐって始まった「野党共闘」が、単なる選挙のための数合わせではなく、立憲民主主義の運動として地域で続いているところでは、こうした組織感覚がリアルな実践感覚になりつつあるのではないか。これまで接点がなかった、場合によっては対立した経緯もある組織や団体、個人が場を共有し、それを維持し続けようとすれば、「異なる他者」をまずは認め、その意識活動をとらえようとしなければ継続しない。

 また地方議会の会派は必ずしも、国政政党の下請け・上意下達だけで作られているわけではない。そうしたところでは、安保法制に限らず国政マターについての意見書の採択、あるいは地域の課題、予算案の修正や議会運営などをめぐって、会派間の連携がさまざまな形で試みられる。会派が違うのだから、考え方が違うのは当たり前。だからこそ「決め付け」ではなく徹底的に議論して、相手はなぜそう考えるのかを理解する必要があるし、その上で一致できるところを見出す努力をしなければならない。

 そこからは、単なる多数決ではなく、意見が違うからこそ、そこに政治(合意形成)の必要性があるんだ、という立憲民主主義の感覚が生まれるはずだ。何分の一という「頭数」としてではない議員の役割、決定過程―合意形成の重要性、「政治家は合意形成のプロ」(大島敦衆院議員 「日本再生」452号)などの意味がリアルになる。

 会派のマネジメントも「一致団結」「全会一致」を求めるのではなく、議論を尽くしたうえでなお残る違いを理由に関係性を断つことはしない、というものになっていくだろう。これは「ゆるい」関係性ではなく、主体を問いあうからこそ成り立つ信頼とリスペクトの関係性だ。

 コラム「一灯照隅」は、くらしと自治の現場での、こうした立憲民主主義の実践をめぐる試行錯誤を共有する場でもある。

 世代間のギャップや摩擦を世代間対立にしてしまうのか、お互いの理解への糸口にしていくのか。どうすれば分断的になる問いの発し方になり、どうすれば関係性を深める問いの発し方になるのか。無責任連鎖から生じるさまざまなマイナスの反応に、めげずに「あきらめない」持続性はどのように育まれるのか。「消費者として文句を言う」ところから始まるお任せ民主主義、消費者民主主義からの「参加」の分解のなかに、自治の当事者性をどう涵養していくか。その試行錯誤をどのように伝え、共有していくかetc。

 立憲民主主義のフォロワーシップを、くらしと自治の現場から着実に集積していこう。

(「日本再生」453号 2/1 より)

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囲む会のご案内  「凡庸の善で考え続けるために」

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◆第171回 東京・戸田代表を囲む会【会員限定】

 「TICADⅥと日本のアフリカ政策」

 2月13日(月) 午後6時45分より

 ゲストスピーカー 坂井真紀子・東京外国語大学准教授

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◆第172回 東京・戸田代表を囲む会【会員限定】

 「どうなる トランプのアメリカ中国」

 2月18日(土) 午後4時より

 ゲストスピーカー 朱建榮・東洋学園大学教授

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 同人1000円/購読会員2000円

◆戸田代表を囲む会in京都

 「立憲民主主義をよりよく機能させるために~憲法を論じる共通の土台をどう作るか」

 2月8日(水) 午後6時30分より

 コープイン京都

 講演とディスカッション 曽我部真裕・京都大学教授、福山哲郎・参院議員

             泉健太・衆院議員(予定)、隠塚功・京都市会議員

 1000円

 


石津美知子
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Index 

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東京・戸田代表を囲む会【会員限定】

「がんばろう、日本!」国民協議会事務所(市ヶ谷)

 同人1000円/購読会員2000円

◆第170回 

「集団的自衛権を考える」(仮)

 1月19日(木) 午後7時から

 ゲストスピーカー 篠田英朗・東京外国語大学教授

◆第171回
「TICAD Ⅳと日本のアフリカ政策」

2月13日(月) 午後6時45分から
ゲストスピーカー 坂井真紀子・東京外国語大学准教授

◆第172回
「どうなる トランプのアメリカと中国」

2月18日(土) 1600から
ゲストスピーカー 朱建榮・東洋学園大学教授

 
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◆戸田代表を囲む会in京都

 「立憲民主主義をよりよく機能させるために~憲法を論じる共通の土台をどう作るか」

 2月8日(水) 午後6時30分より

 コープイン京都

 講演とディスカッション 曽我部真裕・京都大学教授、福山哲郎・参院議員

             泉健太・衆院議員、隠塚功・京都市会議員

 参加費 1000円


石津美知子
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メルマガ♯がんばろう、日本!         №219(16.12.28)

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「がんばろう、日本!」国民協議会

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Index 

□民主主義のイノベーション、21世紀の課題先進国への挑戦。

「未来への責任」を地域に根ざして語り、ともに深める一年に。

 ●国境を超える民主主義のイノベーション 21世紀の課題先進国への挑戦

 ●「未来への責任」を担ううえで、私たちが向き合うべき問いとは

□「囲む会」のご案内 

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民主主義のイノベーション、21世紀の課題先進国への挑戦。

「未来への責任」を地域に根ざして語り、ともに深める一年に。

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【国境を超える民主主義のイノベーション 21世紀の課題先進国への挑戦】

 2016年は、第二次世界大戦以降で、もっとも民主主義の限界と欠点が明白になった年といえるだろう。民主主義は人権の尊重や社会的連帯のためのツールである一方で、憎悪と対立を増幅するツールともなりうるのだ。ファシズムと世界大戦をめぐる二十世紀の歴史的な教訓を踏まえ、二十一世紀の民主主義のイノベーションへの一歩を拓けるか。2017年はそれが問われる。

 二十世紀後半に民主主義が支持され、定着したのは、その理念の正当性によってというよりも、それが豊かな中間層を形成することができたからにほかならない。資本主義と民主主義は車の両輪となって、世界規模での「戦後民主主義」を支えてきた。しかしグローバル化の進展と新自由主義の台頭は、資本主義と民主主義の新たな矛盾を顕在化させている。

 「国家はグローバリズムを統御する主体としてではなく、これに棹差すようになったことで、課税権と金融市場のコントロールを自ら手放してしまった。その結果、自らの選択によって民主的な政府・統治が可能だとする政治的信頼も損なわれていくような、『二重のコントロール・ギャップ』(クラウス・オッフェ)によって民主主義の空洞化が進んでいる。中間層によって民主主義が支えられてきたのであれば、中間層の没落はそのままデモクラシーの後退を意味するだろう」(吉田徹「『グローバリズムの敗者』はなぜ生まれ続けるのか」 世界1月号)

 

 三月にはオランダで総選挙が、フランスでは四月から五月に大統領選挙、六月には国民議会選挙が、ドイツでは九月に連邦議会選挙が予定されている。2016年、EU離脱のイギリス国民投票、アメリカ大統領選挙に現れた「やせ細る中間層」の怒りや憤りが、さらに増幅されるのか。あるいは野放図なグローバル化をマネージすることと、国内の再分配政策を再構築することを組み合わせる包括的な構想を可能にする、政治の可能性―民主主義のイノベーションへの糸口を手にしうるのか。

 これは先進国だけの課題ではない。グローバル化のマネージや国内の再分配は中進国も含めた課題だ。ギリシャ債務危機、アジア通貨危機など、グローバル化の猛威により晒されるのは中小国であり、またロシア、中国といえども、そこから自由ではありえない。さらにグローバル化を放置したまま「99%対1%」といわれるような格差が野放しにされれば、国内秩序さえ脅かされることになるのは、先進国のみならず中国も本質は同じだろう。

 再分配も同様だ。グローバル化とともに少子高齢化、低成長、脱工業化といった変化に対応した再分配政策の再構築は、先進諸国のみならず中所得国にとっても「明日はわが身」であり、中国とて「他人事」ではいられない。資本主義と民主主義の再契約をなしうるかは、二十一世紀の課題先進国にむけた普遍的な挑戦だ。

 これは一国だけでなしうるものではない。国境を超えた民主主義のイノベーションの波、その相互連鎖を作り出せるか。私たちの民主主義も、その一翼を担えるかが問われている。

 「やせ細る中間層」の怒りや憤りの噴出は、新たな「政治の季節」の到来でもある。「特権的な5%、リスク意識を高め不安定な75%、社会的に排除された20%」(「分断された社会は乗り越えられるのか」今井貴子 世界9月号)という分断社会のなかで問われているのは、移民や外国人などに仮託しない形で生活や社会への不安を表出し、異なる他者と議論(闘議)できる場、関係性を作り出せるかだろう。生活の利害や社会への不安が否応なく政治化し、鋭く対立するように見えるときにこそ、政治が問われる。

 「……人間生活の政治化ということだと思います。『政治化』とは、イデオロギーということではなく、地域に根差した人たちがどうやったら生きていけるか、それを調整し組み立てるということです。~そうした本来のポリティクスないしは政治的経済によって、グローバル化に対抗する。アメリカで今回それを担ったのがサンダースの支持者たちでした。~(『アメリカ第一』のトランプのポリティクスに対し、『この地域の我われ住民』という/引用者)サンダースの訴求力がトランプのそれより少し弱かったとすれば、それは、結局『敵』をつくりだして自らの立ち位置を固める、そうした言説で支持者をまとめるほうが勝ちを占めたということでしょう」(西谷修「アメリカのない世界」 世界1月号)

 「敵」をつくりだす政治化か、「この地域の我われ住民」という政治化か。イギリスの国民投票でEU離脱派の合言葉は「コントロールを取り戻せ」だったが、グローバル化に対抗するナショナリズム―政治化にも二つの異なる方向性がある。

 「……『スコットランド独立投票は、ナショナリズムには民族的ナショナリズムと市民的ナショナリズムの二種類があるということをイングランドに示した』と言った。英国のナショナリストたちが『よそ者は出ていけ』と排外しているときに、スコッランドでは国の命運を決める投票権を在住外国人に渡していた。~中略~二〇一四年の英国とスコットランドはまったく違う形でアンチ・グローバリズムを表出させた」(ブレイディみかこ「ヨーロッパ・コーリング」岩波書店)

 「やせ細る中間層」の怒りや憤りの噴出を、どのように政治化していくのか。「トランプは問題解決にはほど遠いですが、彼のおかげで、問題を否定し続けることはできなくなりました。人々が利害を軸に集団をつくり、そのために進んで戦うという、生々しい意味での政治制度の復権。そこに私はまだ、希望を持っています」(シュトレーク 朝日11/22)。民主主義のイノベーションへの挑戦だ。

【「未来への責任」を担ううえで、私たちが向き合うべき問いとは】

  

 世界が第二次大戦以来の試練を迎えるであろうなかで、日本に生きるわれわれはどのように「未来への責任」を担っていくことができるだろうか。

 

 トランプのアメリカは、アメリカ主導の秩序に寄りかかっていさえすればよい、という「自明性に埋没した思考停止の蔓延に気付きを与える」(宮台真司 朝日11/25)だろう。「今の日本が混乱するのは当然です。絶望的な状況の自覚から始めるのです」(同前)。今回はこれができるか。

 中国大陸での場当たり的な戦線拡大から日米開戦に至る「あの戦争」の過程では、「絶望的な状況の自覚」すらできなかった。「自明性に埋没した思考停止の蔓延」からは、当事者性は生まれない。当事者性が欠落した無責任連鎖のなかでは「気付き」さえも生じない。ここを今回は越えられるか。

 「日本では開戦を軍部の独走と考える人が多いでしょう。~実際は、要所要所で戦争回避とは異なる選択を続け、自ら後戻りを難しくしたのです。政府や軍部にも開戦反対をほのめかす人はいました。しかし、身を挺し戦争に歯止めをかけようとする指導者はいませんでした。~開戦は多くの公式、非公式の会議を経て下されました。にもかかわらず、指導者層にことごとく当事者意識が欠けていました。東京電力福島第一原発の事故も新国立競技場の建設も、事後処理や決定過程が75年前と酷似しています。(責任の所在が不明/引用者)~開戦の決断を取り囲む状況を『空気』『雰囲気』でよりよく説明することはできます。しかし判断ミスや勇気の欠如は、自然発生しません。責任はあくまでも人間にあるのです」(堀田江理 朝日12/7)

 しかり。問題は「空気」ではない。責任はあくまでも人間にある。そしてフォロワーがフォロワーとしての責任を互いに問いあう型を持たなければ、リーダーの責任を問う作法は作れない(一億総懺悔→総無責任)。

 「国民の多くは対英米強硬論に与しつつ、同時に『戦争はぎりぎりのところで回避されるのでは』との希望的観測をも抱いていたのではないでしょうか。そのような意味で12月8日は『国民が国家の行く末に十全に関われなかった』ことを噛み締める日だと思います。

 『軍部の失敗』という総括は、現在、戦前期の軍部と同様の組織がない以上、実のところ痛くもかゆくもない総括です。そうではなく、社会に溢れているみせかけの選択肢を『本当の選択肢は何だったか』と置き換えて考える癖、言い換えれば『歴史に立ち会う際の作法』というもの、これが(日米開戦に至る/引用者)3つの失敗の事例から学べるものだと思います」(加藤陽子 日経ビジネスオンライン12/7)

 加藤氏は「本当の選択肢とは」と問うような態度の例として、次のように述べている。「(TPPについて)政府が私たちに示す選択肢が、『世界のGDP4割、人口8億の沃野に打ってでるか、それとも国内に引きこもるか』だとしても、その見せかけの選択肢の文句に惑わされることなく~中略~(日米両国が批准しなければ発効しないという)事実を前提として、なぜ日本政府が国会承認を急ぐのか、それを問うような態度を是非とも歴史から身につけたいと思います。『日米両国の批准がなければ発効しない協定が、アメリカの不参加にもかかわらず、承認を急がされるのは何故なのか』という形に、問いの形を変えていけばよいのです」(同前 12/8)。

 思考停止に陥らない問いの発し方。それは個々人の自覚だけでできるものではなく、人々の関係性のなかでこそ可能になる。イギリスの国民投票がウソが横行する「デマクラシー」と言われ、アメリカ大統領選挙が「ポスト真実の政治」と言われたように、怒りや憤りが政治的に噴出されるなかでは、「事実」や「真実」はどうでもよいものとされがちだ。ファクトチェックは大切だが、感情を事実や論理、合理的判断だけで納得させることは難しい。

 問題は、「敵」に仮託して感情を表出するのか、「顔の見える」関係性のなかで感情を表出できるのか、ではないか。遠くの誰かを全否定したり罵倒したりするのは簡単だが、目の前で話を聞いてくれる知り合いは、そう簡単に罵倒できるものではない。忖度でも同調圧力でもなく、単なる多数決でもなく、利害の対立、意見の相違を、まずは「そういうものだ」と認め合うところから互いに議論できる―そういう関係性のなかでこそ、事実は説得力を持つだろう。思考停止に陥らない問いの発し方は、そのなかで可能になるはずだ。

 「未来への責任」を担ううえで、私たちが向き合うべき問いは何か。

 「理念なきアメリカ、自分のことしか考えないアメリカという像は人をうろたえさせるかもしれませんが、その発想を持たなければ、世界はもはや未来をイメージできない。『日本の対米自立』と意気込む人もいるのでしょうが、右であれ左であれ、アメリカ的秩序に寄りかからずに自分の国はどうしていくのか、本格的に考えなければいけない時がきているということです」(西谷 前掲)。

 「『国体』とは、国の生き方そのものである。当座しのぎの外交的なパッチワークではなく、思想や原理が問われる。次の『国体』を構想するうえで鍵となるのは、普遍的価値との距離感だ。むきだしの権力政治がいっそう前景にせりだすなか(自分のことしか考えないアメリカ/引用者)、右でも左でもない日本国が、いま一度人権や平和といった規範に則って国の針路を見定めることができるのかどうか、正念場を迎えている」(遠藤乾 朝日11/24)

 「あの戦争」に負けた日本は、人類の多年にわたる努力の成果としての普遍的な理念に則って、国を復興しようと決意した。1948年から53年にかけて中学・高校の教科書として使われた「民主主義」(文部省)は、こう述べている。

 「民主主義を単なる政治のやり方だと思うのは、まちがいである。~略~すべての人間を個人として尊厳な価値を持つものとして取り扱おうとする心、それが民主主義の根本精神である」(西田亮介・編 幻冬舎新書)。

(「日本再生」452号 1/1 より)

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囲む会のご案内  「凡庸の善で考え続けるために」

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◆第169回 東京・戸田代表を囲む会【会員限定】

 「環境・平和・自治・人権~反公害運動からの社会運動の歴史と《今》そして《これから》」

 1月5日(木) 午後6時45分より

 ゲストスピーカー 寺西俊一・日本環境会議理事長 一橋大学名誉教授

「がんばろう、日本!」国民協議会事務所(市ヶ谷)

 同人1000円/購読会員2000円

*社会運動が途絶えたといわれるなか、日本環境会議は三十五年以上にわたって公害、環境問題を軸に活動してきました。その歴史的な歩みと集積、そのなかで闘いとられた「環境・平和・自治・人権」という視点、またこれからの課題などについて、同理事長の寺西先生にお話しいただきます。

◆第170回 東京・戸田代表を囲む会【会員限定】

 「集団的自衛権を考える」(仮)

 1月19日(木) 午後7時より

 ゲストスピーカー 篠田英朗・東京外国語大学教授

「がんばろう、日本!」国民協議会事務所(市ヶ谷)

 同人1000円/購読会員2000円

◆戸田代表を囲む会in京都

 「立憲民主主義をよりよく機能させるために~憲法を論じる共通の土台をどう作るか」

 2月8日(水) 午後6時30分より

 コープイン京都

 講演とディスカッション 曽我部真裕・京都大学教授、福山哲郎・参院議員

             泉健太・衆院議員、隠塚功・京都市会議員

 1000円

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2017年もよろしくお願いいたします。

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石津美知子
「がんばろう、日本!」国民協議会

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PDFファイル⇒一心太助の天秤棒2016年12月-14

短い演説でも、届いていたメッセージ
 昨日の日曜日は、午前中越谷市上間久里東自治会が主催する毎年恒例の餅つき大会が開催された。
会場となったふれあい公園には、自治会の多くの親子連れなどつきたてのお餅をほうばっていた。
私も一臼をつかせて頂き、来賓席で、お餅と豚汁を頂きながら、周辺自治会の役員の皆さんと話がはずんだ。
その中に、70才を過ぎた自治会役員の方がいて、既にサラリーマンを退職したが、現役の時はせんげん台駅で、私の演説を良く聞きながら出勤していた、とのこと。駅のエスカレーターを利用し、私の演説のフレーズが、よく整理されて入っていた、とも。
 私の演説は、起承転結が最低30分はかかるため通勤途中では、全ては聞けない。 
 それでも何らかのメッセージが届いていた事に、嬉しくなった。
また、首都圏に人口が集中し過ぎている事や、独居老人や子どもたちの貧困、地域での市民の関係性の再構築など次々と話が進んだ。
今社会で起きている様々な問題は、地域で可視化され、その解決策と担い手はやはり自治の現場にある事を強く認識した。
(12月5日)

個展開催の案内状を頂く
昨日の朝駅立ちは、北越谷駅西口で実施。
始めてすぐに、馴染みの散歩中の高齢男性が、市政レポートを笑顔で受け取り、何時もチラシは、全部楽しみに読んでいるが、文章が綺麗に整っている、と。
自分は文学に興味があるが、その点からも評価出来る、と。
良く読んでいるとの声は聞くものの、文章自体への評価は初めての事で少し驚いた。
午前8時30分頃に、高齢女性が近づいて来て、私の事分かりますか?と尋ねられたが すぐにはピンと来なかった。(時折こんな質問や出会いが駅頭では起る)
するとハガキに印刷された絵手紙の来年開催の個展の案内状を渡されて、思い出した。
3年程前やはり南越谷での個展を観させて頂いた。
最後にトップ当選ですね(こんなに毎日活動を続けているのだから)と付言され改札口に向かわれた。
(12月6日)

春日部市に在住の市民から差し入れ
 一昨日の朝駅頭は、せんげん台東口で、午前5時30分から開始。開始前は清掃作業をしてから市政レポートを配り始める。一時間程経過して、馴染みの30代前半の春日部市に住む女性から暖かいペットボトルの差し入れが。 師走に入り特に、この時間帯は寒さが身にしみる。しかし暖かく甘いカフェオレにホットしてやはり身にしみた。 終了後12月議会の本会議場にむかった
(12月8日)

差し入れのリンゴは、産地直送
今朝の駅立ちは、大袋駅西口で開始。午前7時40分頃に50代後半のサラリーマンから、袋に入ったりんごを頂いた。信州にりんごの木を所有しており、先般りんご狩りをして沢山あるので、上げます、との事。それは、他の方に差し上げるものではなかったのですか?と尋ねたが、いいんですと素朴な色のりんごと気遣いに感謝です。
午前8時過ぎ60代の女性から、最近福島からの避難者にいじめが有って心配している。友人に仙台からの避難者がいるので。もし越谷市で起きたらちゃんと対応してもらえるのか、との事。学校での対処が基本だが、場合によっては教育委員会や議会でも、と答えた。
(12月8日)

文教大学の定期演奏会へのお誘い
昨朝の駅立ちは、新越谷駅東口で午前6時から開始。午前8時過ぎ馴染みの30代のサラリーマンから熱い缶コーヒーの差し入れが。
缶コーヒーを握りしめるだけで、冷え切った体に血が流れるようだ。
午前8時30分過ぎ駅頭の終了後、街宣用具を片付けていると、文教大の女学生から声が掛かった。
その学生は、文教大学管弦楽団のメンバーで、12月17日(土)午後6時、サンシティ越谷市民ホールでの定期演奏会の案内チラシを配布しながら、参加を呼び掛けるものだった。無料なので、回りにも声を掛けて下さい、ともお願いされた。演目は、ブラームス 交響曲第1番の他2曲。        
(12月14日)

がんばっている議員は、発言制限が
今朝の駅立ちは、蒲生駅東口で午前6時から開始。午前6時30分頃歩行器を押しながら高齢女性から話し掛けられた。夫は83歳で検査入院で院内感染し三か月になり現在も入院中。  自宅は世田谷区だが介護のため娘の家がある越谷市蒲生で身を寄せている。
毎日報道されるニュースは嫌な事ばかり。自分も以前転んで骨を折ったため娘が心配して、出かける時は歩行器が欠かせない。あたなを応援したいが越谷市民でないので残念。世田谷でも、困っている市民のお世話を良くしている区会議員がいるが、そんな議員は議会内では少数派で発言が制約されている、と。私で少しは話し相手なったのだろうか?  (12月19日)
  
「どうゆうかい」を勘違い
昨日の夜駅立ちは、せんげん台駅東口で午後7時から午前0時まで5時間で実施。年末なので、馴染みの何人もの市民が忘年会の帰りで市政レポートを受け取って行く。9時過ぎに60代の男性から、どうゆうかい?と話し掛けられたので、どの様な会派なのかと聞かれたと思い、無所属です、と返答。
いいや同友会(中小企業家同友会)の会員OBとの事。私も会員なので、なるほど全くの聞き違い。づーと私を支持して来た、と笑顔で帰って行かれた。午後11時にもなると居酒屋やパチンコ屋のアルバイトの呼び込みもいなくなる。ただタクシー乗り場の客は途切れる事はなく午前0時を迎えた。   (12月26日)


PDFファイル⇒一心太助の天秤棒2016年12月-13

朝から、再び泥酔おじさんと遭遇
今朝の駅たちは、大袋駅西口で午前6時から開始したが、30分もしない内に遠くから聞いたような口調の男性の怒鳴り声が聞こえて来た。
もしかしたらと思ったら案の定、先般新越谷駅の朝駅立ちで絡んで来た高齢男性で、泥酔状態でやっぱり絡んで来た。
暫くは、相手をせずに市政レポートの配布を続けていたが、例によって通勤客に罵声を浴びせる。それでも、私が相手にしないので駅階段に座り込み、携帯電話を片手に「もしもし警察ですか。白川という市議が選挙中でもないのに、朝早くから活動しているので、迷惑している。なんとかしてくれ」と、電源を切って話し始めた。
 私は笑をこらえて黙って聞いていたが、あまりに続くので階上にいる駅員に対処をお願いした。
すると若い駅員がこの男性に、通勤客が迷惑しているので止めて欲しいと、話をしたら階段からは離れたものの、歩道上に留まっていた。
しかしそこは、駅構内以外の場所であり、駅員はそれ以上の規制が出来ないのか、私に警察に通報するしかないですね、と言い残して駅務室に戻っていった。
すると、今後は演壇の机に上に置いてある市政レポートを散らかし始めた。さすがにこれ以上のやりたい放題を止める必要があるので、市政報告の活動を妨害しないで欲しい、とお願いするが聞く様子がないので、更に強く「おじさん何やっているんだ。」と顔を近づけにらんだ。
 すると、みなさんこの市議が私を恫喝しています、と回りにわめき散らした。こんなやり取りをした後、少し離れた歩道のフェンスに寄りかかっているところに私服の50代の男性と話していた。
同時に私のところにも30代の男性がやって来て件の男との関係を尋ねられた。
実はこの二人は埼玉県警の刑事で、通報があったため駆け付けた、との事で、その後さらにパトカーで二人の制服警官がやって来て4人で、この男性を取り囲んで何やら話し込んでいた。
そして午前7時30分頃私に二人の私服警官から事情の説明をして頂き、身内の組織力を発揮して、この男性の自宅を特定したからこれから車で送り届ける、とのこと。(越谷市以外の居住らしいが、詳しくは教えてくれない)
朝早くから4人もの警察官に面倒をかけてしまったが、別れ際に一人の警察官が、こんな市民にはあまり係らない方がいいですよ、と忠告?された。やれやれ面倒な一日が始まった。
(11月4日)

地震で大揺れの朝に共有感が発生
昨朝の駅立ちは、せんげん台駅西口で、午前5時30分から開始。始めて30分後エスカレーター近くの路面が揺れ始め、ビルの壁が波打ち、閉められシャッターはガタガタと音を出した。
しかも、時間が長く続く。地震に襲われていた。勿論市政レポートの配布は中断して、歩道上に移動して様子を伺っていた。
すると、同じ様に驚きながらスマホを盛に操作していた30代の女性から話しかけられた。
 地震ですよ、地震、怖かった。福島が震源地で5ですよ、と。お互い治るまで静観していたが、小さな共有感を持った。
見ず知らずの他人同士だったが危機的状況では何だか通じ合うものだ。
帰り際に、頑張って下さい、と励まして頂いた。やっぱり大きな地震が発生して、歩道が波打つ程だと緊張感に襲われるものだ。 
 (11月23日)

時々バッティングする朝の駅頭
昨朝の駅立ちは、越谷駅東口だったが、午前7時30分頃馴染みの40代サラリーマンから、暖かいペットボトルの差しいれが。
毎回この駅では、必ず頂いている。有難いが恐縮してしまう。寒さが厳しいため、2時間30分の活動にホットする。この日は、公明党市議団と街宣活動が重なった。
事前に、自民党や民進党の街宣活動に重ならない様に、駅を選んで駅立ちをしている。
ただ公明党市議団の日程までは、把握しておらず、時々バッテングする。その場合でも出来るだけ譲る様にしているが、先方が場所を移動する事もある。
この日も少し離れた所で、活動して頂いた。(11月26日)

15年以上の支持が継続している現実
昨朝の駅立ちは、蒲生駅東口で実施したが、午前6時30分頃60歳過ぎの男性から話しかけられた。
名前はなんといったか、知人の、う〜ん思い出せないが、選挙では、あなたにずうーと投票して来た、と。
それは、ありがとうございます。15年来のご支持ですね、と私。そうだ、と少し誇らしげだった。
時折、市議選で、初回5票差で落選した時から、投票して頂いている市民に出会う。日頃特別な関係ではないのに支持が持続している。
きっと私の活動を何処かで見ているのだろう。今朝の駅立ちは中止。午前8時から永田町で、 法政大の水野教授の、「アベノミクス、マイナス金利」勉強会参加のために電車で向かう。
(11月29日)

下流老人の問題は、人ごとではない
先週金曜日の朝駅頭は、越谷駅西口で実施したが、開始早々馴染みの40代の大きな白い犬と散歩中のサラリーマンから話し掛けられた。
何時もの様に1000円のカンパも。これまで4、5年前から私のチラシや活動に興味を持っていた。他の議員と比較して、とても親しみがあり、分かりやすい。
あれをやった、これを作ったとの他の市議の内容のチラシには、何の関心も起こさない、とも。朝散歩をした後、午前9時前から午後8時までの勤務である事や越谷に住んで10数年になるなど話が弾んでいる所に、自民党衆議員の秘書さんから話し掛られた。
駅頭が重なったため、どうしましょうか、との事。看板の設置やチラシ配布は自由にやって下さい、と私の返事。そのため西口は勿論、東口でも活動が開始された。
事前に駅頭の場所を確認したつもりだったが、見落としていた様だ。更に馴染みの60代前半の自転車に乗った男性から声が。
何時もがんばっているねー、と親しみのある笑顔で。こんな小さな声援に支えられている。
しかし、70代前後の男性がつかつかと歩きながら、こんな朝早くから何やっているんだ、と、怒鳴りながら通り過ぎて行く。
このため、後ろ向きの男性に、何ですか、市政報告をやっているんですよ、と大きな声で呼びかけた。すると例の反応で全く振り向きもせず足速に去っていった。
どうして会話や対話をしようとしないのだろう。何時だって私は話を聞く姿勢は持っているのに。
午前8時20分頃、70代後半の4人連れの女性が近づいて来たので、チラシを渡した。
12月13日に開催する下流老人の著者藤田先生の講演とシンポの案内チラシがあったため手渡した。するとそれを見ながら、最近一人暮らしの老人が多い、また自分達もそうなっていくし、子どもたちの貧困も心配だ、との話。
 問題は日常的に浮上している。
午前8時30分過ぎに街宣用具を片付けていたら、自転車整理のシルバー人材センターの馴染みの高齢者から陳情を受けた。それは越谷駅の工事が始まって随分立つが、工事のために大きな木枠があちこちに設置しているため、視野が狭く歩行者が物かってしまい危険なので早く工事を完了して欲しい、との事。
そうですね危ないですね。ただ東武鉄道の工事なので直接は、市の管轄ではないのですが、と返事。それは分かった上でのお願いです、と付けられた。 
(12月5日)